2021年4月28日水曜日

35mmF1.4 シグマ VS SONY

海外のYouteberでシグマとGMを比較した動画を見てみました。

他でスチルのサンプルを見た時もやや甘いかなって気がしてましたが、やはり解像度はGMの方が優れていました。

しかも近接時のシグマは解像度がかなり落ちるようで中央部でもSONYの無印35mmF1.8と同等に感じました。

遠景ではGMと同等レベルの軸上色収差が近接ではかなり大きくなるので、ライブ配信で言ってた近接時の弱点は中央部でも不利のようです。

AF速度を上げるためフォーカス駆動のレンズは1枚だけのようですが、決して速くはないGMより明らかに遅いです。

ボケはきれいでGMと大差ないと思いましたが、シグマはやや輪郭がある感じ。

口径食は1段絞ったF2でほぼ解消してるものGMと同等でしょう。

周辺光量の低下はGMはかなり大きいですが比較がなかったので不明です。実用上は後処理で補正しやすいので特に気にならないと思います。

そしてGMの弱点、ブリージングは何とシグマも同等でした。

あえて酷評するなら後出しジャンケンなのに価格以外は完敗という感じです。

シグマは35mmF1.2があるのでそれ以上の解像度は求めなかったのかもしれません。

でもfp Lで画素数が上がったのであのサイズで出すならもう少しがんばって欲しかったというのが総評です。

解像度が高いレンズは簡単に作れるとNikonのエンジニアが言ってたそうですが、ミラーレスになって負の遺産であるFマウントから有利になったはずなのにレンズはむしろ巨大化してるところを見ると、SONYは方向性が違うと言えます。

シグマも巨大レンズは得意分野だと思うのでF1.2があるからこそもっと小型化してSONYとガチ勝負してほしかったです。 それで価格が高くなっても性能が良ければ売れるはずです。

ここまで酷評している理由は50mmと14mmに期待しているからです。

85mmの出来がかなり良さそうだったけど、この調子なら純正一択のような気がします。

とりあえずすぐには買えないので待つことになりますが、資金の目処がついたらシグマを待つまでもないかもしれません。

2021年4月22日木曜日

シグマ35mmF1.4

 もうすぐ発表されるそうです。

35GMを購入する前なら候補に入っていたかもしれません。

スペックがぼちぼち出てきたので考察してみます。

大きさや重さは35Zと同等くらいでサムヤンも同じくらいになるのかな?

35GMはかなりコンパクトで軽いので85mmほどインパクトはないかもしれません。

価格は900ドルくらいなので実売10~12万でしょうか。

今までのシグマから考えると中心部はGMと同等レベルだと思われます。

周辺部はGMがかなりすごいので同等までは難しいでしょう。

価格差を考えるとコスパは高いと思います。

しかしGMは近接性能がすごいです。

その代わりなのかブリージングが酷いです。

この辺のバランスが肝心です。

35mmはテーブルフォトやスナップ全般に最適、多少のトリミングを考えると50mmは不要なんじゃないかと思います。

周辺光量の低下はこのクラスのレンズでは結構多いですが、口径食は少ないほうだと思います。

解像度だけならシグマも定評があるし、軸上色収差はシグマのほうがすくないかもしれません。

でも特に近接での周辺部の描画はかなり印象が変わるので価格差と解像度だけでは判断できないかもしれません。

価格も35Zと同等なのでクラスが違うとも言えますが、今後出てくるはずの50mmも含めて期待したいところです。



2021年4月21日水曜日

M1 iMac 発表

 リアルタイムで見てました。

やっぱり27インチの後継機種は少し待つことになりました。 10月かな?

24インチで4.5k、チップはM1でMac miniなどと同等のようです。

モニターが付いたMac miniということでしょう。

解像度が上がったのは良いとしても24インチではちょっと小さすぎます。

それにM1はメモリーが16GBまでのようで実用上は気にならないと思いますが購入候補にはなりません。

でもこれで27インチモデルの予測ができます。

大型化されるのはほぼ間違いないでしょう。

噂にあったように30〜32インチで32インチなら6kもあり得るでしょう。

でも肝心なのはその価格です。

M1系ならメモリーは増設できないと思うので最低ラインの32GBとして、ストレージ容量の違いだけならそれほど高額にはならないと思いますが、私の予想ではProモデルも同時に出てくると考えてます。

もしそうだとするとメモリーは最低でも上限128GBだと思うので、もしかしたら30インチと32インチのモデルで5.5kと6kとか、まさかの8k搭載とか・・・dpiを揃えているので無いかな?

