2018年3月27日火曜日

理想のNDフィルターは?

動画撮影で必要不可欠なのがNDフィルターです。

空撮でも嫌というほど経験したのがシャッター速度の調整です。

フレームレートを上げてもシャッター速度が速いとパラパラ感は消えません。

そこで被写体が自然にブレてフレームレートを低下しないシャッター速度で撮影することになります。

日中屋外でISO100~800(S-log2)だと絞りで調整するしかありませんがF16以上になることも多く、位相差AFが効かなくなるまで絞り込むことも多いです。

回折の影響は軽微で比較しないと判らないと思いますが、ボカしたいのにボカせないではフルフレームにした意味がありません。

これを実現するには現状ではNDフィルターに頼るしかありません。

NDはレンズ毎にフィルター径が違うと最大径で購入してステップアップリングという方法が一番安上がりですが、フードが使えなくなったり付け替えの手間があるので頻繁にレンズ交換する私ような使い方には向いていません。

次点は可変NDですが、Kenkoやマルミは非常に高価だし単体のNDより画質が劣化する可能性があります。

色味は不明ですが単品より良くなることはないです。

そこで安価な中華可変NDにすると・・・色が変化し過ぎ&解像度の低下がハッキリ判るというものでした。

単品は付け替えが面倒、径毎に揃えると膨大な数になるけど画質の劣化はほとんど無視できる、こうなります。

高価な可変NDではフードの問題は避けられないし、中華NDは当たりが出るまで買い続ける勇気が必要です。

他にはいわゆるゼラチンフィルターで共有する方法です。

フードはホルダーに付けるタイプを使えば、比較的安価で交換もしやすくなります。

ただ100mm角だとそこそこデカくてフィルターも結構高いです。

耐久性を考えると角型ガラスフィルターの方がいいけど・・・高いです。

もう一つの方法はレンズのマウント側にゼラチンフィルターを挟み込む方法です。

最近のレンズは電子接点で可動部がないので改造はしやすいけど固定方法がないレンズで、それも兼用で作るとなるとマグネット式にするくらいしか方法がありません。

しかしマウントに電子接点があると、バヨネットの宿命で後玉の周辺に段差があるレンズが多いです。

マグネットはシートタイプにしてレンズに貼ればいいけど、マグネットはもしかするとボディ内手ブレ補正とかに影響が出るかもしれません。 試すのはちょっと怖いです。

そこで見つけたのがClipフィルターです。

これはなんとカメラのマウント側に入れて使うというもので、一眼レフ用もあります。

一眼レフだとミラーアップして使うことになるのでうっかりミラーを戻したらと思うと恐ろしい構造ですw

ただミラーレスだと安心だし、斜めに落とさない限りセンサーには接触しません。

国内で取り扱ってるショップがあるようですが在庫切れだったので本家から購入しました。

結構いいお値段だったのと、α9まで対応と記載されていましたがα7RIIIは記載がありませんでした。

まぁ同じでしょうということで1枚だけポチッとな。



ハメ込み式で最初は怖いですが、内部の段差をうまく利用してあってパチっと止まります。

意図的に斜めにしない限りセンサーに接触することはありません。

このフィルターはガラス製で厚みがあるので、ピントのズレとか超広角で不具合とか出るかもしれません。

つまり試さないと判らないということです。

前面フィルターのように手軽ではありませんが、もしかしたら救世主になるかもしれません。

出目金レンズでNDが使えたら・・・これです!

サムヤン14mmF2.8 AFを買うかどうか・・・サムヤンで8万台はちょっと高いなぁ。

これも試さないと判らないか・・・夏まで我慢しよ・・・

2018年3月24日土曜日

散歩と練習

花粉がちょっと落ち着いてきたので本格的にリハビリしようと思います。

ここ最近は暑かったり寒かったりで寒暖差が激しいです。

梅まつりで挙動が怪しかったH2の設定を見直したのでテストと散歩を兼ねて撮ってきました。

その前に・・・

晴れた屋外だとどうしてもコントラストが高くなって白飛びしたり黒つぶれしやすいです。

いつもはS-log2で撮ってるけど今日はHLGも試してみました。

一長一短だけど画質とノイズだけで言えばHLGの方が良いです。

ISO100〜のHLGと、+1〜+2で撮るS-log2は実質ISO200〜400くらいだと考えるとNDフィルターも余裕が出るのでHLGで撮れるようにしておきたいです。

