2019年4月30日火曜日

リカバリーの方法を模索する

柿田川の編集をしていて思ったこと。

まず露出について。

動画の場合、露出はすごく大変です。

4k30pだとシャッター速度は1/60、ISOはHLGだと最低125、シーンによっては6400くらいまでは普通に使います。

オートでは光源などに影響を受けるのでマニュアルになります。

絞りはレンズにもよるけどISOと同時に調整&開放付近にしたい場合はNDを使用したりシャッター速度を1/160くらいまで上げることもあります。

明暗差が大きい被写体はどちらかが犠牲になるのですが、問題は明暗が変化する場合です。

快晴での森林の中の遊歩道などはその典型で、影に入ると暗い&日が当たると一気にオーバーになります。

小雨が降っていても木陰と開けたところの差は激しく、撮影中に露出を調整すると段階的に明るさが変化するので見苦しい絵になってしまいます。

撮影時は全てのシーンで完璧に合わせることは不可能に近いので、編集でどうにかしようと考えました。

いろいろやってみると・・・なんだ、こんな簡単な方法で調整できるじゃん。

でも失敗は失敗なので調整しても不自然な感じは残ります。 でもかなり見られるようになりました。

でもまだ他の方法も試しているのでやり方はヒミツ。

次は色温度です。

赤目四十八滝で大失敗をしたのですが、今回も似たような失敗をしています。

色温度も固定で撮っていますが、やはりオートだと特に森林などで影響を受けやすいです。

露出と違って編集で補正しやすいので固定ですが、どうしてもカブったような発色になることがあります。

daVinciresolveでグレーディングしているけど、もう少しやり方の勉強と経験を積まないといけません。

とりあえず悩みのタネだった露出のリカバリーはかなり修正できると思います。

ジンバルの改良も含めて少し光が見えてきました。

2019年4月29日月曜日

柿田川動画の反省

観光地や管理された公園などはいわゆる”映える”被写体となります。

つまり誰が撮っても同じような絵になります。

機材一式持ち込んだのにいきなり雨でテンション⤵

何とか傘が無くてもいけそうなタイミングで撮り始めましたが、雨で気になるのはRONIN-Sです。 防滴じゃないよね・・・モーターはブラシレスなので濡れてもいいけどコントローラーはダメです。

