2019年12月3日火曜日

最近のレンズ事情

ここ最近の新製品レンズを考察してみます。

一番の目玉はズバリ、シグマの24-70mmF2.8でしょう。

ミラーレス専用となってGMより少し軽くなり、しかも価格が実売12万くらいなので破格と言えるかもしれません。

バカ売れしたA036よりワイド側で有利、価格差は3万くらい? この価格帯ならシグマを選んだ方がいいかもしれません。

ただし、A036と比べると300g近く重くなります。 ジンバルでは辛い重量に・・・

1本だけ、文字通り標準ズームとして使うのか、他にレンズがあるのかどうかで評価は分かれるかもしれません。

少なくともGMの半額くらい? これは驚異でしょう。

次はコシナのアポランター50mmF2.0です。

コシナ版アポズミクロン、いわゆるプアマンアポとでも言うのでしょうか。 10万以上するのでプアマンとは言えない気もしますがw

F2.0に抑えて収差を徹底排除したアポクロマート仕様、構成図を見るとほとんどが低分散レンズというOutsにも似ています。

開放とF2.8で円形になる絞りを見てると、このレンズの絞りは露出の調整だけではなくボケや光条をコントロールするための絞りであると言えるでしょう。

すごく興味のあるレンズですが、SONYなら瞳AFは使いたい! 猫瞳AFは外せない!という考えなのでスルーです。

次はSONY 1635GMのシネレンズ版が出てくるようです。

これは特殊レンズ系でギア付き、電動ズームも付いてるのかな? 価格が70万くらいなので見なかったことに。 でも純正でこのようなレンズが出てくるのはα用ではなくFX9とかのためでしょう。

ちなみにFX9はフルフレームで世界初の電子可変ND搭載だそうです。

次は話題として外せないのがRF70-200mmF2.8です。

インナーズームではない70-200mmって昔の80-200mmが70-200mmになって初めて? 知らないだけかな?

コンパクトになるのは実用上では移動時だけしかメリットありませんが、85mmF1.2より軽いとなると次世代を感じます。 かなり寄れるので30万という価格と鏡胴の剛性や耐候性が気にならなければアリだと思います。 それにしても高いw

RFはレンズ先行でボディがちょっとイマイチ。次のボディがCanonの勝敗を決めると思います。

Nikonは順当にF1.8シリーズを出していて、どれも均等な描画で色収差が極めて少ない、そして微妙に高すぎるという感じです。

ライカのレンズのように開放F値で価格が決まるわけではないけど、昔からF値の違いで価格差を出してきたのはメーカーの意図だと思ってます。

50mmF1.8は廉価版、F1.4は上級向け、F1.2はプレミアムであったように、開放F値に対する価値観は今でも変わってないと思います。

もっと高くなってもいいからF1.4シリーズ、そしてプレミアムとしてF0.95やF1.0で攻めてほしかったと思います。 中途半端な事をしてるから業績に響いているんだ!と思うのは私だけ?

次はちょっと気になったTokinaの85mmF1.8です。

どこかの中華レンズそのままのような・・・まさかのOEM?

純正で定評のある85mmがあるのにガチンコ勝負になるのでしょうか?

85mmは使いやすくて大口径でも比較的安価なので人気はあると思います。

実売価格では純正よりかなり安価になると思いますが売れるんだろうか?

今後気になるのはGMでワイドの単焦点が出てくるかも?というところと、やはりシグマのラインナップが気になります。


タムロンはF2.8シリーズと言うかフィルター径67mmシリーズらしいのでスルーかな。

欲しいのは40~50mmで、ショートフランジバックでありMFでのフォーカスが可変速ではないAFが使えるレンズです。

これに該当するのはSEL50F14Zのみかも? サムヤンは知らんw

SEL55F18ZやSEL50F18も可変速っぽいし、Batis40mmは距離によって勝手に絞られるという謎仕様なのでパス。

STCのフィルターが使えることが最重要でミラーレス専用となるとシグマの50mmや40mmはダメっぽいです。

35mmF1.2はいけそうだけど重すぎる。 純正35mmF1.8はA036に対して1段と1/3のメリットしかないので微妙。

SEL50F14Zは16万くらい? 高いなぁ。 それにちょっと重いのが難点。

35mmはここ最近タムロンも含めていっぱい出てきたけど理想には遠かったです。

50mmはもしかしたらシグマがミラーレス用で更新するかもしれませんが、F1.2だと重すぎてダメだろうな・・・

NDの問題がなければEF50mmで十分なんだけど、標準レンズ選びはまだまだ時間がかかりそうです。

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