2023年4月29日土曜日

Kase クリップイン フィルター Dream

 ボディ内にフィルターを入れるのはSTCのクリップセンサーが有名だと思います。

SONYα用の初期型を本国から購入して使ってました。

しかし初期型はフィルターを押さえている爪が大きくて、ミラー切れのように望遠レンズで映り込みがあります。

200mm以下なら問題なかったのですがIBISで動くと写っていることがありました。

そしてα7SIIIの購入後に新型になったSTCのフィルターを国内代理店のよしみカメラで購入して使用してます。

しかしこのSTCのフィルターは地味に高いです。

ND1枚で15,000円ほどしたのでND16を選んで不足したらフロントフィルターも併用しています。

屋外であれば付けっぱなしで使えるし、FE1224Gとか出目金でもNDが使えるのはすごくメリットがあります。

出目金レンズは社外でゼラチンホルダーが発売されていますがとても扱いやすいとは言えないです。

それにレンズ交換毎にNDを付け替える手間はめんどうです。

マグネット式とかも考えたのですがフードが使えなくなったりします。

さて、STCのフィルターにはソフトフィルターもあります。

しかもLEEのゼラチン!

でもかなり高いのと枠があるとはいえゼラチンなので耐久性を考えるとコスパは悪いです。

そしてAmazonで違う商品を探していた時にこのKaseというメーカーのクリップフィルターを見つけました。

価格はSTCの半額程度でまだ高いと思いますがソフトフィルターもありました。

こっちはガラスのようで詳しい商品説明は無かったのですが試しに購入してみました。

Dreamと記載されているソフトフィルターです。

フィルターを見るといわゆるホワイトミストだと思います。

効果はかなり弱いけどしっかりとコントラストが弱くなってソフトになります。

しかも解像度はほとんど低下しないので最近のカメラでよくある”解像度が高すぎる”場合に良い感じになります。

特にα7RIIIのようにローパスフィルターレスのカメラだとモアレの影響と解像度のせいで粗く感じることがあります。

光源がなければ効果は弱くてとても使いやすいです。

光源もブラックミストのような汚れたコンタクトレンズ越しに見ているようなものではないので常用しやすいです。

でも取り付けはSTCよりやりにくいです。

掴めるところが小さいので押し込みにくいです。

でもガラスフィルターなので触ってもメンテはしやすいです。

それでも屋外での脱着は治具でも作ってやらないと素手では気を使いそうです。

価格は9,500円ほどでSTCの半額くらいです。

14GMでも使えるしガラス製ということを考えるとコスパは高いです。

しかも効果が弱めのホワイトミスト系なので使いやすいです。

かなり気に入りました。

2023年4月23日日曜日

15.6インチ 4k 有機EL モバイルモニターの動画とか

 せっかくなので動画にしてみました。

個人的には気に入ってるけどあの高評価でギフト券という販売方法はなんとかならないのでしょうか?

見かけだけの評価で騙される人は少ないと思いますが、Amazonは★5以外の評価を見ておかないとw

ほとんどが中華製品ですが中にはすごく良いモノもあります。

iPhoneXs用の保護ガラスとケースとかは両方で1,500円くらいでしたが精度がすごくよくてリピートして使ってるくらいです。

って話がそれました。

このモバイルモニターは有機ELのせいなのか角度によって虹色のフィルム?が見えます。

全く気になりませんが同じ光沢タイプでもStudio displayとはその辺りのコストが違うようです。

それよりスタンドがダメです。

今はタブレット用を加工して使ってますがモニター側を加工してでも改善したいと考えてます。

持ち出すことは無いと思いますがカメラの外部モニターとしてもすごく使えたので1/4ネジを組み込みたいところ。

あとは電源ボタンの位置ですがこっちはボタンを延長するという力技しか思いつきません。


それからMonitor+のAndroid版でWiFi接続ができるようになっていました。

iOS版が有線接続に対応したけどパチもんのUSBカメラアダプターでは動作しませんでしたw

使えたとしてもケーブルとアダプターが邪魔なので微妙でしたが・・・

Android版のWiFiはiOS版とほとんど変わらないくらいで遅延とコマ落ちが許容できるなら実用性はあります。

iOS版のように最初の接続が切れやすいということもなかったけど使い勝手はやはり有線でしょうか。

でもフレームレートが低いので静物をじっくり撮りたいとかハイアングルで背面モニターが見えない時とかは使える程度だと思います。

15.6インチの有機ELをモニターで使ってしまうと全部見劣りしてしまいます。

まぁでも最終的には背面モニターのみで運用することになりそう。

2023年4月13日木曜日

FX3にブリージング補正実装だと・・・?

 FX3で最新のFirmwareにてブリージング補正が実装されました。

機種的には不思議ではないのですがα1やα7SIIIには搭載されないのでしょうか?

