2019年3月27日水曜日

MOZA Air 2

RONIN-S対抗機種としてMOZA Air2が出てました。

見た目も大きさもRONIN-Sに近く、重さは1.6kgで同じクラスと言えるでしょう。

肝心の何セルなのかが不明、グリップは外せない?っぽいです。

オートチューンも実装されているし、ジョイスティック下のホイールで動作などを変更できるみたいです。

RONIN-Sより100ドル安いけどグリップが外せないのはちょっと困るかも。

それにしてもペイロードの数値競争が続いているのはなんだかなぁと思います。

あんな数値を鵜呑みにする人は居ないと思うけど、レビューとか見てると数値に触れている人が多いです。

Youtudeとかは企業から依頼のレビューがあるわけで、特に評価する部分がない場合の常套手段ということでしょうか。

使ったことがある人ならそんな数値は無意味ということがわかるはずなんだけど。

Alexmosは久しくFirmwareを更新してません。

IMUなどの変更で進化しているようですが、最終的にはアプリのGUIというか敷居が下がらないとよりマニア向けとなると思います。

自由自在に設定できるのは間違いなく、ほぼ理想の(というか他のができないから)ジンバルに仕上げることができます。

しかし問題はそこではなく、simpleBGCを採用するメーカーの仕上げが悪いのが問題です。

ネジなどの精度が悪いし配線もまるで自作機のようですw

まぁDJIほどの仕上げができるならコントローラーも作るのは間違いないのでやっぱりマニア向けでしょうか。

RONIN-Sの次期モデルが出るまで買い替えの必要はないと思っています。


2019年3月24日日曜日

ASHANKS S2 タイムラプスを試す

タイムラプスでスライダーを使うと動きが加わってすごくよくなります。

でも解像度的にソフトウェアで動かした方が融通がきくのでケースバイケースでしょうか。

RONIN-Sも電動雲台としてすごく優秀です。

S2のタイムラプスはアプリで設定します。

肝心なのはAとBのエンドポイントです。

最大幅で設定しますがもちろん中間で設定してもOKです。

次は撮影間隔。

これはシャッター速度以上にします。

バルブは試してませんがSS10秒なら10秒以上になります。

次にPauseの時間。

これはスライダーが最高速で次の撮影位置まで繰り返し動くので、通常は揺れが出ます。

揺れが収まってからシャッターを切れるようにするための時間になります。

つまり撮影間隔はこれら2つを足した時間・・・になるはずです。

最後にPhotoの枚数です。

AとB点を何分割するか、と言った方がわかりやすいかも?

これら全ての設定を決めると撮影に要する時間がアプリ上に出ます。

とりあえず1秒間隔、500回、ポーズ0.5秒で試してみました。

すると494コマ止まりました。 この辺の精度は余裕を見たほうがいいかも?

シャッターでも振動になるのでできればサイレントで撮った方がいいでしょう。

ベランダでテストしたけどホワイトバランスがオートのままでした。

揺れ自体は0.5秒でも大丈夫のようですが、ポーズ時間は長めの方がよいかもしれません。

そこで再テスト。

間隔1秒、500回、ポーズ2秒で撮ってみました。

それとアプリはiPhoneがスリープになっても維持されています。

タスクを切らなければ接続は切れないようです。

ただ通信距離はやや短いというか切れやすい印象です。

横においておけば撮影中に切れるようなことはなかったです。

しかし今度は露出がオートのままでした。

とりあえず動きは見られるだろうと動画にしてみました。


少しチラチラするけど動きはバッチリでした。

でも12mmだとパースが強すぎて横の移動がよくわかりません。

超手抜きのベランダテストだったので被写体さえ選べば効果は非常に高いと思います。

ちなみにバッテリーはかなり持つようです。

それにしてもケーブルが無いだけでこんなに使い勝手がよくなるとは・・・いろいろ遊んで見ようと思います。

ASHANKS モーターライズ Bluetooth スライダー 80cm

見送ったはずなのに気がついたら入手してました。 確信犯w

問題部分への質問はすぐに返答がきました。 ベアリング?でローラーが付いているようです。

電動のスライダーとしては最安値に近い商品なので、高級品と比べると至らない点はあります。

ただしセンタートラッキングの精度は実用できる程度に高くないと使い物になりません。

良い所はいっぱいありますがまず欠点から。

使っていて一番気になるのはリミットスイッチが無いということでしょうか。

これは電源を入れる度にリミットポイントを設定することになります。

設定せずに端まで行くとぶつかりますw

と、GVMではそうでしたがそうでもない様子。 もう少し検証が必要です。

次に気になるところは物理ボタンが無いということです。速度の調整がやりにくい・・・

スマホアプリからでしか操作ができません。  これは有名メーカー品でも同じですが・・・

他にも垂直で動かそうとするとややトルク不足を感じます。

1.5kg程度なら問題ありませんが5Dクラスに望遠ズームとかだとちょっと無理がありそう。

これもGVMの場合はモーターの最高速が速くてトルクも強かったです。

センタートラッキングはパッシブ式なので必ずどこかにガタがあります。

広角では目立たないけど望遠レンズや接写で撮るとブレとして見えてくるかもしれません。

ローラーはスキマを調整できないけど対策は簡単にできます。

テストしてみた感じではGVMとは比較にならないくらいよかったですが、細かな揺れはあります。(GVMでも同様)