それともっと気になるのがレンズです。

SEL1224Gは前玉にフィルターが付けられない出目金です。

防滴なので小雨は気になりませんが、レンズ表面に水しぶきが付くと描画にすごく影響します。

SEL1018で経験しましたがフィルターにゴミが付いただけでゴーストが出ます。

絞り込むと小さな影になることもあります。

SEL1018はフィルターなので適当に拭けばいいけど出目金はそうはいきません。

なのでレンズが上を向かないように気をつけていたので撮影に制限が出る形になってしまいました。

翌日は快晴で初日と全く違う超ハイコントラスト。 露出も色温度も失敗でした。

時間はたっぷりあったので撮り直そうかと思いましたが・・・

柿田川公園は非常に管理が行き届いたすばらしい公園だと思います。 ゴミひとつ落ちてません。

ボランティアの方が多数居たのでその方たちの努力の結晶だと言えるでしょう。

しかし管理されすぎてまるで大きなビオトープを見ているようでした。

事故などを防ぐ意味もあるし何より保全が大変になるので川に立ち入ることができません。

立ち入るどころか近寄ることもできないと言った感じです。

よく行く宇賀渓もキレイだけど自然に対して柿田川は人工物に感じてしまいます。

宇賀渓も見えないところで管理されているでしょうけど・・・

人工物が悪いわけではないけど撮り直しするのをやめた理由がこれです。

赤目四十八滝も同じような気がしました。

自然なんだけど管理されすぎてるような。

でも一度は行って見てみたかったので大満足です。

夏だと遊んでいる子供居ると思うのでもっといい絵が撮れたかもしれません。

それと小雨は普段絶対撮らないからすごく光が回っていてよかったです。

小雨の状態で撮れ高がもっとあったら・・・映像は平凡な結果で満足できませんでしたがまた機会があれば行ってみようと思います。


2019年4月28日日曜日

スイスポと新東名

動画はゆっくり編集します。

普段はほとんど高速道路を使いません。

下道優先ではなく、滅多に遠出しないから。

この近辺は23号もあるし・・・

今回は行きは東名、帰りは新東名を利用しました。

実は新東名は今回が初です。

行きの東名は何度も乗ってるから特に何も感じませんでした。 路面が古くなったくらいでしょうか。

新東名は直線的で平均速度も速いです。

でも120km/h制限の区間があるのでさぞかし速いだろうと思いましたが、100km/hくらいで走っている車のほうが多かったです。

120km/hでも遅く感じるくらいなので200km/h超えで捕まる人が居ても不思議じゃないかもw

それより気になったのが挙動です。

新東名は山間部を通っているので風の影響は強いと思います。

でも風なら湾岸の方が強いです。

ZC32SとZC33Sを比べるとZC33Sの方が横風の影響を強く受ける気がしました。

トレッドのせい? いやそんな違いは私では判らないはず。

タイヤの影響はあるかもしれないけど・・・ZC32Sは減ったタイヤを温存するような走り方を心がけていたのでよく判りません。

心なしか少しふらつくようなそんな気がしました。

加速は80km/hを超えたらZC32Sもそんなに悪くなかったと思いますが、ZC33Sは100km/hで2500rpmくらいなので追い越しの加速はかなり余裕がありました。

余裕がありすぎて調子に乗っていると・・・いろんな意味でアブないですw

それとZC32Sでは試したことすらなかったオートクルーズを試しました。

前車追従なのですごく楽! でもこのレーダークルーズが増えたからでしょうか?

ブレーキを踏む車がすごく多いような気がします。 ってオートクルーズでブレーキ灯点くのかな? わかんねw

今まで出口の関係で東名を利用することばかりでしたが、それらを差し引いても新東名の方が速いのは間違いないでしょう。って今更か。

ジャンクションなどもすごく近代的だったし・・・でも新名神を初走行したときほどではなかったかな?

それとSA、PAのトイレがすごかったです。

たまたま似てるのか揃えてあるのかわかりませんが広すぎて迷うほどです。

そのSA、PAがどこも混雑で駐車場に満車の文字もよく見かけました。 さすがGWです。

ガソリン代、高速代、ホテル代・・・下道車中泊派が多いのもわかる気がします。

今度は自分の車で行ったことがない中国、四国方面に行ってみようかな?


泊まったホテルの窓から眺める富士山。 このくらいの距離感がいい。

柿田川公園

GW突入しました。

GWだと初日〜は下りが混んで後半は上りが混むはずです。

というわけで以前から行ってみたかった柿田川公園へ行ってきました。

最初の目的地だけ決めて、後はその場で考えて最低でも1泊、場所次第では2〜3泊するかも?といういい加減な旅です。 もちろんソロです。

朝7時頃に出て10時頃に到着。

浜名湖までは晴れてたのに着いたら何やら雲行きが怪しいです。 というか降ってきました。

幸いにも森林があるので傘が要らないくらい。 というか傘なんてないですw

1周して少し撮りましたが雨が酷くなってきて撮影は中断です。

少し待ってたら本格的に降ってきました。 時間は昼頃でした。

ネカフェを候補にしてましたが、雨で時間を持て余すという事を考えてなかったのでビジネスホテルを探して空き部屋を確保。

15:00にチェックインした時には土砂降りでした。

休憩しつつ撮ったデータを眺めつつ、冷えた体をシャワーとエアコンで温めてTV見ながらネットサーフィンしてましたw これじゃいつもの平日だw

とりあえず時間はある。

28日は晴れそうだから予定を立てよう。

とりあえず午前中は柿田川公園のリベンジで。

その後は28日次第でということで、朝に柿田川へ。

柿田川ではすごく晴れて気温も高くなくてすごく快適でした。

ゆっくり散策するだけなら涼しいくらい。 機材を持ちながらだと少し暑いけどすぐに涼めます。

有名だけどそれほど広くはないので、場所を移動しようと楽寿園を目指しました。

すると・・・いっぱい。駐車場は満車でちょっと廻ったけど探すのが面倒になってやめておきました。

じゃあどうしようかとコンビニで昼食を買って考えて・・・御前崎、動画的にはどうなんだろう? じゃあ富士山5合目、うーん車載カメラならアリかな? ただのドライブになりそう、清里は・・・寒そう。 清里で車中泊になってしまうときつそうなので、それこそ宿を探してからだなぁとしばらく考えてたら、雲が出て天気が怪しくなってきました。

というわけで帰ってきましたw

行く前は撮影目的で日帰りはきついかなって思ってましたが、片道3時間くらいだし休憩できるところはいっぱいあります。

最悪仮眠できればそれでも十分なのでまた行けばいい。

泊まりでどこかへ行くことなんてほとんどないので結構楽しかったです。

柿田川は写真や動画で見る以上に素晴らしい清涼感でした。

透明度は非常に高く、もっと条件がいいはずの宇賀渓より上だと思います。

ただ、ビオトープのように作られた感じがするのはよく整備されているので仕方がないのかもしれません。悪く言えば不自然でした。

それでも行った価値はあったと思います。

雨の階段。 雨だと光がいい感じでしたが、機材が濡れる・・・



スチルじゃ湧き水の動きが出ないのが残念。


機材を見た駐車場のおっちゃんが「カワセミでも撮りに来たの?」って。 この辺にいるのかな?


