2016年7月30日土曜日

軸受けの話

a6300+SEL24F18ZをH2で使うと予想より振動が多いことがわかります。

1018でOSSをOFFにするとその症状が出てたので画角が半分程度の24mmだとより目立つということでしょう。

強固な設定にしても歩行時の足から伝わる振動などが影響しますがそれよりH2の軸そのもののブレの影響が大きいです。

これは片軸のアームでは避けられません。

ブラシレスモーターのベアリングは深溝タイプを2ヶ使用しています。

深溝だとボール径<転走面の曲率なので(通常は105%くらい)ラジアルスキマとアキシャルスキマが発生します。

この2つのスキマが軸のブレとして出てくるのですが2ヶ使用しても軽減するだけで無くなりません。

片軸のアームだとモーターから各軸が交差する重心位置までの距離によってブレの大きさが変化します。

両軸で保持している、例えば浪人のPitch軸のような構造だと最大でもベアリングのラジアルスキマ分だけのブレしかありません。

実際はカメラホルダーやアームの剛性によりタワミが発生するのでもっと大きなブレになりますが、軸のブレは無視できるレベルになるはずです。

当然、重いカメラやレンズになると外的要因の振動による軸のブレも大きくなります。
しかしこれも両軸なら軸のブレはほとんど変化しません。

つまりH2のような片軸アームだと構造的に軸のブレがあるのでブレは一定レベルで残ることになります。

平面差加工したアンギュラーのセットでベアリングのブレは少なくできますが、モーターでは熱問題もあるし工作精度も1桁違うのものが必要になります。

それにホローシャフトで薄肉のベアリングなので指でつまむだけで数十μm変形します。

モーターのハウジングの精度は測定していませんが工作機械のような精度は出ていないでしょう。

さらにブラシレスジンバルは一定の角度の範囲しか動かないのでベアリングが偏摩耗する可能性もあります。

ミニチュアベアリングで回転は一周しないので特定の部分だけ摩耗します。

それに軸に対する荷重はかなり大きいので、結果的にモーターのベアリングの耐久性によって軸のブレが増えてくるかもしれません。

これをユーザーレベルで対策するのはほぼ不可能です。

H2はペイロード2kgとか表記されていますが、載せられて起動できるのと実用できるのは全く別の話です。

実際にはせいぜい1kgまででワイドレンズ、さらにOSSなどの光学手ブレ補正必須だと考えた方がよさそうです。

映像ではなく、ブラシレスジンバルを極めようとする一部のマニアはたぶんソフトウェアはもちろんのこと、光学またはボディ内手ブレ補正は使わないと思います。

でも手ブレ補正を使う使わないはどうでもよい事です。

ただ、少なくともジンバルを走り用に設定するときはOFFにした方がよいと思います。

振動が設定によるものなのか、または走り方によるものなのか、それとも軸がブレているのか判断するためです。

Pitch軸は両軸にしやすくH2でも改造すれば不可能ではありません。

でもRoll軸は軸受けを追加すると可動範囲に制限が出てきます。 Yaw軸も同じ。

Pitch軸も補助アームを追加するとインバートモードへ移行できなくなるので、そんな使いにくくなる改造をするくらいなら違う機種を探すか作るか、といったところです。

作るのは不可能ではないのですが単純に考えて浪人サイズになります。

ケーブルだらけでスマートとは言えないしトレッキングのお供なんて不可能です。

軸のブレは購入する前から判っていたことですが・・・もう少し悪あがきしてみようかな?










2016年7月29日金曜日

DJI 価格改正とかカメラの話題とか

PhantomやInspire、A3Proが主流となったDJIの旧製品が大幅に安くなったそうです。

在庫処分なわけですがNAZA-V2で2万以下! A2は何と6万台半ばw

Z15もほぼ半額になっています。

他にもPhantom3用のカメラ+ジンバルも半額に近いし、P3本体も12万ちょっとで買えるようです。

P4があるので今更P3は・・・とも言えなくないですが、補修部品の価格が安いので初めてのドローンには最適だと思います。

じゃあ買うかと言われたらそんなもん買わねーよw なんですが・・・


NikonからNikkor 105mmF1.4が出てきました。

Nikkorといえば105mm F1.8がありましたがF1.4で登場です。

価格は最新レンズらしい24万!

