2019年5月30日木曜日

Hyper Clean EE-6310

梅雨の時期が近づいてきました。

普段レンズやフィルターの清掃はエタノールでやっています。

でもエタノールは量が難しい。

そこで有名なEE-6310を購入してみました。


送料と代引き手数料を含めると4,000円超ですが、容量を考えたら高いわけではないです。

梱包手数料がかかるのもネット付きなので仕方がないかも。

揮発性が高く、沸点が60℃くらい?のようですごく冷たいですw 夏向き?

あまり使わないレンズで試してみたらすごい! すごく拭きやすいです。

でもそのままだとちょっと揮発が早すぎるのでエタノールと混ぜた方がよさそうです。

エタノールでは怖くてできなかったセンサークリーニングもこれなら楽勝です。

特にFE1224Gはフィルターが付けられないので埃程度ならブロアーでいいけど、さすがに汚れが付着してきます。

これで清掃がやりやすくなりました。

4,000円なら安い買物だと思います。 いや高いな・・・

HDRをYoutubeで見られるように

普段は昼間はHLG、夜間はできるだけS-logで撮っています。

昼間がHLGなのはISO100か125スタートだからです。

晴天屋外だとND16を使って1/60だとF2.8~F4.0くらいになるはずです。

ISOは100~800くらいまでは特にノイズを気にすることはありません。

A036やFE1224Gはこれで十分、S-log2だと昼間はかなり厳しくてF8.0くらいになってしまいます。

FE135GMを開放付近で使うにはISO100~で最悪SSを1/125にしたりしています。

夜間でもF1.8だとISO800スタートなS-logだと露出オーバーになることがあります。

プロファイルにはいろんな設定があるので一概にどっちがどっちとは言えませんが、S-logは最終出力がRec709で8bitであってもトーンジャンプしたりするだけです。(これも大きいですが)