さて、H2の設定はというと・・・ちょっと強くしすぎたようです。

振動が出ているところもあったし、持った感じが悪かったです。

ゆっくり慎重に歩けばα6300でピークの頃より良くなってるけど、走った時は設定以前の問題で走り方と持ち方が全てのような気がします。

今日出てた振動はちょっと気に入らないタイプの振動だったので、一旦可能な限り弱い設定に戻してみようと思います。

α6300は軽いけど重心がズレているのに対して、α7RIIIは重い分だけ重心に近い理想的な位置になります。

ジャイロ感度を高めにして特にPを下げれば良くなる・・・かもしれません。

それとボディ内手ブレ補正は、レンズ側にOSSがあれば全く効果がないというか良くなることはないようです。

少しは効果があるかも?と期待してましたがちょっと残念です。

まぁスチルでは絶大な効果だし、レンズ側にOSSが無い場合は使えるのでよしとしましょう。

走井山は走りにくいけどさすが運動公園だけあって平坦で走りやすかったです。

剛性を考えて両手持ちグリップを復活させようかな・・・そっちの方が早いかもしれない。

2018年3月21日水曜日

梅まつりの反省

梅まつりの撮影中、H2に少し違和感がありました。

Firmwareはβ最新の2.66b2です。

PIDでいうとIの数値が低すぎる状態というか・・・映像でも気になる所があったので各キャリブレーションをやり直した後でふとエンコーダーも気になったので再設定しておきました。

IMUキャリブレーションはFirmwareのアップ後とかに必ずやっていますが、エンコーダーは購入してから一度も触っていませんでした。

確証はありませんが面倒でもたまにはエンコーダーの調整をした方がよさそうです。

ELフィールドオフセットだったかな?  たぶん一度も触ってない人が多いはず・・・

Alexmosエンコーダーは仕様書によれば2nd IMUは不要になったという記述があるのですが、エンコーダーの設定では2nd IMUありきでの記述があるみたい。

和訳しても判らないというw

βも落ち着いてきたみたいだし、さすがに64bit化はないだろうと思うので最終設定をやり直そうかと思います。

それと中華可変ND。

色味の違いが大きすぎるのと、やはり解像度が少し悪くなります。

77mmだとキャップ側が82mm?なのでフードが付けられません。

というわけでちょっと気になったNDを購入してテストしようと思います。

H1nはタッチノイズが大きくて、意外と体に接触することがあったので見直し中です。

内蔵に比べてレベルが低くかったのか、タッチノイズだけ大きくて嫌な感じ。

編集時の同期もカットが多くなるとかなり面倒で、当初の思惑からすると失敗かも?w

音声が必要な石取祭までに対策しようと思います。

今回は外部モニターなしで撮影しました。

α7RIIIの背面液晶はα6300に比べたら雲泥の差! ピーカンでも何とか見えます。

フォーカスの確認は微妙ですがEFレンズならEVFでバッチリでした。

今回からYoutubeにアップする場合、レビュー以外では機材の記載をしないようにしました。

埋め込みを禁止にしてあるのでブログにも貼ってません。

Youtuberというわけではないし・・・Youtubeって収益のおかげで良くも悪くもなっていると思います。

何というかもう・・・できればYoutubeにはアップしたくないのですがVimeoは有償なので4kはちょっと厳しいです。

とりあえずリハビリ中なので今までと同様、気が向いたらアップしていきます。

2018年3月17日土曜日

いなべ市 農業公園 梅まつり 2018

2年前にH2が届く前、α6300を先に入手した時にテスト撮影に行った梅まつりです。

前回はやや遅く行ったので無料でしたが梅はほとんど散ってました。

今回は満開直前のようで有料、それに人がすごく多いです。

何より驚くのはそのカメラを持ってる人の数。 私もその一人ですがw

カメラマンの観察をしながら撮影してましたが(逆かw)一眼レフの多いこと。

パッと見ではCanonがほとんどで、Lレンズの標準ズームが多かったのですが白レンズも多かったです。

その中で一番目に付いたのがなんとペンタの6✕7!

