2022年8月29日月曜日

Viltroxはどうなんだろ?

 500gくらいのできれば明るい50~85mmくらいのレンズを探してます。

理想はタムロンの90mmマクロのミラーレス用なんですが何時になるかわかりません。

サムヤンという選択もあるけど意外と高いのでスルーです。

そこで探してみたらViltroxがありました。

初期の85mmはF1.8でもかなり重いのですがII型で軽量化されて理想に近いです。

大きさの理由は実質F1.6の開口径があるようで旧ファームウェアでF1.6が使えたこともあるらしいです。

でもF1.8にしている理由は解像度や周辺ボケの口径食を抑える意味もあるみたいです。

価格は純正85mmF1.8と同じくらいですがボケの質感だけならViltroxの方が良さそうです。

純正F1.8はストアで試写しましたがフリンジが酷くてパスしました。 この辺はViltroxも同じくらいだと思います。

でもAmazonだとセールがあるのでタイミングがよければ安価に購入できるかもしれません。

それとTOKINAのOEM元なのである程度の品質はクリアしてると思います。

もしViltroxの85mmを選んだとすると14GM、35GM、1224G、A036の4本でジンバルのバランス出しが前後以外不要になります。

85mmならタッチフォーカスも実用的なので候補にしようと思います。


2022年8月26日金曜日

SEL1224G VS SEL14F18GM ※サンプルなし

 14GMは1224GMと比較されることが多いです。

レンズのランク?的には同じGMなので当たり前ですが、その価格差は倍ほど違います。

1本で済ませるか、明るさを取るか、結局用途次第なので好きな方を選べばよいです。

しかし予算的に厳しい場合は1224Gも選択肢に入ってきます。

重量の違いもかなりあるのでジンバルでの運用では1224Gの方が有利です。 これは後述します。

1224GMはストアで見ただけで所有してませんので他のレビューなどからの推測になります。

さて、1224Gの利点といえば画角です。

フルフレーム12mmという画角は異次元の世界でスチルではフレーミングに困るほどです。

スチルでは扱いに困ることもありますが動画になると一変して使いやすい画角になります。

スチルのように注視して見るのと違って視認できる視界に近くなるので違和感が少ないからでしょうか。

1224Gは出目金でフードは固定です。

24mmまでのズームが使えるので立ち位置が固定されている場所から撮る場合だと切り取ることができるので、この辺は単焦点では不可能な大きなメリットになります。

解像度はGレンズという事もあって中心部は開放から使えるし周辺部も見られないほどではありません。

しかし隅の描画はF8くらいまで絞らないと実用的ではない&絞っても大きく改善はしません。

でも動画では16:9で四隅はカットされるので描画で気になる事はほとんどありません。

価格はストアで20万弱。

決して安価とは言えませんが1224GMが34万くらいなので手が出しやすいです。

1224Gのダメなところはゴーストに特徴があることです。

リング状に目立つゴーストと放射状にも出ます。

フレアも皆無とは言えませんがゴーストが気になります。

でもE1018ほどは酷くはないです。

E1018はフレアもかなり酷くてα7RIIIのSuper35mmで撮っていた時に1224G購入の決定打になったレンズです。

それと前玉のコーティングがフッ素系ではないことです。

これは出目金で12mmF4.0と暗いレンズなのでゴミや水滴が付くと後で撮った映像を見てがっかりすることがあります。

センサーのゴミほどではありませんが気をつけないといけません。 そしてそれが拭き取りにくいです。

ボケはレンズの性質上ほとんど望めませんが24mmで近寄ればそれなりにボケます。

でも標準ズームの24mmなどと比べるとかなり劣ります。

前玉のフィルターは使えませんが角型であれば対応のホルダーやアダプターが社外品で存在します。

でも前玉用は150mm角が必要になるのでかなり高額になります。

またリアのシートフィルターは未対応ですが社外品で使うことができるようです。

STCのクリップセンサーフィルターも12mmでケラレなど出ずに使えています。

重量はジンバルで撮る時にメリットになります。

ただ他のレンズによります。

私の場合は35GM、A036と同じ重量になるので非常に使い勝手がよいです。

これがもし1224GMだとレンズ交換でジンバルのバランス出しが必要になります。

重い方に合わせるならウエイトを載せる方法があります。

でもこの場合100g差くらいが限界だと思います。

つまり1224GMは旧2470GMや135GMを使ってる人には向いてるけど24105Gとか新型の2470GMだとバランス出しが必須になるはずです。