柿田川と言えばこれ。

直径3mくらい? 意外と大きくて深かそう。飛び込んだら気持ちよさそうw


この写真だけ現像を変更したけど微妙になってしまいました。

動画はどうだろう?

2019年4月26日金曜日

Bluetooth リモートコマンダー RMT-P1BT

本体のみでタイムラプスが可能になり、スライダーやジンバルもコントロール系が内蔵されています。

ほとんどのミラーレスがスマホアプリでのリモートも可能なので、単体のリモコンに意味があるのか、またコストに見合う機能が使えるのか、まずは試すために購入してみました。



カメラ本体のBluetoothをONにします。 ONにすると自動スリープは無効になるのでまめに電源を切る癖を付けたほうがいいかもしれません。

サードパーティのリモコンと大きく違う点は”シャッター以外のコントロール”が可能な点です。

C1とフォーカスのコントロールができるようになっています。

フォーカスとズームの切り替えができるので、以前に購入した赤外線式は無用になりました。


バッテリーはリチウムボタン電池で軽量&コンパクトに貢献しています。

バッテリー室の蓋にはOリングがあります。 防滴なのもグッドです。

スチルで試してみると・・・

すげぇ。 シャッターのレスポンスが爆速です。

AF-ONもボディ側で操作しているのとほとんど変わらないと言えば大げさですが、かなりレスポンスが速いです。

MFのコントロールができるのでA036で試してみました。 すると・・・

めっちゃ遅いですw

何時になったら動くんだと思ってたら動作が遅くて気づかなかったというくらい遅いです。

でもこれは純正レンズだと変わるかも?

どのようなシーンで使うか考えると、どうしてもボディを触りたくない&触れないようなスライダーとかクレーンだと使えると思います。

ジンバルでもMFにできるのとズームが使えるので活用しようと思います。

赤外線式と違って非常に快適な操作ができる、そして意外と少ない防滴であるということ、C1の操作が可能なので活用できれば・・・と、7,000円は伊達じゃない? そんなリモコンです。

SONYだとイマイチですが雨の中でコネクターの蓋を開けたくない時などにも便利です。 たぶん。

電波式なので自撮りにも便利だと思います。

できればもっと高くてもいいのでアナログのように使えるダイヤルがあったらよかったかも?

