2021年1月31日日曜日

α7SIIIのプロキシ記録

 16GMの発表の前にシグマ14mmF1.8(F2.0?)が出てくれないかなぁとか、Viltroxも16mmF1.8を発売する予定なのでそっちでもいいかと考えたりしてたら35GMが。

こんな事が続くと予定しているiMacの更新が危うくなります。

iMacは2014年の初代5kです。

8bitなら何とか使えていましたが10bit 4:2:2 60fpsでは使い物にならないほどです。

FCPだとギリギリ再生できないのでプロキシで対応してますが、DaVinciResolveだとプロキシ生成でもダメでした。

プロキシのサイズを変更すればいいかもしれませんが生成に時間がかかってしまいます。

そこで今はDaVinciResolveでカラーグレーディングのみを行い、書き出したものをFCPでカット編集しています。

DaVinciResolveで完全に不要な箇所はカットしたりしますが基本的に撮ったまま全て書き出しています。

ファイルサイズも大きくてさらにFCPでプロキシ&最適化するので非常に手間と時間がかかります。

カメラが最新なのでPCも最新が当たり前かもしれませんが、使えないことはないので壊れるまで使おうと考えてました。

時間がかかるのは仕方ないのですがDaVinciResolveだけで完結できれば大幅に時間を短縮できます。

そこで現状のままで使えそうなα7SIIIで追加されたプロキシ同時記録を試してみました。

これは撮影時にプロキシ用の小さなファイルを同時に記録してくれる機能です。

DaVinciResolveでは使用するプロキシを指定し、再生でプロキシメディアを選択するだけです。

ほんの少しだけ試しただけですがこれなら使えそう。

操作性はFCPの方が簡単なのでこれで運用できるか判りませんがiMacの延命には繋がる・・・かもしれません。

今年の冬には新型が出てくると思います。

Thunderbolt4も搭載されるのかな? モニターの仕様と価格が問題です。

迷わず購入できる価格であってほしいです。

2021年1月30日土曜日

DJI RS2の問題点を改善する 〜上下のバランス出しがやりにくい〜

どのような機材でも同じことが言えます。 完璧なものはない、ということです。

理想に近いのはあるし特に不満はないというのも多いですが、ジンバルに限って言えばどこまで我慢できるかというレベルです。

RS2は過去のジンバルと比べても完成度は高いし大きな不満はありません。

しかしやっぱりダメなところはあります。

でもソフトウェアは個人で改造するなんてできないので、より使いやすくするためにハード系を改善していこうと思います。

その一環のひとつがケージだったりQDストラップなわけですが、それよりもっと重要で扱いにくいところがあります。

それはピッチ軸の高さ調整です。

3軸なのでカメラ本体の前後と3箇所の調整でバランス出しをしますが、この高さ調整だけ非常に調整しにくいです。 調整しにくいというより動かしにくいのです。

前後はラック&ピニオンですごくよくなり、ロールとヨーはカーボンパイプをクランプする方法なので調整時に動かしやすく引っかかることもありません。

ところが高さ調整は動きが渋いし緩めすぎるとガタガタなので大きく動きすぎたりします。

最初のうちはクランプ幅が小さいので仕方がないと思ってましたが、少し前に確認してみたら滑り止め?に貼ってある樹脂がクランプの圧力で変形し凸凹になってました。

そのせいで少し緩めた程度では動かせず、動かせても引っかかるので調整しにくいという事でした。

原因がわかれば対策すればよし!

樹脂を剥がしたらいきなり配線や基盤があると面倒でしたが、そんな事はなかったので厚みを測定して他の素材を貼ればいいだけです。

滑り止めのような感じでクランプ側に接触するような厚みになっています。

耐久性が高くて摩擦や加工性の事を考えると素材は一択です。 カーボンです。

厚みは0.5mmで手持ちは無いので購入しました。

加工は簡単でサクッと同じ形に削って両面テープで貼ります。

問題なのは技適マークのステッカーが貼ってあることです。 これは剥がしてしまうと違法となる可能性があります。

それとメーカー修理の場合は最初に貼ってあった樹脂は剥がれたことにしないといけませんw

写真は撮りませんでしたがあれだけ凸凹だと剥がれなくても問題が出てくると思います。

個体差もあると思うので他のは知りませんがこれでスムーズかつガッチリ固定できるようになりました。

見た目なんてどうでもいいけどカーボンなのでRS2には違和感もないです。

いわゆる艶ありのカーボンだとスライドには向かないので表面はマットに加工してあります。

しかしなんで最初からこのようにしてないんだろ? コストなんてしれてるのに。

これですごくやりにくかった上下の調整が楽にできるようになりました。



2021年1月27日水曜日

α1 仕様と価格を見て思うこと

 全てを統合した初のフラッグシップ機、スペックと仕様を考察してみます。

α9が出た時にSONYはフラッグシップ機ではないと明言していました。

将来的にこのα1のような完成形の構想だったのかもしれません。

でも全てにおいて完璧なのかと言われると意外とそうでもないようです。

まだ詳しく調べてませんが、高画素として考えるとα7RIVが有利です。

ピクセルマルチシフトも搭載されているので実質的には変わらないかもしれませんが、単純な画素数(クロップ耐性)ならやはりα7RIVでしょうか。

動画でα7SIIIと比べると8k以外はほぼ同じように見えるし、super35mmモードで4k撮影できるのでこの辺は上位と言えます。

オーバーサンプリングで全画素読み出しでローリング歪の低減も謳っているので、4kでもα7SIIIより高詳細だと思います。

しかしα7SIIIでも大した事がなかったノイズはどうでしょうか? オーバーサンプリングでノイズの低減も見込めますが絶対的な超高感度域ではα7SIIIが有利だと思います。 

