2022年10月28日金曜日

スライダーの変貌

 初めてスライダーに手を出したのは7年前の2015年でした。

電動タイプはとても高価だったので必要であればグレードアップできてできるだけ安価なものを選びました。

それがKONOVAのK2 80cmです。

アルミ押し出し材で剛性が高く重いです。

手動なので動きのムラがあるし相当慣れないとミスショット連発します。

そこでしばらくして電動ユニットを購入しました。

KONOVAの電動ユニットは廉価版と上位機種がありますがもちろん廉価版の方です。

コントローラーが大きくてバッテリーを内蔵できないという何考えてるんだ仕様でした。

しかも電源は12Vなので昇圧させてNP-Fバッテリーを使うアダプターも同梱されてました。

どっちにしろ使いにくいので12V出力ができるモバイルバッテリーで運用してました。

それとコントローラーと電源のケーブル使いにくかったので自作品に変更しました。

でも屋外の撮影中にコントローラーが壊れる不運!

メーカーの対応はよくて無償修理になりましたが購入は2日で届いたけど修理は1ヶ月以上かかりました。

そしてしばらくしたらまたコントローラーが壊れました。

また修理ですが今回は交換となりました。 また1ヶ月使えないという・・・

その頃にブラシレスジンバルのエンコーダー付きが出始めてH2を購入したので、スライダーよりジンバル中心の撮影になりました。

アルミのスライダーでは屋外の撮影が大変ですがジンバルならかなり楽ができます。

KONOVAのK2は現在でも使用できる状態で保管してあります。

電源はUSBから昇圧して使えるアダプターに変更しましたがあれ以来壊れることはないです。

でも操作性はかなり悪いし速度の変化量が少なくて低速でトルクが落ちるタイプなので今はほとんど使うことはありません。

そして次に購入したのがASHANKSというカーボンパイプタイプの電動スライダーです。

比較的安価でKONOVAの反省からワイヤレスであることが決め手でした。

でも実はその前にもう1台購入したのですが不具合があったので返品しました。

ASHANKSはパッシブですが移動に連動してパンができるタイプです。

KONOVAでもオプションでありましたがすごく高価だったので買わなくてよかったですw

精度は結構いいのですがこれも低速でトルクが落ちるタイプです。

最高速はKONOVAより速いですが返品したスライダーの方が速くてトルクも大きかったです。

連動パンはアナログなのでバックラッシュがあります。

これを評価すると使えるけど自由度は低い、屋内での撮影やジンバルと併用すればかなり使えるということになります。

カーボンなので軽いけど80cmなので持ち歩くにはちょっと無理が出てきます。

それと低速時のトルクがないのでマクロで使うと水平でしか撮影できません。

パッシブのパンは無視してジンバルを上に載せて、ジンバルのActiveTrackingで追従させると非常に滑らかでしかも自由に動きを指定できて便利です。

ただスライダーとジンバルは連動しないのでちょっと慣れが必要です。

そして持ち運べて低速時でもトルクが落ちないマクロ用のスライダーを購入しました。

これはYC Onionの安価な電動ミニスライダーです。

ワイヤレスで移動距離20cmと記載があったけど実際に動かせる範囲は14cmくらいしかありません。

マクロなので十分ですが構造的に干渉しやすいです。

トルクは十分で超微速でも問題なかったですが速度を中間域にすると振動が出ます。

そしてしばらく使っていたら揺れが出てきました。

原因はレールの構造にありました。

V字型を横にしたレールの上をベアリングが転がる構造なんですが、ベアリングには樹脂の外枠があるローラーなのでローラーのエッヂの摩耗というか変形で揺れるようです。

ちょっと緩めにすればかなり解消されましたがはっきり言ってゴミです。

卓上でも使えるし使い勝手はいいのですがマクロでの撮影は1/4倍くらいまでが限界です。

評価としてはエーデルクローンの安価な方が割引してたタイミングで買い直せばよかったと少し後悔してます。

ただバッテリーがCanonタイプで手持ちがないのでスルーしたということです。

そして最近購入したのがSLYPOD Proです。

精度はそこそこ良くて低速トルクもあります。

屋外での撮影も実用的でアングルの自由度は今までのスライダーとは比較になりません。

しかしアプリが使いにくい! それと雲台&取付部が全然ダメです。

そしてカーボンパイプはオイルの滲みがあってうかつに触ると手が真っ黒になります。

