2019年12月13日金曜日

知らなかったジンバルメーカー

一眼レフ・ミラーレス用ブラシレスジンバルが一般的になってからまだ5年くらいしか経ってないと思います。

空撮で先行したZ15の衝撃は今でも忘れられません。

有名所ではMoviなどがありますがその価格は一般的とは言えません。

黎明期はコントローラーがsimpleBGC一択でした。

最近はその頃に比べると半額くらいになって、その理由の一つがオリジナルのコントローラーであることです。

simpleBGCはエンコーダーを使用するとライセンス料が必要になるので、低価格を実現するためにはオリジナルかsimpleBGC以外でOEMのコントローラーを使用することになりそうです。

ミラーレス用として一躍有名になったのがNebulaでしょう。

アルミ製でsimpleBGC8bitの3軸ジンバルでした。

当然のように他メーカーも追従したのですが、現在でもsimpleBGCで生き残っているのはPilotflyだけかもしれません。 正確にいうと成功したのは、になるのかな?

もちろん今でも発売されていますがその中で特に面白いのを最近見つけました。

メーカーはICECAMで、メーカー名は聞いたことがあります。

製品としてはTinyシリーズなんですがsimpleBGCでスラントの正解というかサンプルがあったYawモーターごと傾けるタイプがありました。

スラントの理想はこれだよなぁと思いつつ、他のを見てたらTiny super35というのがありました。

これは一時期他でも見たことがある、カメラ側から近い順にYaw→Roll→Pitch軸となる変態仕様です。

剛性面では有利でバランスも出しやすいと思います。

操作性もMoviのような吊り下げタイプよりコンパクトで軸が持ち手に近いので正確なオペレーションができると思います。

ただ中華ジンバルと違ってかなり高価なこと、YawモーターとPitchモーターの中心が同じ?  Rollモーター分の重さはどこで調整する? バランス出しで調整できる範囲が小さいかも?

現物を見ないと怖くて変えませんがすごく面白いジンバルだと思います。

スラントの問題もsimpleBGCが提案したYawモーターごと傾ければ何も問題は出ないはず。

中華メーカーがその点に早く気づいて新型が出て、それが売れれば他も追従するので期待して待つことにします。

ジンバルは安価になって選択肢は増えたけど決定打はまだ出てません。

MOZAがもう少し持ちやすそうなデザインなら4セル機の新型を狙いたいところ。

どこのジンバルも似てますがグリップはYawモーターを握りたい! そう思う人は多いハズ。

液晶パネルとかはグリップの下にしてグリップを極限までモーター近くにしてほしいです。

そんな理想のジンバルが出てくるのか・・・出ないだろうなぁ。

H3は夏に噂を聞いたけどまだ出てこないところをみると社運をかけてブラッシュアップしてるのか、何か問題が出たのか、それともデカすぎて売れないという事が判ったのか・・・難しいなぁ。

とりあえずRONIN-Sのまま、次のターゲットはやはりレンズかな。

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