結局予測するしかありませんが予想外に高額なる可能性もあります。

Mac ProもM1系で小型化される噂もあるし、モニターもPro Displayより安価な廉価版が出てくると思います。

とりあえず待つことになります。

それとiPad Pro、これはすごいかも。

容量の違いもあるけどThunderbolt4が使えるならストレージ問題は軽減されます。

動画はアプリの関係で難しいですがスチルだけならカメラとiPad Proだけで十分実用になりそうです。

購入するわけではないのでアレですがモニターは一度見たら戻れなくなる可能性があります。

しばらく我慢になるのでその間に貯金して迎え撃とうと思います。

FE14mmF1.8GM 発表

 発表されました。

価格は1600ドルらしいので35GMより安くなるはずです。 24GMと同じくらいになるのかな?

驚くのは重さです。 なんと460gしかありません。

24GMとほぼ同じで35GMより60gくらい軽いです。

600g切っていれば・・・と思ってたけどちょっと軽すぎるくらいです。

フード付きの35GMとA36が1224Gと同じくらいの重さなのでジンバルでレンズ交換すると前後のバランスのみで使えます。

これで14GMだとレンズ側にバランスウエイトを使えばバランスの心配はありません。

14GMは花形で固定のフードなのでフォーカス用ギアを付けて無理やり重くすることができます。

普通の逆付けできるフードだと収納時に困りますが固定なので何とかなりそう。でも100gはちょっと大変かも・・・

でも軽いのは大歓迎です。 調整しやすいし、これがもし650gとかだとバランス出しが必須になります。

描画は発表と同時に海外のYotuberが動画を出しているはずなのでこれからチェックです。

5月発売だそうですがとりあえずiMac最優先です。

でもこれならシグマから出たとしても10万くらいじゃないとシグマを選ぶメリットは無いかもしれません。

買えたとしても年末か来年になると思うので、それまでじっくり考えようと思います。

2021年4月19日月曜日

M1チップのiMac

 20日に(日本では21日の2時頃?)に発表があるかもしれない、M1のiMacの話題です。

現在は初代5kのiMacなので7年目になります。

FusionDriveでキャッシュに入っていれば快適ですが、4k60p 10bit 4:2:2の編集はダビンチだとプロキシでも無理、FCPであればプロキシを使えば編集できます。

カメラよりもっと早く更新したかったのですが、エンコードなどは放置しておけば何とかなるのでスペックだけの新型は見送ってました。

今回はM1X?になりデザインも一新されるようです。

でもすごく気になるのが画面サイズです。

21.5インチのiMacは24インチになってカラバリが出るらしいと言われています。

そして27インチは30~32インチと言われてますが、dpiを揃えているAppleだと解像度の変更があるかもしれません。

32インチなら6kになる可能性もありますが、そうなるととても購入できるような価格ではなくなるかもしれません。

30インチだと5kかもしれませんが一般的なモニターサイズとは言えないのでどうなるか全くわかりません。

24インチは4kだと現実的ですがサイズが小さくなってしかも解像度まで下がるとなると選びにくいです。

27インチの後継は10月くらいだと思いますがiMac Proがディスコンになっているので20日に発表されるかもしれません。

それとメモリ。

自分で増設できるのか、それともできないのかで初期費用が大きく変わってきます。

理想は32インチで6k、メモリは後から増設可能で40万台なら決まります。

これが70万とか3桁万円だったらちょっと買えないかもしれません。

カメラやレンズは一通り揃って欲しいものはあるけど必須ではありません。

あとは車です。

半年後に1回目の車検なのでもちろん車検を通して乗りますが、次はシエラを考えているので納期の兼ね合いを考えると来年の今頃には乗り換えるか、それとも待つかを決めないといけません。

