2019年12月31日火曜日

2019年を振り返って 〜カメラのお話〜

気づけば大晦日。

今年はレンズを2本(3本だけど)も購入しました。

懲りずにスライダーを買ってハズレ、そして買い直し。

5月に135GMを購入してちょっとした衝撃を受けました。

SmallRigのオーダーメイドもおもしろかったです。 でも気に入らないので使ってないという・・・早く改善されないかな?

そして電動フォローフォーカスを購入したのも今年でした。

50mmF1.4の呪縛からEF50mmを購入しましたがSTCのクリップセンサーNDが使えないという不具合が。

そして迷っていたプラナー50mmを購入しました。

今現在所有しているレンズは

Nikkor 200F4(IF)マクロ

EF17-40F4L
EF50F2.5コンパクトマクロ
EF50F1.4
EF85F1.2L
EF100F2.8(USM)
EF70-200F2.8L(IS)
EF400F5.6L

E1018
E50F18
E24F18Z
E16F28+Fisheye Converter
E55210

FE1224G
A036
FE135GM
FE50F14Z

Nikkorは余計だけど全てα7RIIIで使用できます。 もちろんα6300でも使えます。

EFは70−200mmと85mmはほとんど使ってません。

85mmはフォローフォーカスで使おうとしたけどかなり被写体を選ぶのと重いので出番はありません。 これを持ち出すなら他のレンズを、ということです。

50と17-40mmはα6300でよく使ってましたが、50はA036で代用にできそうです。

17-40mmはα6300で換算すると約26-60mmとなり、すごく使いやすい画角になります。 なんでこんなに使いやすいかと考えていたらiPhoneと同じなんです。

そこそこ寄れるので大きいことを除けばまだまだ出番はあります。

50F1.4はプラナーを購入したので出番はなくなると思います。 非常に短い使用期間でした。 でもこれもα6300で使おうかな?

400mmは使う場面が限られるけど解像度は今でも全く見劣りしません。 周辺落ちはそこそこ大きいですが気にならないです。

IBISと位相差AFが使えるので1Dmk2より歩留まりがいいし、100mmと同様にSONYボディでより使いやすくなったレンズです。

E1018とE50F18は最近ではほとんど使ってません。

APS-Cで気になるボディが出たらと思って残してありますが、今はα6300から買い換えたくなるようなボディは出てません。 HLGは使いたいけどまぁいいか。

24mmはα7RIIIでも明るい35mm相当として使えていますが、A036とボケ量が同じなので夜間以外はわざわざ使わないです。 描画も価格に見合うだけのものではなかったです。

