2021年8月31日火曜日

LEOFOTO LH-55 ボールヘッド

 何年も前から欲しかった大型のボールヘッド雲台はLEOFOTOを選びました。

まず外観から。

RRSの完コピーなのでメーカー名と細部&表面の処理が違う程度でRRSと同じです。

カメラプレートのノブはピッチが粗いタイプでクイックに脱着できます。 私はこっちが好きです。

LEOFOTOの製品は他にも持ってますがSmallRigなどと比べても上質です。

特に外観で気になるところはありません。

メインのノブは軽く少し回しただけでロックできます。

でもカチッと止まる感触ではなくて急速に重くなる操作感なのである意味安心感があります。

リリースする時も大きく緩めなくても動き出すのでメインのノブには不満はありません。

そしてノブはネジの出入りがありません。 内部で動かしているので安っぽさもありません。

テンション調整ノブも同等の操作感ですが、これだけでロックできてしまいます。

ピッチは粗めで操作性がいいとは言えず、またメモリがないので感覚だけで調整するしかありません。

それほど重要ではないので無いよりはマシという感じです。

パンは少しノブが重めで確実にロックできますがメインに比べると操作性は落ちます。

それと緩めた時に動きにくく、大きく緩めないとフリーになりませんでした。

これは内部の構造によるものでガタを出さないためにある程度仕方ありません。

ジッツオの1377Mのようにどこまでも締まるというわけではないし、ロックした時の構図のズレはないので特に気になりませんが、切り欠けが2つあってメインノブに対してそれぞれ45°なのでそのまま縦位置にしようとするとパンを操作することになります。