Nikkorといえば85mmF1.4を使ってましたがシャープでコントラストが高い反面、発色は最悪でカラーでは使いたくないレンズでした。

デジタル時代になって発色は補正できてしまうし、レンズの発色<センサーの違いが大きいです。

Fマウントはフランジバックが長いのでマウントアダプターでも使いやすいはずですが、この105mmF1.4も絞りリングはないみたい。

Fマウントで絞りリングを無くすならマウント変更しろよwって思います。

SONYのレンズでも絞りリングがあったりなかったり。

EFレンズのように最初からなければ文句も違和感もないのに、中途半端になくしたり付けたりするから同じメーカーなのに使い勝手が違うという不満が出てきそうです。 そんなレンズ持ってないけどw

NikonもそろそろFマウントを変更してもいいと思うんだけどなぁ。

F2は日本の工業製品として最高傑作と思いましたが、今はそんなカメラはない悲しい時代です。






2016年7月24日日曜日

焼き肉と不具合箇所

テスト撮影で振動があったのでフィルターを見直して修正しておきました。

その後友人と食事へ。

ってまた焼き肉w


初めて来た店ですが意外と肉はよかったです。

注文してから来るまでが長いのがダメ。

でも網なら炭火だよなぁ。

帰ってきて設定の確認をしつつH2を眺めていると・・・また不具合というか気になるところが出てきました。

それはカメラホルダーをPitch軸に取り付けるアリミゾです。

バランスを出すための3つあるツマミで、一番カメラに近いクランプと言った方が判りやすいかも?