フォーカスや絞り、シャッター速度までダイヤルでコントロールできれば・・・と妄想してしまいます。

これでRONIN-Sのマルチケーブルを外せるようになればいいのですが・・・

2019年4月25日木曜日

RMT-P1BT 明日発売らしい

5月発売予定でしたが明日発売のようです。

すごく欲しかったので予約受付開始日に予約をしました。 代引で。

いつ届くんだろ・・・明日だといいなぁ。

C1ボタンの割当ができ、カメラ本体側でMFにした場合はワイヤレスでフォーカスをコントロールできるそうです。

ただし操作はボタンなので微妙な操作はできないと思います。

中央ロックボタンはC1に設定できなかったはずなので、飛びついた割には微妙な結果になるかもしれません。

とりあえず肝心のパーツがまだ届かないので、それが届いてからRONIN-Sへ取り付け&改造、そしてリモートコマンダーを搭載するかどうか決めることになります。

GWは一応予定しているので、天気が悪そうな後半の工作になりそうな予感です。

2019年4月23日火曜日

中華雲台のその後

中華雲台はパンに問題がありました。

回転軸をロックノブで直接締め付けていて、たぶんノブ側がステンかスチール、回転軸はアルミです。

ノブの先端は円錐になっているので、軽く締めただけで回転軸にキズが付きます。

キズが付くとガタガタになってくるので締める度に位置がズレてしまいます。

普通に考えたらこんな構造では数回使用したらパンは回転しロックできるけど、締める度に動くので使い勝手はかなり悪くなります。

そこでノブの先端と回転軸の間に真鍮のスペーサーを入れてみました。

面で固定するのでキズは付きにくくなり、締めた時に動きにくくなります。

でも刺さるように固定していたのが面になり、グリスのせいもあって固定はやや緩くなります。

使ってみた感じではかなり改善されたのでもう少し様子を見ながら使用していこうと思います。

それにしてもよく考えたらシルイ程度でも十分そうなので中途半端に安価なものは買わない方がよかったかもしれません。

ただ、世の中には高ければいいモノと勘違いしている人も多いです。

まぁ高くて酷いモノより安くてよいモノの方が少ないのは間違いありません。

次は三脚かな。

さすがにG1026で屋外はちょっと厳しいので中華カーボンでも買いますか・・・

2019年4月22日月曜日

今度は雲台

やっとアルカ互換のプレートが解決して悩みが1つ減りました。

RRSは持った感じが最高です。

握りやすくなると同時に今までのコンパクトなボディが一回り大きくなった印象になります。 この辺は好みがあるかも。

三脚を使わず手持ちでしか撮らないなら純正の延長グリップや互換品でもいいと思います。

でもL型プレートを検討しているならRRS一択と言っていいです。

縦位置のL字型のパーツは削り出しで、よくある中華製のようにボルト締めではありません。

確かに高いけど面取りのRなどを見れば高いだけの理由があるのがよくわかります。

さて、RONIN-SはSONYでのフォローフォーカスがダメダメだったので、結局サブグリップを付けたトリプル仕様で使うことになります。

2階建てのクランプをなんとかしたい。

でも一体型のクランプは見つかったけど長さが少し足りないのでしばらく様子見です。

しかしレンズサポートは必須かなと思います。

でも2,600円か・・・延長だけなら作ればタダ! で、作りました。

プレートはこれで決着がついたと思ってますが、雲台はどうだろうか?

実は雲台ほど悩む要素が多い機材だと思います。 安けりゃ悩まないんだけど。

手持ちのほとんどがボールヘッド、自由雲台です。

ジッツオのオフセットタイプと、1377だったかな? 美品を中古で購入してずっと使用しています。

でも一番使用頻度が高いのがライツのボールヘッドです。これも超美品を中古で購入しました。

中高生の頃にバル自由雲台を購入したけどロットの違いでゴミだったという過去があり、高校の頃はプロフェッショナル自由雲台を2台購入してずっと使ってました。

ジッツオのラッショナル4も持っていますがデカすぎて使ってません。

2,600円くらいで買った中華自由雲台も試しましたが、レビューを信じちゃいけないということだけ勉強になりました。 返品するのも馬鹿らしいくらいのゴミでした。

そしてまた中華に挑戦しました。

2,600円のは鋳造で精度が悪かったのですが、切削のなら最悪クランプとプレートは使えます。

アルカスイスも使ったことがあるけど、長玉でも400mmF5.6なのでちょっともったいないです。

RRSもいいけど地方在住ではなかなか試す機会がありません。

RRSコピーのレオフォトもよさそうだけど・・・中途半端な価格なので迷いますw

さて、今回購入したのはハズレ雲台とほぼ同じサイズのメーカーは・・・なんて読むんだろ?


バル雲台と同じクラスで小〜中型クラスになると思います。

一眼レフやミラーレスで2〜3kgくらいまでといった感じでしょうか。


ハズレ雲台が残ってました。

パッと見では似てるけど今回のは切削でクランプもプレートも普通に使えます。


メインノブとパン用のつまみしかありませんが、名ばかりのテンション調整なんて無いほうがいいです。

メインのつまみはラチェットで角度が変更できます。

ロックまで180°くらい。やや大きいけどどこまでも締まるという事はないです。


M6で固定されていました。

クランプは肉抜きもしっかりしてあり、ネジ式でピッチは細かいのでやや使いにくいですが薄くて軽いです。 このクランプだけ欲しいw


意外と多い1/4のアダプターが入らないということがあります。

ハズレ雲台がそうでしたがコレはしっかり奥まで入るし治具も付属していました。


今回は当たりだなって思ったらパンをロックしてもガタガタと動きます。

ロックはしっかりしているのに・・・分解できるかと裏側のステッカー剥がしたらネジが3本ありました。

なんと緩んでましたw しっかり増し締めしたらガタはなくなりました。

動きはハズレ雲台と近い感じで緩めればスカスカ、完全にフリーでもジョリジョリ音が出ます。

ボールを固定するための樹脂が削れている感じで耐久性はどうなんだろう?