でもそんな環境は限定されるし、α1はなんとS-cinetoneが使えます。 これは羨ましい・・・

通常でも使用しているS-log3でISO12800からの比較でノイズや色再現が大差ないならかなり凄いかもしれない。

連射機としてα9と比べるとほぼ凌駕しているように思います。

30コマ/秒は圧縮RAWとJpegのみで非圧縮やα1でやっと実装されたロスレスRAWでは20コマ/秒になるそうです。

そしてメカシャッターでは10コマ/秒のまま。 メカシャッターは不要だと思います。

でも電子シャッター特有の高速シャッターでボケがケラれたりするのは大丈夫なんでしょうか? たぶん大丈夫だと思いますがどうなんでしょうか?

連続撮影可能枚数も画素数が増えたのにα9IIと同等と言えばすごい事なんですが、連射の枚数に上限があるならバッファの開放時間の方が問題です。

30コマで数秒撮れるより、一定のテンポでカードフルまで撮影できる方がいいと思います。

α1を名乗るなら不可能に近いかもしれませんがカード一杯まで無限連射できるとより凄かったと思います。

トリミング耐性やEVFの仕様などを考えてα9に対しては完全に上位機種であると言えます。

スペックだけで見てるとやはり凄いと思うのですが問題は価格でしょう。

90万くらいらしいので実質80万台で購入できるのでしょうか?

私のように何でも撮りたい場合は1台で済みますが業務で撮る場合はサブ機は必須だし、被写体は限定されると思うので何でもこいという機種より特化している旧機種の方がコスパが高いと思います。

α9系で仕事をしている人でトリミングも多用し、動画からの切り出しも使いたいとなれば買い換える価値はあるでしょう。

今だとα7RIVとα7SIII、α9IIはちょっと無理ですが2台合わせた金額と同等だとすると用途によると言えるでしょう。

野鳥撮影なら間違いなくα1、スポーツなど報道系もトリミングでレンズの選択を減らせることもあるかもしれません。

動画として一括するのはダメですが4kまでならα7SIIIで十分すぎると思います。

8kが必要でクロップでも4kというなら現状α1の独壇場でしょう。

風景やスナップならα7IIIや高画素が必要ならα7R系で問題なさそう。 

ポートレートなどもα1であるメリットは同調1/400のシャッター速度くらいでしょうか。

スタジオなどでテザー撮影だと転送が速いα1は価値があるかも?

がんばって追いついたR5と比べると一気に突き放した環ありますが、2台分の価格と考えると逆にR5が安価に感じてきます。

α1が60万くらいだったら完全に勝ちだと思うし、噂のR1の予想価格を考えると価格とコンパクトさで勝てる気がするのですが、この価格だとR1の仕様によっては非常に高く感じることになるかもしれません。

それとα7IVが価格なりの見劣りがするのは間違いないので、どこまで削れるかが今後を左右するような気がします。

積層型センサーが相当高額なのか知りませんが、α7IVに採用されたらおもしろいことになりそうです。

フルサイズミラーレスを牽引してきたSONYの本気を感じた1台でした。

そしてSONYを選んでよかったと思った反面、他のメーカーが追いつかないと勝負はおもしろくありません。

特にNikonにがんばってもらってカメラ業界の復興をしてほしいと思います。

それにしてもXperiaが22万だって・・・でもHDMI入力はいいなぁ。

α1 発表

 さすがにビックリしました。

グローバルシャッターとかクアッドピクセルとかではなかったですが、積層型で5000万画素で30コマ/秒でブラックアウトフリーという・・・

フラッシュ同調もメカシャッターで1/400らしいです。 凄すぎる。

oneという文字でα1というのは予想通りでしたが、全てを統合したオールインワンのoneだったとは思いませんでした。

でも価格が90万くらいとの事なので購入できる人は限られてくると思います。 もちろん私は買えないしあまり興味がありません。

理由はα7RIIIとα7SIIIの2台体制で満足してるからです。

全てを統合できても物理的な1台と2台では全然違います。 もちろんα1を2台なら理想かもしれませんが。

8kは再生環境がないし30コマで連射するような被写体を撮ってないし・・・

オーバーサンプリングの動画はすごいかもしれませんが、4k動画に限ればα7SIIIからコストに見合うものは得られないという考えです。

スチルは42Mのα7RIIIと同等とは思えませんがスチルでISOを上げまくる事もないので不満はありません。

でも鳥の瞳も追従できるとか。

α7SIIIは動画では動物瞳AFが使えないのでファームウェアで更新されることを願ってます。

それにしても既存の技術で盛りまくった怒涛のスペックは、ユーザーより他メーカーがビックリするかもしれません。

やっと追いついて追い越せた感があるR5は価格が半分程度なので比べるのはダメですが、もしCanonが同じ価格で同等のものが作れるか?というとちょっと疑問です。

少なくともあのボディサイズでは無理だと思います。

α1を越えようとすると必然的に1DX系のボディになると思います。

それと良い悪いは別にしてSONYのすごいところは、過去のSONYもそうですが他メーカーが今まで普通にやってきた上級機種と普及機の明確なボディの違いがないことです。

α7初期型とは厚みも重さも全く違うけど、α7系を使っている人は購入したその日から違和感なく全ての機種が今まで通りに使えます。

ユーザーを簡単に見捨てそうなSONYのイメージでしたがここまで一貫してα7系で進めてきたポリシーがやっと実を結んだようなそんな気がします。

α6000系もほとんど変わらないのもそんな理由かもしれません。

しかしこのカメラ業界が不遇の時代に突き進んでるなぁと思ったのが正直な感想です。

これでNikonがどう出てくるのか、また噂のCanon R1(1R?)はどうなるんだろ?