構造的に欠陥があってL字型のカメラホルダーがPitchモーターにフィットしてません。

浮き気味に固定されています。

ここが浮き気味になると・・・Rollモーターと光軸にズレが出ます。

と言ってもカメラプレートをカメラに取り付ける時に角度を修正すれば何も問題はありません。

ガタが出るわけでもないので不具合とは言えないかもしれませんが、このようなクランプは締め付けた時に台座の方に押さえつけてその抵抗で固定されるものです。

浮いていると挟んでいるだけなので緩みやすく剛性が出ません。

アルカ互換プレートのネジを修正したようにアルミ板を貼り付けて修正しておきました。

振動や緩みやすくなるということは無いと思いますが、細かいところでもキッチリ対策しておきたいです。

2016年7月23日土曜日

SEL24F18Z用のセッティングと橋走井山のネコ

ここ2日ほど風が強くてとても涼しいです。

今日はテスト撮影に行こうかと思ってましたが天候が怪しいので近所の走井山公園にしました。

すると・・・いました! Pokemon Goをやってる人がw

スマホ持ってウロウロしてるのですぐにわかりますw

人が多い所でブラシレスジンバル持ってウロウロしても怪しまれないかもしれない。

H2の設定は光学手ブレ補正をOFFで使えるように、せめて歩き程度では振動が出ないようにしておきたいです。

光学手ブレ補正ONでSEL1018だともう十分すぎるほどなのでOFFにし、SEL24F18Zでも歩きながら撮影しました。

ですがPIDからフィルターまで大幅に変更したために少し振動が出ることがありました。

というわけで動画のテストは中断。

振動が出ていない状態ではかなり良くなってきたと思います。

フィルターで抑えこんでまたテストです。

a6300はローリングシャッターが目立ちます。

H2で振動が出ると画面が波打つので目立たなくてもすごく違和感が出ます。

30pで撮ればマシになるかと思ってましたがテストした条件では大差なかったです。60pならあるいは・・・

ここのネコたち、今日は暑くないし5匹ほどたむろしていました。

何匹いるのかあまり判ってないのですが、過去にはシャムや外部のネコと思うトラや黒猫2匹など・・・シャムがかわいかったのですがここ半年以上見かけていません。

まずボス

ボスと呼んでいたのはたぶんこの子の親だと思うのですが最近見かけません。

顔つきがソックリでボスと同様珍しく人に慣れています。

寄ってくるし”なでてよし”のサインも出しますw

でもまとわりつくように寄ってくるのである意味撮りにくいです。

次はマロ・・・じゃない。

マロと呼んでいるのはもう一匹の方でした。

マロは顔を見ると逃げるので近寄れないのですが、この子は一応さわれました。

この写真はトリミングしてます。

次はあまり見かけないというか気づかなかった子です。

寄ると逃げましたがカメラだけ腕を伸ばして連写しつつ撮りました。

キリッとした感じでまるでモデルのようですw

サイレントシャッターでAF-C、連写は低速になりますがSEL24F18Zはとても撮りやすいです。

全て開放なのでシャープ感はありませんがいい感じでボケてくれます。

ついでに紫陽花。

もっと望遠なら簡単にボケますがちょっとボケすぎてボケただけの写真になりがちです。

背景の雰囲気を損なわずボケてくれるのでNEX系のボディにはオススメできるレンズです。






2016年7月21日木曜日

Beholder EC1

今週末くらいに販売開始になるような情報を見つけました。

H2とハードウェアの違いはピッチ軸もスリップリングを使用しているようで、実使用で差は出ないと思いますが運搬時などは気を使うことが少なくなる・・・かも?

4ヶ月差で後出し、価格で勝負なのかな?