天気は快晴で風があったのでじっとしてると少し寒いくらいですが、動いても暑くないので絶好の行楽日和でした。

H1nのテストも兼ねての撮影ですがちょっと失敗でした。

まずイベントでスピーカーから絶えず人の声が流れていたこと。 仕方がないとはいえ環境音には程遠いです。

それとカットが増えると当然同期を取る数も増えます。 これがかなり面倒です。

レベルが低かったこともあり、さらに懸念していたタッチノイズもあったのでH1nのデビューは次回以降ということに。

ジンバルでの撮影とEFレンズ+三脚の2パターンで撮りましたが、EFレンズにはNDが必要になるので77mmの安価な可変NDもテストしました。

この可変ND、作りはいいけど変色がすごい。 古いEFレンズが立派なオールドレンズになります。

DaVinciでもFCPXでも違和感が目立たないようにしても4kで画質の劣化を感じるので普通のNDにしたほうがいいかもしれません。

スチルもちょっと消化不良というか、スチルは100mmと70-200mmだけで撮る予定で17-40mmは持っていきませんでした。 これも失敗。




花粉症が酷くて全部消化不良という撮影でしたがそろそろ本気を出そうと思いますw


2018年3月15日木曜日

Zoom H1n

そんなに音声の質には拘らないけれど・・・結局PCMレコーダーになりました。

α6300やα7RIIIの内蔵マイクは人の声以外ならそれほど悪くはないです。 むしろ下手な外部マイクよりいいかもしれません。

外部マイクはジンバルに搭載することを考えるとプラグインパワーが主流だと思います。

試したわけではありませんがプラグインパワーはアースが共有になるのでホワイトノイズが増えるはずです。

マイクの電源が別途必要なタイプはノイズには有利なはずですが、電源の管理が面倒になります。

PCMレコーダーは電源管理は液晶表示があるのでいいとして、撮影時の手間と編集時に同期を取る必要があります。

まぁそれらを踏まえて・・・外部マイクは意外と大きいこと、ステレオだと選択肢が少ないこと、PCMレコーダーは他に使いみちがあることなどで決めました。

まず外観。


軽いです。

樹脂製で思ったより作りはガッチリしています。

マイクレベルのボリュームが小さめで軽いです。 ウインドジャマーで隠れるので被せた時に回ってしまう可能性があります。

これはTASCAMのようにサイドに付けてほしかったです。

マイクはXY型で動きません。 H1はマイクの取付部にガタがあるようで対策している人も見かけましたがH1nはそんなことなさそうです。

気になったのは三脚穴です。

ネジが樹脂だとかは別にして段差があるのでしっかり止まりません。

せめてゴムのスペーサーを付属させるとかしてほしいです。速攻で対策しました。

搭載はカメラのホットシューがベストなんですが、ウインドジャマーが文字通りジャマなのでジンバルのグリップに付けようと思います。

さて、肝心の音質は・・・その前に起動時間。

モニターでも起動時間を気にしていますが、かなり重要なんです。

”待ち”の時間は無駄です。

特にα7RIIIは起動が速くてα6300より快適なのでバッテリーのためにもよく電源を落とします。

ここで他の起動時間が長いと・・・使わなくなる可能性が高いです。

起動時間はスライドスイッチで電源を入れて録音可能になるまで10弱でした。

起動はSDカードを読みにいってるのでもしかしたら容量が大きすぎると(現在32GB)時間がかかるかも?