ところがHLGはカラーがBT2020を使用するので色彩のコントラストが大きく変化します。

Rec709では再現できないので結果的に色彩コントラストが低い、色が薄くなったような絵になります。

それじゃあ彩度を上げたらどうだろう? 試すと見られたもんじゃありません。 当たり前ですが。

実際には違うけどS-logはトーンカーブを圧縮して記録、編集時に伸張させて戻す感じ。

S-logはdbxと言えば分かる人には分かるかもしれない。

一方HLGはガンマも違うけどモニターの対応が必要というところが大きく違います。

HDR対応モニターはiPhoneXsだけしか持ってません。

昨日購入したiPad miniもHLGの表示は問題なかったけどHDR対応というわけではないみたい。

iMacはHDRとは無縁です。

とりあえずYoutubeで見られるようにするにはBT2020、10bitで書き出してツールを使ってメタデータを埋め込むということまで分かりました。

そこで素材をFCPXで書き出してみました。

そのファイルにツールを使ってメタデータを埋め込んでYoutubeにアップしてみると・・・ダメでした。

色空間を変更してもダメ、もちろん10bit出力です。

それならDavinciresolveでというわけで書き出したファイルにメタデータを埋め込んでアップしてみるとHDRで再生されました。

しかしメタデータを埋め込まないとやっぱりダメでした。

それとPCだと4kが選べません。

iPhoneで見た感じではすごい色彩コントラストです。 すばらしい。

さらに色んなパターンでアップしてみましたが、1つだけPCでは4k可能、iPhoneでHDRという設定がありました。

でも色彩は破綻して極彩色でした。

理想はHDRでSDR環境では4kが選べることです。

もう少し調べてみますがHDRだと60pがベストかもしれない。

それと色彩はすごいんだけどそれだけの絵になってしまいそう。

いろいろ試してみようと思います。

2019年5月28日火曜日

BT.2020の罠

罠じゃなくて知らなかっただけなんだけど・・・

現状YoutubeではHLGに対応しているけどメタデータが含まれていないと4kで再生されないようです。

方法はYoutubeのヘルプに載っていたのでHLGで4kは可能なはずです。

でもどのみちアップロードし直すなら今回はRec709で書き出して別の動画としてアップロードしました。

内容は1フレームの違いがない全く同じものです。

でもグレーディングからやり直しています。 めんどくさかった・・・

今回は編集の方法を変更したのでこんな事もあろうかとFCPXのプロジェクトは残したままでした。

それにしても色の違いがすごい。

BT.2020だと極彩色まではいかないけどすごい派手。

しかし彩度を上げただけではこんな発色にはなりません。 帯域の違いなんでしょうか。

HLGのままアップロードできればいいのだけどこの辺の事情はまだよくわかってません。

Rec709で彩度を上げると破綻するし、結局8bitなのは変わらないので難しいところです。

まぁでもISOの都合もあるのでS-logは夜間限定にしたい。

ちょっと調べてみていろいろ試してみようと思います。

※ 追記

そういえばHDR対応のモニターを持ってました。 iPhoneXsです。

そこでアップした動画を比べてみたらおもしろい結果に。

なんと全く同じです。

グレーディングが違うのですが、色調は同じでトーンカーブだけ違う程度です。

帯域内で表示できるモニター(iPhoneXs)とiMacでは見え方が全然違います。 当たり前だけど。

こうなるとdaVinciresolveで書き出せば簡単にHDR動画をYoutubeで見られるというわけです。

4kが当たり前で4k最優先でしたが、HDRなら解像度よりインパクトが高いです。 iPhoneだと4kの意味がないし。

α7RIIIならフルHDで120fpsで撮影できるし・・・

これは試す価値がありそう。

将来的に4kHDRの再生環境が整うことがあれば主流になるはず。

ちょっと試してみようと思います。

2019年5月26日日曜日

郡上八幡の撮影を振り返って

今回もリュック型のAW400を背負って散策しながらの撮影でした。

いつもと違うのはホワイトバランスをオートにしたこと、それと今までの反省から露出をシビアに設定しました。

ホワイトバランスは撮影を始めたのが朝だったことと、全く雲がない快晴だったので気分でオートにしてみました。

ガンマはHLGで露出はいつもマニュアルですが、やっぱりオーバーには弱いです。

極力オーバーにならないようにしました。

城の内部以外はSTCのND16を付けてましたが、シャドーが潰れ気味でもISOが低くいのでかなりマシになったと思います。

さらに出力カラーをBT2020にしています。

FE1224Gは特に問題なし、A036もほとんどOK、でもFE135GMはちょっとブレが多かったです。

RONIN-Sのパラメーターはそのままで、カメラをピッチ軸に寄せてバランスを出しています。

ピッチ軸は1回目の交換では調整したけど、それ以降はそのままなのでバランスが取れてませんがバランスを取らなかったほうがブレが少なかったです。

ローアングルグリップは1回も切り替えませんでした。

グリップなしでも指がかかるのでローアングルで走るようなことでもなければ必要ないです。

ストラップで移動は楽だけどローアングルアームがみぞおちに当たります。

それと電源を入れたままだとYaw軸が動いた時にストラップに引っかかることがありました。

後半はストラップを外すために片手で保持することすら大変だったので、対策するより鍛えろってことです。

あとリモートコマンダーでONとOFFを間違えたカットがありました。

これは画面を見ずに操作したからなんですが、FE135GMを付けていたときなので視野に被写体を入れるのに夢中になっていたからでした。

まぁでも指が届くようになったし邪魔なケーブルが不要になったのでよかったです。

編集したけど今回はちょっと長め。

これを1分30秒くらいに編集できたらいいんだけど・・・これが一番難しい。

というわけで動画はこちら。


郡上八幡での食事

郡上八幡での撮影は体力があるうちに動画、休憩後にスチルという流れでした。

機材はいつものRONIN-Sとカメラでレンズが1本増えたせいでかなり重くなりました。

ストラップのおかげで移動はそれほど苦にはなりませんが、段差がある階段とかは視界が悪くてちょっと危ないですw

暑かったので食欲がなかったけど有名?な飛騨牛コロッケを食べました。 200円。

味は・・・普通のポテトコロッケやんw  牛肉入ってんの?ってくらいのポテトコロッケでした。

おいしかったけど200円はないわー。

スチルに切り替えてから古民家を改装した喫茶店へ。

これはもう暑すぎて避難したといった感じでした。

氷カフェオレ?が店頭にあったメニューに載っていたと思ったけど、入ったらそんなのはないですと・・・あれ?

まぁいいやとイチゴ・オレで。


味は甘くなくてよかったです。

その後撮影しつつ河原で顔を洗ってました。 暑すぎる!


ここは川に石が敷き詰められていて水深はすごく浅いです。

真夏の水浴びには最高かも。

そして食事をどうするかiPhoneで検索。

暑いから蕎麦に決定。


大盛りで税別1,600円。

驚くのはワサビ。

ただ、箸とワサビは持ち帰らないでくださいと注意書きがありました。 そりゃそうだろうw

このワサビだけで1,000円しそう。

箸は竹箸で割箸で食べるのとは全然違ってよかったです。

蕎麦はおいしかったけど信州ほどではなかったです。

有名な観光地だけど踊りがない期間は結構空いている感じでした。

河原は町内会?で清掃されているようでやっぱりここでもゴミは落ちてなかったです。

それにしても動画撮影は体力勝負だなぁ。

郡上八幡も距離は100kmしかありませんが、一泊した柿田川とは比較にならないほど疲れました。

これからの梅雨〜真夏はどこかエアコンが効いた室内を観光したいですw

2019年5月25日土曜日

そうだ、郡上八幡へ行こう

今週末は天気予報で晴れ、しかも暑くなるとのことでした。

柿田川と同様に清涼を求めに郡上八幡へ行ってきました。

目的はもちろん動画撮影です。

行きに道を間違えてちょっとブルーになりましたが朝6時発で渋滞はありませんでした。

かなり混むんじゃないかとやや遠い有料の市営駐車場へ停めましたがまさかの一番乗りw

到着したのは7時過ぎだったので考えてみたら店がまだ開店前だったようです。

朝は涼しかったけど明らかに日差しが強い!

