2022年1月29日土曜日

SamllRig #3639は理想のケージなのか?

 ケージなんてどうでもいい。 好きなの使っとけって思うのが正直なところです。

見た目がゴツくなるのでカッコいいと勘違いする人もいますがコテコテの使いもしないアクセサリーは邪魔でしかありません。 たぶんすぐ飽きます。 私がそうですw

トップハンドルや外部モニターを常時使うような事がなければケージは不要だと思います。

ホットシューにマイクを付ければ事足りることが多いし、何より軽くてコンパクトになります。

それでも三脚やRS2などのジンバルを使用するとアルカ互換とかのクランプは必須になってきます。

RS2がアルカ互換に限りなく近い独自規格なので、プレートは汎用クランプで使えるけどRS2のクランプは専用に設計されてないと装着すらできません。

まずここが最大のポイントです。

#2999にRS2用のプレートを付けたり、SmallRigから汎用プレートが使えるクランプも出ていますが何かしら気に入らないところがあります。

そこでこの#3639です。

良いところは高さが限界まで低くなっているので通常ならRS2の重心位置にレンズの中心が近くなるはずです。

それと2点止めであること。

これは1点でも形状により緩んだりしませんが必要以上に締め込んでしまう可能性が高くなります。

2点であればそれぞれ軽く締めておくだけでも緩んだりしません。

次にNATOレールがあることです。

私の場合QDストラップを使用するために必須となります。

グリップは半分ネタで使うこともありますが無くても撮れます。

トップハンドルを使うことはないので付けてませんが、そんな場合でもNATOレールがあれば縦位置でも撮りやすくなります。

そして一番のポイントはやはりRS2での搭載位置を調整できることです。 正確には加工すれば調整できるということです。

重心に全て近づければそれだけモーターのトルクは少なくて済みます。 

そして各軸の中心にカメラの重心が近づけばレンズ交換したときのバランスの変化も少なくなります。

135GM以上の重いレンズは使いませんが、アームに余裕が出るので本気の単焦点シネレンズでも余裕で搭載できると思います。しらんけどw

でもレンズサポートがそのままでは使えなくなるので少し加工が必要です。

ネジ穴を開けるだけですが微妙に前後の位置関係が変わったので対策しなくてはいけません。

あらゆるレンズで最適な位置でサポートできるようなレンズサポートは無いのだろうか・・・

アイデアはあるけど形にできそうもないのが悲しいところです。

でもこの#3639は個人的にはベストなケージだと思います。



Smallrig α7SIII/α1&α7IV兼用 ハーフケージ #3639

 カメラケージというアクセサリーの所感には個人差がありますが、常時外部モニターを使うとか手持ちまたは三脚での運用でジンバルは使用しないならかなり有用だと思います。

ホットシューやL型プレートを活用する方法もありますが、搭載する重量やトップハンドルでぶら下げることを考えるとボディの破損に繋がる可能性があります。

一般的なミラーレスのケージにはフルタイプとハーフタイプがあります。

フルタイプは全体を覆うもので重量はそれほどでもないですがかなり大きくなります。

代わりにどの位置にもグリップなどを付けられる利点があります。

ハーフタイプはL型プレートと似てますがアルカ互換よりNATOや1/4ネジを活用できるようして、さらにトップにもアクセサリーを付けられるようにしてあります。

TILTAやSmallrgから各ボディ用に専用品が多数販売されているので目的に合ったものを選べばようのですが・・・

最初に購入したのはSmallrigの#2999でα7SIII用のフルケージです。

底はアルカ互換になっておらず別途プレートを追加して使用してます。

大きくてグリップ側にも張り出すので手持ちで手軽にというわけにはいきません。

この大きく重くなるデメリットが問題で、特にジンバルだと外部モニターをケージに付けることはないのでケージは不要です。

そこで加工してハーフタイプにして使用していました。

ストラップホールを利用した2点止めが不可になりますが、ボディの前面でも支えるので問題はなかったです。

でもNATOレールの強度や抜け止がなくなったので少し気をつけないといけませんでした。

そこで新しく販売された#3639に変更することにしました。

精度はよくてコンパクト、左側のストラップホールで2点止なので剛性もバッチリです。

QDのストラップはNATOクランプを活用したRS2用と兼用することにしました。

2点止だとそれぞれのボルトを最適なトルクで締められます。

しかし緩んだりズレることこもと多いので強く締めがちです。

ボディ側はそんなに弱くはないけど歪は出るので締めすぎには注意が必要です。

2点だと緩まない程度でもズレないので絶対こちらの方がいいです。

でも少し気になる点があります。

NATOレールのところの各1/4ネジ穴のピッチが他のレールなどの18mmではなく、一番使う可能性があるところの2箇所が20mmになっています。

これだと#2999用のプレートとかを付けると位置関係が怪しくなってきます。

プレート側を加工するかNATOクランプを使うか・・・ここは揃えてほしかったところです。

それとRS2の純正プレートはレバー式のクランプになっています。

他のプレートと#3639は僅かですが#3639の方が大きいようでレバーの固定位置が違います。

かなりシビアな精度が求められるので難しいかもしれませんが、このレバーを調整するためには1.5mmのレンチが必要です。

しかもロックタイトが塗ってあるようで高確率でナメます。

ナメても外せますが、1.5mm六角の特殊な2mmのボルトは簡単に入手できません。 皿ネジではなく頭が広くて薄いボルトです。

普通の六角ボルトだと#3639に干渉するのでSmallrigが悪いわけではありませんが注意が必要です。

それとRS2の純正プレートでセンターでロックできるように底面が加工されています。

これはごく当たり前でよく出来ているのですが、私は9mmオフセットさせていました。

でもそのままでは加工しないといけません。

脱落防止を生かしたままオフセットできるようにして、尚且ベストな位置で止まるようにしたいのですが・・・結局プレートのストッパーが干渉しないように削って自由にオフセットできるようにしました。