16mmと55-210mmと一緒に貰ったものですが、16mmを使うならRX100M3、フィッシュアイが必要ならGoproの方がいいかも? です。

55-200mmは意外と解像度が高いしOSSがよく効きます。

でもやっぱり暗いです。望遠が必要で荷物を極力小さく軽くしたい時があればと思いますがそんな事は一度もなかったですw

FE1224Gはジンバルでの標準レンズで使用頻度が極めて高いです。

これの出番が少なくなることは無いと思いますが、14mmか12mmF1.4とか出てきたら・・・出ても買えないかw

135GMは自然なパースと圧倒的なボケ量、そして超絶解像度と全く非の打ち所がないレンズです。

ただ、ジンバルで使うにはAFなら余裕、フォローフォーカスだと苦行です。

A036は寄れるしとても便利で解像度も高いです。 周辺はいまいちですがフリンジがほとんど出ないのですごくスッキリした描画です。

28mmか75mmの両端での使用頻度が高く、中間はほとんど使いません。

70−200mmはその逆でほとんど中間しか使ってなかったです。 おもしろい現象です。

75mmはボカしたい時に使ってましたが、これをプラナーに置き換えます。

少しワイドになってボケ量が大きくなるので、より明確な使い方になるはずです。

寄れるので便利であることは間違いありませんが出番は減るはずです。

欲しかったレンズが揃ったのでしばらく増えることはないはずです。

気になるのは24GMくらいですが、正直入手しても使い勝手が悪いような気がしています。

それにフォローフォーカスで使うことは無いと思うのでワイドの単焦点であればシグマを待った方がいいかもしれません。 24mmは自分にはちょっと合いません。

12mmはないとしてもF1.4で14mmや16mmくらいで出てくることがあればすごく興味があります。

照明がほとんど無い夜間だとF4.0ではかなり厳しくなります。 3段も違うとISO12800がISO1600で済むことになります。  この差は計り知れません。

プラナー50mmの試写で木曽三川のイルミを撮った時もISO125からISO500くらいでした。

明るいところだと開放でISO125ではオーバーになることもあったので最低でもF2.0以上の明るい超広角が出るまでレンズが増えることはないと思ってます。

LAOWAの15mmがあるけど・・・明るいからAFが欲しいし周辺落ちや歪曲の補正も考えたいところ。

シグマが14mmF1.8(F1.4かF1.2かも?)をミラーレス専用に出してくる可能性も高いのでここは待つべきだと自分を言い聞かせてます。

来年はボディが出てくるのかな? 買えないのが痛いw

ボディにしろレンズ、ジンバルは飛びつかないようにして様子を見ることにします。

どうなるやら・・・

2019年12月30日月曜日

SEL50F14Z 試写動画

午前中指定で到着し午後から木曽三川公園へ行ってテスト撮影してきました。

まず問題点から。

レンズサポートが使えない!w これは調整できるかもしれないので他のレンズと相談しつつ改善します。

EF50mmF1.4(USM)と比べると電動フォローフォーカスでピントの山が捉えにくく感じました。

あれ? 逆じゃない? と思いましたが、SEL50F14Zがシャープすぎてピーキングの範囲が狭くなるからかもしれません。

これはピーキングの強さを変更するか、諦めるか・・・w

一応夜間だったのもあってAFは結構外れるしどこかに合ってるけど意図したところには合ってない、そんな感じですが135GMも同じなので技量の問題でしょう。

今回はレンズ1本だけ、しかも初めて使う50mmだけだったので木製グリップを外してnanoを付けっぱなしでいきましたが持ちにくいしすごく重く感じます。

nanoの固定方法を少し考えたほうがいいかもしれない。

50mmは動画だとアスペクト比の違いもあって少し長めに感じます。 でも35mmは広すぎる。

普通に歩いたりするのは向いてませんが、ジンバルでも使いやすい画角です。

背景がボケすぎず、解像度も高いのですごくシャープに見えます。

オールドレンズのような雰囲気は出しにくいですが、TVっ子なのでこっちの方が好みだったりします。

色乗りはツアイスらしい濃厚な感じでSEL50F18と比べるとかなり違います。 でもデジタルなのでどうでもよかったりします。

ボケはレモン型が気になるけどA036やEF50mmのように輪郭はほとんど出てません。

二線ボケも出てないし玉ねぎも皆無に近いです。

さすがにF2.0〜F2.8に絞った135GMのようにはいかないけどすごく自然な感じでかなり気に入りました。

天井の蛍光灯だけの台所で母親を撮りましたがほぼ理想に近いポートレートになりました。

色収差もほとんど目立たず、これはスチルの方が本領発揮できそうな気がします。

猫とか最高だろうなぁ・・・

重量は重いけどもっと重いのを使っていれば気になりません。 SEL24105GとSEL2470GMの中間と考えれば重すぎることはないです。

これでA036の出番は確実に減るはずですが、赤目四十八滝のような場所だとズームは便利です。 寄れるのも大きなポイントです。

これでFEレンズが4本となって動画で欲しかったレンズが揃いました。

次はボディかな? 買えないなw どうしよう・・・

でもさすがにF1.4は夜間が楽です。 NDが要るくらい。

14mmでF2.0とか出ないかな? 出たらヤバいかも。






2019年12月29日日曜日

やっと本命のレンズ を入手!

一年で一番暇なのがこの正月休みです。

人が多いし渋滞するし下手に出掛けると店がやってなかったり・・・そりゃ誰でも休みたいから仕方ない。

暇になると映画を見たりしてますが、欲しかったものを買って有意義な時間にしたい!と思いませんか?

キャッシュバック、期限切れになりそうなポイントがあったので決断しました。


SEL50F14Z、プラナー50mmです。

A036や135GMを購入する時も迷っていて、SEL1224Gを買った時も先にこっちを・・・なんて思ったりしてました。

動画より写真で使いたいのですがA036で気に入らないのがボケ量です。

少し離れたスナップとかだとF2.8では微妙な空気感というか立体感が出にくいです。

F1.4は絶対的で明るい単焦点は必須でした。 そんな無理な理由をこじつけて購入したわけですw

でも50mmは数ヶ月前にEF50mmF1.4(USM)を購入しています。これじゃダメな理由が・・・

このプラナーにした理由は3つほどあります。

一番の決め手はミラーレス専用であることです。

でも描画のためではありません。 ショートフランジバックだからです。

描画はEF50mmF1.4(USM)だと周辺にコマ収差が酷いことを除けば開放でもそれほど気になりません。

それよりSTCのクリップセンサーNDだとケラれが出てしまうのです。

EF50mmF2.5マクロだとケラれなかったのですが光路が違うせいなのか使えなかったです。

SEL1224GでNDを使うとレンズ交換が非常に面倒になってしまいます。

135GMはケラレないのでショートフランジバックのレンズであれば昼間明るい時はクリップセンサーNDを付けっぱなしにできるのですごく使い勝手がよくなります。

ショートフランジバックで明るい50mm付近だと純正F1.8の50mmとゾナー55mm、シグマはまだ未発表ですが40mmと50mmF1.2、Batis40mmとかコシナ、そしてサムヤンもあります。ライカMマウントも使えそうですが試せるような価格ではないので今回はスルーです。 つまりかなり多くあります。

もうひとつの条件がフォーカスリングがリニアタイプであることです。

TILTAのnanoを使いたいので可変速のフォーカスリングは使い物になりません。

そうなるとシグマ、サムヤン、純正の55mmや50mmF1.8は使えません。

Batisは調べてないけど多分可変速のような気がします。

この条件も含めるとコシナかプラナーしかありません。

MFでもいいけどたまに猫も撮りたいのでAFだと便利です。

それにnanoでバイワイヤだとエンドポイントをルーズに設定できるし、ワンボタンでAFにもできます。

これらすべての条件に合うレンズはこれしかなかった、というのが本音で迷っていた理由です。

シグマの単焦点がリーズナブルでよさそうですがまだ出てないのと35mmが可変速だったのでパス。重そうだし。

サムヤンは純正の1/2.5くらいで買えますが可変速だし電子タイプは怖くて買えません。 重さは理想でしたが。

コシナはアポランターの50mmF2.0にすごく興味がありますがA036と比べて1段分の違いとなると少し微妙です。

40mmと50mmF1.2は開放だとかなり甘いし光条はどうでもいいけどボケの形が気に入らなかったのと、やはりAFが使えるのは大きいと判断して今回はパスしました。

理想を言えばジーコジーコと音がするけど純正50mmF1.8がリニアタイプだったらプラナーは買ってません。 十分な画質で軽いからです。

ゾナー55mmだと少し長いけど解像度は定評があります。 でも可変速。

理想の50mmF1.4、描画は現代版プラナーと言うべき開放から使えるものだし、絞りリングもあります。

かなり高価なレンズでしたが条件に合わせるには仕方がなかったです。

ちょっと重いけど135GMに比べたら軽いし、シグマだったらもっと重くなります。

フォーカスは135GMのように無音ではなく少し音がします。 まぁ気にならないと思います。

それにしても昔の標準レンズだった50mmは安価なF1.8以外は非常に高額で大きく重くなってしまいました。

コシナはコンパクトだけどAFだとそうはいかないのでしょう。

これで多分A036の出番が少なくなるのは間違いありませんが、最短撮影距離は昔のままなので1本だけ持っていくならやはりA036になるのかな? 1本だけ持っていくことなんて無いけどw