このクラスのレンズをジンバルで使うのはかなり腕力と体力が必要です。

短時間ならいいのですが移動しながらレンズ交換をする状況だと極めて生産性が悪いです。

14GMはF1.8なのにかなりコンパクトで軽量です。

35GMより軽いので重さが問題になることはないでしょう。

こちらも出目金でフードは固定ですが100mm角のフィルターが使えるようです。

100mm角なら高額すぎて迷うことも無いと思うので現実的ですが1224Gとは違ってシートフィルターが使えます。

1224Gと同様に社外品でリアフィルターもあるので同等か少し扱いやすくなってると言えます。

14mmの画角は超広角なのでかなり広いですが12mmと比べたら日常でも使いやすいです。

開放から中心部の解像度が高いので多少クロップしても言われなければ気づかないくらいです。

動画ならα7SIIIのアクティブ手ぶれ補正か120fpsで撮れば約17mmくらいになります。

スチルであれば12mmの画角が不要なら14mm1本でも何とかなりそうです。

開放での周辺部はそれなりに崩れるようですがF2.8まで絞ればほぼ解消します。

F4.0で四隅もほぼ完璧で14mmの超広角とは思えない解像度です。

1224Gの開放より14GMの開放の方が優れているので2段と1/3明るいことを考えると夜間でかなり有利になります。

ゴーストはかなり少なくて開放ではほとんど目立ちません。

絞るに従って目立つようになりますがほとんど気にならないくらいです。

フレアもほとんどなくて描画に関しては1224Gより数段上という印象です。

さらに超広角なのにボケがキレイです。

解像度の高さとボケも活かせるのでトリミングすれば20F18Gの代用になります。

他のレンズとは重量差がありますがメインの35GMとは60~80gくらいなのでボディ側のNATOレールにウエイトを付けるだけでジンバルのバランス出しがカメラの前後以外不要になります。

これができるかできないかは使い勝手で大きな差になります。

しかし14mmでもF1.8となると数メートル先の被写体でも背景はボケます。

カメラのAFでは判別できないのでタッチトラッキングを使うとかMFで固定しないと意外とピンボケになりやすいです。

これが1224Gだと開放でも2mくらい先に合わせておけば1m~無限までほぼパンフォーカスになります。

14GMの場合だと5m先の被写体でも無限には合わないのでかなりシビアです。

動画で遠景が少し甘いと思ったらフォーカスが前景に合ってた事もあるので、特に夜間は気をつけないといけません。

フォーカスがとてもシビアな超広角というのも異次元です。

画角と明るさだけならLAOWAの15mmF2.0とかもありますが、解像度とゴースト&フレアとAFであることを考えると価格以上の違いがあると思います。

前玉のフィルターが使えるけど価格COMで12万なら14GM一択でしょう。

1224Gのゴーストは超広角特有の光源の位置で大きく違ってきます。

全然気にならない時もあればリング状に大きく出たりします。

前玉のゴミに気を使うのと12mmの画角が必須でなければ14GMはよい選択になると思います。

ジンバルで使う場合の他のレンズとの重量差も簡単に調整できる範囲だったのもあって、個人的には買えない1224GMは購入候補になりませんでした。

ただし1本で12mm~24mmまで使えて開放F2.8なら1224GMは理想的とも言えます。

重量が気にならないスチルなら間違いなく最強のワイドレンズです。

私の場合はジンバルでの運用と開放時の明るさを優先したのと、価格がネックだったので14GMを選びました。

14GMは12mmの代替にはなりませんが選択肢としてはアリだと思います。


2022年8月24日水曜日

SONY 9月1日より価格改正

 間違いなく近いうちに価格改正があると思ってました。

そう考えたので14GMをキャッシュバックキャンペーン中に購入したわけです。

ボディはオープンプライスなので不明ですがレンズは約8%ほど上がってるようです。

猶予は1週間なので追加で購入はできませんが最低限欲しかったレンズは揃ったのでよかったです。

まぁ8%上がったとしても必要であれば仕方がないので今後買うこともあると思います。

それにしても135GMって27万になってる・・・

SONYは他のメーカーより割高なイメージがあったけどRFが異様に高額なので安価に感じるほどです。

ZはF1.8の単焦点が割高だったので(描画は別として)どうなるかと思いましたがかなり良心的な価格でラインナップが拡大してます。

特にZの105mmマクロは破格とも言えるくらい安いです。

SONYからもGMマクロが出てくると予想してますが、GMのブランドで20万以下って無いんじゃないかな?