バッテリー消費にもよるけど撮影時は常時スタンバイでいいかもしれません。

肝心の音質です。

いやぁビックリです。

ここまで違うか、と。

スピーカーはBOSEのCOMPANION3IIというデスクトップ用ですが、この程度のスピーカーでもハッキリと違います。

試したのは50cm〜1mくらいで自分の声です。

至近距離なのもあってステレオ感はα7RIIIの方が広いぶんだけ中抜けしているっぽいです。

音質はウインドジャマーなしでかなりクリアに聞こえます。

それよりレベルはもちろん固定なのにダイナミックレンジが全然違います。

30数万のカメラでもマイクは共有パーツで小型化優先だと思うので仕方がないと思いますが、さすが1万そこそこのPCMレコーダーとはいえ専用品は差が歴然です。

ま、当たり前ですけど・・・

環境音を録音するだけの目的でしたが、音に映像を合わせた動画も撮りたくなってきました。

雰囲気の合ったBGMでPVっぽく仕上げるのもいいのですが、先に無音で同じ映像を見てみるとかなり印象が変わります。

自分で撮ったものは編集で見ているので気づかないことがあります。

BGMもいいけどそれよりできるだけ環境音を重視してその場の雰囲気を動画にできたら・・・なんて思います。

2018年3月13日火曜日

動画の音声

動画の音声は悩みのタネです。

できれば環境音がベストだと思ってますが、現実には様々な音がノイズになって記録されてしまいます。

音質はそれほど拘らないというかα6300の内蔵マイクで十分です。

自作ウインドジャマーを付ければ風切り音がほとんど入らずお気に入りです。

ところがα7RIIIはマイクの位置がペンタ部横・・・脱着できないとレンズ交換の時にかなり気を使います。

そこで考えたのが外部マイクにすること。

でもステレオで小型の外部マイクが見つからない。

ICレコーダー用ならいっぱいあってジンバルに搭載するのも簡単ですが、ステレオを生かせるような音質ではなさそう。

アースが共有になるプラグインパワーだとホワイトノイズが増えそうだし、よくあるL型のマイクは意外とデカいです。

ジンバルに搭載しようとするとショックマウントが必要になるかもしれないし、もふもふなウインドジャマーが映り込む可能性も高くなります。

そこでPCMレコーダーはどうだろうか? と思いつきました。

ノイズの問題はクリアされるし音声が不要なら使わなければいいだけです。

外部マイクだと取り付け位置によってジンバルのバランス調整が必要になるので、外部モニターと同様にケーブルの取り回しが面倒になります。

でも外部レコーダーには操作に一手間かかるのと、レンズの光軸とマイクの指向が合わなくなる(カメラに搭載しない場合)という問題があります。

レンズとの指向性はレコーダーのマイクにもよるけど、操作の手数が増えるのはちょっと面倒かもしれません。

まぁ外部レコーダーは意外と他の使い道があるので、試しに購入してみようと思います。

機種で悩むところ・・・

TASCAMかZoomがメジャーでOLYMPUSやSONYもあるけど、操作性はZoomが一番シンプルのようでかなり軽いです。

TASCAMは低価格帯でもかなり重そうだしデカい。

それに電磁波ノイズが対策されていないらしいです。電波は見えないので対策が難しいのです。

OLYMPUSはICレコーダーで有名ですがメーカー自体がキライなので買いませんw

SONYを買うなら2強のどちらかで選んだほうがいいかもしれない。

Zoomはマイクの指向性がちょっと不明ですがかなり軽くてコンパクト。

しかも去年末に新型になったようです。 あまり世代交代しないと思うけど。

また外部モニターのように使わなくなる可能性があるけど、試さないと判らないのも事実です。

というわけでポチ・・・はぁ~

2018年3月12日月曜日

またレンズの話題

立て続けに新しいレンズが発表されています。

さらに純正FEレンズでどうやら24mmF1.4が出て来るかもしれないとのこと。

この前出たシグマの16mmF1.4と得られる画角と明るさは同じで、発売されたら価格は軽く20万超えそう。

24mmでF1.4というと一番使いやすいワイドレンズで、しかもボケを生かせるフルフレームときたら購入候補に上がらないわけがありません。

シグマの16mmは安価ですが換算では24mmF2.0と同程度になります。

ワイドレンズだとフルフレームが有利です。

24mmF1.4だとCanonやシグマで650gクラスになる重いレンズです。

SONYだともう少し軽くなりそうですが・・・シグマで10万くらい、Canonで18万くらい? SONYだと25万くらいかな? 買えないなw

24mmだと常用にはちょっと広いけどF1.4ならアリでしょう。

ノイズに有利なフルフレームの4kでF1.4のワイドなら夜間が楽しみに。super35mmモードでも36mm相当なので扱いやすそうです。

Tokina20mmF2.0とか、サムヤンだとAFがちょっと冒険だけど考えるだけでも楽しみです。

それとEマウントのボディ側にはめ込むNDフィルターが発売されていました。

価格は1万くらい?でかなり高めですが、FE12-24mmF4が実用になるならおもしろいかも?

素材がガラスなのか不明だしホコリの問題とか光学的にやや不安ですが出目金レンズが使えるならありかもしれません。

このNDが12-24mmで使えるとしたら、これから発売されるレンズの価格を考慮しても12-24mmが一番安上がりになりそうです。

明るいワイドが欲しいのは夜間の動画だけで、12-24mmでNDが使えるなら夜間はサムヤン12mmF2.0でもいいかもしれません。

それにしてもレンズを選ぶのは大変です。 高いから。

レンズよりも先に音声を何とかしたいところです。

自作ウインドジャマーはa7RIIIだと少し容量不足だし脱着式は難しいです。

その都度貼り付けるなら簡単ですがレンズ交換で毛を挟みそうでw

外部マイクはジンバルとの相性もあるし、プラグインパワーはアースの関係でノイズが出るはず。

それならレコーダーだけど・・・これまた悩みのタネですw

2018年3月7日水曜日

クラッシュと物欲とHigh Sierra

あぁレンズが欲しい、というかいろいろ試したい!