しかしこれでα7SIIIが出てきたら絶対に買えないので宝くじに期待するしかありません。

今となっては出てほしいような出てほしくないようなそんな気分ですw










2019年12月27日金曜日

2019年 最後の大物

今年も早かったなぁ・・・年々時が経つ感覚が加速していきます。

今年もいっぱいいろんなものを買いました。 半分以上は無駄遣いと言えるでしょう!

α7SIIIの噂に翻弄されつつ、出てもすぐには買えないから先にレンズでも・・・なんて考えてたらキャッシュバックキャンペーンがある!

ずばりレンズはFE50F14Z、名前だけツアイスのプラナーです。

ツアイスはレンズメーカーでもあるけど光学思想とかがメインなのかな? 製造はどこでもいいみたいw

ツアイスはレンズを個別で検査しているので、購入すると検査者のサインが入っています。 そのサインが数万円、んな訳ないけど結果的にそういうことでしょう。

スチル時代は京セラツアイスを愛用してました。 KRを使うと超濃厚な発色ですごくクセがありました。

解像度はお世辞にもよいとは言えませんでしたが必要にして十分でした。

それよりRTSIIのファインダーでのピント合わせがダメでした。

今はミラーレスで像面位相差の時代です。

発色は何とでもなると言うと語弊がありますが比べるとツアイスの濃厚な発色は今でも生きているようです。

FE50F14Zを選んだ理由は、50mmのF1.4であること、フォーカスがリニアレスポンス対応であること、そしてミラーレス専用であることの3点です。

35〜50mmでF1.2〜F1.8クラスはシグマやサムヤンも含めれば結構な数があります。

さすがにサムヤンは3万くらいなら試してもいいけど、一番使用頻度が高いレンズになると思うのでケチらないようにしたいです。

そしてもう1点のリニアレスポンスが肝心で、これを満たすものはMFであるコシナがあります。 しかし動物瞳AFは必須なのでMFは避けたいです。

そしてSTCのクリップセンサーNDを使いたいので一眼レフ用のバックフォーカスが長いレンズはケラレが出るので使えません。

EF50mmF1.4を使ってますがケラレが出なければ今回購入することはなかったかもしれません。

AFが使えて電動フォローフォーカスも使える、F値は理想のF1.4、クリップセンサーNDでもケラレない50mmはFE50F14Zしか無かったというのが選択した理由です。