何となくすごく壊れやすそうですごく便利ですが不安もあります。

構造的に伸縮するのでアングルを自由に決めるには大型三脚じゃないと耐えられないとか、直進しかできないのでフォローさせるような動きは不可能です。

パンも電動でスライダーに連動するタイプも出てきましたが、かなり高価なのと移動量は少ないので運用に制限が出るかもしれません。

理想的ではあるけど万能ではない、そんな感じです。

SLYPOD Proもそこそこ重いのと三脚も併用するので一応屋外でも使えていますが、できれば小型電動スライダーはまともなのがもう1台ほしいです。 買いませんがw

SLYPOD Priだけでほとんどの撮影に対応できるので壊れないことを祈ります。

2022年10月27日木曜日

α7RV 発表

 発表されました。

スペックはほぼリークと同じで正当進化だと言えます。

画素数が増えなかったのは意外でしたがファイルサイズや読み出し速度を考えるとバランス的に現状維持が最適だったのだと思います。

目玉はいろいろあるけどやっぱり4軸マルチアングルでしょう。

これを待ってたと言っても過言ではありません。

私は動画がメインですが自撮りはしません。

自撮りしない場合はバリアングルのメリットは皆無です。

それでも視認できない角度でカメラを固定した場合は外部モニターを使った方が確実で便利です。

ケーブルにも干渉するし180°開かいないので特にジンバルでの撮影がやりにくいです。

α7RVは180°開くようになりさらにチルトができるのでこれが理想の背面モニターだと思います。

そしてIBISが8段の効果になったそうです。

これは検証待ちですが50GMでのデータらしいのでレンズ協調補正というわけではないようです。

これが話半分でも効果が出てるならより低ISOでの手持ち撮影ができるので、Rというカメラの性格に合ってる進化だと言えます。

そしてAFも進化してるそうです。

α7RIIIとα7SIIIで比べるとそもそも全ての挙動が違います。

AF自体は精度はもちろんですがそれより認識率だと思います。

α7SIIIでも判別しやすい人や動物はいいのですが建築物や電線とかでフォーカスが外れることが多いです。

これが目視できる明るさなら気づくのですが夜間で14mm開放だと手前の電線に合ってたということがありました。

目視では電線が見えない明るさだったのでこの辺も改善されていれば価値があります。

そして8kが撮れるようになりました。

24pまでですが流石に読み出し速度は控えめだと思うので動画機としてはメインにはできないかもしれません。

α7SIIIはよく高感度とかダイナミックレンジがすごいとか言われてますが、実際はそれほどはありません。

一番凄いのは読み出し速度です。

確かにISO40万でもノイズ処理をすれば普通に使えるレベルなので感度も高いのですがダイナミックレンジは低ISOでも逆に低いような気がします。

それでも10bitでの撮影ができるのでα7SIIIとの共存もできます。

でも4kフルフレームはオーバーサンプリングではないのでαRIIIほどではないと思いますがモアレや解像感の低下などがあると思います。

ただし・・・価格が高いです。

円安の影響をもろに食らっているので非常に高価な感じがします。 というか実際に高いです。

発売半年後にα7RIIIを35万で購入したので同じRとして考えると5割くらい高くなってる感覚です。

画素数的にはα7RIIIで十分なのでそれ以外で価値があるかどうかです。

まぁ考えるまでもなく見送り決定です。

4軸とかIBISは魅力ですが4軸は利便性のみでIBISは三脚使えばいいじゃん派なので買い換えるだけの理由にはなりません。

やはり価格が高すぎて手が出ないというのが正直なところです。

でも連射や読み出し速度が気にならない人だとα1より優れているところが多数あります。

これから考えると次に購入するかもしれないモデルはα7SIVかFX3の次期モデルになりそうです。

ぶっちゃけα7SIIIに4軸マルチアングルとブリージング補正が付けば何も要らないんですがw

4軸は無理なのでせめてFirmwareで実装してくれたらと期待してます。

それにしても円安はヤバいです。

そのうちiPhoneが30万とかになりそう。

2022年10月26日水曜日

MacOS Ventura とiPadOS16

 まずiPadから。

iPad miniなので違いがわからない。

ロック画面が少し変わったみたいですが何が変わったんだろ?