EC1は見た目だけで言えばちょっと剛性が心配です。

じゃあH2の剛性が高いかと言えばそんなことはありません。

剛性は大丈夫でもモーターだけで支えている片軸のアームなので100%ガタが出ます。

モーターのベアリングは調べてないので何とも言えませんが、アンギュラーの複列タイプを使わないとベアリングそのもののスキマがあるのでガタになります。

実際にH2のガタを調べるとそこそこ大きく、改造したGopro用ジンバルより大きいです。

軸ではありませんが標準グリップの取り付け部分の下も剛性が低いです。

大型のジンバルはカメラを両軸で支えて、さらにRoll軸もモーター+保持用の軸受けが追加されているものがあります。

ソフトクリーム型は振動が出やすいと言われてますが、構造的に回避できない、改善しようとすると大幅なコストアップになる、そんな感じだと思います。

工業製品なので個体差もあると思います。

自作や改造なので徹底的に対策されたジンバルと市販品では最終的な結果が違うと言えます。

まぁその辺を光学手ブレ補正などで補えば特に問題はなさそうですが・・・これは意外と問題があります。

ボディ内手ブレ補正でもたぶん同じ結果だと思います。

振動源がソフトウェアの設定だけなら少しずつでも改善できます。

ですがハードウェアの問題だとすると改造や本体の調整をしないと改善しません。

歩き方のクセもありますが、空撮での振動対策は最終的に機体やジンバルを作ることで対策できました。

つまり言いたいことはH2でもEC1でもコントローラーがAlexmosなら大差ないのではないかということです。

スリップリングは耐久性が心配でそろそろH2を壊す人が出てくると思います。

壊れる前に浪人のソフトクリーム型が出てほしいところです。出てもたぶん買わないけどw

それとEC1はスペックを見てませんが、私がH2を選んだ理由に”4S”というのがあります。

できればレギュレーターで定電圧駆動だとよかったのですが、Alexmos+エンコーダーなら電圧降下が極端に少ないのでほとんど問題ありませんでした。

撮影中はほとんど電源入れっぱなしでも減った気がしないほどなので、もっと容量の少ないバッテリーのグリップを出してくれないかなぁと思うくらいです。

これから他メーカーのジンバルが出てくると思います。

デジタル制御だけどやっていることはアナログなので劇的な変化、ブレイクスルーは期待できませんがせめて安くなってくれることに期待しています。


2016年7月18日月曜日

フィルター1枚分

購入したSEL24F18Zで重量の調整に悩んでます。

フィルターを62mmで兼用したいのでフードが使えません。

62mmのネジ込みフードを買っても扱いにくいし、49mmのNDを買い揃えるのも無駄が多い。

20g程度の違いなので無視しても実用上は問題無さそうですが・・・

純正フードと49mmフィルター1枚でほぼ同じ重量になるので、とりあえずステップアップリングで使用しつつ49mmフィルターをぼちぼち揃えようかと思います。

PP6で撮っている、ISO1600までなら気にならない、それらを考慮するとND64かND100が必要で、それとND8か16も必要になります。

2枚重ねは動画といえどやりたくないしバランスも崩れてしまいます。

可変NDという方法もあるけど純正フードの内径がフィルター外径枠いっぱいなので、フードを加工しないと取り付けられない可能性があります。

使い勝手なら62mmを兼用できるのが一番です。

しかし兼用だとレンズ交換するとフィルター交換も必要になります。

どっちもどっちだなぁ。

ちなみにSEL24F18Zのフードは同じ49mmならバヨネットの形状が同じなので使い回しができます。

ただ逆はバヨネットの深さが違うのでSEL50F18やSEL55210のフードをSEL24F18Zに取り付けることはできません。

深めの花型で内面反射の処理も上品なのでフードは兼用したいところです。











2016年7月16日土曜日

SimpleBGC 2.59b9

SEL1018やSEL50F18のようにOSSがあるレンズと今回のSEL24F18Zではジンバルの設定を変更した方がよさそうです。

50mmで走ったりすることはないので、結果的に言えばSEL24F18Zで調整すればよく、50mm用にFollow速度を落としたProfileを作っておけばいいのです。

理想はOSSはジンバルとの相性が良いはずはなく、使うなら他の光学手ブレ補正のようにmodeの切替が必要なはずです。

以前にRX100M3+氷隙やSEL1018で光学手ブレ補正をOFFで試したことはあるのですが、画角が広いのもあってOFFする理由を感じませんでした。

換算36mm程度でOSSがないだけで揺れや振動がここまで酷いとは思いませんでしたが、少し前にスライダーでホニャララした時に使い勝手を良くするためにすごくソフトな設定にしていました。

他にも原因はあると思いますが、本気のレンズでどこまで撮れるか、せっかく大枚はたいて購入したレンズを使い倒すためにも設定を調整します。

早速調整しようとGUIで見てみると2.59b9がリリースされていました。

ここまできたらすべて試すつもりで書き換えを。

以前のProfileをロードせずに再設定しました。

H2でちょっと強め(基準は不明ですが)にするとProfileの切替でブルっと大きく震えることがあります。

さらに強くすると最初にロール軸が45°ほど傾いた時だけ振動が出て、その後は同じ角度で保持しても振動が出ないことがあります。

つまり、Profileを切替た時はロール軸だけ水平になるくらいまで動かしてから撮影しないと振動が出ることがありました。

これの原因はDの上げすぎとかもあるのですが、角度での初回振動という症状の原因は不明です。

フィルターなども関係するかもしれませんが、使い勝手が悪くならない程度に数値を変更しました。

しばらくSEL24F18Zとの格闘が続きそうです。

SEL24F18Zの実力は?

開封して10分も経たないうちにいつもの走井山へ。

スチルと動画を少しだけ撮ってきました。







まずスチル。

動画でNDフィルターを使うためにステップアップリングを付けているためフードはなしです。

スチルはNDなし。

EVFで見てもコントラストが高いような気がします。

ほとんど開放ですが自然な画角で背景がボケるのですごく使いやすいです。

フリンジや倍率色収差も出ているので超絶解像度!というわけではありません。

しかし所有しているEマウントのレンズの中ではピカイチです。

寄れるし狭すぎないので、昔のコンパクトカメラが35〜38mmというレンズが多かったのもうなずけます。

さすがに評価が高いだけはあるなと。

価格相応かと言われるとちょっと高いような気もしますが。

ツアイスには検査した人のサインが入ってますがあの紙切れが2万ほどするんじゃないでしょうかw

重量がSEL1018と大きく違っていたらたぶん買っていません。

でも使いやすさや画質、明るさなどを考えると決してハズレではなく、むしろ付けっぱなしの予感がします。

やってもぉたぁ~

梅雨真っ盛り、蒸し暑い日が続いています。

暑いのは苦手。

すっきりしない気分をなんとかしなくてはいけません。

・・・

・・・・

・・・・・あれ?