ボールヘッドなので普段は使わないパンでも他より操作する頻度は高いと思います。

そして固定力。

これはもう何も文句はありません。

かなり強固で高さが低いこともあってこれでダメなら他の原因と言えるほどです。

耐風はまだテストしてませんが古いジッツオ3型アルミ&1377Mと比べたら雲泥の差と言えるほどです。

そして重量は同じくらいで結構重いです。

それからレンズサポート。

L型プレートで重めのレンズを使うとかなりバランスが悪くてマウントにも負担をかけてしまいます。

そこでRS2のプレートが使えるようにマンフロット化してたのですがちょっと使いにくいです。

小型の雲台でマクロレンズを使うこともあるので小型なアルカスイス互換の方がよいです。

しかもバランスが悪いので小型な三脚や雲台で使い勝手が非常に悪くなります。

そこで対策、SWFOTOのスライドプレートを購入しました。

このスライドプレートを加工してRS2のレンズサポートを付けられるようにしました。

位置が固定なので絞りリングに干渉したりするのでまだ未完成ですが、これでブレへの対策はバッチリです。

加工はM4ネジ穴を開けるだけで簡単です。

バランスもよくなって雲台への負担が減るし、レンズマウントの負荷も分散されるので小型の雲台や三脚での使用でも安心できます。

これで雲台と三脚問題は解決!すればよいのですが・・・



次は雲台

 三脚を購入したので次は雲台です。

散々悩んだ挙げ句、RRSやアルカスイスは様子見ってことでLEOFOTOにしました。

RRSのコピー品なので本家を超えることはないと思いますが、ある程度の定評はあるし見た目だけの粗悪品ってことはなさそうです。

実際に比べたら価格差以上に違うかもしれませんが比べなければ気にならないレベルだと信じての購入です。

購入したのはLH-55というLEOFOTOの中では最大サイズで初期からあるものです。

見た目は完全コピー品で少し不安はありますが、下手にオリジナリティを出すより確実かも。

三脚はもっと安価なコピー品ですが十分すぎるほどの完成度です。

中華と言っても今やどこで作っているのかは問題ではありません。

工作機械の進歩と普及で簡単にコピーできるようになりました。

購入はAmazonでAmazon配送の国内販売店のを選びました。

中国発送だと4000円くらい安く買えたけど、安いと言っても3万台中盤の商品なので初期不良とかあると困るので・・・でもこれは正解だったと思います。

翌日配送で午前中に届くという早さ。

開封して少し使ってみましたが特に問題はなかったです。

保証書に国内販売店の捺印がありました。

ちゃんと保証が受けられるのはすごく安心できます。 まぁまず壊れることはないですが。

高さが低くすごく安定感のある雲台で固定力は相当なレベルです。

メインは軽く撚るだけで確実ロックできるし、動かした感触も悪くはありません。

でも少しだけ使ったことがある本家アルカスイスと比べると誰が見ても滑らかさは見劣りします。

パンのロックは少し固めで、緩めた時にリニアに軽くならないのが少し残念なところです。

ボールヘッドなのでパンは固定でいいのですが特徴的な2つの切り欠けタイプなのでパンを動かす頻度は高いと思います。

テンションの調整はかなりクイックというかかテンションの調整だけで完全にロックでてしまいます。

重い機材の場合は有効ですが動かしやすいノブなので使い勝手はそれなりと言った感じです。

でもジッツオの1377Mと比べると1377Mの完敗で一つも勝っているところはありません。 断言できます。

使用しているレンズやカメラからすればオーバークオリティかもしれませんが、スライダーや一脚を改造したポールなどを使うときなど大型雲台が必要なときがあります。

不安要素を払拭できるのでとてもコスパが高い雲台だと思います。

しかし一つだけ言えることはRRSの雲台は触らないほうがいいかもしれないってことです。

どの程度の違いか不明なのでもし欲しくなるほど違うと購入する羽目になります。

でも次はビデオ雲台なのでこれでボールヘッドは完結と思います。

三脚と合わせて7万1600円という出費ですが同等の高級品を買うと20万では買えないと思います。

1/3くらいの価格で剛性が同等(かもしれない)で使い勝手も悪くはないので、差額で立派なレンズが買えるほうが幸せになれると思います。

高級品でレンズも買える人ならそっちの方が満足度は高いけど、名前だけで満足っていうのはもったいないと思います。

お金のある人はぜひ中華セットと本家を比べてみてほしいと思います。


2021年8月30日月曜日

中華三脚 ARTCISE AS95C

 先日購入した思ったよりデカすぎた中華三脚を室内で古いジッツオと比べてみました。

試写もしたけど室内では意味がなかったです。

通常での最低高がAS95Cだと60cmくらい、ジッツオは70cm以上あるけど4段と3段の違いがあります。

ジッツオはギア式エレベーターで微調整がやりやすいですが、伸縮のロックは足が回転する古いタイプなので結果的にエレバーターに頼ると言ったほうが正しいです。

400mmF5.6では違いなんてわからないので、一番負荷がかかるスライダーで比べてみました。

スライダーだと最高でも一段伸ばした状態程度でむしろもっと下げる事が多いです。

まずジッツオから。

ジッツオの欠点というかこの時期のジッツオは剛性はそれほど高いわけではありません。

当時友人が持ってたハスキーと比べても強度はあるけど剛性はない感じ。 しかも重い。

エレバーターはロックできるけど可動部とロックの位置がズレているので、完全に固定してもスライダーだと少し撓みがでます。

それと石突が交換できない硬い樹脂で室内のフローリングとかでは滑ってしまいます。

全部伸ばした時も見た目よりちょっと頼りない感じで、実際に強風の時に動画で試したらブレブレでした。

今となってはただの重く古い三脚でしかありません。

AS95Cは伸ばしてない状態では岩のようです。

特にボールアダプターを使わない時は三脚だけの剛性なんて気になることはありません。

雲台やスライダーの撓みのほうが遥かに大きいので問題なかったです。

1段伸ばしてみると40パイとしては少し撓みが出るような気がします。

全部伸ばすとそれなりに揺れを感じるのでこの辺は高級品と差が出てくるかもしれませんが比較できないので不明です。

それでもあまり伸ばして使うことはないし、縮めた時の安定性はとても3万台買える三脚とは思えません。

ジンバル雲台で大砲を使うもよし、赤道儀を載せて使うのもアリだと思います。

スライダーはスライダー本体が撓むのでサポートのクランプ式一脚が必要です。

その際でもボールベースで水平が出せるので、垂直でなければ雲台が不要になります。

ジッツオなどの高級品であれば満足度は高いけど高ければコストがかけられる分だけ良いのは当たり前です。

そのコストがブランド料なのか、もしかすると剛性もブレも同じだとしたら全くの無駄遣いになるかもしれません。

実際に店頭などで比べることができればそれがベストですが、LEOFOTO以外の中華三脚は店頭に置いてないことが多いので知人などで見せてもらってから決めるのがよいです。