9時頃には滝汗・・・

有名な飛び込みの橋とかを見つつ郡上八幡城へ。

機材が重くて階段はきつかったので車道から城を目指しました。

距離的にはそれほどでもなかったけどここでかなり疲れました。

城は・・・うーん、まぁこんなもんでしょうか。 夕方とかだと最高かもしれない。

外界に戻って散策して休憩してからスチルに切り替えるために一旦駐車場へ。

もうその頃にはヘトヘトでスチルはちょっとイマイチというか体力が足りませんでした。

帰りも道は空いてて14時半には帰宅できました。

郡上踊りの期間など夜間が本場だと思うのですが、また機会があれば行ってみようと思います。


有名な水路がある通りです。 135GMで。


河原へ続く細道の横にあった店の看板が・・・思い切って切りすぎたかもw

これも135GMです。



城の天辺の内部とそこからの眺め。 1224Gで。

周辺落ちを補正しすぎたかも・・・


135GMで。

低速シャッターは大失敗。

なんだかこのレンズ、すごくブレやすい気がする。

それにしてもクリアな描画です。


河原で自撮りしてた年齢不詳のギャルたち。

135GMで12〜15mくらい離れて開放です。

この距離でも原版を見ると髪の毛までちゃんと解像してました。 恐るべし。


寺の横にある水路に鯉が泳いでました。

ちょっと汚れたように見えるけど水はすごくキレイです。

A036で。


これもA036

河原には自由に入れました。

このくらいキレイだと飛びた込みたくなります。

今日はGoproを持っていかなくて失敗だったかも。

現像は映えるようにしたけど見ただけでやる気というか体力の無さを感じます。

動画はこれから編集だけど明日以降にしよう。 かなり疲れました。

2019年5月20日月曜日

解像度が高いと困ること

土曜日の走井山公園はRONIN-Sでのテストがメインだったのでスチルは少ししか撮ってません。

その内容はSTCのND16が影響あるかどうかです。

ピントが浅いことによる歩留まりの悪さは、AF-Cがレリーズ優先になっていたのでその関係かもしれません。

今回はフォーカス優先で撮ってみました。


何とか瞳に合っているようです。

ですが他の写真のほとんどは微ブレばかり。

ND16なのでISO100だと1/15〜1/80くらいが多かったのが原因です。

手ブレもあったけどそれより被写体ブレが多いです。

途中からISO800にしてこの写真は1/640でした。

ピクセル等倍ではちょっと判りにくく、2倍にするとハッキリ見えてきます。

微細なブレやフォーカスのズレもこのレンズだと見えてしまいます。

AF-Cの優先はレリーズの方が間違いなく、フォーカスだけならかなり合ってきたという感じです。

STC ND16も画質の影響は判りませんでした。発色は悪くなるけど・・・

今度は135GMと70−200Lの比較でもしてみようかな。

2019年5月18日土曜日

RONIN-SにFE135mmF1.8GMを載せる

昨日の夜からすごい風で今日も嵐のような天気でした。

135GMをRONIN-Sに載せて試そうと考えてましたが、雨が降ってもいいようにいつもの走井山公園にしました。

昼間でもかなり暗かったけどF1.8開放だと露出オーバーになるのでSTC ND16を使用しました。


デカイけど2470GMと同じくらいかな?  そうなると2470GMで撮影するのは大変そう。

さすがに135mmだと走るわけではないのでグリップが生きます。

しっかり保持すればカメラ単体の手持ちより確実に揺れが減ってジンバルの効果はあります。

歩く場合もブレに比較すれば上下動は目立たなくなるので、被写体を捉えることができれば意外と使いやすいです。

それにしても重い。 くっそ重いです。

カメラバッグを背負ってなかったのでストラップは首にかけましたがベルトホルダーもないので短時間でもきつかったです。

SmoothTrackは普段のままだったのでちょっと扱いにくかったです。

フォーカスはもちろんオートでエリアはワイドです。

大きく外れることはなかったけど、ボケが大きすぎるのでタッチでロックが便利かも。

リモートコマンダーは録画のON、OFFにしか使ってませんが指が届くので便利です。

マグネットの影響は全く無かったみたいです。

ローアングルグリップはすごく便利になりました。 135GMだとちょっと生かしきれてませんが・・・

かなり適当に撮ったテスト動画はこちら。


この茶トラ、会うのは久しぶりです。

最近は4匹しか見かけませんでした。

こいつは近寄れるけど、近寄ると何故かこちらを振り返りながらゆっくり歩いてかなり移動します。

前に見かけた時、α7RIIIでEF17-40mmを試した時でしたがその時も同じ行動をしてました。

何か見せたいものでもあるのでしょうか?w

毛並みがおじいちゃんのような目が細いネコはかなり人に慣れているので、近寄ると向こうから足元まで寄ってくるので135GM向けではありません。

ただ、寄ってくるのを確認してから後退するとそれ以上は寄ってきません。

縄張りから出ないというか出られないような行動をします。

私が付けた名前ですがアシュラとブサイクは全く近寄れません。 寄れても1.5mくらいまでで触ったこともないです。 今日は出番なし。

2代目ボスは相変わらず。こいつはあまり動きません。

前に居た顔つきがボスネコの子供だと思いますが顔がそっくりw

ボスはすごく慣れてたけど・・・今は見かけません。

黒も痩せてた方は慣れてたけど見かけないなぁ。

シャムも居たけど今は見かけません。 シャムは美猫で走井山公園には似合わないw

猫カフェもいいけどやっぱり地域猫のほうがおもしろい。

2019年5月17日金曜日

Zhiyunをパクる

セットアップキットにはやられましたが、アイデアはすごくいいZhiyunのスタイルをパクってみました。

この手のアイデアはすぐ真似されるのが中華のおもしろいところです。

それこそ各社一斉にやりますw

パーツはAmazonで。 到着まで二週間以上かかりました。

グリップが分割で固定方法が不明だったので改造するつもりでの購入です。

届いてすぐバラしたら1/4のネジ穴があったので無加工でセットアップキット化できました。

そこでセットアップキットを使ってミニ三脚をローアングル用のグリップにも使えるようにしました。

と言うかそうしないと眼の前にグリップが増えるのですごく邪魔になります。

木製グリップ付近に付けたQDスリングも負荷を考えて安全なローアングルグリップに付けました。穴を開けたくなかったので加工が大変でした・・・

レンズサポートはRRSのL型のために2階建てになってしまったクランプの剛性対策です。

正直微妙なんですがあった方がいいと思います。 135GMには必須。

リモートコマンダーはステーを作って最初はマジックテープで試しましたが、フニャフニャで操作感が悪かったのでマグネット式にしました。

ケーブルが邪魔だったのでワイヤレス化したかったのです。

どうせRONIN-Sのアプリから撮影なんてしないし。

MFにできるのは便利だけどフォーカスは全く使い物になりません。

ズームは赤外線式でもできていたので目新しくはないけど結構便利です。

でも一番操作したいのはISOだったりします。

リモコンの+と−のボタンにISOを割り当てできたらすごかったのに。

スマホだと片手では操作できないし。

操作系はまだまだ改善の余地があるけどグリップはすごくよくなりました。

RONIN-Sは吊り下げにしようとするとやりにくいし重すぎてスっぽ抜けそうで怖いですw

バラして接着したセットアップキットも少し不安だけど。

それと容量1/3でいいから小型のバッテリーが出ないかな?

バッテリーが小型になればすごく軽くなるのに。 あんな容量不要だし。

とりあえず紹介の動画を撮ったけど、今回は動画内での説明はしていません。

使い勝手は人それぞれなのでどうでもいい人にはどうでもいいからです。







2019年5月16日木曜日

OSMO Action

DJIからアクションカムであるOSMO Actionが発売になりました。

事前に噂がありましたが、これでとうとうGoproと決別した感じです。

Phantomにカメラが付いたのは2代目だったかな?

その頃はまだトイカメレベルでしたが、その頃から自社製のカメラを展開していくという方針がはっきり出てました。

かつてはGopro用ジンバルもありましたが・・・ドローンで失敗したGoproにとってはかなり強力なライバルと言えるでしょう。

スペック的には長時間露光ができたりしますがほぼGoproと同じで形状もそっくり。

SONYのようなスリムなタイプもメリットがあるけど、四角の方がマウントしやすいと言っていたGoproだけあってある意味業界標準になるのでしょうか。

価格はGoproより安いのですが、Gopro7は3,000円ほど値下げしているみたいです。

それでも6,000円ほどの差があります。

OSMO ActionはHDRでの撮影ができるけどその場合は手ブレ補正がOFFになるそうです。 おしいなぁ。

これが手ブレ補正がONのままでHDRが撮れたら買っていたかもしれない。

今はGopro4なのでどっちを買ってもバッテリーも変更になります。

Goproは9月だったっけ? そのうち新しいのが出てくるはずなので、特にすぐ必要じゃないので待つことにします。

同じ価格帯のライバルが居れば必ず価格も動きがあるはずです。

特にDJIは代理店泣かせのいきなり40%OFFとかやったりするかもしれません。

最近のスマホの進化はすごいのですが撮れた写真はみんなHDRでちょっと笑えてきますw

Appleもその波に乗っちゃうのかな?