雲台なんて滅多に壊れないし、一度買ったら10〜20年は使います。 頻度は知らないけどw

ロックした時のズレは少ない方だと思います。 これは個人の主観にもよると思います。

アルカスイスでもズレはあります。

ジッツオの1377Mと比べても大差ない程度だったので特に不都合は感じませんでした。

軽くて安価な方なので普段使いに丁度いいです。

三脚も安価なカーボンを買ってみようかな。

持ち歩く時はG1026+ライツの雲台だけどもっと軽くしたいです。 風に弱いし・・・

3型は車じゃないと動かしたくないのでやっぱり中華カーボンかな。

高価だけど定評のあるものを買った方が無駄がなくていいのだけど、安価な中華製は開封した直後のドキドキ感がたまりませんw

さて次は何を買おうかな・・・

2019年4月20日土曜日

α7RIII 試さないとわからない仕様について

スチルも動画も撮れる最近のカメラはカタログやメーカーwebサイトでは載っていない仕様がすごく多いです。

仕様なのかバグなのか判別できないのもあります。

過去にα6300でS-log2で撮影すると数フレームだけ色調の変化と露出が変化する事があるのを見つけました。

原因がわからなかったのでSONYに問い合わせるとISOオートだとこの症状が出るらしいです。

動画で夜間などの低照度だとシャッター速度は固定、F値はほとんど開放なのでISOで調整するしかありませんが、うっかりオートにしないように気をつけないといけません。

この問題は最低ISOが変化するガンマで発生し、ISOが100で記録できるガンマでは発生しません。

クロップの問題はもっと複雑というか完全な仕様になります。

ドットバイドット、ピクセルピニング、オーバーサンプリングなど解像度とフレームレートの組み合わせによってクロップされる事があります。

クロップ倍率を明記しているメーカーもありますが、SONYは表記がわかりにくく、オーバーサンプリングの倍率が2.4倍が1.8倍とか、非常にわかりにくいです。

広角レンズを最大画角で撮るにはよく調べないと後悔することにもなりかねません。

α6300の場合は4k24pで最大画角、30pだと1.2倍にクロップされます。

フルHDは最大画角で、120fpsは1.12倍にクロップされます。

オーバーサンプリングの画質は比べるとはっきり違いがわかりますが、比べなければわからないレベルです。

α6500も同じ仕様でα6400もセンサーからすると同じ仕様かもしれません。

α7RIIIは選択できる全ての解像度とフレームレートでクロップされません。

ただしフルフレームはピクセルピニングなのでα6300より解像感は落ちます。

オーバーサンプリングされるsuper35mmモードもフルフレームより解像感が高いです。

それにフルフレームはモアレが出やすいです。

ただ、レンズの収差や微妙なフォーカスの位置などAPS-Cでは1.5倍相当に拡大されている事になるので、フルフレームだと画質が悪いというほどのものではありません。

α7IIIも4k30pは1.2倍にクロップされます。

ただしAPS-Cの場合は30pでもクロップされません。 これは実機で確認しました。

SONYストアで質問したのですがショップの店員さんも把握できていませんでした。

でもα7IIIのAPS-Cで4kはかなり解像感が落ちるのでちょっと実用には厳しいかもしれません。

そして今回SONYに質問した内容が動画でPCリモートの時のHDMI出力についてです。

回答が思わせぶりな内容で明確な回答ではなかったので、現状を詳しく説明して再度回答をもらいました。

その内容はスチルの場合はPCリモートでもHDMI出力されるけど、動画の場合は出力されないとのことです。

これはそのような仕様というより、回答の内容からメーカーの方が実機で試した結果のようです。

結果的には仕様ということになります。

ソフトウェアで改善されるかどうか不明ですが、現時点で言えることはRONIN-Sのフォローフォーカスでは外部モニターが使えないということです。

やっぱりフォローフォーカスは外部モーターでRONIN-Sに依存しないタイプを使用しないと使いにくいと思います。

でもこの場合、エンドレスで回るバイワイヤのレンズは回転速度によってリングの位置が変化するのでやっぱり使えない事になりそうです。

MFのレンズでピントリングが1回転しないものということになります。

そういえばスライダーで有名なメーカーのフォーカスプリセットが使えるユニットもサムヤンのシネレンズが使われていました。

本気でフォーカスコントロールするならシネレンズってことでしょう。ギアも付いてるし。

しかしフォーカス用のモーターを付けるとレンズ交換はかなり面倒で、同形状に揃えられた高価なシネレンズ以外はとても面倒なことになります。

それに外部モニターが加わり、フル装備のRONIN-Sとなると数分で嫌になりそうです。

スライダーの場合は持たないし動作中は触れたくないのでフォローフォーカスがあると便利ですが・・・

仕様を完璧に把握するのは難しいですが、撮り方にも影響してくるので不明な点はメーカーに質問するのが一番確実で早いです。