気づいたらポチッとしてました。

んなわけねぇ!w 確信犯だ!w

でも迷ったんですよ・・・高いから。

ツアイスのレンズは京セラCONTAXで使用していました。

ちなみに当時のツアイスのイメージは発色とコントラストが最高、解像度は普通、ボケはクセがありました。

RTS2のファインダーにも問題があったのですが、開放で撮ることが多かった35mm、50mm、85mmのF1.4シリーズはピント合わせがF2+Nikkor85mmF1.4と比較にならないほど最悪でした。

それでも濃厚で国産レンズでは出ないような発色が気に入ってました。

SONYのツアイスはハンディカムにもその名があります。

現在のツアイスはコシナが作っているようですが当時のコシナのレンズといったらもう・・・

名前だけのツアイスなのかこれから試撮りしつつ確認していきます。

でも動画ならツアイスなんていらないな。 どこかのライツも同じです。

OSSもないし価格相応なのかちょっと不安ですが重量が決め手です。

これでしばらくレンズは、いや他にも欲しいものが後回しになりそうです。

でもEマウントのSONY製レンズは当初の目標だったレンズが揃ったのでまぁいいかなと。

室内で試した感じでは鏡胴が半ツヤで京セラツアイスのような感じ。

AF駆動音が他のEマウントでは聞こえないほど少ないのでややうるさく感じました。

最短撮影距離がかなり短く寄れるのが◯

中心部は開放からとてもシャープでコントラストが高いです。

SEL50F18はボケにクセがあるけど比較的自然なボケだと思います。

さて、試写しに走井山でも行ってきますか。


2016年7月14日木曜日

レンズについて考えてみる

Eマウントで50mmF1.4が出てきました。

SEL50F18を購入するときに50mmF1.4があればと思ってましたが、さすがにこの価格では簡単に買えません。

a6300ではなくa7系だったら・・・でも800g弱の標準レンズってどうなのよって感じです。

現在a6300で使えるレンズは

・SEL1018
・SEL50F18
・SEL16F28(+フィッシュアイ)
・SEL55210

・EF50mmF2.5
・EF85mmF1.2L
・EF100mmF2.8USM
・EF17-40mmF4.0L
・EF70-200mmF2.8L(IS)
・EF400mmF5.6L

これとKenkoのテレプラス✕1.4、microNikkor 200mmF4.0(IF)があります。

使えるレンズ=所有しているレンズですが、使えるのと使うのはちょっと違います。

それにしても全部装着して撮影できるのはEマントならでは。

いろんな撮影をしてみて必要だなと思ったのは明るい準標準レンズです。

フルサイズなら35~50mmまで。

a6300だと20~35mmくらいまでになります。

このくらいの焦点距離は種類も多いのですが、実使用で使いやすいのは少ないです。

候補を挙げていくと

・シグマ30mmF1.4
安価で最新のレンズ、換算45mmでa6300だと30p動画で54mm相当になります。
でもシグマのレンズ、動画でのAFはどうなんだろう?
APS-CとはいえF1.4だとH2に載せてMFで使う条件は限られてきます。
このくらいの画角ならAFで使いたいのが本音です。

・SEL24F18Z
ツアイスという名でちょっと高め。
画角は換算36mm、30pで約43mmなので一番使える焦点距離です。
ただAPS-C専用なのでSONYの動向によっては・・・でも持っているEマウントは全てAPS-C専用のみ。
やっぱa6300と心中かw
それと重要な項目でこのレンズはピッタリ。これは後で記述します。

・FE28F20
フルサイズ用で価格は普通です。 換算42mm、30pで約50mmになります。
でも画質はあまりよいとは言えず、a6300ならシグマ30mmでしょう。

・サムヤンとか中一光学とか
24mmF1.4とか35mmF0.95とか、スペックだけならとてもおもしろいのがあります。
価格は高くなく、スペックで比べたら激安なんですが全てMFで接点もないので気合を入れないと使えません。
深度の関係で外部モニターもしくはじっくり腰を据えての撮影になるのでH2では使いにくいです。

・Batis 25mmF2.0
フルサイズ用のEマウントです。
重いのとa7系に移行するならアリですがa6300だけならもったいないです。

・EFレンズなどのマウントアダプター経由で使えるレンズ
これらは無限に存在するといえる程選択肢が多いです。
EFレンズならAF可能ですが動画で考えると中華レンズと大差ありません。
画質はレンズ次第です。

いろんな条件を考えるとSEL24F18Zになります。

焦点距離や明るさもピッタリ、さらにH2で重要な重量がSEL1018と同じなのでH2で使うときにバランス調整が不要になります。(フードやフィルター径の変換で微調整は必要)