そしてVenturaです。

意外と秀逸な壁紙がウォーム系になったので冬らしい? 感じ。

目玉はステージマネージャとiPhoneをwebカムにできるところでしょうか。

設定の見た目が変わってちょっと慣れるまで戸惑います。

頻度は低いけど5kドットバイドットだと文字よりアイコンで判断することが多いので何ともいえない感じ。

ステージマネージャはアプリの切り替えが瞬時にできるし、フルスクリーンのようなアプリでもカーソルを左端に持っていけば切替可能になります。

でもこれってDockと何が違う? 

切り替え時にカーソルを見失いやすくなった気がする。

Dockで切り替えるのと実質変わらない挙動なので、アプリを同時に立ち上げまくるような使い方だと便利かもしれない。

Dockは使いやすくてWindowsでも同等に使えるアプリを入れていますが、Win11はかなり進化してると思います。

27インチでも横方向の視線移動より縦方向の方が見やすいのでステージマネージャは慣れるまで評価は保留です。

iPhoneのカメラはFaceTimeで試してみました。

Studiodisplayのカメラは酷評されていますが実際に見てみると20万もするモニターとは思えないほど酷いです。

1,000円で買えるカメラの方がいいかもしれないくらい酷いのでディスプレイ用ライトのスタンドで隠してます。

iPhoneのカメラにすると一気に画質がよくなります。

でもこれも27インチだと画面とカメラが離れすぎているので違和感しかありません。

どっちにしろwebカメラは使わないんだけどw

でも遅延も少ないしMacBookとかで最新の超広角レンズ付きのiPhoneならキーボードを写せるのでおもしろいと思います。

Venturaは今のところ大きな不具合は見当たらないし動作も問題ありません。

もう一つの目玉であるパスキーは少し慎重に検証しようと思います。

2022年10月23日日曜日

SLYPOD Pro 雲台を変更して使いやすさが格段にUP!