この状態でも脱落防止は機能するけどセンター出しに一手間かかります。

そこでRS2のピッチモーターへカメラのボディを密着させるようにしました。

こうするとさらに9mmくらいオフセットされるのでかなり重いレンズでもバランスが取れるようになります。

代わりに軽いレンズは厳しいかもしれませんがその時は調整できるので問題ありません。

レンズサポートが使えなくなるのでプレートに4mmネジ穴を開ける必要が出てきましたが簡単に開けられるし位置も問題なさそうです。

高さも限界まで低くなったしデザイン的にはアレだけどかなりコンパクトなケージで気にってます。

どんなものでも完璧なのは存在しません。

特に社外品のアクセサリーは自分の目的に合ったものが存在するのか、また無ければ加工して使えるかどうかがカギになります。

今回の#3639は理想に近く購入してよかったと思います。





2022年1月24日月曜日

購入候補を考える

 小型スライダーはちょっと残念なところもありますが実用上は特に問題なさそうです。

そこで次の目標というか購入したいモノを考えます。

まず確実に購入予定で待っているもの、これはiMacの27インチモデルの後継機です。

21インチモデルが24インチ?になったけど食指は動かず。 メモリが少なすぎるのはいただけない。

安価とは言えない価格だし解像度も今より落ちるので27インチモデルを狙います。

そして肝心なのはVESAマウントモデルです。

iMacで一番気に入らないのがデザイン優先で高さ変更できないことです。

机ごとデザインすれば対策はできますがモニターアームを使ったほうが確実です。

問題は発売時期と価格です。

最低でも6月くらいまでに出てくると思うのですが価格が不明なのでドキドキしています。

7年前のiMac5kで40万超え、SSDの容量次第では軽く50万を超えそうです。

それより問題なのが27インチがProだけでミニLED搭載とかスペックを盛ってくると70万どころか3桁を超えてくるかもしれません。 これが一番怖いです。

高くても50万台、できれば40万以下で出てくるといいのですが。

最悪高くて手が出なければMac book Proで外部モニターとかも考えてます。

とりあえず発表されてからじっくり考えます。

それからレンズ。

現状で狙っているのは14GMです。

1224GMもいいのですが少し高すぎるのと重いので扱いにくいです。

明るいレンズを狙いたいのでF2.8より1段以上明るいのも魅力です。

14GMなら1224Gも活きるのも○です。

マクロはシグマ105mmですが正直言えばちょっと失敗です。

解像度は文句なし。 これ以上は不要と思うほどですがAFが全くダメです。

遅いとかではなく合いません。

どうせMFで使うのでと思ってましたがそのMFの使い勝手も悪いです。

使えなくはないけど純正90Gの方を選べばよかったかもしれない。

それとGMマクロの噂もあるので今後の動向をみようと思います。

描画自体は不満はないのでファームウェアで何とかしてほしいところです。

あと更新という意味ではEF400mmの次を考えてます。

しかし使用頻度と今までの経験からするとFE200-600一択になります。

価格は決して高くはないですが優先度が低いので購入のための決定打に欠けます。

でもレンズはこれくらいです。

TSレンズが欲しいところですが使いこなせないような。

次は小物です。 小物と言っても価格はそれなりに。

ジンバルはRS2で十分すぎると思いますが使い勝手はまだまだ模索中です。

RS2で気に入らないのはフロントのダイヤルです。

右手でトリガーを操作できるように握ると人差し指の置き場がありません。

ダイヤルはフォーカスに割り当てていますがほぼ使うことはありません。

ダイヤルに指をかけると動くのでしっかり握れません。

人差し指を浮かせて握ると不安定になりやすいので右側のNATOレールを利用してグリップを作るか、大掛かりですが本体のYawモーターを握れるような形状に変更しようかと考えてます。

サポート用の左グリップは作って使用していてとても使いやすくなりました。

市販されているようなものでは対策にならないのがめんどうなところです。

それからケージ。

Smallrigの#2999をカットしてハーフとして使ってます。

理由は邪魔だから。

すると最近ハーフタイプで理想的なケージが出てきました。

同じくSamllrgですが新製品で購入しましたがまだ発送されてないところをみるともうしばらく時間がかかりそうです。

カットしたケージはQDのストラップが使えるようにQDアダプターを埋め込みましたがほとんど使わなかったのでNATOクランプを併用したタイプのRS2用のストラップを兼用という事にしました。