DJIは急成長した企業で勢いだけは間違いなくトップクラスです。

さすがにフルフレームのミラーレスボディを作るには時間がかかると思いますが、Hasselbladの事もあるので買収という形で動きがあるかもしれません。

それとやっぱりGoproが気になります。

やっと盛り返したと思ったけど・・・どうなるやら。

2019年5月12日日曜日

手持ちレンズの評価と次のレンズの考察

135GMの衝撃が強すぎて今の所付けっぱなしになってます。

たぶんこの先1年くらいレンズは買えそうにないので、手持ちのレンズを細かく再評価しつつ次のターゲットを考えようと思います。

でもレンズは全てのレンズに影響してくるので選択は難しいです。

一応Eマウントで普通に使えるレンズ=手持ちレンズ全てになります。

まずAi MicroNikkor200mmF4(IF)

このレンズは中古で35年くらい前に購入したものです。 立派なオールドレンズです。

EDではないけど意外とシャープで遠景の描画も悪くないです。

ピントリングのグリスが切れてスカスカになってます。Nikkorあるあるです。

Nikkorがこの1本だけ残っているのは別にして、α7RIIIでは使用したことがありません。

Microだけど1/2までなので、それならEF100マクロを使うということです。

使うことはないだろうけどアダプターでEOS 1Dmk2でも使えていたので息の長いレンズです。

次はEF17-40mmF4L

EOS 10Dと同時に購入しました。

CanonのAPS-Cは1.6倍換算なので27〜64mm相当で標準ズームとして使用していました。

当時の印象はOLYMPUS E20から買い替えたので流石に一眼レフだけあって描画はよかったです。

フルフレーム用を中央部だけしか使わないので特に気になる所はありませんでした。

ワイドズームでLだとすごく高かったので比較的安価なこのレンズは人気があったようです。

1Dmk2になって22〜52mm相当として使え、たぶん一番使用時間が長いレンズだと思います。

α6300でもよく使用していましたが、α7RIIIでやっと本来の画角で撮れるようになったのに数回使っただけで最近は使わなくなりました。

周辺部はかなり流れる印象でα6300+E1018と比べても見劣りする感じです。

意外と寄れる&APS-Cでは使えるので今でもα6300でよく使用しています。

次はEF70-200mmF2.8L(IS)

IS初代の70−200です。

購入した当時でも開放はちょっと甘いと思いました。

意外と寄れないレンズでちょっと重いです。

1Dmk2だとサービスセンターでしかフォーカスの調整ができないのですが、少し後ピンのようなそうでもないような・・・結局他のレンズはよかったので調整せずに使用しています。

使用頻度はそれなりで、使う焦点域は100〜135mm付近か200mmがほとんどでした。

135GMを選んだ理由の一つです。

今でも使ってますが135GMで代用できそうなので使用頻度はかなり下がりそうです。

次はEF50mmF2.5コンパクトマクロ。

EF50mmF1.8をマクロにしただけのようなレンズです。

中古で購入しましたが描画は悪くないです。 マクロらしいキレはないけど普通に使えます。

1Dmk2では使用頻度が高く、今でもα6300でそこそこ使ってます。

次はEF85mmF1.2L

鉛ガラスの初代の方です。

中古で購入しましたが購入当時から一番使用頻度が少ないレンズです。

昔は85mmが一番使用頻度が高かったのですが、APS-Hの画角だと距離感が変わってしまって使いにくかったです。

描画は異様に甘くとろとろです。

F2.8まで絞ればシャープになりますが、それなら70-200の方が便利ということです。

ネタでたまに使う程度でデジタル特有の収差がもろに影響しているレンズです。

次はEF400mmF5.6L

手持ちのEFレンズでは一番解像度が高いです。

もちろん中古で購入。 当時でも中古は安かったです。

ISがないので手ブレを量産したレンズでもあります。

α7RIIIだとIBISがあるのでやっと真価を発揮できたと思ってます。

手持ちだと1/60くらいまで。がんばって1/30まででしょうか。

この手のレンズがISなしで出てくることはなさそうなので、光学系がシンプルなこのレンズは手放せません。

次はEF100mmF2.8マクロ(USM)