でも実際に買ってみて大型三脚はこれで十分すぎると思いました。

ジッツオでなければブレる!という意見もあるかもしれませんがほとんどブラシーボ効果ではないかと。

使っている雲台のほうが重要なので三脚にかけるコストを雲台に回すのが一番だと判断しました。

その雲台も今回の三脚でLEOFOTOのを選ぼうと思ってます。 ボールヘッドの55サイズです。

RRSのコピーではあるけど定評があるし、RRSだと壊れたときにめんどうです。

動画用はできればザハトラーですがさすがにちょっと無駄だと思うので他を探そうと思います。

三脚は必要な時もあるけど出番がないことも多い撮影機材です。

用途と使用頻度からすれば今回の三脚はアタリだと思います。





2021年8月29日日曜日

三脚が届いた日

 翌日配送のAmazonで購入しました。

購入したのは中華三脚でARTCISE(アートサイス)というメーカーでそっくりというか同じ三脚をもう1社が出してるので知ってる人も多いハズ。

どちらかがOEMで間違いないでしょう。

型番はAS95Cというもので40パイの一番大きなものにしました。

理由は価格差が少ないことと中サイズのはいつでも買えるからです。

LEOFOTOも迷いましたが比べられるわけでもないし、コピー品であるLEOFOTOのさらに半額程度で買えるのは大きいです。

古いジッツオの3型が3kgくらいあって重さが同じくらい?だったけどカーボンだしエレベーターも無いからもっと軽いと思ってました。

でも届いた箱を持ってみたら・・・重いw

ケース付きで開けてみたらデカい! しかも太すぎw

予想より2回りくらい大きかったです。

全体の作りはとてもよくて拍子抜けするくらいです。

4段全部伸ばしたら高すぎ。 4段目を伸ばすことはないかもしれない。

さすがに太すぎて剛性はバッチリ。 こんな剛性いらないくらいです。

全部伸ばすとそれなりにたわみが出ますが、古いジッツオと比べたら天地の差でした。

伸縮は回転式で少し雑な感触がしますが90度くらいでしっかりロックできます。

伸縮はスムーズですが太いのと重いのと高くなるので扱いやすいとは言えませんが、これは大きいからであってこの三脚が悪いわけではありません。

商品説明にはなかったけどスパイクの石突も付属していました。3/8ネジなのでどうにでもなりますが・・・でも交換して使うことはないかも?