あとα1ってバリアングルじゃなくてティルト液晶みたいです。

α7SIIIもティルトがよかったようなそうでもないような・・・3軸ティルトにしてくれればいいのに。

それとα9は低画素の積層型で進化していくんだろうか? 価格からすればα9IIIを2台っていうスポーツ系のカメラマンが増えそうな気がします。

α7R系はこのまま高画素一直線でしょう。 そのうち1億超えそうです。

α7S系は出たばかりなのでしばらく何もないと思いますが、一番早くグローバルシャッターが搭載されるかもしれない。

個人的には完全透明になる電子可変NDが出てくると信じてます。

それより問題なのは無印でしょう。

動画機能を優先できないし怒涛のスペックを盛ったα1からスペックダウンとは考えられません。

一番中途半端な立ち位置だけど一番売れているのは間違いないので、やはり次のα7IVが本命になると思います。

2021年1月26日火曜日

ケージの活用とカスタム Smallrig #2999&DJI RS2

 加工がバッチリ決まって理想の状態にできました。

せっかくなので動画にしました。

でも撮影スタイルは人それぞれなので参考になるかどうかは知りません。

QDストラップがあまりにも便利すぎるのでもっと広めたいと思う反面、PeakDesignが主流なのかなぁと思うと少し残念です。

カメラボディの場合はPeakDesignのでも特に不満はありませんでした。

しかしジンバルで使うとなると脱着を頻繁にするので片手ではやりにくかったです。

それにアンカーがぷらぷら動くしデザインが好きになれませんでした。

QDは片手で脱着できるし耐荷重は不明ですがアメリカ陸軍でも使用されていたので問題ないでしょう。

それとリモコン。

RS2にケーブル接続すればRECのコントロールはできます。

でもそれだけしか使わないのでケーブルが邪魔です。

リモコンだともっと邪魔なんですが使う時はフォーカスモーターのためなので仕方ありません。

しかしC1のカスタムボタンを操作できるのはすごく便利です。

これでAFからMFへシームレスに変更できます。

縦動画用とマクロは動画としてアップしてませんが、結構撮ってます。

マクロは動画だとMF専用になるEFレンズを使うために大げさになってますが、それこそAFではほとんど使い物になりませんでした。

スライドレールという方法もありますが被写体が動くのでフォローフォーカスの方が便利です。

nanoのバッテリー問題も解決できたし。

レンズサポートは今後の課題で未だに改善案が思い浮かびません。

レンズが1本だけなら何とでもできるのですが、レンズ交換を考えると至難の業です。

Smallrigでついでに作ってもらったアダプターで延長したり、Y字タイプを使ったりレンズによって変更しないといけません。

所有している全てのレンズに合うような理想のレンズサポートが作れるかどうか、現地でのレンズ交換をもっと簡素化できるように考えたいと思います。



見たことがないα

 ディザー広告が出て今夜発表だそうです。

「見たことがないα」だそうです。

新コンセプトであるα7cが発表されましたがこの様子だとα7IVではなさそうです。

推測できそうなのはα9系で時間制限無しの8kが可能と噂されていたものでしょうか。

8kのメリットはオーバーサンプリングで高解像度の4k得られることや、8k動画から静止画を切り出したり、トリミングでも4kの解像度を確保しやすいのでズームの代わりに使えたりすることくらい?

全くのオーバースペックではないですが少なくとも私は興味ありません。

動画からスチルをというのであれば10bit 4:2:2は必須です。 これはα7SIIIで身を持って経験しました。

でも8kの解像度が必要かどうか、です。

SONYのαで8kを撮れる機種がないことを考えると搭載してくる可能性は高いですが、今までのα9系は動画用途としてはあえて機能制限しているところがあります。

α7SIIIの存在もあるのでやはりスチル用の8kではないかと思います。

でもこれだと見たことないとは言えないレベルです。

それとクアッドピクセル?だったか新センサーで1200万画素と4800万画素の切り替えができるという噂もあります。

でも1台で全て賄うというのはちょっと無理があって2台の分けた方がいいような気がします。

1200万画素の4kと4800万画素の8kを同時に撮影することは無いだろうし、感度と解像度をその場で切り替えて撮影する状況が思い浮かびません。

ただ技術的にはおもしろいものなので近い将来採用される可能性はあるかもしれません。

それとは別にRX1に曲面センサーを採用したものがαシリーズとして発表されるという噂もありました。

レンズ固定なので曲面センサーのメリットも十分あるし、見たことがないというのにも合致します。

FX6がα系列として出てきたので(名称だけですが)RX1がα1として名称変更されるという可能性もあります。

SONYからすれば市場縮小のカメラ業界で売るためには性能よりブランド力です。

車もそうですが性能が高いものが人気があって売れるというわけでもなく、他の人が使っているという理由で売れることも多いです。

と、昨日までRX1の曲面センサーが有力だと思ってましたが、どうやらレンズ交換式のEマウント機である可能性が高いとのこと。

こうなるともう何が出てくるかわかりませんw

縦グリ一体のα9系フラッグシップもあり得ますがどうなるでしょうか?