これでもう少しバランスがよくなるはず・・・

それから三脚は中華カーボンを購入して使ってます。

予想外に重かったけど伸ばさなければ剛性は凄まじいです。

雲台はLEOFOTOのボールヘッド55サイズの一番デカいやつ。

本家とは比べてませんが固定力は問題ありません。

でもビデオ雲台は必要です。

この辺をどうするか、安価なものを探すよりザハトラーで1発で決めたほうが無駄がないような、でもそこまで雲台を使うことは少なそうだし迷うところです。

何でも高いもの=名の通ったものを選べば買い換える手間とコストを考えると無駄はありません。

これはレンズでも似たようなところがあります。

ただ使いこなせないのに高級品ばかりではとてももったいないです。

高くてもゴミレベルという商品もあるので難しいところです。

限られた予算内で優先度を考えて購入しないといけないのが悲しいところですが、それが一番楽しいところでもあるのでまずはiMacを最優先で考えようと思います。




2022年1月20日木曜日

EOS R5Cで思うこと

 R5Cが発表されました。

R5の時に熱問題で酷評されたので力技で対策してきた、そんな印象です。

8kが必要なコンテンツはかなり限定的だと思います。

でも編集で2倍までクロップしても4kの解像度が得られるのでその目的で8kの価値はあるかもしれません。

それでも8kで撮るなら8kモニターが必須になるし、まだまだ趣味の世界に必要とは考えられないです。

データの問題や再生するコンテンツ、再生環境、ネットトラフィックも問題になってきます。

話がそれてしまいました。

ここまでならそんな魅力を感じないのですが、VR2眼レンズの存在があります。

実質R5でしか使いみちがないレンズなので熱問題で停止するようでは困ります。

VRであれば短いカットを繋げるような一般的な動画ではなく、固定で撮りっぱなしになると思います。

R5Cは熱対策でIBISが未搭載です。

この辺もVR用途では問題ないのである意味VRレンズのためのボディという考えなら納得ができます。

既存のボディを使用して開発したのでコストはかなり控えめ、そのせいでHDMIの端子など手抜きも見られますが価格を考えると仕方ないところもあります。

でも少し気になるのがバッテリーです。

最高画質の8k60pで撮ろうとするとレンズへの電源供給が追いつかずAFや絞り駆動まで制限がかかるらしいです。

縦位置グリップでバッテリー2個にしてもダメで外部電源が必須になるそうです。

たぶん後から専用の外部電源とか出てくるかもしれませんが、突貫工事のような印象もうけます。

IBISが搭載されなかったのはセンサーの排熱のためだと思いますが、これはGH5とGH5sで似たようなことがありました。

ジンバルで撮るときでもレンズ側かボディ側に手ブレ補正があると細かな振動が抑えられるし50mmくらいのレンズになるとその効果は一目瞭然です。

IS付きのレンズが多いCanonですがシネレンズの使用も想定していると思うので、安価とはいえ趣味レベルだとIBISは必須だと思います。