SEL50F18にバランスウエイトを付けてH2を調整せずにSEL1018と交換できるようにしてあるので重量が同じというのは非常に魅力的です。

使用頻度の高い1018、50、そして24がバランス調整不要でH2で使用できるメリットは計り知れません。

元のフィルター径が49mmなのも◯

価格は8万くらいでしょうか。

中華で冒険するなら安いと言えるしAPS-C専用と考えると高いと言えます。

シグマはAFを試さないと怖くて買えません。それに重くてH2のバランス調整の必要が出てきます。

できれば今月中に欲しいのですが8万はでないな・・・どうしようか・・・






2016年7月12日火曜日

撮影機材あれこれ 〜スライダー編〜

ここで言う撮影機材とは撮影用品、つまり三脚のような必須ではないモノの中で改善したいものや欲しいものを考えてみます。

他人の欲しいものなんてどうでもいいと思われますが、明記することによって自分の物欲を整理するのが目的です。

レンズなどは大物なので(安いのしか買ってないけどw)もっとよく考えて購入することにしています。

アクセサリー等の小物は通販のついでに(これが罠!)買ったりしてますが、買っても使わないものや思ったほど使えてないものが多いです。

その代表がスライダー。

スライダーそのものは体積や重さから想像できましたが何しろ使い勝手が悪いです。

KONOVA K2の80cmを純正のモーターライズで電動化しましたが問題はその速度です。

標準モーターですが80cmで実質70cmくらい、最速で35秒ほど、最遅は負荷で変化するのですが90秒くらいです。

最遅はコントローラーにも問題があります。

廉価版のコントローラーは0〜99まで速度の調整ができるようになっていますが、0〜6くらいまでは動きません。

7だと水平で軽ければ動くけど30度くらい傾けると9くらいにしないと動きません。

遅くしても90秒程度なのでタイムラプスには速すぎて使い物になりません。

最速だと5秒くらいのカットでは10cmくらいしか動かせず効果的な移動距離が得られません。

1カットの時間はいろんなパターンがありますがテンポを考えると最速でも遅いと思います。

つまりもっと速いモーターが必要だということです。

ただし速く動かすなら手動でもできます。そこが悩みの種です。

KONOVAはモーターが3種あって速い方は80cmで使うと最速7秒くらい、最遅は40秒ほどになるはずです。

この速度ならH2をスライダー風に使う時とほぼ同じくらいの感覚なのでワイドレンズも使いやすくなる・・・かもしれません。

価格は送料別で14,500円。

コントローラーが2回壊れて1回目は修理、2回目は交換になりました。

購入した時は到着まで3日ほどでしたが、修理はそれぞれ2週間以上かかっており速度の問題もあって使用頻度は低めです。

ちなみにKONOVAの対応はとても良く日本語でも通じます。

価格は高くないけどまたコントローラーが壊れるとハマるなぁ。

電動スライダーは他メーカーだとかなり高額です。

モーターを買って泥沼にハマるかH2で練習または治具でも作るか・・・悩んでる間にポチッとしてしまいそうで怖いですw











2016年7月11日月曜日

a6300の機能

FOTGAのリモートレリーズで”2秒のセルフタイマーがない”と思ってましたが、指摘を受けて確認したら・・・ありました。

選んでから十字キーの横で展開するのを見てませんでした。

ということはリモートレリーズ不要ということに・・・まぁいいか。 動画で使おう・・・

それとモニターフードで”背面モニターがOFFにできない”と言ってますが、これもEVFにしたら背面はOFF、アイセンサーで覗くとEVFがONに、離れるとOFFになりました。

背面モニターだけの方が消費電力は少ないのですが、EVFを選択すると点きっぱなしになると思ってました。

1分でスタンバイにしているので実際に消費電力で有利になるかは微妙なところですが、野鳥の撮影などでは待機時間が長いので瞬時にモニターをOFFにできるEVFだけのほうがいいかもしれません。

それにしてもSONYは操作性が悪いです。

最近FUJIのX-T2が発表になりましたが基本操作は全てダイヤル式です。

無骨というかオールドカメラが優れていたのか・・・でも実際に撮影してると露出補正はダイヤルで独立にしてほしかったです。

カスタム設定でメインダイヤルに割り当てるとマニュアル時の操作性が悪すぎるし。

この辺はa7系と違う、SONYのいやらしいところです。

価格帯の違いで操作系が違うのはCanonも同じだけど。

そういえばSONYからFEの50mmF1.4が出るそうです。

G Master かと思ったら何とプラナーです。

価格は1,500ドル・・・よかった買えなくて。

しかし高いなぁ。

それにAPS-Cのレンズは出てこないのだろうか。

このままフルサイズ一直線なのかな?