α7IVの可能性もあるけど見たことがないというレベルは難しいような気がします。

α7cも蓋を開けたら価格と発売時期からすればショボかったので、ディザー広告が大げさに盛っているかもしれません。

個人的に予想できる範囲であり得そうなのはグローバルシャッターの高画素機ではないかと思います。

フラッシュ全速同調とかローリング歪レス、EOSのフラッグシップが発表される前の今なら飛びつく人もいそうです。

何が来ても買うことはない(というか買えない)ので他人事のように制汗することにします。


2021年1月25日月曜日

ケージにQDアダプターを

 RS2のアルカ互換ではないアルカもどきプレート、Smallrigの#3061が届くまではワンオフで作ってもらったRONIN-S用のプレートを使用していました。

カメラ側はRRSの汎用のQD付きです。

しかしいろいろ問題はありました。

それから#3061が届いて使用していましたが、クランプのノブが小さくて回しにくいです。

しかも固定されているのか目視ではわからず、さらに締めやすくするためにスラストベアリングが入っています。

ネジは摩擦で固定するもの。 つまりスラストベアリングで締めやすくなる代わりに緩みやすくなるという可能性があります。

ジンバルは少なからず振動することがあるし、緩んでしまうとセーフティを無効にして使う#3061は危険な気がします。

一旦そう思ってしまうと高価なカメラとレンズなので安心して撮影できません。

#3061は純正と違ってクランプのネジが破損した場合確実に脱落します。これは脱落防止ピンが有効でも落ちます。

純正はクランプの横にも固定のアリ溝があるので、クランプが破損しても脱落防止ピンが有効であれば落ちることはありません。

純正のプレートを使用するには純正のアルカ互換プレートしか使えませんでしたが、ケージ用の#3154が純正プレート用に販売されていました。

ケージは重くなりますが手持ちや縦動画などにすごく有効で、まずケージを購入して準備をすすめました。

#3154はかなり時間がかかりましたが先日到着してやっと安心してRS2で撮影できます。

でも#2999のケージを購入する時にちょうど良さそうな穴があることに気づきました。

これってもしかしてQDアダプターが入るんじゃないかと。

実物で確認すると入りませんでした。 しかも1mmくらい浅いです。

でもこれなら少し加工すれば何とかなりそう! というわけで加工です。

フライスでもあれば簡単なんですがそんなものは無いのでリューターとXYテーブルを使って地味に削ります。

深さを1mmくらい削るのが大変でしたがQDアダプターを埋め込むことに成功です。


今まではケージにネジ穴を開けて微妙な位置のQDアダプターでしたがこれでスッキリ。

純正の脱落防止ピンの位置でセンターに止まることができますが、これを利用して9mmオフセットした位置で止まるようにしています。

カメラがピッチモーターに近づく事になるのでロール軸のバランス出しが有利になります。

ケージで重くなったのと135GMにマイクとか付けるとアームがぶつかるのでその対策も兼ねてますが、重心位置に近くする理由はジンバルを自作した人ならわかるはず。

これでRS2ではセンターマークも不要でカメラの位置は同じ位置に固定できるし、QDストラップも使用可能、普通のアルカ互換雲台も使えるし脱落の危険も少なくできました。

あともう一つ考えていることがあって、それの取り付けと実用ができそうならしばらくそれで運用しようと思います。

その頃には35GMが届くはず。

これからもAFでもMFでも使いやすくてジンバルでも三脚でも手持ちでも撮影しやすくなるように改善をしていきます。 暇だからw

少し理想に近づいた気がするそんな暖かい日でした。

2021年1月20日水曜日

35mmの画角を考えながら

 35mmは中学卒業と同時に入学祝いで買ってもらった中古のNikkor Ai35mmF2.8が最初でした。

ボディはNikomat FTn、その後アルバイトしてF2へ。

就職してカラーを撮るようになってNikkorの発色が非常に悪いことに気づき、RTSIIへ移行しました。

35mmはもちろんDistagonです。

ただこのDistagonはRTSIIのフォーカシングスクリーンが明るく(普通ですが)ボケないタイプで、F2の暗い全面マットがいかにピント合わせがしやすいか思い知らされた過去があります。

開放の甘さもあってDistagonはどこにもピントが合ってないような描画でボケもPlanarより硬くてあまり好きではありませんでした。 色もPlanarほど濃厚ではなくツアイスらしい色でしたがイマイチ感がありました。