これも中古で購入しました。

マクロらしいシャープさはないけど50mm同様悪くないです。

等倍までインナーフォーカスで寄れるので非常に使い勝手がいいです。

α7RIIIでも使用頻度は高く、1Dmk2ではブレやすかったけどIBISでより一層使えるようになります。

中古だと安価なのでα7IIIにもオススメです。

やっぱりIBISはオールドレンズの救いの神になると改めて思いました。

次はやっとEマウントです。 E1018から。

α6300と同時に購入しました。

換算15~27mmとワイドならこれ1本でしょう。

コンパクトで軽くF値固定で価格も高くはないです。

描画はそこそこ、悪くはないのですがフードを外すと使い物にならないくらいゴーストやフレアが出ます。

周辺部はかなり流れるけどワイドなので許容できるかってところです。

13mmならフィルターとフードを外せばギリギリフルフレームで使えます。

ただ12mm×デジタル1.1倍の方がよかったです。

換算13.2mmは15mmとは比較ならないくらいの画角ですっかり魅了されてしまいました。

でも画質はさすがにちょっと我慢できないということでFE1224Gを購入したきっかけになりました。

使用頻度は低いですが今後のボイディが全く不明なので売らずに残しておこうと思ってます。

次はE50F18

Eマウントの中でも安価なレンズです。

なんとも言えない描画をしますが結構シャープな方だと思います。

ISもあるので使い勝手はいいです。

購入してから同じのを貰ったので2本あります。

ボディの同時比較ができるし安価なので売らずに2本残してあります。

MFでは何回転するんだっていうくらい回さないといけません。

これも寄れるレンズです。

次はE24F18Z

重量を揃えるために選びました。

ツアイスで確かに色乗り、色彩コントラストは高いです。

ただ名レンズと言われるほど描画はよくないです。

中心部はいいけど周辺はかなり酷いです。

換算36mmなので使いやすいし、動画では夜間によく使ってます。

そこそこ寄れるのでα6000系には売れているんだと思いますが、正直5万でも高いと思います。

次はE16F28

50mmF1.8と一緒に貰ったレンズです。

パンケーキで換算24mm、描画は悪いほうだと思います。

RX100M3と比べるとRX100M3の方がよかったです。

マウントはアルミでかなりチープです。

一緒に魚眼コンバーターレンズも貰いました。

対角魚眼としておもしろいのですが、描画はGoproの方が圧倒的に上でした。

Logで撮れるので活用しようと思いましたが体積的にもGoproでいいやって感じです。潜れるし。

もう一つのワイドコンバーターはかなり画質がよくなるらしいですが、わざわざ購入してまで試す価値はないと思って見送りました。

次も貰ったレンズでE55210

外観はチープなキットレンズに相当します。

ところが描画はびっくりするくらいいいです。

しかもISの効きがすごくいいです。

コンパクトで軽いですが開放F値が暗いのであまり活用できていません。

APS-Cでもα7RIIIなら高画質な4k動画が撮れるので活用したいと思ってます。

次はFE1224G

一度でも15mmと13mmの画角差を見てしまうと後戻りできません。

重量でかなり迷いましたが超広角ならコレ!ということで購入しました。

キャッシュバックを含めて20万弱ととても高価なレンズです。

描画はさすがに周辺部では流れますが全体を見ると非常に優秀だと思います。

古いEFやAPS-Cのレンズと比べてパッと見で差がわかります。

ゴーストも少ないし寄れるし描画に関しては何も文句はありません。

でも出目金でSTCのNDが使えなかったら購入してなかったかもしれません。

それと埃などが付着するとゴーストや影となって映り込むことがあります。

取扱は慎重にしないといけません。

次はタムロンA036

人生初の予約して購入した歴代2本目のレンズメーカー製です。

初めて購入したレンズがTokinaの35-70mmF3.5です。

記憶ではF3.4だったような・・・調べてみてもF3.5しかヒットしませんでした。 36年前だしな・・・

レンズの価値観を決めたレンズで、二度とレンズメーカーは購入しないと誓いました。

そのくらい酷かったです。

コレ以降ズームも敬遠してて17−40mmまでずっと単焦点でした。

それが予約までするとは・・・

描画は思いの外よくて・・・じゃなくてかなりいいです。

周辺部も悪くないけど周辺落ちは大きめです。

かなり寄れるし何よりフリンジがほとんどないのでとてもクリアです。

線が細くさすが現代レンズです。

発色は純正に比べると黄色っぽいです。

補正すればいいけど動画でも補正が必要なほど違います。

これもα6300でハーフマクロのように使えるのでとても重宝しています。

このクラスのレンズがもっと増えればフルフレーム市場はもっと活性化すると思います。

フィルム時代と違って発色が補正できるのが大きな違いです。

使用頻度は極めて高く、文字通り標準ズームとなっています。

出始めから1年経ちますがまだバックオーダーを抱えているそうです。

価格低下もしていません。

できれば6万くらいだと迷わず購入できるので、他のレンズが増えてきて価格が下がることがあればもっとオススメできるレンズになります。

最後はFE135GM

これはもう語るまでもない、極めて高解像度な一本です。

これで70−200はほとんど使わなくなると思います。

100mmマクロも食えるかなと思いましたが、至近距離でのフォーカスは難易度が高くてこれはちょっと無理がありそう。

85mmF1.2Lとは距離感が違うけどこっちは寄れるのでもっと違う活用ができます。

ボケ量は開放から使えるので圧倒的です。

ほんとなら先にプラナーの予定でしたが次はどうなるのかな?

もう少し寄れるといいんだけど・・・

画角と明るさならシグマ40mmF1.4なんだけど重さがあり得ない。 それに下駄は嫌。

Batis40mmF2.0はなんかすごくクセがあるみたい。

一段絞ればいいらいいけどそれならA036でいい。

FE35F14Zはディスタゴンの35mmとなると・・・京セラで使ってたけどあれほどクセの強いレンズはなかったです。

光学系は違うけど避けたいのが本音です。

となるとシグマのミラーレス専用を待つのが一番かもしれません。

あとは24GMだけどちょっと広いので用途には合わないなぁ。

Canonを見てるとSONYでよかったと思えるくらい高価です。

噂されている35mmのGタイプが本命になるかもしれません。

あまりレンズが増えると持ち運べなくなるからほどほどにしないと。


2019年5月11日土曜日

三度目の猫カフェへ行ってきた

以前に行った事があるねこの城が閉店したようなので、チャーコの部屋というところに行ってきました。

駐車場が狭い&中央分離帯がある道路沿いなので手前の公園に車を停めました。

今回のチャーコの部屋はちょっとネコが少ないような感じ。

ねこの城は広くてネコも多く、有料だけどおやつをあげたりできたし、何よりネコがアイドルのように品が高かったですw

またたび庵は保護猫らしいですが、保護されたネコの子供とかが多いようで種類もそこそこ多くてよかったです。

チャーコの部屋は入店してカメラバッグを置いた途端にネコがバッグの上を陣取りましたw

人懐っこいようなそれでも何かちょっと元気がないような、ネコはこんなもんでしょうか。

なでても無反応なところは走井山公園のネコと違うところ。

ストレス溜まってそうな感じですが、目的は135GMの試写です。

室内でもネコ相手なら丁度いい長さなんですが深度が浅すぎました。

ピントが合う範囲は数mmなので瞳AFでも歩留まりは悪かったです。

でも瞳AFがなければ全滅だったかもしれません。

MFがやりにくいのが難点ですがやっぱAFは便利です。

撮った写真はこんな感じ。














1時間の滞在で300枚くらい撮ったでしょうか。

それにしてもすごい解像度です。

店を出た後、暇だったので車を停めた公園を散歩してきました。

初めて行ったけどびっくりするくらい広いです。

しかも高低差があり、作り込みもすごいです。

花壇もあって135GMでマクロっぽく撮ってみたけど慣れの問題なのか全部ボツでした。

考えてみたら寄れると言っても0.25倍なので被写体が小さいとフォーカスが合いません。

100mmマクロだともっと寄るので深度は浅くなるけど合わせやすいということです。

それでもさすがにクリアでシャープな画質、やや離れたポートレートには最強のレンズかも?


