2021年8月31日火曜日

LEOFOTO LH-55 ボールヘッド

 何年も前から欲しかった大型のボールヘッド雲台はLEOFOTOを選びました。

まず外観から。

RRSの完コピーなのでメーカー名と細部&表面の処理が違う程度でRRSと同じです。

カメラプレートのノブはピッチが粗いタイプでクイックに脱着できます。 私はこっちが好きです。

LEOFOTOの製品は他にも持ってますがSmallRigなどと比べても上質です。

特に外観で気になるところはありません。

メインのノブは軽く少し回しただけでロックできます。

でもカチッと止まる感触ではなくて急速に重くなる操作感なのである意味安心感があります。

リリースする時も大きく緩めなくても動き出すのでメインのノブには不満はありません。

そしてノブはネジの出入りがありません。 内部で動かしているので安っぽさもありません。

テンション調整ノブも同等の操作感ですが、これだけでロックできてしまいます。

ピッチは粗めで操作性がいいとは言えず、またメモリがないので感覚だけで調整するしかありません。

それほど重要ではないので無いよりはマシという感じです。

パンは少しノブが重めで確実にロックできますがメインに比べると操作性は落ちます。

それと緩めた時に動きにくく、大きく緩めないとフリーになりませんでした。

これは内部の構造によるものでガタを出さないためにある程度仕方ありません。

ジッツオの1377Mのようにどこまでも締まるというわけではないし、ロックした時の構図のズレはないので特に気になりませんが、切り欠けが2つあってメインノブに対してそれぞれ45°なのでそのまま縦位置にしようとするとパンを操作することになります。

ボールヘッドなので普段は使わないパンでも他より操作する頻度は高いと思います。

そして固定力。

これはもう何も文句はありません。

かなり強固で高さが低いこともあってこれでダメなら他の原因と言えるほどです。

耐風はまだテストしてませんが古いジッツオ3型アルミ&1377Mと比べたら雲泥の差と言えるほどです。

そして重量は同じくらいで結構重いです。

それからレンズサポート。

L型プレートで重めのレンズを使うとかなりバランスが悪くてマウントにも負担をかけてしまいます。

そこでRS2のプレートが使えるようにマンフロット化してたのですがちょっと使いにくいです。

小型の雲台でマクロレンズを使うこともあるので小型なアルカスイス互換の方がよいです。

しかもバランスが悪いので小型な三脚や雲台で使い勝手が非常に悪くなります。

そこで対策、SWFOTOのスライドプレートを購入しました。

このスライドプレートを加工してRS2のレンズサポートを付けられるようにしました。

位置が固定なので絞りリングに干渉したりするのでまだ未完成ですが、これでブレへの対策はバッチリです。

加工はM4ネジ穴を開けるだけで簡単です。

バランスもよくなって雲台への負担が減るし、レンズマウントの負荷も分散されるので小型の雲台や三脚での使用でも安心できます。

これで雲台と三脚問題は解決!すればよいのですが・・・



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