それとバッテリーの脱着。

すごく固くてバッテリーが割れそうなくらいです。

とりあえずGVMと比べると使い勝手はかなり上で、やはりケーブルが無いのは扱いやすいです。

トラッキングも至近距離でそこそこなので距離があれば全く気にならないと思います。

全体の剛性はGVMの方がよかったと思います。 でも映像に出るほどではなさそう。

アプリは日本語のマニュアルがあるわけではないので手探りですが試せばすぐに分かります。

タイムラプスの場合、速度は無視されて1回の移動距離は撮影回数によって変化します。

10回なら1回の移動は7cmくらい、100回なら7mm、1000回なら0.7mm・・・上限は9999なので計算上は0.007になります。

モーターは多分3Dプリンターに使われているタイプだと思うので、よくて0.02くらいでしょうか。

この辺は試さないとわかりません。

ジンバルを三脚やスライダーの代わりにしたい、そう思って使ってますが精度の高い撮影はやはりスライダーの方が有利です。

運搬やセットする手間を考えるとジンバルのような機動力はありません。

とりあえずタイムラプスで遊んでみようと思います。


2019年3月21日木曜日

二度あることは三度の飯よりうまい? スライダー編

くっそ使いにくいKONOVAのスライダーを何とかしたい、そう思って以前GVMのスライダーを購入したのですが大失敗でした。

その内容は売りであるセンタートラッキングの機能がダメだったからです。

構造的に中央のレールに隙間があると、折り返し時に角度が変わらないバックラッシュとして映像に出ます。

それが酷くて・・・結局全額返金ということで事なきを得ました。

似たようなスライダーでASHANKSというメーカーがあります。

OEMかと思ったらそうではなさそうで、構造が似ているけど作りは違うようです。

ASHANKSには問題のガイド部分にローラーが付いていました。

返金だったので買い直そうかと思いましたが、新型でBluetooth版が出ているようです。

まだ国内では買えそうになく、破損の心配もある大型商品なので国内のAmazonで購入できるまで待つことにしました。

それがやっと販売が開始されたようです。

早速ポチろうかと思いましたが、肝心の部分が画像では判りませんでした。

海外のレビューと同じタイプだとは思いますが、一応Q&Aで質問しておきました。

でもちゃんと伝わるんだろうか・・・

KONOVAの欠点は重いこと、そしてケーブルが邪魔なことです。

重さはGVMと比べるとかなりの差で、しかもレール間の距離が短いので剛性はあるけど揺れるのです。

GVMはカーボンで剛性はないけどレール間が広く、揺れに対しては強いです。

ケーブルはASHANKSも含めて可動部にモーターがあるタイプなので、移動するとケーブルごと動きます。

レールの端にモーターがあるタイプだと取り回しはいいのですが、タイムラプスなどでは逆に扱いにくくなります。

そこでワイヤレスです。

暗がりでもケーブルを引っ掛けることがないし風の影響も少ないです。

理想的で価格も1割ほど高いだけ。うーん、やっぱり買っちゃう?

送料負担覚悟(返品)で購入することもできるけど少し待つことにしようと思います。

それからレンズ。

狙っていたものをカートまで入れたけど、クーポンが適用できなくてカスタマーにLINEで問い合わせしました。

すると商品が対象外だって・・・なんでやねんw

今は買う時期ではなかったということにしてとりあえず見送りました。

もちろん狙いはプラナー50mm。

でも135GMもいいなぁ。この迷いがあるから見送ることができたのかもしれない。

ほぼ最高に近い解像度のレンズ、α7RIIIで使ってみたいのが本音です。

プラナー50mmも今となっては他社に比べたら安価に感じるし。

24GMもいいけどあれを買っちゃうと他のレンズを使わなくなりそうで・・・w

でも50mmは重さとデカさからやっぱりA036って事になりそうだし、ツアイスというブランド料が入っていると思うと(あのサインの事)135GMの方が長く使えそう。

そのうちシグマもミラーレス専用を出してくるはずで、その頃まで待てるかどうか怪しいけど・・・悩むなぁ。

何度も言っているけど動物瞳AFとリモートコマンダー&新Firmwareを待ってからレンズを購入しようと思います。

やっぱスライダーはやめとこ・・・


2019年3月14日木曜日

RONIN-S Essentials とか

新型か!と思ったら同梱物を減らしたバージョンでした。

減らした内容はケーブル類やミニ三脚、フォーカスホイール、USB電源アダプター、などです。

それで価格は64,800円! あれ? 安いんじゃない?