その後は単焦点で35mmを使うことはなくなりましたがα6300でSEL24F18Zを使用していました。

α7RIIIのsuper35mmでも使っていましたがこのレンズの描画は最悪っていうくらい悪いです。

周辺は総崩れ、ボケも悪くコントラストが高くて色乗りがいいこと以外は高いだけのレンズです。

A036の35mmと比較したことがありますがA036の方が圧倒的に良かったです。

でもブログに貼るとかインスタで使うならそこそこ寄れるし軽いので使いやすいのは間違いありません。

APS-Cで24mmF1.8だとフルフレームで35mmF2.8とほぼ同等になります。

35mmでF2.8でも近づけばボケるし、A036は寄れてボケに縁取りが付くことが気になることがありますが描画で大きな不満はありません。

しかしF2.8だとやはり暗いです。

ズームなので仕方がないですがより明るいレンズが欲しいと思います。

SEL1224GがF4.0なので16GMを目標にしてましたが、16mmで明るいレンズはかなり限定的な使い方になります。 つまりコストに合わない気がする。

常用できる画角となると24mmでは広すぎるし、20mmは個人的にはすごく中途半端で使いにくいです。

50mmがあるしA036のワイド端の28mmでもやや広いと感じるので35mmは理想に近いと思います。

昔のコンパクトカメラは38mmが多くてよく考えられた画角だと思いました。

よりワイドが必要ならSEL1224Gを使えばいいし、35mmは50mmとの画角差が1.4倍ほどなので現状のSEL1224Gと50mmのちょうど中間になります。

しかし現状はSEL1224GとSEL50F14Z、A036、SEL135F18GMの4本がメインです。

これに35mmが加わると50mmの出番が減るはずだしA036はほとんど使わなくなりそうな予感がします。

ここまで35GMを購入しないで済む案を考えてましたが結局欲しいことには変わらないです。

35mmなら1本だけ持ち出してもいいし・・・

しかもプレリリースの希望小売価格は税別198,530円なのでSONYストアでも19万ほどの出費になります。

為替のレートが高すぎて初回は諦めようと思いましたが、いざ蓋を開けたらSONYストアで税別18万でした。 なんでやねんw

これで10%割引で178,000円くらい。

というわけでポチッとな。

この我慢ができない性格は何とかしないといけない。

でも17万くらいなら買うつもりだったし。しばらく価格が下がることはないはず。

135GMの描画で準標準の画角なら買うしかないでしょ!

プラナーとどのくらい違うのかも楽しみです。

2021年1月16日土曜日

マンフロットのジンバル

 なんとマンフロットからジンバルが出てくるようです。

DJIの一人勝ちではないけど相当がんばらないと勝負にならないと思います。

ZhiyunのCRANE 2Sはかなり良いみたいで基本に戻った形状が功を奏しているようです。

でも高いしRS2の利便性を考えると微妙な気がします。

そしてマンフロットのジンバルの形状を見てみたら・・・どこかで見たような?