今回も大きな改善はできませんでしたが、使えないことがわかっただけでもよしとしましょう。

2019年4月17日水曜日

アルカスイス互換プレートとストラップの決定打

タイトルだけで何の事なのか判るレベルです。

RONIN-Sをアルカ互換化しましたが、トップマウントブラケットが微妙に使いにくいのと、アルカ互換と言っても無理矢理感が出てスマートじゃありません。

雲台はアルカ互換クランプが使えているという程度です。

ストラップはPeakDesignでも決定的な不満はないけど、あのプラプラした紐が我慢できなくなってきました。 使っている人が多いしw

脱着がストラップホール側に寄せないといけないのでRONIN-S用には向いてません。

そこでマグプルのQDスリングです。

カメラ側にも対応させるために加工しましたが・・・スマートさとは無縁の外観です。

それらの問題を全て解決するには動画とスチルでカメラを分けるのが一番です。

ですがそうはいかないので、兼用できる最善の方法を考えた結果がRRSのL型プレートです。



RONIN-Sは2階建てになるけど、横方向に動かせるので100g程度の重さが違うレンズでもRONIN-Sのバランス出しは回避できます。

RRSと他メーカーの違いはこのバッテリー室の処理にあります。


ボディ形状に合わせるとバッテリーの蓋が開かなくなります。

これを回避するために蓋をプレート側に移植するという方法を取り入れてます。


他メーカーでも同様なのがあります。 しかも2,000円くらいで購入できるようです。

ただし精度はかなり違うようで、ボディは一応防滴に配慮した設計になっているので精度が悪いものはちょっと考えものです。 RRSでも過信はできませんが。

縦位置のプレートは切欠けがなくて剛性も高いです。


しかも寄せた時にボディに当たっていません。

スキマがあるとたわみのせいで当たるのでスキマ分の保護テープを貼っておいたほうがいいかもしれません。

そしてRRSを選んだ、というかこれしかなかったのがこのQDスリング対応ということです。


1本でも大丈夫だけどこのスタイルが安心できるし使いやすそうです。

ボールの受けはR加工されていてかなりコストが掛かっていると思います。

もちろん脱着も滑らかでマグプル本家と遜色ありません。

底面だけだったらPeakDesignのでも我慢できたかもしれませんが、横方向に付けられるので三脚に載せる時にストラップを外さなくていいのです。

三脚に載せる時は落下する危険が高いのでストラップを付けたまま載せて、確実に載せたらストラップを外すという事ができます。

持った感じはとてもよく、これは純正品として出すべきだと思いました。

小指はそれほど気にならなかったけど、手のひらに当たる角の位置が違うだけでこんなにも違うとは。

より軽く握れるので手ブレ効果も高いと思います。 何より持った時の気分がいいですw

中華製と比べるとかなり高価ですが、スペックだけでも同等品は存在しません。

それに持ちやすい。

検討している人は数千円で回り道するよりRRSを選んだ方が結果的に安くつくと思います。

とてもいい買い物をしたので最高の気分です。

2019年4月16日火曜日

フォローフォーカスよりも・・・RONIN-S

フォローフォーカスが出来るようになったわけですが、それに伴い不都合が出てきてます。

まずグリップ。

グリップを付けてもフォーカスコントローラーが使えるように計画していましたが、出てきたアイデアでは重くなりすぎるのと、それ以前にフォーカスコントロールをする必要があるのかということです。

グリップは長時間の撮影で絶大な効果があります。 これは使ってみないとわからないと思います。

ジョイスティックはほとんど使わないし、ロックモードに切り替えるボタンもセンタリングするだけしか使ってません。

グリップを捨ててまで使える機能かと言われれば「ノー」です。

次はPCリモートによるものです。

PCリモートはスマホの設定をOFFにしないといけません。 これは使う時に切り替えればいいです。

それより再生ができなくなります。

撮影直後にプレビューしようとすると設定から変更しないといけません。 これは使い物になりません。

スチルではプレビューしない設定にしていますが、これは見たい時にすぐ見られるから。

動画も同じで見たい時に設定をいちいち切り替えるなんてあり得ません。

それとまだ不明ですがたぶん外部モニターは使えません。

ピーキングを使っても小さなモニターだと凝視することになるので使いにくいです。

重くなるので使うかどうかは別にしても、使えないとなると話は別です。

ラグもあるし緩慢なので手で回す方がいいです。

結局少しだけ試して元に戻しました。 ケーブルはもちろんマルチの方です。

ボディ側の仕様が変わらない限りPCリモートは使いにくいままなので、やっぱり使えないフォローフォーカスになりそうです。

電動フォーローフォーカスはスライダー用にはすごく欲しいのですが・・・

とりあえずロックオンを活用した方がよい結果になると言えそうです。

RONIN-S SONYのボディでフォローフォーカスが可能に!