年内にはa9も噂になってるけど、この価格設定ならやっぱりCanonに戻りたい気がします。





SONY用 リモートコントローラー

a6300やRX100M3を三脚に固定して撮っていて思ったこと。

2秒のセルフタイマーがない!

1Dmk2にはあったのでよく使ってました。

数秒の露光をよく使うのですがシャッターボタンを直接押すと高確率でブレます。

リモートレリーズも使ってましたが照明の都合もあって2秒のセルフタイマーが便利でした。

a6300はサイレントシャッターが使えるのでシャッターのショックは0にできます。

とりあえずリモートレリーズできるようにケーブル式の社外品、FOTGAのリモコンを購入してみました。


純正のほぼ半額で機能は同等です。

タイムラプス用のリモコンや赤外線式もあったのですが、動画のスタートボタンが無いみたいだったのでコレにしました。

RX100M3やCX430で電動ズームや電源のON、OFFができます。

a6300だとスタンバイに。

3機種で兼用できるので意外と便利です。

シャッターの半押しに対応、ズームは2段階ですが可変速に対応しています。もちろんBも可能です。

裏側に1/4のネジ穴があり、伸縮タイプのベルクロテープも付属してパン棒などに固定もできるようです。

SONYはスマホアプリが独立した状態で設定などに制限があります。

その制限がなければこんなケーブル式のリモコンなんて不要なのに・・・

それと別のケーブルが付属しているようでしたが同梱されてませんでした。

どうせ使わないし返品も面倒なのでそのまま使うことにしました。でもなんか損した気分。







2016年7月8日金曜日

a6300モニターフード

モニター用のフードは自作品を使用していました。

自作品は脱着可能ですが収納したり、たたむことはできません。

カメラバッグに入れる時に外さなくてはいけません。

モニターフードはいろいろ出ているのですがa6300のようなワイドタイプはほぼ専用になってきます。

NEX5用を加工すれば使えそうでしたがムダになる可能性もあったので作ったというわけです。

でも最近Amazonでa6300用のフードを見つけたので購入してみました。



スチルはほとんどEVFで撮るし撮影直後のプレビューはしていません。

折りたたむことができれば傷防止にもなるし、EVFでの撮影時に邪魔になりません。

取り付けは両面テープで固定します。

液晶画面上に貼り付けるのですが先日交換した保護フィルムの上に貼ってみました。

負荷をかけると剥がれるかもしれませんがフェイルセーフになっていいかも?

収納できるのはいいなぁ。

H2にも干渉しませんでした。 干渉するとぶつかった時にモニターのアームが曲がる可能性もあります。

これでa6300の背面モニターをOFFにできればベストなんですが・・・


2016年7月7日木曜日

またまた中華アルカ互換クランプ

KONOVAのスライダーはプレート面に3/8のネジがありますが、固定というか空回りしないのでそのままクランプを付けるとあらぬ方向になってしまいます。

方向は良くてもプレートがデカいのでクランプのネジが干渉したりします。

H2を載せることもできるように高さを抑えたかったのと、位置を決めるだけなので安価でパンができるクランプを選んでみました。



H2は両手持ちハンドルに付けたアルカ互換プレートで高さを抑えることができます。



K2のモーターは動き始めや停止時の挙動を調整できるのですが、標準グリップでそのまま載せると高すぎて少し揺れが出てしまいます。

それとこのクランプを選んだ理由はもう一つあります。

クランプも他のアルカ互換クランプに取付けられるように、別パーツでプレートのアリミゾ部分が付属しています。

これを使えば自由な形状のアルカ互換プレートが作れます。

H2のクランプはアルカ互換だけど高さが微妙でAmazonで購入できる互換プレートはほとんど使えません。

と思ってこれで作ろうと思いましたがH2のクランプとは角度が違ってギリギリ入りませんw

ちょっと削らないと使えないようです。

どっちみち作る時に加工するのでその時に調整しようと思います。

それにしてもこのクランプ、品質がかなりよかったです。

グリスの粘度で誤魔化されてる気もしますが・・・パンはラチェットの強さを変更できます。 フリーも可能です。

中華恐るべし!