スイスポは前期型ですが今でも人気はあるので、次期モデルが出る前ならスズキにしてはそこそこ下取りがあるはずです。

その辺も考えると70万を超えるようなiMacは宝くじでも当たらないと現実的には難しいです。

それでもそろそろ限界なので全く使ってないレンズを処分するかして費用を捻出したいと思います。

50万くらいで収まらないかなぁ・・・

2021年4月17日土曜日

FE14mmF1.8GMの外観

 リーク画像が出てました。

外観は35GMの先端を花形フードにしただけのような感じでかなりコンパクトです。

1224Gより短くてひょっとしたら600gを切るくらい軽いかもしれません。

問題は価格です。

GMなので20万を切ることはあり得ないはず。

しかし1224GMの存在を考えると極端に高額になることもないはずです。

予想では実売25万以下になると思います。

1224GMより1段と1/3明るいですがズームと単焦点ではそれぞれメリットがあるので比較は難しいです。

超広角はワイドになるほど扱いが難しくなります。

明るいワイドはすごく欲しいですが14mmの単焦点だと常用する事はないので理想は1224GMですが重さと価格を考えるとちょっと現実的ではありません。

もしバーゲン価格で思っているより安価なら考えますがそれでもシグマを待とうと思います。

どっちみちすぐには買えないし買いませんが35GMより先に出てたら決めてた可能性もあるレンズなので期待は大きいです。

2021年4月16日金曜日

EOS R3 開発発表

 やっとCanonから準プロ向けのミラーレスの開発発表がありました。

NikonはすでにZ9の開発発表をしているので、α1やZ9に対抗する形で牽制の意味を込めての発表だと思います。

一番の関心事はその名称です。 R1ではなくR3である理由です。

想像になりますがR1はグローバルシャッターで他のカメラを一掃うるような物理シャッターなしで登場すると思います。

しかしフルフレームでダイナミックレンジが現行機と同等のグローバルシャッターは存在しません。

もちろんテストはされていると思いますが非常に高額になると思うのでブラッシュアップ中、つまり発表はもっと遅れると思います。

そこで現行のセンサーを搭載してα1の対抗になるようなボディをR1より先行させたと考えられます。

ナンバリングから見ても3がフラッグシップとは考えられないのでほぼ間違いないでしょう。

問題はその価格です。

α1より安価になると思いますがブラックアウトフリーはオンリーワンの存在です。

だから必須とは思えませんが、バッファやその他の性能によってはR1までの繋ぎにしかならないかもしれません。

ヨンニッパやロクヨンも発表されたのでCanonが本気を出してくるとどうなるか、これが一番の楽しみです。

2021年4月12日月曜日

ケージを加工する

 α7SIIIにはSmallrigの#2999のケージを付けています。

ケージである理由はRS2の純正プレートを使うためです。

RS2純正のカメラプレートは1点止めで緩みやすく、フォーカスモーターのトルクで動くことがあります。

それにQDのストラップが使えないので購入時の動作確認以外では使ってません。

そこでSamllrigのオーダーメイドで作ってもらったRONIN-S用のプレートを加工して、カメラ側はRRSの汎用品でQDが使えるのを使用してました。

でもこのオーダーメイドはちょっと気に入らないところがあったので、Smallrigの#3061を購入して使ってました。

ところがこの#3061はネジが細く締めた感触が悪いです。

手回しの頭が小さいのでスラストベアリングを使ってますが、締めやすい代わりに緩みやすくなります。

ジンバルは細かい振動が出ることがあるので緩むと危ないです。

しかもネジが破損した場合はセーフティがないので100%カメラが落ちます。 これは怖いです。

そこでケージに使えるアルカ互換の#3154を付けて、純正のプレートで使用しているというわけです。

#2999はカメラを固定するネジの周辺の形状がRRSの三脚用のQDアダプターが入りそうだったので、購入後に採寸し加工してQDアダプターを埋め込みました。

これでQDアダプターが使えてRS2純正プレートで簡単で確実にロックでき、脱落防止も機能するし、同じ位置に固定できるようになるので9mmオフセットさせて使用していました。