 SLYPOD Pro、いろいろ気になるところはありますが微速でもトルクは落ちないし精度もそこそこよいです。

普通のスライダーでは机の上にあるものを撮ろうとするとかなりアングルが限定されてしまいます。

ジブアームのようにも使えるので一脚型であるメリットは大きいです。

しかし伸縮するという形状のため雲台は端に付けることになります。

垂直に動かす場合はよくても垂直のほうが稀なので雲台の固定力や操作性は結構重要です。

それが付属雲台はガッチリ締め込めば緩むことはありませんがガタ大きいのと緩んだ時のショックを軽減するため?グリスベッタリで操作性は悪いです。

そこで一時的にボールを挟むタイプの自由雲台にしてみました。

交換は簡単ですが緩み止めを工夫しないといきなり緩んで大変なことになります。

それを対策したのが前回までの話です。

雲台の固定力はかなりあるので見た目より安全ですが緩んでしまったりすると危険なのは同じです。

そこで2WAY雲台にパンヘッドを付けてスライドプレートも併用してバランスを取った状態で試すことにしました。

ネジに対して回転方向のバランスが取れていればそう簡単に緩むことはないし操作性もよくなります。

しかし重くなるのでネジに対する負荷は気をつけないといけません。

2WAY雲台はよくある一脚用のコンパクトなものです。

クランプをパンヘッドに交換すれば付属の雲台と同等の動きができてしかも固定力はかなり上がります。

しかし購入した雲台はヘッドが2種あって、それに気づかず手持ちのパンヘッドがあるから交換すればいいかと買物カゴへ。

届いてからパンヘッドがちょっと気に入らないのでまた調べていたらパンヘッド付きに気づいたという・・・損しました・・・

でも付属雲台のパンヘッドとティルトの固定が共有だったのでとても使いにくかったですが自由でしかも半固定で運用できるようになりました。

それにしてもこの雲台でSLYPODは格段に使いやすくなりました。

特に屋内であれば自由にしかも安全に撮影できるので雲台の変更は重要だと思います。

肝心の緩み止めは三脚にオマケで付属してきた延長ポールのプレートです。

ほとんど使わないし違うプレートに交換したので余りモノです。

自分で作ることもできるくらい単純なモノですが市販品では見つけられなかったのが残念です。

Smallrigで発注するか(今は日本語が通じません)、自分で作るか・・・Amazonとかで使えそうなのを探すしかありません。

緩み止めはSLYPODの運用上必須だと思うので最悪エポキシボンドで接着という手もあります。

この場合は交換や緩めたい時に炙る必要が出てくるので万人向けではありませんw

SLYPOD側のプレートを外そうと思いましたが簡単には外れなかったです。

アルカ互換クランプとか本家のクイックリリースとか互換のLEOFOTOとかいろんな方法があると思います。

SWFOTOの雲台は他でも使えるようにクイックリリース化するのが一番かもしれません。


2022年10月19日水曜日

α7RVの噂

 来週にも発表されるα7RVの噂です。

画素数は61Mだそうでα7RIVと同じですがセンサーは新型?かもしれません。

フルフレームで61Mだとデータサイズも馬鹿にできないほど大きくなるので、1億画素クラスになるかも?との予想は見送りのようです。

動画能力も考えていると思うので1億は現時点では処理しきれないのかもしれません。

よくあるレンズテストではα7IIIクラスの画素数とα7RIVの61Mではかなり結果が異なってきます。

ノイズ問題を別にすれば画素数=解像度でもあるので1億クラスが欲しかった人も一定数は居ると思います。

それを考えると動画機能を落としてでも90M~1億を目指してほしかったです。

まぁでも画素数より問題は本体のレスポンスです。

α7RIIIを使ってますがα7SIIIとは比較にならないほど動作は緩慢です。

α7RIVも似たような感じでプレビューが遅いとかメニューも旧タイプなので古きαの呪縛があります。

新メニューになってα7IVと同等の操作性とレスポンスが得られるだけでも価値はあります。

そしてAFはAIを駆使した新型になるそうです。

AFは必要な人には機種の選択で必須になると思いますが、私の場合は大口径レンズが多くてあまり人物を撮ることはないのでMFの方が多いです。

それとIBISが8段分の効果になるそうです。

他メーカーより遅れている手ブレ補正が一気に他社と同レベルになるか疑問ですが・・・

少なくともボディ単体で8段とは信じられません。

でももしかしたらとんでもない機構を引っ提げて実装してくかもと期待してます。

レンズ協調補正が濃厚ですが最近の純正レンズはIS入があまりないのでどうなるんだろ?

SONYの場合はレンズ側とボディ側のどちらかだけだったので(補正軸によって違ったかも?)協調補正なら現実的です。

61Mなら8kは撮影できて当然という時代なのでα1に続く8kモデルとなるはずです。

8kの有用性はちょっと疑問がありますがクロップでも4kを維持できる利点はあります。

α1のみだった8kがもっと安価なモデルで使えるなら価値があると思います。

でも61Mだと8kでオーバーサンプリングでしょうか? 

ピクセルビニングだと画素が足らないのでクロップ&オーバーサンプリングとか、画素加算になりそうな予感がします。

4kオーバーサンプリングだと5倍にもなるのでローリング歪が実用的ならとは思いますがα7IVを見ているとそんな甘い話は無いような気がします。

あとはブリージング補正とか露出補正ダイヤルがマルチに使えたりとかα7IVの要素を盛り込んでくると思います。

それより価格が心配です。

α7SIIIと同等で3,500ドルだとすると国内価格は50万弱か、今後の情勢を考えて50万超えもあり得ます。

ストアでの購入で実質45万くらいになるのではないかと思います。

iPadも新型が出ましたが4万で買えていた無印が6万台という高額なモデルになってしまいました。

iPadminiを大きくした感じなのでminiより大幅に安いのは無理があるかもしれませんが。

何でも高くなってしまって収入は変わらないので・・・日本は大丈夫なんだろうか?