電子スタビも使えますがクロップされるし3軸しか補正できないのでZ9の存在を考えるとIBISは搭載不可能というわけではありません。

IBISが不可能といえば電子または可変式のNDです。

これは構造的に現時点では不可能らしいですがどちらかを搭載していれば大化けする可能性もあっただけに少し残念です。

しかし思いの外軽量であり前後に伸びたボディですが現実的なサイズで縦グリ一体のZ9より扱いやすいかもしれません。

SONYも小型に見えるけど重量はかなり重く感じるし、薄く見せる工夫がしてあるボディにはすごく違和感を感じます。

SONYは哲学なのかボディのデザインを一切変更せずに小型路線で突き進んでますが、Z9やR5Cの存在は無視できないと思います。

FX3の派生でα1のセンサーを搭載した8k60p対応のモデルが出てきたりして・・・

2022年1月17日月曜日

バッテリーとか

 小型スライダーを入手したのでこれからの撮影が楽しみです。

今までの80cmサイズを活用するべくいろんなアクセサリーや移動の工夫を考えて実践してきましたが、車から距離が離れるほどやる気がなくなっていきます。

機材全体は小型で軽量とはいかないのである程度の体力が必要ですが、さすがに80cmのスライダーを持ち歩くのは大変です。

スライダーが持ち歩けたらすごく活用できます。

ただジンバルとの併用とか手持ちのカットと混ぜると中途半端になるので注意が必要です。

三脚で完全固定とスライダーなら動きも出るのでよりスライダーの効果が得やすいです。

さて、話は変わって今後のアクセサリー問題です。

80cmスライダーの電源用にダミーバッテリーを準備しました。

これはこれで活用できるしモバイルバッテリーから給電もできます。

カメラにも使えるのですがこっちはあまり意味がないような。

ダミーバッテリーだと容量は多くてバッテリーの熱問題は回避できるけどケーブルでの接続で接点があります。

ここが一瞬でも切れたら停止してしまうので長回しではリスクが高いです。

USB給電できるしα7SIIIはモバイルバッテリーでカード一杯まで撮影できるので真夏以外はダミーバッテリーは使わないほうがいいかもしれません。

それとこの時のバッテリーはSONY F970互換を使います。

このF970バッテリーからUSB出力できればと思ったらそんな商品がありました。

しかしα7SIIIへのPDには未対応っぽいです。9Vが出せればいいのですが仕様では5Vみたい。

理想はVバッテリーで全て管理できればいいのですが重くて高価だし、入力側がUSBが多いのでF970を活用できるのがベストだと思ってます。

あと関係ないけどケージ。

α7SIIIはSmallrigのケージを加工したものを使ってます。

グリップ側が邪魔だしQDストラップを使うための工夫ですがQDストラップはほとんど使ってないし、RRSのアダプターをその都度ねじ込めば事足ります。

そう思ってたらハーフタイプが出てました。

RS2へ直接セットできてストラップ穴での2点止め、そしてハーフなのでトップへアクセサリーを付けることができます。

これは国内で出てきたら買ってみようかな?