ケージはトップハンドルなども使えるのですごく便利ですが意外なほど使いません。

軽いレンズくらいの重さがあるので軽量化と無駄を省くために#2999を加工することにしました。

L型のプレートのような形状にするだけなのでカットするだけです。

左側はNATOレールであればグリップも付けられるし、アルカ互換プレートも使えば縦位置で三脚に固定することもできます。



カットして塗装しました。

加工前で右肩の回転防止の2.5mmネジを付けるとレンズ下側の部分はカメラに接触しませんが、加工すると接触させて回転防止になります。

ボディへ傷が付かないように接触面へアセテートテープを貼っておきました。

これでかなり軽くなってカメラの操作もしやすくなりました。

RRSのライト版のL型プレートでもいいのですが、そうなるとRS2の純正プレートが使えません。

RRSからRS2用のプレートが出てきましたが、本体85ドルで約1万円&送料が65ドルくらいかかります。 ざっと18,000円くらいかかることになります。 これはさすがに高すぎます。

RRSのプレートなら安心だしクランプもSmallrigよりはマシだと思いますが脱落防止は機能しなくなり、同じ位置に固定するには目盛りのマークを目で見て合わせる必要があります。

とりあえずB&Hが扱うようになったら考えますが、今回の加工で使いやすく軽量になったのでよしとしましょう。

結局、アクセサリーで便利に使うより軽量化のほうが重要だったというわけです。

RavenEyeは使ってますがiPhoneは起動時に1回接続するだけで、モニターとしては使ってません。

フォーカスモーターもリモコンでAFとMFが切り替えられる方が使い勝手がいいしフォーカスの精度も高いので使用してません。

しばらくしたらまた変わるかもしれませんが、やっと使いやすくなってきたという気がします。

2021年4月3日土曜日

RS2のサブグリップを改修

木製グリップを使ってて軽量化のためにLeoFotoのグリップを使用したりしてましたが、結局木製グリップに戻して使ってました。

RavenEyeの兼ね合いでしたが、これもiPhoneは固定せずに使用しないことにしました。

でもフォーカスモーターは迷いました。

レンズ交換の手間とフォーカスの精度を考えると微妙です。 iPhoneをモニターにすると多少は使えましたが解像度の高いレンズは難易度が高いです。

でも微妙に動くフォーカスを抑えるためにはMFに切り替えるのが一番です。

そこでBluetoothのリモコンを付けました。

RavenEyeのテストで外していましたが、結果的にはRavenEye(iPhoneなし)+Bluetoothリモコンで決まりました。

でも木製グリップだと重いしリモコンの位置が悪いです。

そこでLeoFotoのグリップにリモコンを付けてみました。

ちょっと持ちにくいのでエポキシパテで形状の変更をするかもしれません。

少なくとも親指が痛くなるのでここだけでも改善要です。

右手でもリモコンの操作ができるので撮影しながらAF→MF、そしてMF時でもフォーカスボタンが有効なのでフォーカスエリアをスポットとかにしておけばカメラに触れることなくフォーカスをコントロールできます。

重量もかなり軽くなったしRS2のカメラコントロールケーブルが不要になります。

CR2026の電池の持ちが心配ですが予備を持っておけば安心です。 コンビニでも購入できます。

できるだけ軽量にシンプルに、そして手元でコントロールできるようになったと思います。

とりあえず形になったのでテストを兼ねていつもの走井山公園へ。

NDが不要になる時間帯〜夜までです。

満開で桜吹雪を期待してましたが少し遅かったようです。

最初から普段使わないスローと決めていたけど思惑が外れてしまって残念です。

最初は60pで途中から120pにしました。

夜間のハイフレームレートはフリッカーが問題になります。

特に最近はLED照明が増えてきて、省電力と寿命のために高周波で点滅させているのがほとんどです。

ダビンチで一部カットをフリッカー処理しました。

今回はPP8ではなくPP11のS-cinetoneです。

グリップは少し握りにくいですがリモコンはバッチリでした。

やっぱりMFとAFを手元で切り替えできるのはすごくメリットがあります。

測距エリアはワイドのままですが少し様子見です。

暗いと手前の被写体に合ってしまったりするのでスポットもいいのですが、すっぽ抜けたりします。

少し軽量化出来たし使い勝手もよくなったのでしばらくこのまま使ってみます。