MOZA SLYPOD Pro プチカスタマイズ

 購入してから結構な頻度で使用してます。

そうすると気に入らない&改善したくなる箇所が見えてきます。

まずいちばん気になったのが雲台の固定方法です。

SLYPODは両端が1/4オスネジになっててプレートには厚めのゴムが装着されています。

緩み止めとしてゴムは妥当なんですが特に伸びる側のプレートは面積が小さくて緩みやすいです。

普通のスライダーならスライド部の上に載せて動くので気になりませんが、SLYPODだとネジ1本で固定し雲台を90°傾けてカメラを水平にする事になります。

上側にカメラという形にするとレンズの重さによっては雲台が緩みます。 これはかなり危険です。

そのために付属の雲台には緩み止めの機構が付いていますがこの雲台が使いにくいです。

使いにくい雲台を交換するとしても緩み止めが雲台側にあるので緩み止めを何とかしないといけません。

そこでゴムを剥がして雲台用のセットビス付きプレートを使うことにしました。

これでスライダー側と雲台側にそれぞれセットビスで緩み止めができるので通常の仕様でれば緩むことはありません。

ただ抵抗だけで止めているので使用する雲台が確定すればそれぞれのプレート側にドリルで窪みを作って絶対に緩まないようにする予定です。

それと本体側の1/4オスネジも問題です。

三脚に固定するにしても付属の三脚は控えめに言ってゴミです。

そこでメスネジに変更しました。

ゴムを剥がすとゴムがズレないように結構複雑な形状をしているので、その形状に塩ビ板をカットしたものを挟んでエツミの60パイメスネジプレートをねじ込んでます。

両方から1/4ネジをねじ込みますが厚みは13mmなので深さ6mmは確保できます。 塩ビ板はその調整目的も兼ねてます。

SLYPODを大型三脚に載せて使っても本体側が地面や床に当たることがあります。

1/4オスネジだとネジが痛む可能性があるし室内なら床にキズが付くことがあります。

メスネジにしておけば三脚にも載せやすいです。

一脚のようにはあまり使ってませんが今後不便であればアルカ互換に変更します。

外観上で気になったのはそのくらいです。

改善したくてもできないのが本体とアプリの操作性です。

慣れれば・・・と思ってましたがすごく使いにくいです。

本体側は操作時にワンクリックで止める時は電源ボタンをダブルクリックですが、トリプルクリックで最短位置まで移動後に電源OFFになる仕様です。

ダブルクリックの間隔が短めなので間違えてトリプルクリックになると問答無用で最短まで移動してから電源が落ちます。

電源OFFはそれでもいいけど停止は普通ならシングルクリックだと思うのですがなぜダブルクリックなのか理解に苦しみます。

伸縮するという仕様上、カメラの固定方法によっては三脚にぶつかることがあるので操作の仕様が難解すぎて困ります。

それとアプリだと伸縮はなぜか押し続ける必要があります。

スタートとストップ、往復だけでいいような気がするけどなぜ長押しさせるのか理解できません。

往復させながら撮ればいいのですが伸縮でバランスが変化するので完全手放しだとちょっと危ないです。

あとしばらく使っていると原点がズレます。

どうも本体側で操作するとズレやすい気がします。

これはUPとDOWNと電源ボタンの同時押しでリセットできますが意外なほどズレやすいです。

両端ではあまり使わないですがちょっと気になるところです。

でもスライダーとしては現実液なところで持ち運びやすいというのは大きなメリットです。

これをカーボンパイプ2本のレール式スライダーだと伸縮はしないけど使用時は三脚からみれば大きくバランスが崩れます。

サポート用の一脚とか使ってますがこれを持ち運ぶとなるとかなり大変です。

ほとんど一脚と同形状で三脚に付けっぱなしで持ち運べたし、前後の動きでも超広角が使えるのと俯瞰で写り込みが少なくてアングルの調整がしやすいのは最大のメリットです。

でも一脚と思って持つとずっしりと重いのでやっぱり屋内での運用がメインになると思います。

モノ自体のアイデアとそれを実現したアイデアはすばらしいと思います。

しかし細かなところの作り込みや運用する上で重要なところが欠けているという印象です。