Firmwareのアップデートで対応になりました。

これでモーター駆動のレンズであればアフターパーツ無しでフォローフォーカスができるというわけです。

Firmwareをインストールして試してみました。

まずケーブルは最初に付属していたtype-Cを使います。

そしてボディのUSBをPCリモートに。

するとフォーカスコントローラーでフォーカスの調整ができます。

でもリニアという感触ではなく、かなり緩慢な動きです。

速度は3段階選べますがどれも使いにくいw

とりあえず合わせることはできますがピーキングなしでは使い物にならないレベルです。

そこで外部モニターを使います。

5インチでも外部モニターならいけるはず、でも出力されません・・・

あれ? 何だろと思ったらPCリモートだとHDMIに出力されないみたいです。

それとUSB給電をOFFにしても給電されてるっぽいし。

背面モニターでも合わせることはできますが、少なくともRONIN-Sを動かしながらフォーカスを調整するのは至難の業です。

まぁこれは多分そうだろうと思ってましたが。

フォーカスのプリセットが使えないとワンマンではかなり限定される用途になりそう。

歩留まりは悪くなるけど、RONIN−Sをどこかに置いてジョイスティックで操作しながらフォーカスをコントロールすればAFではできないような滑らかなトランジションとして使えるかもしれません。

とりあえず使えるようにフォーカスコントローラーを付けましたが、サブグリップが無いとすっげー軽いw いや、持ちにくいです。

ストラップは何とかなるけどグリップを諦めて使うほどのものでもないような・・・

しばらくテストしたらすぐに結果が出そう。

ちなみにMC-11経由でEFレンズでも動きました。

でもステップフォーカスのような動きで実用性はありません。

100mmマクロならRONIN-Sを三脚の代わりにして使えそうですが。

またFirmwareで改善されるかもしれませんが、とりあえず試す価値はありそうです。

2019年4月13日土曜日

動物瞳AF 再テスト

あまり動かないネコだと精度はバッチリでした。

A036で開放でしたが至近距離ではないので深度が深いです。

そこでEF100mmF2.8(USM)マクロ+MC-11で試してみました。

AF-Cでも使えるけどAFは速くはありません。

瞳認識はA036より少し遅く感じました。

静止状態で認識してしまえば精度は高かったです。


振り返るような姿勢ですが、認識していれば合焦率は高いレベルです。


横顔でもバッチリ。

もっと寄ってみると・・・


このくらいの距離でも瞳を捉えています。

しかし・・・


ここまで寄ると瞳AFの枠が一回り大きくなりました。

瞳は正確に捉えていましたが、ピントはまぶたに合っていて瞳はボケています。

瞳というか瞳孔か。

深度が浅いのでMFの方がよさそうです。それよりもっと絞った方がいいか。

フォーカス速度が遅めなレンズだし、一応AF-Cは未対応なので前後にゆっくり歩いてくるネコでも合焦率は低かったです。

失敗の半分は瞳AFの動作画面を撮ろうと外部モニターを接続し、それをα6300で撮りながらだったのでファインダーやモニターが使えず、100mmでノーファインダーだったのがいけなかったようです。

撮った動画を見ると認識してない状態で連射してましたw

猫カフェで撮ったときは鼻やヒゲに合ってしまっていましたが、あの程度なら合焦率は相当上がると思います。

2019年4月12日金曜日

動物瞳AFのテスト

年末から制作していたDVDの編集が終わってやっとまったりできます。

ガラス交換も済んでワゴンRともお別れです。 乗りにくかったですw

さて、動物瞳AFのテストです。

動物といえばネコ、猫といえば走井山公園です。

夕方でほんの10分位でしたが満足できる結果でした。


認識するまでは数秒かかる感じ。

認識さえしてしまえばほとんど外すことはなかったです。

A036でこの距離だとそこそこ深度があるので絶大な効果というわけではないです。


今回の場合は完全に横を向いても追従していました。

ただ、今日の猫は大人しいというか無愛想でほとんど
動きませんw


ピントはバッチリ。

今までだと鼻先に合ったりしていたのが瞳を捉えて離しません。

こちらに向かってくるようなテストできなかったけど、ピントを気にせず撮れるので歩留まりもよくて作画に集中できるようになると思います。

もっと世代が進んで鳥や昆虫の眼、魚とかヘルメットなど、選択肢が増えるようになるかもしれません。

昔はピント合わせも撮影者の技量のうちでしたが、ここまでくると誰が撮ってもピントが合うので写真のクオリティは上がるはずです。

数年後にはこちらへ向かってくるツバメの目にピントが合う写真が誰でも撮れるようになるのでしょうか?