でもボディを購入してすっからかんになったのでしばらくはレンズ購入は不可能です。

しかもNASのHDDが1台ご臨終しました。 なんてこったい・・・

RAIDはNASが壊れるとやっかいなので単体で2台という容量重視で使ってますが、NASのフォーマットが特殊でデータを取り出せないという最悪の結果ですw

どうでもいいファイルばかりだったし、肥大しすぎていっぱいになったら交換しようと考えていたのである意味スッキリしました。

バックアップは少し前のがあるので全滅ではありませんが、NASを信用するのは危険だな・・・とりあえずUSBのHDDも接続しておいてバックアップに気をつけようと思います。

HDDのクラッシュを確認した時、ついでにiMacをHigh Sierraに更新しました。

何度か試したのですが様々な不具合がありました。

今までは全てアップグレードでしたが今回はOSのみ再インストールという方法です。

どう違うのかは判りませんがw

ですが今ままでの不具合がなくなってるではありませんか!

コレでダメなら新規でインストールしようかと思ってましたが、これでしばらく大丈夫そうです。

High SierraはEl Capitanに比べて描画が速くスリープからの復帰も瞬時です。

Macはまともに動けば快適そのものでどこかのWindowsのように使いにくくなって使わなくなったということはありません。 今のところは・・・

レンズはしばらく悩むとして他にも必要なものが山ほどあります。

優先順位を付けて片付けていくことになるのですが、その前にやらないといけないことも多いです。

まずH2の設定。

前回のテストと称した撮影、実はかなり揺らしています。

映像を見たら判りますができるだけドタドタと歩いてます。

ボディ内手ブレ補正の効果が逆効果にならないか調べるためですが、それとなくロール軸に影響が出ているようなところがありました。

α6300でOSSの違いはテストしたことがあって、細かな振動がある場合はOSSを入れた方が滑らかになってよかったです。

ですが5軸手ブレ補正はロール軸も制御するので、俗に言う三脚使用時の手ブレ補正のような逆効果になる可能性があります。

OSSでも極低速でパンさせて止めた時に揺り返しのような挙動になることがありますが、それがジンバルで使用すると結果揺れとして出てきているようです。

スチルでは強烈な効果があり、実際に85mmで1/4でブレない写真も撮れています。

ですが動画だと補正を止めるとOSSも無効になってしまいます。

選択できればいいのに・・・

それとα6300とα7RIIIでは少し設定を変更したほうがいいみたいです。 重さの違いだけどそれより重心位置の違いっぽいです。

今度は意識して揺れの少ない撮影をしてこようと思います。

Ronin-Sが出るまでH2で撮ることになるし、出たら買うのか、または買えるのかわかりませんが、すぐにでも出せそうなソフトクリーム型をここまで待たせている理由はあるはずです。