もう一つ欲しくなりました。

2016年7月4日月曜日

SimpleBGC2.59b8と気になるレンズ

また更新されていました。

毎回更新後はIMUキャリブレーションからやり直すので正直めんどくさいです。

以前のプロファイルを読み込んでも変化は感じられませんでした。

ここ最近のFirmwareは以前のに比べてマシになってきたようです。

ですが今回は1ヶ月前くらいのプロファイルをベースに調整し直しました。

レンズはa6300だと選択肢は多いです。

でも欲しいのは換算35〜50mmまでで明るいレンズです。

理想を言えば24mmでF1.0とか・・・ないな・・・

SONYだとAFが使える24mmF1.8があるけど名前だけのツアイスなのに少々お高いです。

ツアイスなら25mmF2.0があるけどフルサイズじゃないのでもったいない。

シグマの30mmF1.4は動画でのAFの挙動がイマイチわかりません。 調べる気がないw

中一光学の35mmF0.95はおもしろそうだけど実用性は24mmF1.8が上でしょう。

おもしろくても使いにくいと意味がありません。

あとはサムヤンでしょうか。 24mmF1.4が出てくるようです。

Kenkoが扱うようになって50mmF1.2が出てくるみたいですが7万ほどするようです。

24mmF1.4が開放で使えるなら、F1.8かF2.0に絞ってもSONYの24mmF1.8より圧倒的に画質が上なら価格次第で考えるところです。・・・ないかw

SONYはAPS-Cのレンズを出す気はないような感じです。

開発に同じコストをかけるならフルサイズ優先なんでしょうかねぇ。

フジは33mmのF1.0なんてレンズの噂もあります。

あまりEマウントの、しかもAPS-C専用レンズに投資はしたくないけど24mmF1.8しかないのかなぁ。

重量はSEL1018やSEL50F18に近いのでH2では使いやすそうです。








2016年7月2日土曜日

いました!

梅雨の晴れ間ですごく蒸し暑いです。

野鳥を撮ろうと思ってもなかなかいい場所がありません。

下見とジンバルのテストを兼ねて溜池がある公園に行ってきました。

近所ですがニュータウンと呼ばれた大規模団地に隣接しています。

この近辺は溜池が多いです。

ジンバルを持って一周しようとしたけどかなり広いです。

散歩にはとてもよさそうな場所です。

池を見てるとツバメやトンボがよく飛んでました。

ここには”ヤツ”がいるらしいと聞いたのですが、池はそこそこ広いので探すのは大変そうです。

とりあえずジンバルと入れ替えで”よんごーろく+テレコン”でツバメでも撮っておくことにしました。


距離があるのでa6300との組み合わせでもピントは合いやすいです。

ただ少し曇っていてかなり暗かったです。

EVFも慣れてきたのか前よりマシになってきました。

a6300の熱暴走を避けるためにしばらく休憩していると・・・池を横切るように一直線に飛ぶ鳥が見えました。

ツバメのように緩やかな旋回をせず、一直線で一定速度で飛ぶこの鳥は・・・いました!

右岸の茂みの中へ隠れる一瞬、カワセミであることを確認できました。

でもそれから姿を見せず・・・もちろん撮れませんでした。



そこで今日の一枚はa6300で連射したツバメです。

8コマのGIFなのでa6300の1秒分です。

もう一枚。


今日はこれくらいが限界でした。

撮りにくいですがカワセミの確認ができたのでいつか撮ってみようと思います。

そういえばカワセミに会うのは何年ぶりだろう?

員弁川の下流、もう少しで汽水になるようなところで見かけて撮ったことがあります。

当時はHi8のビデオカメラでスチルはフィルムです。

ビデオに一瞬青いものが横切り、家で確認したらカワセミらしき影でした。

日を改めてフィルムでも撮りました。

カワセミのホバリングをこの目で見た時の感動は忘れられません。