改善できるところは修正しながら使えばいいのですが安易に使うと機材が壊れる可能性が高い危険なところもあるので注意したほうがよいです。



2022年10月17日月曜日

おもしろそうなレンズ

 現状で欲しいレンズは中望遠です。

できれば90mmのマクロで500gくらいの軽量コンパクトなレンズがほしいです。

写りはいいけど扱いにくいシグマの105mmを入れ替えたいのですが選択肢が少ないです。

マクロを犠牲にすればいろんなレンズがあるのですが、その中でおもしろそうなのが出てきました。

それはサムヤンのAFが使えるシネレンズです。

新シリーズで重量を揃えて展開するらしいです。

しかしレンズはスチル用のを使いまわしっぽいのでGMのようなものを想像すると失敗しそうです。

このレンズのおもしろいところは0.8ピッチの標準ギアが付いたAFレンズということです。

同時使用はできませんがFnボタンで絞りのコントロールができます。

それだけなら既存のレンズのマイナーチェンジなんですが、ギア付きなのでフォーカスリングが可変速ではないのではないかと思われます。

もしフォーカスリングが可変速でなければAFレンズで純正以外ではタムロンに次いでのリニア駆動になります。

これは個人的にはかなり重要でTILTA nanoを使う時に大きなメリットになります。

まだ仕様が確定してないのと理想より軽すぎること、そして75mmT1.9?だったかな、この焦点域ならタムキューを待ちたいところです。

MFのシネレンズでは扱いにくいサイズと重量と価格で現実的な選択肢にはならないし安価な中華シネレンズはさすがにアレなので期待してます。

できればタムキューが90mmF2.0でリニアフォーカス対応で500gくらいで出てくると即予約なんですが。

現実的に考えてF2.8かF2.5になると思います。

マクロでフォーカスが可変速ではとてもじゃないけど使えないので早く更新したいです。

2022年10月16日日曜日

秋桜

 いなべ市のコスモス畑に行ってきました。

天気は快晴で少し暑そうなくらい。

行ってみたら公式サイトでは見頃になってましたが畑を探すくらい・・・ちょっと早かったようです。

彼岸花の時もコスモスが咲いているのですが1本も見なかったので来週〜が見頃になるかも。

しかしそれにしても暑いです。 とても10月とは思えない暑さです。

真夏のような格好で行きましたが三脚とスライダーとボディ2台+単焦点レンズ4本なので汗だくでした。

畑ではあるけど密集とは言い難いくらいの開花でミツバチも少なかったです。

花だけだと動きが寂しいのでミツバチか蝶が撮れるとよかったのですが。

今回は120pで最初からスローにするつもりで撮りました。

コスモス畑は数年前にスチル目的で行った時に風が強くて苦労した事があります。

風は強くはないけど穏やかとは言えないくらいは吹いていたので、スローで止める感じです。

それと最近また試しているS-cinetoneで撮ってます。

さすがにHDRは雰囲気に合わない気がしたのと、S-log3のダイナミックレンジは広いけど中間色の色再現が悪い気がするので(これはグレーディングのやり方が悪いだけ)S-cinetoneというわけです。

グレーディングは控えめですが元がいいのでとてもやりやすかったです。

それよりAFが問題です。

NDフィルターを使っていてISO100〜320くらい、SSは1/250〜1/500なのでほぼ開放になります。

花が風で揺れるのでタッチトラッキングにすると反応が良すぎてすごくブリージングが目立ちます。

そんな気がしたのでほとんどMFですがスライダーを生かすにはフォーカス送りが必要になってきます。

フォローフォーカスでもいいけど電源などの取り回しを考えると屋外で移動を伴う場合はちょっと考えものです。

タッチトラッキング自体は認識できれば精度は高いけど少し動くのでそれがブリージングとなって目立つようです。

フォーカス速度や感度の設定で目立たなくできればよいのですが。

それよりブリージング補正がα7SIIIに搭載される事を願ってます。 でももう諦めるしかなさそう。

α7SIIIでも動画に距離情報は埋め込まれているけどフレーム毎に記録されていないのかな?