センターのボールと固定式のプレートは簡単に変更できます。

ボールの固定力はそこそこ強くて80cmのスライダーの端にα7SIII+35GM+軽めの雲台程度では動くことはなかったです。

でもボールの球体側は鋳造で受け皿は切削なのでこの辺はコストカットしてるっぽいです。

手持ちのレンズでは真価を発揮できそうもないくらい剛性は十分です。

スライダーでも古いジッツオの3型より完全に上です。

センターポールは脱着式のただの延長パイプなのでこの三脚で使うことはないです。

それとこの延長ポールは32パイで明らかにオマケのようです。

40パイかと思ってたけどテーブル三脚と併用して別で使えるし、RS2の延長用でも使いやすい太さなので結果的には良かったです。

それともう一つオマケのスマホホルダーとアームがあります。

スマホホルダーもアームもアルミ製で結構しっかりしてます。

アームのネジとボールもアルミなので重量物には使えませんが無駄になるようなものでもないです。

これで税込み36,800円です。

耐久性は不明、壊れた時の補修はかなり怪しいというか買い替えになりそうなので価格が全てではありませんが、このクラスの三脚の価格とは思えないのは事実です。

ジッツオが壊れないわけではないし、どちらかと言うとある程度剛性があれば雲台の方が重要なので特に問題ないと思ってます。

試せないけどヨンニッパでも楽勝でしょう。

雲台をどうするか悩むところですがじっくり選びたいと思います。

段数が違うし製造年月日からすると20年以上の差がある三脚なので比較するのはどうかと思いますが、少なくともコスパは確実に高いと言えます。

これでブレたら三脚以外が原因なはずです。

でもこれを持ち歩くのは夏場は無理かもしれない。

それと36パイか34パイで十分すぎるかも・・・まぁいいか。



2021年8月27日金曜日

三脚で悩んでみる

 三脚を使わなくて済むようにジンバルでの出撃が多いです。

しかし完全にフィックスで撮りたいときはジンバルでは動くこともあるし、そもそもマクロ域では全く使いもになりません。

そうじゃなくても三脚は必須です。

現状は古いアルミのジッツオ3型と小型の1型、借物の初期型マンフロット190Bです。

マンフロットは全体的に作りが悪いですが伸ばさなければそこそこ安定しています。

ジッツオは開脚角度がやや狭いです。 ハスキーとかマンフロットと比べると剛性の割に風に弱い印象があります。

角度の問題だけではなくてゴム足とか条件の違いが大きいかもしれません。

欲しい三脚はズバリ軽くて強くコンパクトなものです。

ジッツオ3型は収納時に70cm以上ある3段タイプでかなり重いです。

これを担いで歩くの体力的にきびしい・・・ って購入時からそうなので20年以上使ってますが外観はきれいですw

ギア式エレベーターなのですごく便利ですが重量増の原因でもあります。

軽い=カーボンを狙ってます。

そうなるとどこのメーカーのを買うのがベストなのか?ということです。

使用頻度から考えるとジッツオは高すぎるし一生使えても買い替えれば済む価格帯で選ぶ方が安上がりでいろいろ試せそうです。

大砲なら一択かもしれませんが今の所400mmF5.6が最長なのでジッツオは考えないことにします。

そうなるとLEOFOTOか中華製の安価なものになります。

LEOFOTOは価格が中途半端で選びにくい。

所詮ジッツオやRRSのコピーだし10万弱で考えるならジッツオを選んだ方がいいかもしれません。

5万程度になるとこれまた微妙でトラベル三脚くらいなら今の1型でいいような気もします。

スライダーをもっと活用したいし風に強い34パイ以上で軽くて小さいとなると4段までで選びたいところです。

動画で使うことが多いのでレベラーも必要です。

いろいろ考えてとりあえず安価な中華製に決めました。

選んだのは40パイの4段、センターポールは延長タイプなので他で使うとしても価格はなんと36,800円!