あと、もしGMで50mmF1.2とか出てくる可能性もあるかもしれませんが、新品15万台で購入できることはないと思います。

それとこの50mmは内部が曇るというリコールがありました。

中古で見てみるとそこそこ安価ですが、バラツキも多いようでこのレンズは新品の方が安心だったというのもあります。

SONYストアなので保証も大丈夫だし。

届くのは29日。

年内にテスト撮影できるかな・・・これでA036が不要になるかも。

リングギアも作らないといけない。 あ、NDどうしよ・・・

2019年12月25日水曜日

シグマのEマウント ミラーレス専用レンズ

24-70mmF2.8が破格で出てきました。 かなり評価も高いようです。

A036と比べると3割くらい高いです。

GMと比べると実売でほぼ半値くらいになるので相当安価に感じます。

GMと迷う人は使用頻度と、どちらの写りが好みか考えれば答えは出てくると思います。

価格差を考えるとシグマ一択のような気もします。

A036と比べると解像度ではシグマのほうが有利、画角も24mmと28mmでは比較にすらなりません。

でも24mmが必要なのかどうか、そして一番の問題はその重量差です。

スチルでレンズ1本または24mm以下の広角が必要がなければシグマの圧勝であると思います。

私のようにFE1224Gを併用する場合だと24mmは必須ではありません。

しかもジンバルで使うとFE1224Gと重量差がないA036は非常に便利です。

レンズ交換前提でジンバルで使うならシグマよりA036の方が使い勝手がよく、そしてワイドの差はほとんど無用なので買い替えはあり得ません。

でもフィルター径が135GMと共用できる82mmなのはいいなぁ。 アダプターだとフードが使えないのが痛いです。

あと買い換えない最大の問題があります。

A036もシグマもフォーカスリングが可変速になります。

精密なフォーカス送りができるように可変速となるのですが、これが動画だとNanoを使うことができなくなるという欠点があります。

動画のAFはSONYの場合、すごく実用的ですがどこかに合うけどそれを決めているのはカメラであって意図しない場合が多いです。

タッチフォーカスなどを駆使してもα7RIIIでは精度がイマイチ。

アウトフォーカスへ送ったりする場合でも速度が問題になってきます。

バイワイヤなので可変速でもいいのですが、最近のSONY純正はリニアMFフォーカスを謳っています。

これはメカニカルなフォーカスと同じように回転角が変化しないタイプでFE1224Gや135GMで採用されています。

135GMは非常にクイックなので可変速のほうが使いやすと思いましたが、Nanoを使って電動フォローフォーカスで使うと一変します。

Nanoを使う全てのレンズでフォーカスリングのトルクや操作性が同じになり、最大で330°くらいの回転角になりその角度も変更できます。

これが可変速だとエンドポイントがズレるので使いものになりません。

それが嫌でEF50mmも試していますがバックフォーカスの問題でフィルター使用の使い勝手が悪いです。

シグマがリニアタイプだったら買い替えていたかもしれませんが、可変速であれば要りません。

そしてこの可変速はシグマの単焦点でも同じようです。タムロンの同じ。

明るい単焦点が出てくるのを期待して35mmF1.2も考えましたが、動画では使いにくいので結局リニアMFの純正から選ぶことになります。

そしてこのリニアMFも純正では最近のものに限られてきます。

プラナー50mmは○、ツアイス55mmは×、35mmF1.4も×、35mmF1.8は○、50mmF1.8と2470GMは×・・・

2470GMなんて要りませんが同じ年で3ヶ月遅れのプラナーには採用されています。

最近のレンズで採用されていないのは50mmF1.8くらいでしょうか。

シグマという選択が消えたので純正、しかもプラナー一択という難関になりそうです。

高価だけどもしモデルチェンジしたらもっと高くなるのは間違いありません。

じゃあキャッシュバックをやってる今でしょ!と言いたいけれどα7SIIIの噂が気になってそれどころではありません。

A036が便利だし、ボケが必要なら75mmにして離れればいいし。

でも一番好きな50mmの画角でボケが大きいプラナーは次のターゲットです。

でもシグマにも要望を出してみようかな? シネレンズなんて買えないしw

パナのように選択できればベストなのに。 確かできたよね?

S-log問題 再び

名古屋での撮影はS-log2でした。

ノイズやバンディングの問題がありますが、暗部のトーンはかなり有利です。

編集後、そのままアップしてからしばらく経ってアップされたものを見てみました。

すると・・・あれ? めっちゃ暗いやん。

しかもバンディングが酷い。

いつもと違うのはapple ProResで書き出したことです。

これってYoutubeの再エンコードでガンマが変化してる?

そういえばHDRでもトーンが落ちるのでもしかしたら10bit→8bitの変更で変わっているのかもしれません。

夜景でトーンが変わるとすごく雰囲気が変わってしまいます。

とりあえずH264で書き出したものを非公開で確認し、アップした動画のトーンを少しだけ変更して再アップしました。

最初にアップしたものは削除せずに非公開に。

バンディングは相変わらずですが、これはモニターの問題が大きいです。

同じ動画をiPhoneで見ると解像度の変化もあってバンディングはほとんど気になりません。

もちろん元ファイルもほとんどバンディングはありません。

Youtubeの仕様上仕方ないところもありますが、この辺の仕組みを理解していればアップ用だけ調整できれば回避できそうです。

そしてS-log2はやはり扱いにくいです。

いろいろ試してみますが・・・今は名古屋のファイルを使ってS-log2→HDRで書き出しを試しています。

感触はとてもいいのでもしかしたらバンディング問題が一気に解決するかも?

2019年12月22日日曜日

名古屋駅周辺散策の動画

今回は珍しく編集が早く終われました。

S-log2で撮影したのでやはりノイズは酷いです。 もうこれは仕方がありません。

露出オーバー気味にと言うか+2段くらいで丁度いいくらいなので夜間は厳しいです。

ノイズは時間がかかるけどノイズリダクションで何とか見られるようにはなります。

一番やっかいなのがバンディングです。 今回は目立ってないけど10bitだったら楽なんだろうなぁ・・・でもYoutubeのエンコードでどうなるんだろ? まぁいいか。

ジンバルはかなり良くなったけど揺れ&フラつき、そしてオペレーションが適当なのが映像に出てますw

どうしても人が多いです。 人が多い=女性も多い=インバートモードは流石に気を使います。

こっちにその気がなくてもどのように見られているのか判りません。 転ばぬ先の杖ではありませんが、インバートモードは極力使わないようにしていました。

アイレベルであれば目立つカメラなので目が合う事もありますがそれは気にしないw

これが観光地であれば全く様子が違ってくるのですが・・・

自分的にはいい感じに仕上がったと思うのですが、もっと短くしないといけません。

かなりカットしても3分を切るのは難しい。 理想は1分半くらい。

いろいろ試しつつまた撮影したいと思います。


名古屋駅

土曜日はFRAN-channelさんと一緒に名古屋駅周辺を撮影してきました。

名古屋へ電車で行くのは25年ぶりくらい、そして初めてのJRです。

はじめてのおつかいのような新鮮な気持ちでドキドキしながら向かいましたw

駅から出るとそこはもうまるで人がゴミのようです。 人が大杉!

都会の夜といえばビル群ですが名古屋はちょっと控えめ。

当然のようにFE1224Gがメインレンズになります。

PPはS-log2でさすがに明るいけど、露出を自由に設定できるほどではありません。

一応上限ISO6400くらいにしましたがF値はもう2段明るいのが必要な感じです。

135GMはRONIN-Sの設定をしておいたので以前のような細かいブレは出ませんでしたが、扱いにくいのは間違いないです。

A036は使いやすくて便利ですが明るさとボケが足りません。

フィッシュアイも使ったけどやっぱり要らない・・・

α7SIIIだったらとか妄想するけど今は我慢の時。

重いRONIN-Sも何とかしたいけどロクなのが無い現状です。

それより寒いと思ってましたが帰りの電車内が暑くて汗が出る始末。

たまには電車もいいけど機材があるとやっぱり車だなぁと。

現在レンダリング中であと数時間かかりそうですが、都会の撮影はおもしろかったです。

たまに『あれYouTuberじゃない?』とか、『手ブレしない機材だよ』とか聞こえてきましたw  でもYouTuberじゃないよ!ただのおっさんの趣味ですw と心の中で叫んでました。