内容からしてSONYユーザー向けかなと思いますが、差額が28,000円以上となるとかなりお得じゃないかと。

そういえば以前に値下げしたのは恒例の?クリスマスセールだったようです。

ミニ三脚は欲しいけど純正でも4,800円だし、互換品でも問題ありません。

主要パーツは別売されているし、できるだけ安価に使ってみたいというならオススメです。

他のジンバルはCRANE3がそろそろでしょうか。もう出てるのかな?

見た目で判断するのはどうかと思うし、分解したわけではないので推測になるけど・・・モーター部が薄い=モーター軸のガタは出やすいはず。

扱いやすいところもありそうだけど、通常のアイレベル?ではすごく使いにくそうなので全く興味なしです。

RONIN-SはアプリとFirmwareの更新がありました。

フォーカススピードの調整ができるようになったとか。 いらねw

”ジンバル”でフォーカスをMFで操作できるメリットは大きいです。

でもMFだといいのかと言えばどうだろうか?

クソ重たいRONIN-Sにモーターを付けて、しかも片手で移動しながらフォーカスをコントロールするのはとてもじゃないけど自分には出来そうにありません。

移動しないなら手で回せばいいし、バイワイヤのレンズだと多分使い物にならないと思います。

と、これは何度も言ってたけどやはりレンズ交換に支障が出ることと重さがネックです。

剛性も問題でサポートロッドがトルク負けしているようです。

やるならカメラケージとかにガッチリ固定して、それをRONIN-Sに載せる方がいいはず。

そんな事するよりこれからはカメラのトラッキング機能を使ったほうがいいです。

ジンバルでの撮影に限ればトラッキングで十分実用になりそうだし不満も出ないと思います。

α7RIIIでも一応使えます。 ただしRONIN-Sからコントロールできません。

これを使えるようにしようと思ったので新型のリモートコマンダーに期待しています。 5月発売でまだFirmwareも出てないけど予約してあります。

α6400はこのトラッキングが凄いです。 MFなんてやってらんないw

α6400のセンサーはα6300と大差ないようでα6500の後継機種も含めて購入はしません。

α7SIIIはどうやらグローバルシャッターを載せてくるという噂です。

動画用にかなり盛ってくると思いますが画素がどうなるか問題です。

オーバーサンプリングか感度優先なのか、まぁ買えないし買い換えるつもりもないのでしばらく様子見です。

そういえばRONIN-SのFirmwareで少し変化がありました。

スラントタイプで45°の角度が付いたロール軸のせいで見上げながらパンしたりするとロール軸の角度制限が原因なのか仕様なのかわかりませんが、ロール軸がガクッと動いてしまいます。

この症状がかなり気にならなくなりました。

レンズが欲しいところですが動画ならAPS-Cのレンズも有効活用したいです。

とりあえず新型リモートコマンダーをRONIN-Sに組み込む(貼り付ける?w)こと、動物瞳AFの実装、そしてそれらが期待通りだったらレンズを買っちゃおうかな?

2019年3月4日月曜日

FE135mm F1.8GM 発表

やっと発表されました。

かなり前から噂(希望的観測も含めて)は出ていました。

135mmはヤシコンのゾナーF2.8を使用していた時期があります。

開放から普通に使えて思いの外シャープ、何よりプラナーとは違って全面マットでもピントがつかみやすかったです。

プラナーは多分絞ると焦点が移動しているっぽかったですが・・・

ポートレート、スナップ、近距離のスポーツなど万能で、広角28mm、標準50mm、望遠135mmという昔の大三元(?)だった理由がよくわかります。

今はズームの性能が格段に上がってズームが主流となりましたが、単焦点のキレや解像感、F値などまだまだアドバンテージがあります。

今回はGMでF1.8、国内価格は23万くらいらしいです。

すごく高いけどポートレートがメインならすごくいいかもしれない・・・しかも寄れるみたい。

サンプルも出てきていて解像度は開放から凄いことになってます。

口径食は仕方がないと思いますが、猫用に欲しいかも?

それよりすごく欲しくなったものが発表されました。

RMT-P1BTというBluetoothのリモートコマンダーです。

赤外線式と違って遮蔽物があっても問題なく、防滴防塵、C1ボタン、フォーカスもコントロールできるっぽいです。

純正スマホリモコンはすごく扱いにくく、接続にも手間がかかるし操作性は最悪です。

アプリも5月頃に新しいものに切り替わるので待ってもいいけど、軽くて専用なら1つ持っていると便利です。

まだどのような操作ができるのか、操作性なども不明ですができればRONIN-Sにも組み込みたいと思ってます。

他にはコシナ21mmF1.4などの発表もありましたが、やはり本命は4月の大型アップデートでしょう。

動物瞳AFが楽しみで仕方ありません。

トラッキングはハードウェアの問題もあるようでα7RIIIには対応できない?みたいです。

動画にはかなり有利なので将来的に次のモデルに期待しています。

ちなみに動物瞳AFもスチルのみだそうです。

とりあえずアップデートされたら猫を追いかけ回します!w