間違いなくFeiyutechのOEMでしょう。

FiyutechはGoproのジンバルでも思いましたが、作りはいいし動きも悪くないのに撮影するとダメダメでした。

何となくですがソフトウェアが悪い感じで2度と購入することはないです。

OEMはリーベックもそうでした。

そういえばSONYのドローンも実機が紹介されていました。

ドローン自体は業務機だと思うので縁がないですが、それよりジンバルが搭載されていたのが気になります。

SONYのジンバルとなると現時点では手が出ないような高額だと思いますが、もしかしたらSONY製の手持ち用ジンバルが出てくる未来があるかもしれません。

話は戻ってマンフロットのジンバル、本体は全く興味がありませんが同時に発表された延長ポールはかなり使えそうです。

先日購入したミニ三脚と組み合わせても使えそう。

1万円くらいで買えないかなぁと価格を見たらなんと3万円以上します。

さすがにちょっと高すぎ。

ジンバルの延長ポールとして使う一脚はスチルより確実に重くなるので耐荷重が低いと危ないかもしれません。

動画だと垂直に伸ばすだけではなく斜めから水平にすることもあるので一脚のような段々式に細くなる普通のタイプではダメだったのでしょう。

両側が伸びるようでその辺はよく考えられていると思います。

でもやっぱり高すぎ。

そういえばMOZAはまだ動きがないみたい。

RS2やRSC2に対抗してくるはずですが・・・でも勝てないだろうな。

2021年1月14日木曜日

ジンバル用の三脚

 RS2にはミニ三脚が付属しています。

グリップの代わりになるしコンパクトで必要最小限ではあるけど使い勝手は悪くありません。

でも付けっぱなしだと邪魔になるので撮影時は外しています。

クイックリリースはいろいろ試したのですが三脚や一脚も使えるようにアルカ互換のクランプで運用中です。

ジンバルを三脚に載せる事はありませんがスライダーに搭載すると電動雲台の代わりに使えます。 ブレとの戦いですが・・・

一脚はジッツオの古いアルミ一脚です。 重いので使ったのは数回のみ。でももっと活用したいです。

ジンバルでの撮影は移動できることがメリットですが、代わりにガッチリ固定した撮影には向いていません。

そもそも高さが足りないことが多いし、ロックモードにすればある程度軽減できますが厳密に言えばドリフトするので三脚による多重露光のような撮影は難しいです。

とりあえず一脚で高さを稼げても手で持つとふらつくのでダメ、ミニ三脚は小さいので手放しでは転倒の危険があります。

そこでテーブルフォトにも使えてある程度高さが稼げそうなミニ三脚を探していました。

ジンバルの重量に耐えることができてコンパクトなもの、高さは一脚併用なのでライトスタンドのように広げられるのが理想です。

この手のものはゴツくなるか小さすぎて付属のものと変わらないか、そんなのしか見つけられませんでしたがYoutubeで良さそうなものが紹介されていました。

かなりコンパクトだし脱着して使うならジンバルにも最適です。

足は伸ばせるけど強度は使ってみないとわかりません。

でも購入しようとしたら現在取り扱いなし。

すると雲台付きで同じようなものが4,000円弱、しかもプライムで販売されていました。

というわけで購入しました。



大きさはRS2純正より1.5倍くらい長くて重さは比べてませんが結構軽くて大差ない感じ。

グリップとして使うには向いてないけど伸ばさなくてもかなり安定感があります。

重いレンズだと倒してしまう危険もありますがこれなら簡単には倒れないはず。

通常の三脚のようにも使えて、その際は赤いリングを回して切り欠けを動かす必要があります。

この状態で伸ばすと水平でレンズの中心の高さは70cmくらいになります。

ジンバル&ゴム足なので安定性は無く風で揺れると思いますが要は使い方次第でしょう。

意外なほど作りは普通でした。

開閉部は荷重をかけないと少しガタがありますが実用上は問題ありません。

伸縮部もこの程度なら全然不安な感じはなかったです。

一脚と組み合わせれば照明用のスタンドにもできるし、本来の目的であるジンバルとの組み合わせもバッチリです。

しかし付属の雲台は残念です。

想像以上にボールの固定力が高くて大当たり?と思ったら固定した時にパンがズレます。

1つのクランプで全部固定するタイプなので致命的な欠点です。

それとオスネジがアルミ・・・これはやめてほしいです。

分解して改造しようかと思いましたが簡単に分解できない構造のようです。

どうせこのままじゃ使いみちがないので破損覚悟で分解してみようと思います。

そう考えるくらいボールの固定力、固定までのクランプの締め加減がよかったです。

これはヤバいかも? SEL35F14GM発表

 予告どおり発表されました。

サンプルも上がっていてスペック共に確認しました。

ずばり! 欲しい!

24GMで気になった軸上色収差がほとんどなくてより現代的な感じ。

ボケも自然で描画で気になることろはありませんでした。

そして肝心の重さ。

なんと524gしかありません。

ジンバルでSEL1224Gをよく使いますがほとんど同じ重さなので交換が楽です。

A036も同じくらいなのでこの3本で撮ればバランス出しはほとんど不要です。

さらに価格が1,400ドルらしいです。 24GMと同じかな?

決して安くはないけどCanonやNikonならもっと高額になるはずです。

シグマはF1.2なので比べるのはちょっとアレですが価格もそれなりに高いです。 14万くらい? 重さは倍!w

17万くらいで買えるとしたらシグマとの差額は3万しかありません。

現在最高峰のEF35mmF1.4Lで20万弱、描画はBR素子で凄まじいと思いますが価格とサイズ&重さを考えると(Canonは760g)SONYらしいレンズだと思います。

それにしてもこれはヤバいなぁ。

2月中旬らしいので予約は無理。 資金繰りが・・・でも欲しいなぁ。

できるだけ節約して資金を捻出します。

春頃だとたぶん一旦在庫がなくなると思うので夏に購入できるようにがんばろうと思います。

一時は中華レンズでもと思いましたが買わなくてよかったです。

16mmは諦めるか・・・

2021年1月13日水曜日

SEL35F14GM

 噂というかリーク画像が出てました。

製品化はほぼ間違いなくて発表を待つだけのようです。

フィルター径67mmで思いの外コンパクトです。

これなら付けっぱなしのいわゆる標準レンズとして使えそう、というか使いたいです。

スチルの場合は50mmが一番好きです。

でも16:9とか2:1、2.35:1などレターボックスだと50mmの画角は狭くなってしまいます。

この差が意外と大きくてパースは50mmのそれなのに画角が狭く感じる原因となってます。

50mmは中望遠のような扱いで撮ってますが少し広いレンズに置き換えたいような気もしています。

24mmや28mmでは広すぎるので理想は40mmくらい。

ノクトンやその他もありますが35GMならこれ以上はないかもしれない選択です。

SEL1224Gとも被らないし16:9での画角なら馴染みの深い38mm相当になるはず。

動画でも一番使いやすくてスナップのようなスチルにも最適。

そんな事は前から考えていたけど理想に近いレンズがなかったです。

七工匠のAPS-Cで35mmF0.95があって、フルフレームではケラれるけど16:9ならギリギリ使えそうなので何度も迷ってます。

LAOWAからはフルフレームのF0.95が出てきますが価格を考えるとちょっとイマイチな感じ。

一段暗くなるけどF1.4の描画なら誰が予想してもGMが一番上質なはずです。

問題は価格です。

できれば現在の24GMと同じくらいで実売16~18万くらいでお願いしたいところです。

CanonやNikonだともっと高額で高性能になると思いますが、実用上十分すぎる画質であるのは間違いないと思うので購入候補にしたいと思います。

16mmGMも気になりますが使用頻度を考えるとViltroxやシグマを選ぶかもしれません。

つまり一番使用頻度が高い35mmでベストな選択を、という自分に言い聞かせるための独り言ですw

でも懸念がないわけではありません。

1本増えるとかばんがきつくなってきます。

それにA036ではダメなのかということです。

描画や推定される重さのメリットはあるけどF2.8以上に絞るならGMの価値はほとんどありません。

夜間でかなり暗いところだと2段の差は計り知れないほど大きな差になりますがかなり限定的です。

開放付近でボケを生かす撮影で真価を発揮するのでNDはフロントも付け替えないといけなくなりそうです。

使い勝手と今後の購入予定レンズを考えると難しい選択になるかもしれません。

明日には国内価格が発表されると思うので少し待ってから考えようと思います。

でもすぐに購入することはありません。

それより先にiMacを優先したいと思います。

2021年1月10日日曜日

新レンズの噂とケージの更新

 中国のフィルターメーカーのNisiから15mmF4.0のMFレンズが発表されました。

500ドル台なので6万くらいでしょうか?