それと動画でもEFレンズを使いたい。 ND買わないと・・・

2018年3月5日月曜日

EFレンズの運用

ちょっと勘違いしてました。

EFレンズをMC-11で使用すると手ブレ補正はマニュアルで設定しないといけないと思ってましたがオートで反映されていました。

もう完璧じゃん! でもフォーカスエリアはレンズによって狭くなるみたい。

85mmF1.2開放をEVFでピーキング無しのMFでピント合わせ出来るかも試してみましたが、稀に合うという感じw

山は見えるけど原版を見ると前後にズレてることが多いです。 これはAFでも同じです。

EFレンズが全てにおいて実用になるはずはなく、至近距離のネコだともう少し練習が必要です。

でもEF85mmF1.2Lは最短撮影距離が1mなのであまり寄れません。

最終的にはFEレンズを揃える羽目になるでしょう。

動画ではMFでしか使えないけどタッチフォーカスは可能でした。

前後に動くので撮影中は無理ですが・・・

FEレンズはどれから優先するか悩んでいます。

その悩みの99%は価格ですw たけーよw

17-40mmF4Lがあるけど実用的な16-35mmが欲しい、でもF2.8は買えない。

F4だとOSSがあるのでα6300でも使いやすいけどα6300は望遠を固定で使うことになりそう。

単焦点だとTokina 20mmF2.0がいいけど10万超えらしい。

Tokinaで10万超えはちょっと出したくないのが本音でそれなら用途は違うけど純正16-35mmを買ったほうがいい。

F2.0の単焦点は魅力だけど動画で明るさだけならサムヤンの12mmでもいいような。

F2.0だと明るさとフルフレームのボケを生かさないとあまり意味がありません。

ボケなら35mmF1.4とかの方が扱いやすいけど常用にはちょっとデカい。

35mmF1.4ならCanonがいい。 あれはすごい。 でも高いw

高価なのでもっとよく考えてみます・・・

2018年3月4日日曜日

α7RIIIの試写

購入してからまともな試写をしてなかったので比較テストも兼ねて走井山へ。

試写とはいえ、もっといい場所の方が映えるのですが人が少ないほうがテストしやすいです。近いし。

その前に・・・外部モニターのことから。

α6300は4k時は背面モニターが暗いので日中だとフォーカスの確認なんてほぼ不可能です。

フードを付けたりしてましたが、極稀にフォーカスがどこにも合ってない(たぶん最短)ことがあったので注意するようになりました。

外部モニターは7インチだと安価で入手できますが、FPVで使用していたのでジンバルには大きすぎることが判っていました。

そこで5インチでフルHDというのが出ていたので購入したわけです。

モニターはすごく見やすくて屋外でもフォーカスの確認ができるほどです。

ところがα7RIIIは4k時でも背面モニターの照度を変更できます。

タッチパネルなのでフードは付けない方向で考えていますが日中屋外でも視認できるのと、外部モニターの位置が目の前なので足元が見えません。

重くなって片手だとかなり疲れるし、グリップにモニターが付いてる形なので歩くとモニターが揺れます。

背面モニターだと揺れはジンバルだと上下の揺れだけなのでほとんど静止して見えます。

外部モニターが悪いわけではないけどジンバルへの搭載は一旦計画中止になりました。

やっと本題です。

軽い状態で片手で持って普通に歩いてきました。

本来の目的は先程の外部モニターの使用状況を動画にしようとしたのですが、ちょっとイマイチだったのでこっちも一旦中止ですw

普通に歩いてOSSのみのα6300とα7RIIIの違いが出るかと思いましたがほとんど差がなかったです。

そこでYoutubeでは前後してますが手持ちで比べてみました。

が、こっちもイマイチでした。

同じレンズがあるので同時撮影できるのですが、揺らしすぎたのと視差の関係でちょっと見にくい映像に・・・これは方法を変更して追試の予定です。

そして今回の最大の目的。 それはスチルです。

これまでの試写でもα6300と比べるまでもないことは判っています。

古いEFレンズが実用になるか。この一点です。

レンズはEF85mmF1.2LとEF17-40mmF4Lです。

85mmはフィルム時代のEFマウント初期のもの、17-40mmは一応デジタル時代ですが画質はそこそこです。

85mmは1Dmk2やα6300でも開放ではかなりフリンジが出るので補正は必須です。

EF70-200mmF2.8Lと比べると甘いのでほとんど使ってませんでした。

α7RIIIで引導を渡すことになるのか・・・


この写真はF2.0まで絞ってます。

開放は甘いけどそれよりピントがシビアすぎます。

開放だと瞳ではなく瞼にピントがきてたりします。

今まではもっと甘い印象でしたが明らかに解像感が違います。

フリンジが出るのでLrで補正していますが、ここまで撮れたら普通に使えます。

というかやっと本領を発揮した感じです。

17-40mmF4Lはそれほど印象は変わりませんでした。

42Mなので周辺画質はかなり落ちます。

でもα6300+1018のように甘いのにギラついたこともなく発色もいいです。

両方共α7RIIIの真価を発揮できるレンズとは言えませんが、レンズ本来の絵が撮れるようになったと感じました。

α6300より明らかにヌケがよくてシャープネスとは違った解像感が高い写真が撮れます。

今回は屋外でシャッター速度が速いけどボディ内手ブレ補正も凄まじいレベルです。

微細なブレが甘さになり、それが24Mでは単に甘いだけのように見えていたのかもしれません。

もっと解像度の高いレンズなら・・・とも思いますが、フルフレーム&42Mはすごいの一言です。

とりあえずiMacの壁紙を撮りに行こうと思います。 静止画と動く壁紙用です。

スチルも本格的に再開しようかな・・・