LEOFOTOと比べても半額以下なのである意味冒険です。

あまり軽くはないけど3型と同等の強度があれば軽量化になります。

スライダーでも十分使えると思うけど伸ばした時は危ないかもしれない。

もし価格以上の価値があるなら(そう思っての購入ですが)トラベル三脚を追加してもすごく安上がりです。

不安な所は補修ができそうもないこと、プレートが大きいタイプなので収納時は結構嵩張るのと、はたして40パイは必要なのか?ってところです。

あと雲台はまだ考えてません。

使い勝手ならボールヘッドなんですが動画ならビデオ雲台も必要です。

ボールヘッドならRRSが欲しいし、ビデオ雲台ならザハトラーを選びたいところです。

しかしRRSは買えてもザハトラーはちょっと厳しい価格・・・

とりあえず三脚は明日届くので雲台はじっくり選ぶことにします。

2021年8月19日木曜日

DJI RS2 更新 & RavenEyeの更新方法の罠

 更新が来てました。

サクッと更新しましたが、インバートモードで挙動が改善されてるみたいです。

また次回に確認&テストしてみようと思います。

そしてそう言えばRavenEyeの更新を全くしてないことに気づきました。

確か更新ができないとかをForumで見かけて、実際にやってみたら更新の通知が来なくてそれ以来やってなかったです。

そこで今回少し調べてみました。

最近使ってなかったのでRS2のtypeCのポートを一番下にし忘れたりして『使いにくい』と思いつつ、更新しようとしてもやっぱり通知が来ません。

かなり前に見た気がするけど・・・あ!そうだ、iPhoneの4Gだ。

RavenEyeは接続にWiFiを使うのでFirmwareどころか通信できない状態になっています。

つまりRONINアプリのモバイルデータ通信をONにしないとダメということです。

購入する前に見かけたのですがすっかり忘れてました。

RONINアプリのモバイルデータ通信を許可して無事というか初めて更新できました。

まぁでもRavenEyeを使ってみるとそれほど便利なものではないです。

RS2にiPhoneを付けると重くなりすぎるし。

iPhone側で軽いデータだけどバックアップが取れるのは便利だけどおもしろいだけで実用性は低いです。

アクティブトラックも設定するより操作した方が早いです。 

しかしせっかく購入したしiPhoneを使わなくてもRS2本体のみでも使えるのでたまには活用したいと思います。

マイクもあるので出番は少なそうですが・・・とりあえず更新できてよかったです。

2021年8月12日木曜日

北勢線に乗る

 思い返せば北勢線が手動ドアだった頃を覚えてます。

どこまで乗ったか覚えてませんが、今では近鉄から三岐鉄道になって引き継がれてます。

この地域は車が必須だし単線でしかも少子化などの影響もあって利用客は減る一方だったそうです。

でも近代化させた今は利用客が横ばいまたは増えているらしいです。

コロナの影響もありますがナローゲージを存続させるためにも普段の車ではなく乗車して撮影してきました。

西桑名から阿下喜まで510円。 距離から考えたら少し高いような気もします。

速度は最高でも45km/hらしいのですごくゆっくりですが、想像以上に揺れます。

今回はジンバルでの撮影ですが車内は空調もあって快適です。

しかし楚原で乗り換えでしかも30分ほど待つことに。

西桑名〜楚原は1時間に2本ほどありますが阿下喜方面は1時間に1本程度です。

どっちみち途中で降りようとしてたのでよかったです。

住宅街から狭い森の中を抜けて阿下喜に到着。

でも特に何もないw

撮影はSTCのNDを入れっぱなしで1224G、35GM、135GMを持っていきました。

ジンバルは久しぶりですがやっぱり重いです。

車内は暗い森の中だと35GMでもISO12800を選ぶことになるところがあります。

屋外だとF1.4の開放では無理なので露出が大変でした。

それでも今回から全面平均測光にして前より合わせやすくなったと思います。

AFはフレキシブルスポットですがほぼMF、タッチでトラッキングもできるしBTのリモコンでAF⇔MFの切り替え、AFボタン、RECスタートもできるのですごく快適に操作できます。