明るいとは言えないけど開放からバッチリ使えるのでしょうか?

周辺落ちは必ず存在するので、なぜF4.0でしかも微妙な価格で販売するのか今の所不明です。

中華に広角が多いのはソフトウェアの進歩もあるけど、中望遠〜望遠は勝ち目がないからだと思います。

その理由はAFじゃないと使いにくいというのとガラスの質も関係あるかもしれません。

でも時間の問題かもしれません。

次はLAOWA

噂されていた発表は見つけられなかったけど分かったのは35mmF0.95が現地価格で10万くらいとのこと。

国内だと13万くらいでしょうか。

手が届くけどMFTを見ると少し勇気がいるレンズです。

他にも15mmでティルトレンズがあるみたい。

Eマウントで15mmのティルトだとオンリーワンかもしれない。 これはおもしろいかも。

45mmF0.95とかもあるけどちょっと様子見です。

Viltroxの24mmF1.8とか実用的で安価なものなら試してみようかと思いますが、10万くらいになってくると素直にSEL20F1.8Gを買った方が幸せになれそうな気がします。

それからケージのQDストラップです。

穴を開けてネジを切ったけどRRSのプレートがそのまま使えるじゃんということで付けてみました。


位置はセンターなのでL型プレートの代わりにも使えます。

QDはOK、HDMI端子は使えなくなります。

バランス的にもいいけどRS2のプレートを純正に戻す予定なので暫定的な使い方になりそうです。

レンチが必要になるけど縦位置グリップも対応できるしケージがあると何かと便利です。

マイクも何とかしたいけど・・・今年は音をもっと使えるようにしたいと思ってます。

それとRavenEYEがまだ単品販売されてません。 正確には入荷待ちなのですが何時になるかわからないということです。

コンボセットを優先してるので生産が追いつかない状態なんでしょうか?

買ってもすぐに使わなくなる可能性が高いですが・・・単体でも使えるので無駄にはならないはずです。

2021年1月3日日曜日

ケージのストラップ QDアダプターの位置を考える

 α7SIIIを購入してからカメラにストラップを付けてません。

PeakDesignのアレはどうしても見た目とぷらぷらするのが好きになれず・・・

ジンバルにもストラップを付けたかったので兼用できて強度と信頼性、そして頻繁に脱着しやすいQDスリングがベストだと判断して現在に至ります。

α7RIIIはL型プレートなので問題ありませんが、α7SIIIはL型は不要なのでRRSの汎用タイプを使ってました。

でも先日ケージを購入したのでQDストラップが使えません。

もちろんQDアダプターで対応するつもりでの購入なので問題はないはずでした。

でも位置が問題です。

端子の下のところがベストだったのですがNATOクランプが入りにくいです。

トップだと邪魔にならないけどストラップを付けたままの撮影はすごくやりにくいです。

ボディの左ストラップホールの上でもよかったのですが見た目が気に入りません。

そこで角にネジ穴を開けることにしました。


かばんへの収納以外は理想的な位置だと思います。

角なので落とした時に曲がってボディへのダメージが出そうですが気にしないことにします。

#2999の角は斜めになっているのでネジ穴を利用してマイクとかを付けるのには向いてません。

左側のNATOレールに干渉せず、QDスリングに負荷がかかりにくく脱着がやりやすくなりました。

見た目はまさに取って付けたようでダサいですが機能美ということで・・・

それにしてもケージがあると便利だなぁ。

レンチが必要だけど縦位置動画とかも撮りやすくなるので試したくなります。

でもネジ穴の数だけ散財しそうなのが困るところです。

2021年1月2日土曜日

α7SIIIにケージを付ける SmallRig #2999

 ことの発端はRS2用アルカ互換プレートのSmallRig #3061のネジによる固定方法が気になったからです。

#3061のクランプ方法はネジ式でネジの頭がプレートに干渉しないように小さいです。

小さいので回しにくいのでスラストベアリングが入ってます。

ネジの機能としてスラストベアリングが入るということは締めやすい代わりに緩みやすいという事になります。

そこでバネワッシャー(RCカーのボールデフ用)を1枚入れてテンションが掛かるようにしています。

しかも締めやすくするならレバータイプのネジに交換すればいいのですが、ネジが4mmではありません。

ネジ径は同じのようですがピッチが違うみたいです。

脱落するような事は無いと思いますが4mmでは少し不安です。

これを改善するにはワンオフで作ったプレートを使う→レンズサポートが使えない。

純正のプレートを使う→カメラボディとアルカ互換プレートの固定がネジ1本なので緩みやすい。

プレートが緩みやすいのはフォーカスモーターのせいもあります。

アルカ互換の汎用性があり、緩みにくく脱着がしやすく脱落を気にしなくてよいもの・・・それがケージを併用するという結論です。

ケージに関しては便利だしボディの保護にもなるのでいいのですが、重くなることとスチルでは邪魔なのでα7RIIIでは考えていませんでした。

でも動画専用のα7SIIIなら手持ち撮影用のトップハンドルやグリップ、nanoの固定などメリットが大きいです。

専用のアルカ互換のプレートもあるし、左側にはNATOレール、1/4ネジ穴が多いので”何かを付ける時”に便利です。

ケージで問題になるのが重量とストラップです。

重量は仕方がないけどQDスリングは絶対必要なのでRRSのアダプターで対応になります。

RS2専用のアルカ互換プレートは新製品で、国内のAmazonではまだ購入できないのでとりあえずケージの専用品を購入する必要があります。 これは別にメリットもあります。

#3061が届いた日からずっとこんな事を考えていて、元旦にすごく暇だったのと翌日配送という配送業者の方には感謝という状況だったので購入しました。


#2999のケージの作りは結構いいと思います。

と言うかこのサイズで1体型の削り出しで4,000円台という・・・材料費ってそんなに安いのかな?