いろいろ小物を買っては試してますがなかなか決定打がありません。

バッテリーは別としてもケージは更新したいところです。

そしてさらに関係ないけどFX6のファームウェアが更新されるみたいです。

内容はα7IVに搭載されたブリージングの抑制機能が使えるようになるそうです。

センサーがほぼ同じでエンジンも同じだと思うのでα7SIIIに使えるようにならないかと期待してます。

SONY最大の欠点であるブリージングがソフトウェアでレンズが限定されるとはいえ使えるならそれで十分です。

SONYさんお願いします! α7SIIIで使えるようになったら一生ついていきます!

2022年1月16日日曜日

YC Onion スライダーを試してみる

 もう何度か試してみたので動画にしてみました。

総評から言えば十分使い物になる、そんな感じです。

振動が出るのは速度が80%前後のようで個体差なのかは不明です。

ステッピングモーター?の周波数の影響かもしれません。

使い勝手は悪くないし持ち運べるサイズなので本来の目的である屋外での使用で真価を発揮してくれると思います。

マクロや風景の動画だと雲台で動かす程度しか動きが得られないし、そもそも油圧とかの雲台は持ってません。

まともな雲台はかなり大きくて重いので持ち運ぶのも大変です。

もちろんティルトやパンとは違うけどスライダーが使えればそっちの方がいいです。

ASHANKSのは軽いけど80cmサイズを持ち出すのは車が横付けできないと厳しいです。

しかも単体で使うと高さが中途半端、三脚も必須なのでサポート用の一脚も必要になってきます。

それらも準備してあるけど設置の手間、アングルの調整など使う気を無くすほど大変です。

特にYC Onionのスライダーは低速でもトルクが落ちないので使いやすいです。

アプリでは加減速の問題はあるけど動作時間が表示されます。 動かさないと更新されないけどとても便利です。

それより今後の課題です。

まず縦方向でティルトの代わりに(シフトですが)使えるように操作部の加工を予定してます。

カバーが樹脂なのでアルミに変更してアルカ互換のプレートを組み込みます。

これは丁度いいものがあるので少しの加工で使えるようになるはずです。

それから直置きの時に調整できる足があるといいのですがこれはちょっと面倒です。

テーブルとか平坦であればいいけど屋外だとそうはいきません。

三脚を使わずローアングルで設置できるような工夫を考えたいと思います。

KONOVAの足を加工してできないかな・・・

たぶん近いうちにもっといいスライダーが出てくると思います。

この手のものは一番いいものを買うのが結果的にコスパが高くなると言えますが、その一番いいものを引き当てないといけません。

最終的にedelkroneを買うことになるのか、それとも他のを選ぶのかわかりませんが無駄にはならないと思います。



2022年1月14日金曜日

YC Onionのスライダーを使ってみた

 テスト撮影してみました。 でもサンプルはありません。

一番気になっていた微振動ですがマクロでテストしてみた感じでは気にならなかったです。

ただ、IBISはONとOFFで試したところONでは当然のようにゆらぎが出ます。 これは当たり前。

OFFだと微振動の影響なのかわずかに解像度が落ちるような気がします。

普段はONのままで実用できると思いますが、駆動距離が短いので近接の場合は注意しないといけません。

その駆動距離ですが安全域間の距離が約20cm、スライド部の幅が60mm弱あるということは・・・実ky同距離は140mmくらいしかありません。

さらに操作部の段差があるので雲台のクランプの干渉も考慮すると130mmが限界っぽいです。

撮影では50mmでも動けば十分効果が得られるのですがレンズの焦点距離によっては少し短く感じます。

それから付属していたバッテリーはそのまま使ってみたら電圧不足で充電したらすぐに充電できなくなりました。

あれ?と思って使ったらやっぱり電圧不足のようで充電できない&電圧もないというゴミでした。

付属品にバッテリーは記載されていないのでオマケなんでしょうけど使えないのは何だかなぁという気がします。 たまたまハズレなんでしょうけど。

テストでシグマ100mmマクロで近接したのですが超微速がかなり使えそうです。というか他の所有しているスライダーでは速すぎて使えないです。