α7SIIIとFX3は冷却の違いやEVFの有無などのハードウェアは違いがありますが、ソフトウェアはどのくらい違うのかは中の人しかわかりません。

α1は連射などでフラッグシップと言えますが機能はすでに見劣りするとこが出てきてます。

他のメーカーだったら視線入力など物理的に不可能なもの以外はフラッグシップの地位を保つためにFirmwareでアップグレードしていくのですが・・・SONYはそれがない!

α7SIIIにブリージング補正が実装されれば仕方なくMFで撮っている場面でもAFが使えるかもしれません。

AFは被写体認識がとても進化しています。

しかし認識されにくい風景やスナップだとやはり迷ったり意図しないところにフォーカスが合ったりします。

トラッキングで固定できればいいのですが、トラッキングすら認識しにくい状況の方が多いので結果的にMFがベストだと思ってます。

でもα7SIIIには動画での動物瞳AFも未実装です。 これはなぜできないのか理解できません。

それらを含めてMFなんですが電動フォローフォーカスを併用したりして何とか使ってます。

それでもブリージング補正はほしい所です。 特に35GMはひどい。

ではFX3に買い替えるかと言えばそれはありません。

SONYの新機種は慎重に選ばないと失敗します。 というか失敗してます。

α6000からずっと新機種が出ずに、やっと出た4kモデルのα6300を購入したのですがすぐにIBIS搭載のα6500が出てきました。 くやしくて買い替えしませんでしたw

そしてα7SIIを買うか迷ってα7RIIIを選びましたがこれは正解でした。

そして満を持してα7SIIIが出たので購入したらFX3という・・・α7RIIIがあれば動画専用でFX3の方がよかったです。

もちろんくやしいので買い替えません!

実際は長回ししないし無駄に高いのでと思ってましたが今回のブリージング補正は買い替えたくなるくらいの衝撃です。

買い替えたらα7SIIIに実装されそうだし見送ればいつまで経っても使えない気がするw

コストを考えたら次期モデルを選んだ方がいいのは間違いありません。

でもそうなるとFX3次期モデルを選ぶべきなのだろうか? いつになるやら・・・

2023年4月1日土曜日

ZV-E1 発表

 発表されてました。

コンセプト的にはZV-E10のフルフレーム版で手軽?にハイクオリティな動画撮影ってところだと思います。

でも中身はα7SIIIと同等でα7cを動画向けにしたような感じです。

コンパクトで軽いのでここはSONYの凄いところです。

肥大化して今やα7の面影が残っているのは正面から見たときだけですから。

もちろん小型化の影響はあります。

EVFがない→FX3もないので要らない人には関係ありません。

IBISはあるけどα7cと同等っぽいですが、電子スタビが最強クラスなので併用したらジンバル不要なほどです。 でもかなりクロップされるので超広角レンズが必須になりそう。

AFはα7RVと同じ?AIチップを積んでるそうでかなり凄いみたいです。

他にもブリージング補正はできるしさすが新型ってところです。

ここまでならα7SIIIから買い替えも検討できそうなほどですが、やはりオチはあります。

よく言われているのが熱暴走でしょうか。

でもこれは私にように長回しをしない人なら気にならないと思います。

SDが1スロットですが2スロット使ってますが実質1つしか使ってないので無くても気にならないです。

でも小型化とコストダウンの影響なのかバリアングルはいただけません。これがα7RVと同じだったら真剣に買い替えを検討したかもしれない。

でもそれより価格です。 約33万。

フルフレームで性能を考えると安いくらいなんですが、仕様からするとワンオペで動画を撮りたい人向けになってます。

ボケを生かした撮影ってのはわかるのですがフルフレームのレンズは高額で大きいです。

レンズが高くて大きいとせっかくの小型ボディが生かせません。

それにZV-E10からステップアップしようとしてもセンサーが1200万画素のアレなのでAPS-Cで4kは撮影できません。

電子手ブレ補正を利用して擬似的に使えそうな気もしますが超解像ズームと同じなので常用はしたくないです。

レンズのことを考えるとFX30を選んだ方がいいような気もします。

そしてフルフレームが必要な人ならα7SIIIは勧めないけどFX3でいいんじゃないでしょうか。

33万のボディと被写体追尾を生かすためのワイドで明るいレンズが必要になってくるので14GMとか20Gとか欲しくなると思います。

手軽に、というコンセプトはいいけど価格がとても手軽とは言えないので、このクラスを選ぶような人なら編集でやってると思います。

編集はとても手間がかかるのでそれを簡素化できるかもしれませんがそんな人ってこのクラスを購入するのか疑問です。

とても中途半端な感じ。

もしこれがα7IVのセンサーだったとしたらAPS-Cでの4kも撮れるしもう少し価格が下がったかもしれません。 センサーの差額なんて知らないけど。

このクラスが欲しい人は見送ってα7cの新型を待った方がいいと思います。

でもこれでますますα7SIIIのファームウェアは期待できなくなりました。

ブリージング補正があればあとは何も要らないんだけどw

ボディはしばらく更新しないし買い足しもしません。

スチルはα7RIIIで十分だし。

狙うならFX3の次期モデルかな。