今度は機会があれば大阪梅田の夜景を撮ってみたいと思います。

でも自然の美しい景色が一番好きかなぁ。 タイムラプスも試してみたい。

2019年12月20日金曜日

ガセだった α7SIII

やっぱりか!w

どうやらα7SIIIと噂されたボディの画像はフェイクだったようです。

センサーの方もただの噂に過ぎないという・・・やれやれw

しかしセンサーの方は理にかなっていると思います。

予想が希望になって妄想され続けて超絶スペックてんこ盛りになりやすいです。

電子可変NDはやっとFX9で実装されたレベルなのでα7SIIIに搭載されることはあり得ません。

よく知りませんが完全に透明にできないから、だと思います。

さて、α7SIIIが白紙に戻ったというのは表現が異なりますが、1月発表、4月発売というのも全く不明です。

今から貯金(節約w)しても間に合いませんが、予定しているレンズを後回しにしても入手したい”S”であってほしいです。

現状で不満なのは8bit 4:2:0であることです。 8bitの疑似HLGやS-logではすぐにトーンジャンプしてしまいます。

まず必達なのは10bit内部記録できること、それと4k60pもフルフレームで。

AFは微妙なところで最終的にMFを使ったほうが間違いないのですが、人物を追いかけるような場合はAF性能も重要になってきます。

それ以外はバッテリーがα7RIIIと同じになれば他は特に必要ありません。

感度重視でもα7SIIまでのようにドットバイドットでは勝負にならないと思うので、やはり画素数がカギとなると思います。

出るのかどうかも怪しくなってきましたが、α7IVもそろそろだと思うのでしばらく様子をみつつ貯金しようと思いますw

2019年12月17日火曜日

MOZA aircross2 軽量化

土曜日は久しぶりにAlexmosの設定をしてました。

ほとんどのβを試したくらいなのに1年半ほど更新してませんでした。

知人のAdventureなんですが以前にも増して設定項目が複雑になってましたw

意外と苦労して少し弱めの設定となってしまいましたが、撮影しないと何とも言えません。

初めてみたAdventureですがフォローが遅いと見上げパンは全く機能しないレベルw

剛性はH2よりかなり良かったので改善されているのでしょう。

でも動きはさすがのAlexmosですが、設定→テスト撮影の手間を考えるとその時間を編集にでも使った方がいいのは間違いありません。

ついでにaircross2を試させてもらいました。

L型プレート付きなら左袖にすれば付属のプレートを使わなくて済むのでかなり軽量化できます。

しかし・・・プレートがクランプできないw

クランプの調整幅が狭く、RRSのプレートは入りませんでした。 ダメじゃんw

air2の次期モデルにもこの構造が採用されたらと思ってましたが、アルカ互換でネジ式なのに入らないのでは試さないと購入できません。

Smallrigのクランプも構造がダメで使えない(使いたくない)ので結局純正プレートにアルカ互換クランプを付けて使用しています。 緩み止めにネジを追加してます。

アルカスイスという規格はなくコピーされているだけなのでバラつきが大きすぎるのが問題です。

RONIN-Sの最新Firmwareがすごくよくなったので、新型が軽量化されるのを期待しています。 どうなるやら・・・

2019年12月14日土曜日

α7SIIIの噂

何度も噂されては消えたα7SIIIのテスト機らしき画像が出てました。

SONYがα7系で成功したのもα7Sの功績があったからでしょう。 当時はそれほど衝撃的でした。

α7RIIIを購入する時もα7SIIと迷ったくらいなので、次期モデルにはとても興味があります。

でも今はちょっと様子が違います。 そう、S1Hの存在です。

スペックがどの程度のものなのか全く不明なので予測するわけですが、Sという肩書だとその予想すら難しいと言えます。

まず画素数。 これが一番難しい。

4kは間違いありませんが、8kは無いと思います。 4kならフレームレートは60pはクリアしてくるはず。

と、考えてたらどうやら1500万画素のクワッドベイヤーらしいです。 なるほど・・・

配列変換で6100万画素にできる? え、そうなの?

詳しくないので判らないけど、もし61Mでスチルが撮れたりしたらα7RIVが不要になる?

スマホで先行した技術のようで、これなら感度は問題無さそう。

でも配列変換しなければピクセルピニングとどう違うんだろ? オンチップレンズとの関係が違うだけ? よく判んないw

噂では4k120pと言われてますが、フルフレームでは無理でクロップされるようです。

super35で4kもクリアできそう。

AFも全画素で位相差検出ができるらしいので決まりでしょう。

ビットレートは300Mbpsかな?

4kで4:2:0 10bitは必達だと思うんですがどうなるんだろう?

メディアも問題です。 300MbpsだとするとSDカードってことはなさそう。

バッテリーはα7III系と同じで間違いないでしょう。 これもα7SIIを選ばなかった理由の一つです。

EVFの画素数も多くなりそうですが、動画メインだと無くてもいいくらいなのでコストアップにならないようにしてほしいですw

ボディの厚みが増えてヒートシンクかファンか判りませんが、もうここまできたらα7の形状に拘ることはないのでは?と思います。

コンパクトなα7でしたが、初代とα7RIVを比べるとシルエットが似てるだけで別物です。

もうα7の形状に拘らずに大きくモデルチェンジしてほしいです。

できればモードダイヤルをなくしてほしい。 一等地に要らないでしょ。

そして肝心の価格・・・スペック次第だけど40万を切ることはなさそう。

そして購入するのか、購入したくなるのかもスペック次第ということになります。

現状はα7RIIIで高ISOとS-logでのノイズが一番気になります。

スチルでα7RIIIが不要になるような事があれば買い替えたいと思います。

しかしSTCのクリップセンサーやL型プレートも買い換えないといけないので・・・買えそうにないなw

宝くじに賭けるしかない!