この距離感でこのボケ量はなかなかです。

このくらいだとフォーカスは爆速でした。

それにしてもすごいレンズです。 すっかり魅了されました。

しばらく付けっぱなしかも・・・

手持ちで動画を撮ったけどやはりブレブレ。

どうがでも恐ろしいくらいクリアなので活かせるよう工夫してみます。

2019年5月10日金曜日

FE135mmF1.8GM 感想

 まだ本格的に使用していませんが、室内や夜間ベランダから屋外を撮ってみた感想です。

解像度はもう何も言うことはありません。

このレンズで解像度に不満が出る人は居ないです。 断言できます。

フリンジは極僅かです。等倍で見なければ気づかないレベル。

周辺落ちは開放だと少しありますがA036を見た後だと無いと言っていいくらいです。 補正しやすいので全く問題ないでしょう。

ゴーストは強い屋外灯で光源と同じサイズのグリーンのゴーストが出ました。

光源のスペクトルでも違うのかな? 反射した太陽(こちらの方が遥かに明るい)では気づかなかったです。

歪曲はよーく見ても判りませんでした。

ボケはすごく滑らかだと思います。 ただしとろけるようなという表現ではありません。

収差を減らしたレンズはボケに難があることが多いですが、この135GMは優等生だと思います。

そう、描画を表現するなら非の打ち所がない優等生です。

つまり・・・おもしろくない。 というと語弊があるかな。

昨日の試写でも思いましたがほんとにCGのような描画でした。

そのうち収差のシミュレーションとかLRでパッチが出そうw

描画以外で気になるのは、やはり深度が極めて浅いことによるピントのズレでしょうか。

AF-Cだったのもあるけど399点の位相差だったっけ? このレンズだと1桁足りないかもしれません。

増えても確認する手段がないけど。

しかもMFでのピントは掴みやすいのですが、フォーカスリングに触れただけでもズレてしまいます。

クイックすぎてバーニアが欲しいです。

バイワイヤならフォーカスリングの速度を変更できるはず。

全域なら2回転くらいするくらいの角度と速度が欲しいです。

フォーカスリミッターは不要かと思いましたが、前景に大きくボケた被写体があるとその前景に合わないことがありました。

マクロの代わりに使うならリミッターは活用した方がよさそうです。

ちなみに最短撮影距離だと横位置で横にしたiPhoneXsがすっぽり収まるくらいの画角です。ぴったり0.25倍です。

RRSのL型を付けているので重さはそんなに気にならないですが、三脚座が欲しくなるかもしれません。

三脚座を付けるとさらに重くなるし不要な人は不要なのでギリギリのサイズなのでしょう。

コンパクトなNikonのPF300mmF4.0と口径は同じで太さと長さは違いますが、重量は180gくらいGMの方が重いです。

135mmとしては最重量級だと思います。

特許にあった100mmF1.4だったかな? 100mmだと135GMの解像度を超えるのは難しそう。

RF85mmはBRなので色収差は完璧かもしれない。 でも焦点距離が違うし価格差ほどの違いがあるかは不明です。

135mmだとアポゾナーとかシグマ、Aマウントの135mm、EF135mmF2.0くらいまでがライバルでしょうか。

ツアイスには他にも135mmがあったと思うけどEマウント用途では関係ないでしょう。

AマウントやEFはかなり古いけどもしかしたらポートレートにはこっちの方がいいかもしれません。

解像度が高すぎると見えなくていいものまで解像してしまいます。

拡大しなければわからないという意味ではなく、文字通り解像しているのが見えてきます。

最終出力にもよりますがα7RIIIの42Mでは全然足らない、70Mや100Mのセンサーがこのレンズを本領発揮できると思います。

ピクセルマルチでパノラマ合成してみようかな。 条件がアレなので被写体を選ぶけど・・・

次のレンズは1年後くらいでしょうか。 買えたらだけど・・・

2019年5月9日木曜日

FE135mmF1.8GM

散々悩んだ挙げ句、3本目のFE用レンズを購入しました。


解像度番長の135GMです。

価格は保護フィルターも入れたら21万台で非常に高価です。

このクラスを購入する人にとってはこのくらいが普通かもしれませんが、一般庶民の趣味用途では間違いなく高く、そしてその価格帯も年々上昇しています。

単焦点の大口径レンズはモデルサイクルが割と長いので、長く使うなら・・・でも高かったなぁ。

レビューを見てみると解像度が高い、きわめてシャープなレンズだそうです。

焦点距離と画角からすると一番作り込みしやすいのではないかと思います。

長さがあるのでレンズ枚数を稼げるし、画角も中望遠〜望遠の域なので収差の補正もしやすいはずです。

α7RIIIに取り付けるとずっしりと重いけどEF85mmF1.2L+MC11よりかなり軽く感じました。

ピントリングはバイワイヤでSEL1224Gより少し重めで回転角はかなり狭いように思います。

MFにすると非常に浅いので合わせるのに苦労するかも?

絞りリング付きでクリックをOFFにできます。 これはいいかも。

というかSONYは無印、ツアイス、G、GMと4種のレンズがありますが、絞りリングはツアイスとGMだけ? レンズ側のボタンは無印でもGでもあるけど一貫性がありません。

絞りはコストの問題だと思いますが、ボディ側ではEVFかモニターでしか確認できないのでボディを含めて設定値の確認方法を改善してほしいと思います。

構えてない時にISOやSSも確認したいです。

とりあえず開封して5分後にいつもの走井山公園へ。

ちなみに82mmのフィルターとなると付けにくいです。

毎度のネコを探してモデルになってもらいました。

動かないのでかなり寄りましたが・・・浅い!ピントが浅すぎる!