本気なレンズもいいけど欲しいのはブランドじゃなく描画や性能です。

タムロンがかなり良くなって来ているのでマクロはタムロンを待とうと思います。

シグマの105mmマクロはそのうち売却しそうな感じ。

そして今のままならシグマを買うことはないと思います。

2022年8月6日土曜日

深度合成 Part2

 今度はミニカーを撮ってみました。

まだちょっと甘いところがあるけど全体的には違和感がなくなったと思います。

当時このくらいで撮れていたらと思うと・・・でもエッヂに段差が残ってるのでちゃんと修正しないと物撮りで常用とはいかないかも。

フォーカス送りが手動なのもあるけどビシッと決めないと粗が目立ってしまいます。

でも深度を稼ぐ方法としてすごく手軽で便利です。


2022年8月5日金曜日

深度合成

 昔、コレクションのミニカーを撮ってHPにアップしてました。

その頃のカメラはFinePix4900Zで後にオリンパスのE20になりました。

いわゆるレンズ一体型のネオ一眼と言われてたタイプです。

画素は小さいので深度が深くて撮りやすかったです。

そしてミニカー収集が一段落した頃にEOS 10Dを購入してます。

しかしセンサーサイズが大きくなると困るのが深度が稼げないということです。

当時は深度合成なんて機能はなく手動でスタックしてました。

今ではフルフレームになりましたが深度合成する事はほとんどありませんでした。

AdobeのCCでフォトショが使えるのですがフォトショでも深度合成ができます。

というわけで試してみました。

レンズはシグマの105mmマクロでF5.6でキーボードを被写体にしてスタックしただけです。

ちょっと怪しいところがありますが自動でこれです。

フォーカスは手動なのでちょっと面倒だし、動く被写体には使えませんが深い深度の写真という意味では目的を達成できそうです。

拡大すると歪になってるので修正が必要ですが、F5.6でスタック35枚なら上出来だと思います。




2022年8月3日水曜日

Adobe Creative Cloud

 年間¥12,000の税金を払うことにしました。

フォトプランなのでフォトショも使えます。

Lrはスタンドアロン版とほぼ同じなので何の違和感もなく使えます。

フォトショは過去に5→5.5、今はWindowsでCS2を使っているのでこれも違和感なく使えます。

起動は速くて処理も速いです。

サクサク使えるのでAmazon photoに保存してある以前撮った写真をダウンロードして現像とかやってみました。

ぶっちゃけ何も変わらないけどLrはカラーグレーティングというのが増えたみたい。

グレーティングならDavinciResolveの方が使いやすい。

マスクを駆使して元の写真はあくまで素材というのはちょっとやりすぎのような気がします。

不要なモノを消すとか・・・まぁ好きにしろって感じですが撮りっぱなしで表現できればそれが一番だと思います。

インスタじゃないけど”盛る”文化はあるのでどうでもいいかもしれない。

使いやすいし馴染みのあるインターフェイスで効率はよいです。

しかもやっぱりググった時にすぐに調べられるのは大きい。

あとアプリで迷ってるのはNeatVideoです。

円安ではかなり高価なので今は買いません。

もっと高くなる可能性もあるのが難しいところです。

2022年8月2日火曜日

Adobe税

 今は使えなくなったスタンドアロン版のLrの代わりに純正アプリとAffinity Photoを使ってます。

いろいろ問題があって純正アプリは動作が遅い! 描画が20年前のレベルです。

ただ現像はそれほど困らないので1枚だけとかなら使えてます。

純正なのでレンズ補正は完璧! なはず。

Affinity PhotoはPhotoshopの代替アプリと言われてます。

Lrのような現像もできるのですが操作性が悪いです。

できることがわかりにくいといった方がいいかもしれない。

フォントなどもバグがあったのもあるけどそれより挙動がちょっと怪しいです。

M1に最適化されてないと思いますがしばらく使っていると動作が緩慢になってきます。 ちょっと使えないくらい。

使い勝手も悪いわけではないけど、Photoshopと違うところはユーザーの数が圧倒的に違うことです。

やりたい事をググった時にその違いを痛感します。

じゃあもうLrとフォトショでいいやんって考えるとAdobe税が気になってきます。

サブスクは大嫌い。

昔のフォトショは15万とかしてたので一番安いフォトプランなら12年使えてさらに最新を使い続けることができます。

でも2~3万くらいのアプリなら3年くらいで同等になるので昔に比べてとても安価とは言えません。

肝心なのは使用頻度で私の場合は月額¥1,000ちょっとでも高く感じるという事です。

理想はDavinciResolveのように3万くらいでスタンドアロン、更新は頻繁でずっと使い続けることができるというものです。

DavinciResolveは今のところ1つのライセンスでずっと使い続けることができています。

しかも超高機能で3万なら破格と思います。

Lrは現像処理よりカタログ機能が優れています。

フォトショはたまに使う程度ですがLrもバッチ処理がしやすいとか、何百枚も撮った時に選別するときにもすごく便利です。

これを純正アプリやAffinityでやろうとすると大変です。

他のアプリも併用してるので今は迷う程度ですがやはり税金を払わなければいけない時期が来てるかもしれない。

円安で値上げはないと思いますが高くなると更に迷うので今夜にでもプランに入ることになりそうです。

14GMと1224Gの比較とかやりやすくなるし・・・収入が増えれば迷わないんだけどね・・・