2019年12月13日金曜日

知らなかったジンバルメーカー

一眼レフ・ミラーレス用ブラシレスジンバルが一般的になってからまだ5年くらいしか経ってないと思います。

空撮で先行したZ15の衝撃は今でも忘れられません。

有名所ではMoviなどがありますがその価格は一般的とは言えません。

黎明期はコントローラーがsimpleBGC一択でした。

最近はその頃に比べると半額くらいになって、その理由の一つがオリジナルのコントローラーであることです。

simpleBGCはエンコーダーを使用するとライセンス料が必要になるので、低価格を実現するためにはオリジナルかsimpleBGC以外でOEMのコントローラーを使用することになりそうです。

ミラーレス用として一躍有名になったのがNebulaでしょう。

アルミ製でsimpleBGC8bitの3軸ジンバルでした。

当然のように他メーカーも追従したのですが、現在でもsimpleBGCで生き残っているのはPilotflyだけかもしれません。 正確にいうと成功したのは、になるのかな?

もちろん今でも発売されていますがその中で特に面白いのを最近見つけました。

メーカーはICECAMで、メーカー名は聞いたことがあります。

製品としてはTinyシリーズなんですがsimpleBGCでスラントの正解というかサンプルがあったYawモーターごと傾けるタイプがありました。

スラントの理想はこれだよなぁと思いつつ、他のを見てたらTiny super35というのがありました。

これは一時期他でも見たことがある、カメラ側から近い順にYaw→Roll→Pitch軸となる変態仕様です。

剛性面では有利でバランスも出しやすいと思います。

操作性もMoviのような吊り下げタイプよりコンパクトで軸が持ち手に近いので正確なオペレーションができると思います。

ただ中華ジンバルと違ってかなり高価なこと、YawモーターとPitchモーターの中心が同じ?  Rollモーター分の重さはどこで調整する? バランス出しで調整できる範囲が小さいかも?

現物を見ないと怖くて変えませんがすごく面白いジンバルだと思います。

スラントの問題もsimpleBGCが提案したYawモーターごと傾ければ何も問題は出ないはず。

中華メーカーがその点に早く気づいて新型が出て、それが売れれば他も追従するので期待して待つことにします。

ジンバルは安価になって選択肢は増えたけど決定打はまだ出てません。

MOZAがもう少し持ちやすそうなデザインなら4セル機の新型を狙いたいところ。

どこのジンバルも似てますがグリップはYawモーターを握りたい! そう思う人は多いハズ。

液晶パネルとかはグリップの下にしてグリップを極限までモーター近くにしてほしいです。

そんな理想のジンバルが出てくるのか・・・出ないだろうなぁ。

H3は夏に噂を聞いたけどまだ出てこないところをみると社運をかけてブラッシュアップしてるのか、何か問題が出たのか、それともデカすぎて売れないという事が判ったのか・・・難しいなぁ。

とりあえずRONIN-Sのまま、次のターゲットはやはりレンズかな。

2019年12月11日水曜日

テスト画像はないけれど・・・ND比較編

Amazonでは結構売れてるらしいXムラが出ない可変NDですが、色かぶりが酷いのとかなりフレアが出るので使えないという結論に達しました。

KenkoのPro1D(ND4)も色調の変化はありますが比べないとわからないレベルです。

STCのクリップセンサーNDはPro1Dと同じで寒色系に傾くのですが、FE1224Gで常用しても気にならないです。

これでSTCとPro1Dを併用すればND64となり、135GMでも実用できそうです。

この併用で画質がどう変化するのかはまだ未検証なので、近いうちにテストしてみようと思います。

そういえば前にササキさんから頂いたE16F28とフィッシュアイコンバーターがあったのを思い出しました。

この組み合わせだと画質はGoproの方が上で、正直ほとんど使ってません。

専用のゼラチンND8を組み込めるようにしてあるし、活用できないかと考えていたら・・・見つけました!

APS-C用ですがフルフレームで撮影し、ソフトウェアで歪曲補正をするというものです。

フロントコンバーションなのでF値は変化しないはずなので開放F2.8、補正次第では12mmより画角が広くなるはずです。

室内でテストしてみたら画角はE1018の10mmと同等になったので、実質フルフレーム10mm相当のウルトラワイドとして使えました。

しかし中心の40%くらいはまだいいけど、周辺はかなり流れて解像してませんw

周辺光量の低下はソフトウェアで引き伸ばしているので全く気にならない優秀なレベルです。

中心部もかなり甘いですがこれは絞れば多少良くなるかも?

一発ネタで使ってみようと思うので作例とかは出しませんが、走らない歩き撮りでも相当なスピード感なので周辺の流れは被写体次第、または夜間で1/30の開放シャッター付近ならブラーで全く目立たなくなるかもしれません。

周辺落ちが目立たないしF2.8で使えるならかなり安価な10mm相当になります。

α7RIIIだとAPS-Cでも実用的な4Kが撮れるので(実際はフルフレームでも、ですが)、EFレンズとかも選択しやすいです。

たまにはガチじゃないレンズで遊んでみるのもいいかもしれません。

2019年12月6日金曜日

終わりなきNDフィルターへの道

レンズが増えると困るのがまた新しいレンズが欲しくなるという・・・いや、違います。NDフィルターの問題です。

タムロンの67mmシリーズや多くのシネレンズがそうであるように、フィルター径を揃えてあればいいのですが、現状スチル用のレンズ流用なのでフィルター径がバラバラです。