CNCの切削は数が見込めれば安くなるけど仕上げの手間とアルマイトを考えると破格と言えます。 中華恐るべし。

1/4ネジと右側のストラップホールに2.5mmのネジで固定するので緩んで動くことはありません。

取り付け精度もよかったです。

重さはそれほど気になりませんが確実に重くなってます。

グリップ側も意外と気にならずスチルにも使えそうなくらいです。

トップハンドル用にNATOレールを付けてトップハンドルを付けてみたら超快適です。

左のNATOレールにRS2用の木製グリップを付けても持ちやすいです・・・が、付けることはなさそう。

H1nも固定しやすくなったしnanoを付ける時もやりやすくなりました。

なるほど、これがリグかと感心しています。

ケージ専用のアルカ互換プレートが届くのが2週間弱かかると思うので、理想の状態はまだですが改善できそうでよかったです。

ケージ用の汎用アルカ互換プレート #2389はネジピッチが汎用性のある18mmなのでRS2のストラップ用に使用しているNATOクランプに取り付けることができます。

これを利用すれば三脚やRS2で縦位置にできます。

試してませんがブリーフケースモードでRS2を三脚に固定することもできるはずです。

QDアダプターはもう少し考えようと思いますが思っていたより満足度が高かったです。

2021年1月1日金曜日

2021年 元旦からこんなマニアックな・・・RS2のパーツ

 2021年になりました。

コロナ一色と言える状況で過去の正月とは違い厳しいですが、与えられた試練だと思って生きていくしかありません。

さて、そうは言っても例年どおり正月は暇そのものです。

自宅で映画や動画を見ながらウインドショッピングならぬモニターショッピング、ようはネット通販です。

手当たりしだいに購入するわけではなく何かいいものがないかと眺めるだけ・・・

いろいろ見てるとそう言えばTILTAからRS2用のパーツが開発中というのを思い出しました。

進捗はどうかなと国内代理店のサイトを見てみたら予約受付中で価格が表示されてました。

その中でおもしろそうなものがありました。

まずいわゆるサポートアームです。

アナログジンバルの頃からある大掛かりなロボットアームのようなスプリング式のアームを専用のベストに取り付けて重量を軽減させるものです。

このようなサポートアームは過去にもいっぱいあってブラシレスジンバル用で汎用なのもありました。

価格は4万くらいから20万を超えるものまであります。

TILTAのそれはARRIのロッド式?のようなアナログジンバルの機能を組み合わせたものです。

重量を軽減するだけではなくローアングルからハイハングルまで自由自在です。

バッテリーをVバッテリーにしてロッドのバランス用にしているのでRS2専用ということになります。

自由にアングルを変更できるのと腕への負担が軽減されるので撮影可能な時間が限定されている石取祭とかには最高かもしれません。

価格は16万超と本体より高価です。 それと見た目がヤバいです。

背負うタイプで頭上から提灯アンコウのようなもっとヤバいヤツよりはいいですが、とても街中に溶け込むようなデザインではありません。

ジンバルだけでも目立つのに完全なガチ撮影隊でも見かけないようなスタイルになるので価格の障害以上に勇気を試される商品です。

腕への重量は軽減できても総重量はかなり増えるのでたぶん先に足にくるはずです。

でもネタとしてはかなり面白いと思います。

そしてもう一つ。

ブリーフケースモードで使うグリップですが純正とは大きく違います。

NATOクランプが左右に付いているのでやや危険を感じる片持ちの純正より確実に安全です。

それとこのグリップの最大の特徴は左右のNATOクランプに電子接点が付いていてグリップ側で操作ができることです。

ジョイスティックとMボタン&RECボタン、ホイール(!)とトリガーまであります。

ジョイスティックやMボタン、RECボタンは正直無くてもいいけどホイールとトリガーがあるのはすごいです。

ダブルクランプで剛性も強度は間違いないし拡張用のNATOレールも付いてます。

価格は27,000円くらいでやや高いですが、この手のグリップの中では非常に完成度が高いです。 買わないと思うけど・・・

それと単体ではなぜかAmazonで見かけたバッテリーグリップを外してクレーンなどに搭載するためのマウントが販売してました。 こちらは16,000円くらい。

Vマウントのバッテリーが必要ですがクレーンだけではなくスライダーや両手持ちグリップに改造するためのベースとして使えます。

純正からでも出ていますが違う点はバッテリーのロックだけではなくNATOクランプも併用して固定できる事です。

振動などでは外れないと思いますが、載せる機材の総額を考えれば安全策としてフェールセーフはあった方がよいです。

どれも買わないと思いますが眺めるだけでも想像しながら楽しめるパーツでした。