超解像ズームも使えるのですごく便利です。

グリップに緩みが出たこととミニ三脚がやや使いにくいのでまだ改善が必要ですが、以前に比べてよくなったと思います。

編集はDaVinciResolveのみ。

カメラ内部のプロキシを使ってますがそれでもコマ落ちします。というかカクカクです。

それでもプロキシファイルを直接再生してプレビューすればカットは何とかなります。

でもスローとかになるとこのままではちょっと無理っぽいです。

それと書き出したファイルとYoutubeにアップロードした映像のガンマが少しズレているようです。

これは改善が必要です。

AT9946CMのマイクはジンバルにぶら下げました。

これはバッチリ。

左右入れ替えの手間がかかるけど違和感や気になるノイズもなくて環境音には最適です。 軽いし。

被写体がノスタルジックな感じだったのと、曇でモノトーンっぽかったのでフィルム調にしてみました。

環境音だけではあまりにも寂しかったのでBGMも入れましたがこれは正解だったと思います。

個人的には結構気に入った仕上がりですが、これはただの自己満足です。

ガンマの問題だけでも何とかしないとかなり雰囲気が変わってしまいます。

普段は車なのでたぶん2度と乗ることはないと思いますがずっと存続してくれてほしいと思います。

※ ガンマがズレるのを調べてみました。

するとDaVinciResolveの設定でMacのモニターの設定があるのは知っていましたが、出力をRec709Aにする〜という回避方法を見つけました。

でもいわゆるDaVinciResolveカラーマネージメントだとダメっぽい。

でもとりあえず何度か再出力をしてガンマの問題は回避できました。

カラースペースの問題が出てくるけどもう少し勉強して試行錯誤してみようと思います。



2021年8月9日月曜日

暑い時は宇賀渓へ

 暑くなくても宇賀渓は毎年行ってます。

自宅から約30km、管理費としての駐車場代が500円必要ですがコスパは非常に高いです。

3連台風の影響が気になりましたが天気は晴れ〜曇りで雨の心配はなさそうです。

今回は三重県民の森の時の反省から着替えを持っていきました。

滑りやすいところもあるので靴はトレッキングシューズに履き替えて出発です。

機材はいつものα7SIIIに先日購入したAT9946CMm、レンズは1224Gと35GM、そしてArt105mmです。

目的はマイクのテストですが、過去に何度も撮影している宇賀渓は露出の失敗が多いです。

露出には気をつけて撮影しました。

難易度が高く感じるのは明るいところは快晴の屋外と同等で1/125だとISO640でF16以上になることがあります。 PPは8でS-log3です。

暗い場所だとF1.4でもアンダーになるのでNDを使いたいところですが、絞りたかったのでISO12800まで上げたシーンも多かったです。

言われなければ気づかないほど自然なのはさすがα7SIIIと言ったところです。

三脚使用が前提の完全固定なのでRECもリモコンを使ってますが、手抜きして直接スタートすると少しブレる→IBISでゆっくり動いて止まるような挙動をします。

IBISは切ったほうがいいのですが小さな三脚なので風で揺れることも考えて常時ONにしています。

理想はガッチリ固定して動かさないことですが、動く可能性があるならIBISで使えなくなるほどブレてしまうのを軽減という感じです。

Art105mmはようやく慣れてきました。

でもAFは全然ダメ。 遅いのは我慢できてもそれ以前に合わないw

これならMFレンズの方が・・・とは思いません。

MFの場合は近接のみで繰り出し式であれば外観を見れば大凡の距離を判別できます。

IFでバイワイヤだとフォーカスリングや外観でフォーカス位置を判別できないのが使いにくい原因だと思います。

慣れやフォーカスエリアを最適化していけばもう少し使いやすくなると思います。

1m以上離れた被写体であればAFの利点は大きいです。

マイクは良い意味で内蔵マイクと同等です。

音質はもっと厚みがあるし3マイクで内蔵のようにステレオ感は出ませんがショットガン的な集音効果もありました。

内臓では背後にいる人の足音や声などが入った場合に気になることがありましたが、今回のテストではほとんど問題なかったです。

しかし逆に言えばすごく中途半端であると言えます。

まぁでも環境音を録るくらいなら軽くて電源不要で管理しやすいのは大きなメリットです。

モノラルと違って臨場感を得るためのマイクなのでさすが息の長いマイクだと思います。

ホワイトノイズは内臓より大きいと思いますがH1nからカメラに入力した時のハムノイズ?のようなブーンという小さな音がないので特に気にならなかったです。

水流だとホワイトノイズと同じ音なので当たり前ですがw

理想だけならPCMレコーダーで音声とは別撮りで編集で同期がベストです。

これはH1nのような安価なレコーダーでもそう思いました。

しかし撮影もめんどうだし編集はもっと大変です。

もっと上質な音声が必要になるまでAT9946CMを使い倒そうと思います。

それでも録音レベルには注意が必要です。

ちょっと控えめにしたけどもっと上げてもよかったです。

ジンバルにも搭載できるのでこれからは内蔵マイクにモフモフを付けなくて済みます。

でもまだDaVinciResolveだけでの編集は慣れてません。

FCPが快適過ぎるのもあるけど今の環境では固定撮影にしか使えないのが悲しいところです。




2021年8月6日金曜日

タムロン 35-150mmとA36の後継モデルを発表

 ほんの数年前に一眼レフ用で35-150mmが発売されました。

F2.8~F4.0だったので24-105mmF4と比べて大きなアドバンテージがあるとは思えないし、望遠側はトリミングしやすいので全く興味ありませんでした。

それがミラーレス専用としてリニューアル、なんとF2.0~F2.8という大口径です。

描画の違いはあるけどF2.8スタートならそれこそ24-70mmや28-75mmとかもあるので中望遠がメインという感じでしたが、広角側がF2.0だと単焦点に近い使い方ができます。