しかも出目金あり、ボディはミラーレスだけど一眼レフ用のレンズも使ってます。

もちろん最優先で考えてきたので、出目金SEL1224Gは超広角でF4ということもあってSTCのND16が使えることを確認して実用となりました。

A036はF2.8ですがこれもSTCのND16が使えるので晴天屋外で1/60~1/125くらいにできます。 それでもダメなら絞ることにしてます。

写真では晴天だとISO100で1/125ならF11くらいになるはず。

EF50mmは開放付近を使おうとするとND16では全く足りません。 しかもSTCではケラレが出ます。

そこでAPS-Cで使ってた62mmのND、ND16とND64を変換リングを使用して使い分けています。

ここで問題なのはSTCを使っていた場合は外さないといけないこと。 めんどくさい。

EF100mmF2.8もSTCは不可ですがこっちも62mm径に変換してNDを使ってます。

そして135GMです。

こちらはSTCでケラれませんが開放付近では最低でもND64が必要なので、82mm可変NDを試しました。

A036も兼用できるように変換リングを使います。

ところがフードが使えないので解像度は我慢できてもゴーストやフレアのせいでオールドレンズのような描画になります。

色合いもかなり色温度が下がる感じで、まるで夕方にようになります。

色補正しても濁った感じは消えず・・・可変NDはお蔵入りということに。

STCは解像度の変化は感じられず、色調も可変NDほどは変化しません。

でも扱いにくいのは間違いありません。

そこでEF50mmは夜間用ということにしてND4を購入しました。

STCのND16とセットで使えばND64相当なので何とかなるはず!

135GMも開放ではほとんど使わず、F2~F2.5くらいを多用しています。

ISOの余裕などを考えて、このSTCと併用作戦が常用できたらND8を買い足せばND128までいけます。

EF50mmは50mmで明るいレンズが欲しかったので妥協して使用していますが、描画だけならこれで十分、しかし今後のことを考えるとプラナー購入を考えてもいいかなと思ってます。

動画に限らずレンズなんて好きなのを使えばいいんだけど、やはり50mm付近は(動画だと40mmがいいけど)使いやすくて必須だと思います。

A036にフォーカスギアを作ってみたけど、可変速は使いにくくてダメでした。

AFでA036を使いつつ、夜間はEF50mmで撮りつつプラナー貯金をするとします。

2019年12月5日木曜日

SmallRig アルカ互換クランプ型ライザープレート 2506 あれれ?

一体型でオーダーメイドしたアルカ互換プレートアダプターが、市販されることになりました。

しかし形状は大幅変更のライザープレート型となってます。

全然ちゃうやん!w と思いましたが、一体型だと各社ジンバル用に制作しないといけないこと、フォーカスモーターのロッドを固定するパーツのためにM4のネジ穴が必要ですが、一体型だとロングタップが必要になる? 経緯は詳しく聞いてないけどそんな感じだと思います。

ライザープレート式で90°向きを変更できるようになっています。 ボルト2本止めなので剛性も問題ありません。

当然価格も安価になるのでメーカーとしていい落とし所だと思います。

市販されると連絡をもらって、ついでに1つ頂けることになったので楽しみに待っていました。

それがやっと昨日届きました。

プレートに干渉しないようにクランプのつまみは小さくなっていて、締め付けトルクが弱くなるのでネジの所にスラストベアリングが仕込んであります。

しっかり肉抜きしてあってDJIプレート+2506と一体型を比べても数gしか変わりません。

フォーカスモーターのロッドはアルカ互換クランプで固定するようにしているので不要ですが、ジンバル専用ならそっちでもいいかなと思います。

とりあえずジンバルにカメラを載せてみました・・・・・あれ?

むむっ、なんかクランプすると傾くような・・・

よく見てみるとクランプの調整部の形状が一般的なアルカ互換クランプと異なってます。

本来アリミゾは挟む力でクランプへ押し付ける摩擦を増やすことによって強固に固定される、というものです。

2506のクランプは押し付けられる面が調整部によって分離されているので、どうしても隙間によって傾いてしまうようです。

もしかしてと一体型も調べてみたら同じ構造でしたw 気づきませんでした。

一体型は調整部の位置は固定なので少し構造が違うので大きな問題ではないのですが・・・たまにクランプのつまみ位置がずれるのはこのせいだったのか!

一体型は早急にアルミテープを貼って干渉する部分から逃しておきました。

他にオーダーメイドで製作された縦位置用のスペーサーも、画像で見ると同じ構造のようでした。

2506はクランプの厚みが少ないのでより傾くのではないかと思います。

傾くということは水平が出ないことになり、90°向きを変更すると雲台やクランプで水平を出してもカメラを載せると傾くということになってしまいます。

ジンバルには前後にわずか傾いても気にならないと思いますが、問題は傾くせいでクランプがプレートを抑える爪の接触部がテーパーの下側になってしまっていることです。

これはプレートをただ挟んでいるだけになり、しかも接触部は線状となるので振動などで緩みやすいです。

すぐに写真と図形を担当者に送って確認してもらいました。

対策されるかどうか不明ですが、現状では使えないパーツとなってしまいました。

コンセプトは非常によくてアルカ互換プレートを使いながらジンバルも使う人には超おすすめなんですが、現状では改善されない限り不具合があるので使えないということになります。