αのメリットはAFだと思うけどあまり印象はよくありません。

これが人物限定ならいいのですが・・・

とりあえずS-cinetoneは使いやすくてよかったです。



2022年10月13日木曜日

iPhoneを外部モニターにするアイテム

 外部モニター問題は過去にいろいろ試してきました。

純粋な5インチ程度のモニターだと電源が必要でHDMIなので取り回しも悪い&αの仕様で情報表示をするとタッチフォーカスやトラッキングが使えません。

情報表示をOFFにすると注視しているモニターで情報が見られないので視点移動とかでかなり扱いにくいです。

と言ってもこれはジンバルで使用した場合の話で固定やスライダーでは特に気になりません。

ただ外部電源はちょっと邪魔です。

ジンバルで使う上でDJIのRavenEyeも試しました。

遅延はあるし表示フレームレートの関係で見劣りはしますが意外と実用性は高かったです。

一度接続してRavenEyeの電源を切らなければカメラ本体とiPhoneは電源OFFやスリープにでき、しかも再接続は不要なのでストップ&ゴーで使いやすいです。

ただし情報表示が記憶されないとか擬色があるので視認しにくい、フォーカスを確認するにはちょっと不向きです。

そして次にアプリのMonitor+です。

これはiPhoneだとワイヤレスでAndroidだと有線でモニター化できます。

しかしiPhoneは接続がめんどうだし最初だけ切れやすいです。

タッチフォーカスや情報表示のセットもできるので遅延やフレームレートを我慢できれば表示の完成度は高かったです。

しかしα7SIIIのWiFiが壊れたりしたので現在は使用してません。

そして有線版は使っているAndroidスマホのせいなのか録画するとフレームレートが落ちます。

α7SIIIの本体vバージョンアップでかなり改善されましたので、すぐに使えるモニターとしてジンバル以外で使用しています。

ジンバルではケーブルの干渉があるので、特殊である吊り下げで使用しているとレンズ交換がやりにくいです。

この辺は改善できれると思いますがiPhoneとAndroidスマホを2台持ち歩くことになるのがちょっとダメなところです。

そして持ってませんがAndroidスマホでHDMIケーブルからtype-Cへ変換するアダプターがあります。

HDMIなのでRavenEyeの有線版ということになりますが、今回iPhone版が出てきました。

これの利点は有線だけど遅延や接続性が高いのでフレームレートも稼げるのではないかということです。

使ってみないとわかりませんが1台で済むので使いやすいかもしれません。

しかしタッチフォーカスなどは使えません。

理想はMonitor+でiPhone版で有線接続です。

これが実現できれば操作系は一番よくてしかも見やすいです。

フレームレートが心配ですが無線よりはよいのではないかと思います。

有線だと電源の供給で問題が出るかもしれませんが期待してます。

その前にiPhoneがtype-Cを採用して汎用性が高くなれば今後おもしろいガジェットが出てくると思います。

それまでiPhoneの更新は待つことになりそうです。



2022年10月9日日曜日

SLYPOD Proのサンプルというよりグレーディング

 巷?ではシネマチックとかフィルムルックというのが流行ってる?ようです。

映画っぽい雰囲気にするための方法というべきでしょうか。

私はシネマチックとかにはあまり興味がありません。

ティール&オレンジのような古く使い倒された映像を見てるとなんとなく一辺倒のような感じがするからです。

かと言って悪いと言ってるわけではありません。

色なんて個人の好みなので万人受け狙いでもいいと思います。

私が写真で一番好きだった色はKR64+プラナーです。

これを知ってるいる人はもう40〜50代以上でしょう。

外式のリバーサルで当時でも結構高かったですが、今のモノクロは¥1,000で買えないくらい高いので時代の流れなんだと思います。

KRは長尺はなかったと思いますが36枚撮りで現像代を含めると1本あたり¥3,000くらいだったと思います。

デジタルだと今や1秒で撮れてしまう枚数です。

1枚1枚が貴重だし撮りきらないと現像に出しにくいので、ポートレートとか気合の入った時はいつもKRでした。

KRの印象というかプラナーと組んだ時はマゼンタが浮いて全体がとても濃厚な発色をします。

鮮やかというわけではなくこってりと濃厚という感じです。

それを再現できるかと言われると雰囲気だけなら何とか・・・って感じです。

KRだと視聴環境がプロジェクターかライトボックスでルーペになると思います。

プロジェクターはもう無いのでルーペか、スキャナーでデジタル化しないと見られません。