どのくらいの焦点距離でF値が変化するのかわかりませんが50mmでF2.0を実現していれば問題ないと思います。

150mmでF2.8だと135mmでF2.5と同等のボケ量になるので標準~中望遠はこの1本で済むという人が多いと思います。

デザインも一新されて寸胴な旧モデルと違って純正に近くなって違和感もなく高級感もあります。

重さと価格が気になるところですが15~18万くらいじゃないかと思います。

しかもA036がモデルチェンジするようで、光学系も一新されるそうです。

そのMTFを見ると驚愕のレベル。

A036は1段絞ってF4.0にすると解像度は素晴らしくα7RIIIのピクセルマルチシフトでもはっきりと効果が出るくらいです。

しかし開放時の周辺部は甘いと言うか中心部との差が大きくて平坦な被写体だとイマイチでした。

それが周辺部や望遠側でもかなり改善しているようです。

しかし買い換えるかというと微妙でそれ以前にA036を処分しようと考えてます。

便利だし1本あると便利ですが35GMのおかげで使用頻度が減ってしまいました。

確かに便利で特に商品レビューのような撮影だとズームが生きてきます。

でも純正との発色の違いが大きくて、そんなの補正すれば済むのですが・・・

現状で欲しいレンズは14GMとできれば200-600mmです。

200-600mmはEF400mmF5.6Lの更新目的ですがEF400mmでも十分な気がしています。

14GMは1224Gのゴーストが気になるのとF4.0だとやはり暗いからです。

1224GMもいいのですがちょっと手が出ません。

超広角の単焦点は扱いにくいので1224Gで様子を見ながらどうしても欲しくなったら考えようと思います。


2021年8月5日木曜日

ブームは巡る

 カメラやレンズ、撮影機材というのは一定の期間で更新したくなってきます。

マクロでスライダーを使いたくなってきたり、それ以前に軽い三脚が欲しくなったり・・・

そして音声。

H1nを使ってますが稼働率はそんなに多くはありません。

理由はめんどうだからです。

電源が必要だしファイル管理のせいでバッテリーを抜くと日付がリセットされてしまいます。

電源が必要なマイクは予備バッテリーを準備すれば事足りるのですが、忘れたり撮影中に切れたりすると最悪です。

音質自体はPCMレコーダー単体で録って映像と同期させるのが一番よかったのですが、カットが多くなってくるとすごく大変な作業になります。

RECスタートがトリガーになって記録されるモードがあったような他機種だったような・・・

三脚ネジ穴の位置が悪いことやショックマウントが無いことも使ってない理由です。

環境音を録るだけだし、そもそも内蔵マイクで十分なんですがα7系のマイクはモフモフが付けにくいです。

ユニクロのダウンジャケットのファーから切り出したファーを付けてますがレンズ交換に気を使うことや使い捨てなので毎回取り付けなくてはいけません。

そこでプラグインパワーでステレオ、軽くて指向性があるタイプを探してテクニカのAT9946CMを見つけたのが数年前の話です。

環境音は場所次第ですがBGMで消してしまうことも多いのでずっとほしいものリストに入ったままでした。

純正のデジタルはすごくいいのですが、本体直付けでないと使えないことや高額でしかも入手困難&モノラルなのでパス。

他にも良さそうなのがありましたが一番シンプルで軽そうなAT9946CMにしました。

まだテストはしてませんが、ショックマウントが外せないこと以外はほぼ満足な外観です。

今夜にでもテストしてみてH1nとの比較もしてみようと思います。