AFは極めて静かです。 速度も十分速いと思います。

動物瞳AF、認識そのものはA036やMC11のEFレンズと同じくらいでした。

ただ、至近距離だと浅すぎてEF100mmと大差ない感じ。

しかしそれでも以前に比べたら合焦率は高いです。

V3.0のテストで撮った時と同じネコですが比較してみるとその解像度の違いに圧倒されました。

135GMはそこそこ寄れるのでEF100マクロは不要かもしれません。

ボケは大きいけどA036のようにエッヂが立ったようなものではなく、かと言ってとろけるようなものでもありません。

形容するならCGで作ったみたいw


F2.5、1段絞った状態です。

かなり距離があるけど中心部は開放と違いは少なく、開放から極めてシャープです。

等倍どころか2倍くらいに拡大しても甘さが見えないです。


ネコがイマイチだったので車を・・・開放です。

この距離感はすばらしい。 やはり開放とは思えない解像度です。


これも開放です。

多少の周辺落ちと極周辺部のボケはあまりよくないけど、ほんとに開放なの?ってくらいシャープです。

この写真の一部を拡大してみました。


ピクセル等倍より少しだけ大きいです。

やや後ピンみたい。

所有しているレンズの中で一番ボケが大きく、そして一番シャープかもしれません。

このレンズと同じ感覚だったレンズが1本だけあります。

それはEF400F2.8Lです。

等倍にしなくてもiMacのモニターサイズで十分すぎるほど違いがわかります。

A036もF4.0で凄くシャープですがさらに数段上じゃないでしょうか。

古いEFは比べるまでもなく、EF400mmF5.6L以外はそろそろ引退してもいいかもしれません。

さすがに最新の高級レンズだけあって試写だけでも感動できるくらいのレンズでした。

欠点というか気になるのはMFでのクイックすぎる回転角でしょうか。

甘さがないシャープなレンズなのでほんの僅かなズレが見えてしまいます。

それとフォーカスリミッターは要らないかも。 これはしばらく使わないと判りません。

ちなみにSTCのクリップフィルターはケラれなく使えました。 よかった。

EFでは100mmでケラれていましたが、バックフォーカスの違いのようです。

動画も少しだけ手持ちで撮りましたが、動画のほうが感動するくらいシャープでした。

最大の欠点はすごすぎて手持ちの古いレンズがカビてんじゃないのかってくらい甘さがはっきり見えてしまうことです。

EF70-200mmF2.8Lも開放では甘いですが、200mm程度ならGMでトリミングしたほうがはるかに上です。

焦点距離が135mmなので用途は限られてくるかもしれませんが、少しでも考えているならストアとかで試写してみることを強くオススメします。

あまりにも強烈な解像度で20万という価格がとても安価に感じてしまう悪魔のレンズです。

それにしても購入したFE用のレンズは満足度が高いレンズばかりでよかったです。

今度こそ標準域で明るい単焦点を・・・いや24GMも捨てがたい。

沼らないように気をつけないと。

2019年5月8日水曜日

RF85mmF1.2Lを見て思うこと

BR光学素子を採用した85mmが出てきました。

MTFも85mmとしては素晴らしいもので最先端のレンズであることは間違いありません。

BRはEF35mmF1.4LIIに採用されていて、RF85mmはサンプルを見るまでもないと思います。

さぞかし高いのだろうと価格を見てみたら36万弱!!!

・・・昔のNikkor300mmF2.8が36万だったような。 200mmF2.0だったかな?

さすがにこの価格だと良くて当たり前というのが正直な感想です。

金銭感覚は人それぞれ違うので性能比で考えたら高くないと思う人はいるかもしれませんが、日本人の平均月収を見たら高すぎると言っても言い過ぎではありません。

かつてSONYもGMが出てきた頃は高いと言われてましたが、ZやRFと比べたらお値打ちに感じてしまうほどです。

実際のところボディがSONYに追いつくのは数年かかると思ってます。

その間に新規マウントでレンズでの差を確保してボディが追いつく頃にはあっさり逆転している、そんな図式が見えてきます。

でもこれだと世間で言われている二極化に拍車をかける原因になっていくはずです。

高性能=高価格、低価格帯はスマホに任せてミラーレスや一眼レフは大昔のカメラのように大学生初任給の数カ月分といった価格になっていくかもしれません。

それにしても高いなぁ。 ちょっと勢いだけでは買えない価格になってしまったようです。

85mmは好きなレンズで高校生の頃はNikkor85mmF1.4を使ってました。

就職して京セラ85mmF1.4に乗り換えて、その後憧れだったFD85mmF1.2Lを購入しています。

その後はデジタルになって興味が薄れてしまいましたが、1Dmk2と共にEF85mmF1.2Lを購入して今も使用しています。

フィルム時代のレンズで昔の印象とはかけ離れた甘すぎる描画ですが、さすがにRF85mmは買いません。というか買えません。

車のように年々高くなっていくのは仕方がないところもあるけど、ほとんどの人は安くてよいレンズを求めていると思います。

レンズメーカー製を含めて安くてよいレンズが豊富に揃っていたら、そのマウントを選びたくなるのではないでしょうか?

シグマやタムロンにがんばってもらわないといけませんw

2019年5月7日火曜日

メーカーや販売店の対応

SONYへ凸LINEしたのが今日の昼頃でした。

出たばかりでもSONYストアは量販店より高いです。

一般に使えるクーポンを使っても消費税分高いことがほとんです。

今回のレンズは有名所の量販店では在庫切れだったので、納期の目安を見ようとSONYストアを見たら量販店と同じ価格になっており、(送料は別途必要だけど)しかも発送の目安が5月7日になっていたので購入したというわけです。