今の写真は連射や動画からの切り出しとか、アナログ時代では考えられないほどです。

自家現像といってもPCでやろうと思えば自由自在で、やり直しにほとんどコストはかかりません。

いい時代になったのか、それともつまらなくなったとも言えそうです。

時効(爆)なので当時の写真も貼っとこう。

RTSII+プラナー85mm(AEG)+KR64です。

少しだけ発色を強調してますがほぼ原盤と同じです。

通過光で見るのとは違うのでモニターではやっぱり再現は難しいです。

動画は雰囲気だけでグレーディングしましたが再現には程遠い感じ。

HDRもおもしろいけど忠実な再生となるとPP1がいいのかもしれない。

次回はちょっとS-cinetoneで遊んでみようと思います。



2022年10月4日火曜日

Youtubeの4k再生が会員限定になるという噂

 何だかとんでもない噂が出てきました。

4kでの再生がYotube Premium会員限定の機能になるという・・・これは困るw

まぁでもアップロードはできるのかな? 4kでアップロードできれば特に問題はないのか。

ほとんどの人はiPhoneやタブレットで視聴していると思うので、負荷がかかる4kを制限するというのは収益を上げるための手段というのは理解できます。

でもこれが実装されるとYoutube=お手軽に4k動画が見られるという認識だったけど、サブスクで課金しないといけないなら私は4K視聴を諦めます。

月\1,180円だったかな? アップロードもできないとなると考えないといけませんが、4kじゃないといけないというわけではないのでそんな無駄なお金は使わないと思います。

でも4k制限がアップロードにも制限があるのか、また視聴だけなのかでかなり影響しそうな気がします。

Youtubeを4kで再生できるTVとかも商品説明に変更が必要になるかもしれない。 ってそんな説明は無いかも。

4k制限が実装されてもほとんどの人には影響がないと思います。

でもこれで4~8k再生とかの環境はかなり限定されるような気がします。

4k再生できるのってブルーレイとBSくらい? BSは契約してないので全くわかりませんw

ブルーレイはCDの売上を見ていればほんの一部の人しか見ていないと思います。

そして廃れていくメディアだと思います。

Youtubeで4kが再生できたからこそ4kTVとか普及したとも言えるので何だか時代に逆行するような・・・

まぁ課金すればいいんだけど内容が同じだからフルHDでもほとんど気になりません。

自分で撮影した動画を他人が見るときに4kかどうかわからないし。

さてどうなるやら・・・

2022年10月2日日曜日

Slypodで彼岸花

 天気が良さそうだったので彼岸花を撮りにいきました。

近郊でも場所によって開花の状況が少し違うのですが、一番のお気に入りは少し遅かったようです。

場所はねじり橋があるのでちょっとした散歩のスポットになってるようで、この時期は意外と人が多いです。

目的は彼岸花というよりスライダーの屋外テストです。

三脚と一緒に持ち運べるかの体力テストとも言う・・・

ボディ2台とレンズ4本、40パイの三脚とミニ三脚とスライダーなのでジンバルは諦めました。

スライダーはかなり扱いやすかったと思います。

でもやっぱり雲台は何とかしたい。自由雲台でもいいけど緩み止めを考えないといけません。

アングルの変更は一般的なレールスライダーとは比較にならないです。 これが最大のメリットです。

でも安定しやすいようにカメラを吊り下げると三脚に干渉するので改善の余地があります。

バッテリーはジンバルと同じ感覚で電源を入れっぱなしでも全く減らないくらいでした。

水平に伸縮させると大型三脚でも屋外だとバランスを崩しやすいので結構怖いです。

地面がアスファルトやコンクリートならいいですが草むらとかでちょっと無理すると転倒の危険があります。

それとやっぱりアプリの操作性は悪いです。

レンズ的には135GMでも特に問題なかったです。 線路のすぐ横なので電車が来ると少し地面が揺れてそれがブレになってましたがこれは仕方ありません。

しかし105mmマクロで至近距離だと風のせいでブレやすいです。

今回はスライダーのテストがメインなのでスライダーをほぼ全カットで使用してますが、これは使いすぎに注意かも。

あと14GM、1224Gとはかなり違ってゴーストはほぼ皆無です。

4kでもわかるくらい解像度が高いのも○

まぁでも12mmとの差は意外と大きいです。 12mmが特殊と言ったほうがいいかもしれない。

車で横付けできないと運用は難しいかもしれませんがレールスライダーだと車で運んでも使いにくいので購入してよかったと思います。

でも屋内で使う方が多くなると思います。