ジンバルも進化して飛び回るツバメがフレームアウトしないような雲台として使える時代がくるかもしれません。

そうなると凄いけど違う意味でつまらないものになってしまいます。

それにしても動物瞳AFは凄いです。

もう少し長いレンズで試してみたいところです。

2019年4月11日木曜日

待望の動物瞳AF

ガラス交換で代車生活です。

その代車は新車のワゴンR、3月登録でまだ30kmしか走行してないという・・・新車の代車はイヤだなw

年度末の駆け込み登録だと思いますが、なーんにも付いてないワゴンR、全然走りません。

前にも同じく代車で新車のアルトを借りましたが、軽いだけあってすごくよく走ってました。

最近は軽四もすごく重くなってしまってターボなしはきついかもしれません。

それともスイスポの加速に慣れたからでしょうか。

さて、待ちに待ったα7RIIIの新Firmware、動物瞳AF対応版が公開されました。

まだインストールしてませんが、初期設定に戻るはずなので今夜じっくり試してみようと思います。

どの程度の精度なのかわかりませんが、よく鼻とかヒゲに合ってしまうので自分が前後に動くブラケティングで撮ったりしますが、これが一発で決まるようならとんでもない神アップデートになります。

鳥には非対応っぽいけど、これは次世代モデルか今後のFirmwareで対応してくると思います。

今は多くは望みません。

α7RIIやα7SIIも候補にしていましたがα7RIIIにしてよかったと思います。

週末は天気が怪しいけど近所の猫を追いかけ回そうと思います。

※ 追記

Firmwareを更新しました。

α9と違って設定のリセットはありませんでした。

PC画面に猫を表示させて試した限りでは「素晴らしい!」の一言。

鳥やゾウはダメでしたw でもフクロウはいけました。

インターバルはやっと本体のみで撮れるようになったわけですが、リモコンを持っているので今更という感じ。 RX100M3やα6300はアプリを買ったし。

でも余分なケーブルやバッテリーが不要になるのでよかったです。

それとなんとなくメニューのレスポンスが良くなった気がする。

機能はこれ以上何を望むのかというレベルだと思いますが、深度合成は欲しいかも。

購入して1年経ちましたがこのFirmwareでやっとRIIIであることの意味が出てきたような気がします。

SONYのことなので次世代機種からという可能性もありましたが、これでしばらく買い替えを考えなくて済みそうです。

明日にでも試し撮りしてこようと思います。

2019年4月3日水曜日

エイプリルフールのネタであってほしい

新しい元号は令和になりました。

正直どうでもいいのですが・・・西暦に統一すればいいのにと思います。

4月1日の通勤中、まだ元号が発表されていなかった時間、走行中に車に向かって何か飛んで・・・あっ! 飛び石でした。

目視で見えるほどですがさすがに避けることはできません。

フロントガラスに当たってイヤな音が。

明らかに面積のあるキズ跡が・・・



表面は点状で2箇所のキズですが、合せガラスを押したようで中が浮いた状態になっています。

リペアでも治りそうな気がするのですが、とりあえずディーラーへ相談しました。

問題は保険の免責です。 どうだったかな?

交換だと免責の金額によってはリペアで済ませたほうがいいかもしれないし。

保険を確認したら2回まで0だったので交換することになりました。 やれやれ・・・

でも交換は面倒だろうなぁ。

普通のガラス交換なら交換作業を手伝ったことがあるので場所さえあればって感じですが、レーダーサポート付きのこのスイスポはカメラのキャリブレーションが必要になってきます。

その調整はかなり面倒なようで、しかもTVのアンテナやETCなどいっぱいフロントガラスに貼ってあります。

アンテナなどは再利用不可なので交換になるので費用もその分高くなります。

最近の車はレーダーやら全方位カメラなどハイテクですが、修理や交換になるとすごく費用が高くなることは覚えておいたほうがいいです。

全方位カメラのドアミラーでも7万くらいするとか・・・こわっ。

今回は保険で交換になったので運が悪かった程度で気にしないようにします。

昔コペンで車両荒らしにあってナビを盗まれたことがありますが、その時以来の車両保険です。

というわけで平成には悪い思い出しか無いような・・・