しかし購入確認のメールを見たら入荷次第発送に変わっていました。

同じタイミングで他の人が先に最後の1本を購入したという可能性もあるけど、それなら在庫残り極少とか記載するべきです。

1日にどのくらい売れるレンズなのか判りませんが、発売日着の初回出荷が一番多いはずでこのタイミングはかなり少なくなっていると思います。

売れ筋でバックオーダーになるようなレンズの生産が最優先だと思いますが、初回ロットが2週間ほどで無くなるならすでに増産しているはずです。

LINEでは、7日発送予定のような記載だったのに在庫がなくなったとはどういった理由なのか?と訪ねましたが定型文のようなお詫びだけで肝心の理由は不明のままでした。

最後に「騙された気分です」と打ってそのまま閉じましたが・・・

すると少し前にメールが届きました。

なんと発送予定日の変更連絡でした。

さらに遅れるならキャンセルしてやろうと思いましたが、5月8日発送になってました。

これはLINE(名前と住所、メールアドレスを連絡済み)で凸ったからどこかに残っているかもしれないレンズを探して割り当てた可能性が高いです。

クレームを入れるような相手には迅速に対応しないと、例えSONYが悪くなくても炎上する事があります。

炎上は最近のバカッターを見れば明らかで、内容にかかわらずダメージが大きくなってからでは遅いという事です。

こちらとしては待つつもりだったので結果的には早くなってよかったですが、もしかしたら何も問い合わせせずに納期が遅れてしまう人がいるかもしれません。

言い方ははあると思いますが、販売元と消費者は対等でなくてはいけません。

メーカーのいいなりでもいけないし、お客が神であってもいけないのです。

気になることがあったら即問い合わせするべき、そう思いました。

それとRONIN-Sのパーツ、Amazonですが中国発送でトラッキングできないので何時届くのかというより、行方不明で届かないという可能性もあるわけです。

どのタイミングでAmazonに報告するかというのをカスタマーサービスに問い合わせてみました。

すると数時間で返答が届いたのですが、その内容は完璧といえるものでした。

こっちは中華発送で連休があったので遅れるのは理解しているし、届かないというのを想定しての問い合わせでしたが、さすがにAmazonのカスタマーだけあって手慣れているのかSONYの対応より数段上というか客に対しての求めている返答が分かっていると思いました。

結局パーツは家に帰ったらポストに投函されていたので連休で数日遅れただけという事でした。

とりあえず9日にはテストできそうなので、関係ないけどそれまでにRONIN-Sを仕上げておこうと思います。

でもよく考えたらRONIN-Sのカスタマイズにいくらかかったんだろ・・・理想のジンバルはまだ存在してないので改造するしかないのですが。

入荷待ち

あれれぇ~(コナン風)

在庫があるような5月7日発送予定の記載があったレンズですが、今見たら入荷後発送になってるやん。

LINEで聞いたら在庫切れで6月中旬になるとのこと。

1ヶ月半なら量販店でも同じ納期なのでキャンセルしようかな・・・急ぐわけじゃないけど数日で入手できると思ってたので残念です。

急ぐなら初期ロットを予約が間違いないのですが、金額がアレなのでなかなか予定通りにはいきません。

たぶん予定より早くなると思うので1ヶ月位なら待つことにしよう。

現状で待っているのはRONIN-S用のパーツです。

これが届いて加工をするかどうか、そのまま付けられたら楽なんですが。

動画のグレーディングというか補正も今までより良くなりそうなので今年も石取祭は撮ろうと思います。

真夏なので体力勝負、4回目でマンネリですが毎年何か失敗しているので今年こそ成果を残したいです。

2019年5月6日月曜日

レンズほしい病

不治の病とはこの事です。

狙いはプラナーだった。 でもよく考えるとA036が気に入っているというか使い勝手が良すぎます。

プラナーは大きく重いですがそれより最短撮影距離が普通であまり寄れません。

手持ちのよく使うレンズは寄れるのが多いです。

寄れないレンズは使用頻度が低いです。

そこで考えました。

狙いは明るい単焦点。

焦点域は35〜中望遠くらいまで。

A036を今以上に活かすなら85mmなんですが、85mmは選択肢が多いです。

GM、F1.8、そしてサムヤン。

コスパならF1.8の純正だけど、ストアで試写した感じではシャープでしたがフリンジが大きくてイマイチな感じ。

フリンジを嫌うのはEF85mmF1.2Lを使ってるからです。

そうか、85mmはF1.2Lを使えばいいじゃないか。 F2.8まで絞らないと甘すぎて使いどころが難しいですが。

GMは・・・うーん、サンプルを見た感じではやはりポートレート向けで開放からバリバリというものではないようです。

サムヤンはすごくおもしろそうだけどF1.8純正と比べるとF1.4〜F1.8の間だけ価値があるレンズと断言できそう。

サムヤンならF1.8でいいか・・・

というわけで50mmや85mmはコレ!というのが見つかりません。

じゃあアポランターはどうだろう? 65mmF2.0なら寄れるしシャープだし。

しかしMFであの解像度だとピント合わせに苦労しそう。

動画ではSEL24F18ZやSEL50F18があるので、夜間でも何とかなります。 苦労してバランスウェイト作ったし。

そして閃きました。

シグマ105mmF1.4はどうだろう? いやさすがにあの重さと下駄仕様は許せないな・・・

そうなるともう残りは1本しかありません。

所有しているレンズで代用できない(こともないけど)解像度番長なアレです。

単焦点なら解像度やヌケの良さ、そして大口径であるべきです。 または可能な限りコンパクトとか。

ズームレンズが単焦点なみによくなってきて、実際にA036で何の不満もありません。

SEL1224Gも凄まじい解像度で・・・24mmGMもいいなw でも今回はもっと長いレンズを。

というわけで注文しようとしたら、発売日から微妙に経過しているので量販店ではバックオーダー中でした。

ところがSONYストアを見てみたら、クーポン適用で量販店の価格と同じ! しかも在庫あり。

いざ買おうして在庫がないとすごく欲しくなって眠れなくなるか、冷めるかのどちらかです。

冷めても一時的なので在庫があるうちにポチッとな。

8日には届くのかな?

Amazonで中華パーツを買うように、流れるようにポチったけど改めて価格を見ると・・・見なかったことにしよう・・・

さぁ!ネコ撮るぞ〜

2019年5月5日日曜日

露出補正のサンプル

マニュアル露出で明暗差のある被写体を撮ると、固定したままではどちらかが犠牲になります。

Logだと最高で13だったかな? これは露出が完璧であるのが前提で、しかも明暗を目一杯生かそうとするとバンディングの問題やコントラストが不自然になってしまいます。

柿田川のように木陰があるような場合が一番多いケースです。

今回はHLGなので全体的に言えば露出オーバーの状態です。

完全に飛んでしまった最後の方は救えないとしても、不自然な明るさの変化はなんとかしたいところです。

そこでいろいろ試しているのが現状です。

とりあえず今の補正を動画にしておきました。



左がオリジナル、右が補正後です。

最初はほぼ補正なし、00:30付近で露出オーバーを補正し、01:00を過ぎた辺りから露出アンダーを、01:20から露出オーバーを補正しています。

補正に伴ってコントラストが変化しますが、そもそも明暗差があるのでほとんど気にならないと思います。

今回はHLGで露出オーバーだったので補正しきれていません。

HLGはややアンダーに、Logならややオーバー気味にして撮れば・・・そんなバッチリ撮れないから困るんですが。

FCPXだと補正が少し面倒だけど、もっと滑らかに補正できるようになれば・・・と思ってます。