Smallrigらしからぬ失態ですが、オーダーメイドのパーツで気づかなかった私も悪いです。

さてどうなるやら・・・

2019年12月3日火曜日

最近のレンズ事情

ここ最近の新製品レンズを考察してみます。

一番の目玉はズバリ、シグマの24-70mmF2.8でしょう。

ミラーレス専用となってGMより少し軽くなり、しかも価格が実売12万くらいなので破格と言えるかもしれません。

バカ売れしたA036よりワイド側で有利、価格差は3万くらい? この価格帯ならシグマを選んだ方がいいかもしれません。

ただし、A036と比べると300g近く重くなります。 ジンバルでは辛い重量に・・・

1本だけ、文字通り標準ズームとして使うのか、他にレンズがあるのかどうかで評価は分かれるかもしれません。

少なくともGMの半額くらい? これは驚異でしょう。

次はコシナのアポランター50mmF2.0です。

コシナ版アポズミクロン、いわゆるプアマンアポとでも言うのでしょうか。 10万以上するのでプアマンとは言えない気もしますがw

F2.0に抑えて収差を徹底排除したアポクロマート仕様、構成図を見るとほとんどが低分散レンズというOutsにも似ています。

開放とF2.8で円形になる絞りを見てると、このレンズの絞りは露出の調整だけではなくボケや光条をコントロールするための絞りであると言えるでしょう。

すごく興味のあるレンズですが、SONYなら瞳AFは使いたい! 猫瞳AFは外せない!という考えなのでスルーです。

次はSONY 1635GMのシネレンズ版が出てくるようです。

これは特殊レンズ系でギア付き、電動ズームも付いてるのかな? 価格が70万くらいなので見なかったことに。 でも純正でこのようなレンズが出てくるのはα用ではなくFX9とかのためでしょう。

ちなみにFX9はフルフレームで世界初の電子可変ND搭載だそうです。

次は話題として外せないのがRF70-200mmF2.8です。

インナーズームではない70-200mmって昔の80-200mmが70-200mmになって初めて? 知らないだけかな?

コンパクトになるのは実用上では移動時だけしかメリットありませんが、85mmF1.2より軽いとなると次世代を感じます。 かなり寄れるので30万という価格と鏡胴の剛性や耐候性が気にならなければアリだと思います。 それにしても高いw

RFはレンズ先行でボディがちょっとイマイチ。次のボディがCanonの勝敗を決めると思います。

Nikonは順当にF1.8シリーズを出していて、どれも均等な描画で色収差が極めて少ない、そして微妙に高すぎるという感じです。

ライカのレンズのように開放F値で価格が決まるわけではないけど、昔からF値の違いで価格差を出してきたのはメーカーの意図だと思ってます。

50mmF1.8は廉価版、F1.4は上級向け、F1.2はプレミアムであったように、開放F値に対する価値観は今でも変わってないと思います。

もっと高くなってもいいからF1.4シリーズ、そしてプレミアムとしてF0.95やF1.0で攻めてほしかったと思います。 中途半端な事をしてるから業績に響いているんだ!と思うのは私だけ?

次はちょっと気になったTokinaの85mmF1.8です。

どこかの中華レンズそのままのような・・・まさかのOEM?

純正で定評のある85mmがあるのにガチンコ勝負になるのでしょうか?

85mmは使いやすくて大口径でも比較的安価なので人気はあると思います。

実売価格では純正よりかなり安価になると思いますが売れるんだろうか?

今後気になるのはGMでワイドの単焦点が出てくるかも?というところと、やはりシグマのラインナップが気になります。


タムロンはF2.8シリーズと言うかフィルター径67mmシリーズらしいのでスルーかな。

欲しいのは40~50mmで、ショートフランジバックでありMFでのフォーカスが可変速ではないAFが使えるレンズです。

これに該当するのはSEL50F14Zのみかも? サムヤンは知らんw

SEL55F18ZやSEL50F18も可変速っぽいし、Batis40mmは距離によって勝手に絞られるという謎仕様なのでパス。

STCのフィルターが使えることが最重要でミラーレス専用となるとシグマの50mmや40mmはダメっぽいです。

35mmF1.2はいけそうだけど重すぎる。 純正35mmF1.8はA036に対して1段と1/3のメリットしかないので微妙。

SEL50F14Zは16万くらい? 高いなぁ。 それにちょっと重いのが難点。

35mmはここ最近タムロンも含めていっぱい出てきたけど理想には遠かったです。

50mmはもしかしたらシグマがミラーレス用で更新するかもしれませんが、F1.2だと重すぎてダメだろうな・・・

NDの問題がなければEF50mmで十分なんだけど、標準レンズ選びはまだまだ時間がかかりそうです。

2019年12月2日月曜日

やきもの散歩道

先週行こうとしたらG20となぜか眠れなかったので今週行ってきました。

晴れていて寒いんだか暑いんだかわからないような、散歩にはよかったと思います。

湾岸からだと一回曲がるだけ?というくらい直線的で道も空いていたので近く感じました。

コースがあって短い方のAコースを2周することに。

寄り道とかもあるし、道が狭いので気づいたらルートを離れて普通の住宅街に出たり。

観光客も意外と多いし高低差もあって文字通り散歩に向いてるところでした。

今回の撮影目的はRONIN-Sの最新Firmwareのテストです。

SEL1224Gで普通に歩くだけならこれで合格と言えるでしょう。 上下動も目立ちません。

ただデッドバンドを増やしたので少し扱いにくかったです。 ここはフォロー速度と一緒に再度調整します。

EF50mmを付けたらガクガクと振動がw あれ? 強すぎたかも。

アプリから適当に弱くして特に大きな振動は出なくなりました。

しかし135GMは微振動が出てました。 振動が細かいので背面モニターで再生しても気づかないのでちょっと問題です。

IBISが干渉してるのかもしれない。

でもそれより大問題なのが可変NDです。

冬になると日光の角度が低くなります。 なのでゴーストが入りやすい。

しかも135GMだと凄まじいくらいコントラストが低下します。

これはダメ。 大人しく普通のNDにしようと思います。

ND32か64が必要だけどSTCと併用でND4か8を購入してみようかな?

でもそうするとSTCでケラれるEF50mmが使いにくくなるし・・・A036か・・・

フォーカスをコントロールする事が足かせになりつつあるような?

もう一度根本から考え直そうと思います。