縦位置でちょっと使いにくいのでしばらく使ってみて改造しようと思います。

価格は25,000円ちょっとで電動でワイヤレス、小型で持ち運べるし改造しやすい価格なので意外とよかったと思ってます。

しばらくしたら改良版とか他のメーカーからもっと良いものが出てくると思います。

それを考えても安価なのはやはり買いやすいくて使いやすいと思います。

あとは壊れないことを祈るばかりです。

久しぶりにレビュー動画でも作ってみようかな。

2022年1月13日木曜日

YC Onion chocolate SE スライダー

 スライダーって撮影機材の中でも比較的わかりやすい効果が得られるので現在2台使ってます。

1台目はKONOVAのK2で電動化して使ってます。というか使ってました。

トルクが大きく静寂性も優秀ですがレール間の幅が狭くて少しガタが出やすいです。

でもそれよりコントローラーが大きくてしかもバッテリーが別ケーブルで接続なのですごく邪魔です。

操作性も直感的ではないので慣れが必要です。

とにかく本体は重い、コントローラーはデカい、ケーブルが邪魔すぎということで今はほとんど使ってません。

そしてGMVだったかな? 有線のカーボンパイプ 80cmタイプのスライダーを買いましたが、スライドを利用してパンを動かせる機能がガタガタで使い物にならず返品しました。

モーターはトルクがあって速度の調整も変化量が大きくて使いやすいかったし、本体はレール幅が大きくてよかっただけに残念です。

そしてASHANKSのワイヤレスタイプの80cmスライダーを購入しました。

GMVと同等のパンを動かせる機能がありますがこっちは使用に耐えないほどのガタはありません。

でもかなり揺れるのとレール間の調整ができない(GMVは可能)&本体の剛性はそれほどありません。

バッテリーがα6300と同じものですが装着しにくいしバッテリーの管理を別でやらないといけません。

操作性は悪くないし静寂性もうるさいほどではないです。

ここまで全て80cmサイズで駆動距離は十分、というか長すぎるくらいです。

でも直置きで使うことはほとんどなくて三脚に載せて使用しています。

そうなると屋外や移動を伴う撮影はかなり大変です。

セッティングも高さを少し変更するだけでイヤになるくらい。

サポート用の1脚がないと怖くて使えないのでこれも設置に時間がかかる理由です。

そこで小型のを探していました。

電動だと有名所が2種ほどありますが、理想は本体のみでも動かせることです。

微調整はスマホでやればいいのですが100%でも爆速ではないのでいちいちスマホで操作しなくても・・・ということです。

本体はアルミでやや無骨、クオリティは悪くないけど雑な感じはします。

スライド部のガタつきは全くなくて電源をONにするとわずかに動く程度で優秀です。

バッテリーは内部に挿入するタイプなのでF550サイズしか使えません。 でもモバイルバッテリーでも駆動できるので特に気にならないかも。

動きは滑らかで静寂性は悪くはないけど結構うるさいと思います。

速度は本体で3種、アプリは最低速にすると片道40分くらいという超微速で動くようです。

KONOVAやASHANKSのように低速にすると動かなくなることはないみたい。 優秀です。

トルクはそこそこで垂直だと合計2kgくらいのカメラ&レンズでも動きましたが少し厳しい感じはします。 実用上は問題ないと思います。

でも結構気になるのが100%より低速にすると微振動があります。

35mmくらいのレンズでは全く気にならないですがマクロで接写するとどうなるかテストしてみないとわかりません。

それと直置きでも使えますが倒れる可能性もあるし三脚で使うことが多くなると思います。

でもアルカスイスのプレートを使うと直置きできません。

小さい足でも付けるかプレートを脱着するかどちらにせよひと手間かかります。

それと縦位置で使う時に1/4のネジ穴が縦方向もあるとよかったです。

まだ数分しか使ってませんがこれが実用になれば80cmなんて使ってられません。

そのくらい使い勝手がよいです。

長時間のタイムラプスとかならASHANKSを使いますが運べて単独でも使えるスライダーの方が出番は多くなる、というより他は使わないかもしれません。

マクロで使ってみて使えたらお勧め、できなければ価格相応で少し残念ですがジンバルでの撮影のお供にも持っていけるサイズなのはとても魅力です。

今夜はいろいろテストしてみようと思います。