2021年1月20日水曜日

35mmの画角を考えながら

 35mmは中学卒業と同時に入学祝いで買ってもらった中古のNikkor Ai35mmF2.8が最初でした。

ボディはNikomat FTn、その後アルバイトしてF2へ。

就職してカラーを撮るようになってNikkorの発色が非常に悪いことに気づき、RTSIIへ移行しました。

35mmはもちろんDistagonです。

ただこのDistagonはRTSIIのフォーカシングスクリーンが明るく(普通ですが)ボケないタイプで、F2の暗い全面マットがいかにピント合わせがしやすいか思い知らされた過去があります。

開放の甘さもあってDistagonはどこにもピントが合ってないような描画でボケもPlanarより硬くてあまり好きではありませんでした。 色もPlanarほど濃厚ではなくツアイスらしい色でしたがイマイチ感がありました。

その後は単焦点で35mmを使うことはなくなりましたがα6300でSEL24F18Zを使用していました。

α7RIIIのsuper35mmでも使っていましたがこのレンズの描画は最悪っていうくらい悪いです。

周辺は総崩れ、ボケも悪くコントラストが高くて色乗りがいいこと以外は高いだけのレンズです。

A036の35mmと比較したことがありますがA036の方が圧倒的に良かったです。

でもブログに貼るとかインスタで使うならそこそこ寄れるし軽いので使いやすいのは間違いありません。

APS-Cで24mmF1.8だとフルフレームで35mmF2.8とほぼ同等になります。

35mmでF2.8でも近づけばボケるし、A036は寄れてボケに縁取りが付くことが気になることがありますが描画で大きな不満はありません。

しかしF2.8だとやはり暗いです。

ズームなので仕方がないですがより明るいレンズが欲しいと思います。

SEL1224GがF4.0なので16GMを目標にしてましたが、16mmで明るいレンズはかなり限定的な使い方になります。 つまりコストに合わない気がする。

常用できる画角となると24mmでは広すぎるし、20mmは個人的にはすごく中途半端で使いにくいです。

50mmがあるしA036のワイド端の28mmでもやや広いと感じるので35mmは理想に近いと思います。

昔のコンパクトカメラは38mmが多くてよく考えられた画角だと思いました。

よりワイドが必要ならSEL1224Gを使えばいいし、35mmは50mmとの画角差が1.4倍ほどなので現状のSEL1224Gと50mmのちょうど中間になります。

しかし現状はSEL1224GとSEL50F14Z、A036、SEL135F18GMの4本がメインです。

これに35mmが加わると50mmの出番が減るはずだしA036はほとんど使わなくなりそうな予感がします。

ここまで35GMを購入しないで済む案を考えてましたが結局欲しいことには変わらないです。

35mmなら1本だけ持ち出してもいいし・・・

しかもプレリリースの希望小売価格は税別198,530円なのでSONYストアでも19万ほどの出費になります。

為替のレートが高すぎて初回は諦めようと思いましたが、いざ蓋を開けたらSONYストアで税別18万でした。 なんでやねんw

これで10%割引で178,000円くらい。

というわけでポチッとな。

この我慢ができない性格は何とかしないといけない。

でも17万くらいなら買うつもりだったし。しばらく価格が下がることはないはず。

135GMの描画で準標準の画角なら買うしかないでしょ!

プラナーとどのくらい違うのかも楽しみです。

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