2019年5月12日日曜日

手持ちレンズの評価と次のレンズの考察

135GMの衝撃が強すぎて今の所付けっぱなしになってます。

たぶんこの先1年くらいレンズは買えそうにないので、手持ちのレンズを細かく再評価しつつ次のターゲットを考えようと思います。

でもレンズは全てのレンズに影響してくるので選択は難しいです。

一応Eマウントで普通に使えるレンズ=手持ちレンズ全てになります。

まずAi MicroNikkor200mmF4(IF)

このレンズは中古で35年くらい前に購入したものです。 立派なオールドレンズです。

EDではないけど意外とシャープで遠景の描画も悪くないです。

ピントリングのグリスが切れてスカスカになってます。Nikkorあるあるです。

Nikkorがこの1本だけ残っているのは別にして、α7RIIIでは使用したことがありません。

Microだけど1/2までなので、それならEF100マクロを使うということです。

使うことはないだろうけどアダプターでEOS 1Dmk2でも使えていたので息の長いレンズです。

次はEF17-40mmF4L

EOS 10Dと同時に購入しました。

CanonのAPS-Cは1.6倍換算なので27〜64mm相当で標準ズームとして使用していました。

当時の印象はOLYMPUS E20から買い替えたので流石に一眼レフだけあって描画はよかったです。

フルフレーム用を中央部だけしか使わないので特に気になる所はありませんでした。

ワイドズームでLだとすごく高かったので比較的安価なこのレンズは人気があったようです。

1Dmk2になって22〜52mm相当として使え、たぶん一番使用時間が長いレンズだと思います。

α6300でもよく使用していましたが、α7RIIIでやっと本来の画角で撮れるようになったのに数回使っただけで最近は使わなくなりました。

周辺部はかなり流れる印象でα6300+E1018と比べても見劣りする感じです。

意外と寄れる&APS-Cでは使えるので今でもα6300でよく使用しています。

次はEF70-200mmF2.8L(IS)

IS初代の70−200です。

購入した当時でも開放はちょっと甘いと思いました。

意外と寄れないレンズでちょっと重いです。

1Dmk2だとサービスセンターでしかフォーカスの調整ができないのですが、少し後ピンのようなそうでもないような・・・結局他のレンズはよかったので調整せずに使用しています。

使用頻度はそれなりで、使う焦点域は100〜135mm付近か200mmがほとんどでした。

135GMを選んだ理由の一つです。

今でも使ってますが135GMで代用できそうなので使用頻度はかなり下がりそうです。

次はEF50mmF2.5コンパクトマクロ。

EF50mmF1.8をマクロにしただけのようなレンズです。

中古で購入しましたが描画は悪くないです。 マクロらしいキレはないけど普通に使えます。

1Dmk2では使用頻度が高く、今でもα6300でそこそこ使ってます。

次はEF85mmF1.2L

鉛ガラスの初代の方です。

中古で購入しましたが購入当時から一番使用頻度が少ないレンズです。

昔は85mmが一番使用頻度が高かったのですが、APS-Hの画角だと距離感が変わってしまって使いにくかったです。

描画は異様に甘くとろとろです。

F2.8まで絞ればシャープになりますが、それなら70-200の方が便利ということです。

ネタでたまに使う程度でデジタル特有の収差がもろに影響しているレンズです。

次はEF400mmF5.6L

手持ちのEFレンズでは一番解像度が高いです。

もちろん中古で購入。 当時でも中古は安かったです。

ISがないので手ブレを量産したレンズでもあります。

α7RIIIだとIBISがあるのでやっと真価を発揮できたと思ってます。

手持ちだと1/60くらいまで。がんばって1/30まででしょうか。

この手のレンズがISなしで出てくることはなさそうなので、光学系がシンプルなこのレンズは手放せません。

次はEF100mmF2.8マクロ(USM)

これも中古で購入しました。

マクロらしいシャープさはないけど50mm同様悪くないです。

等倍までインナーフォーカスで寄れるので非常に使い勝手がいいです。

α7RIIIでも使用頻度は高く、1Dmk2ではブレやすかったけどIBISでより一層使えるようになります。

中古だと安価なのでα7IIIにもオススメです。

やっぱりIBISはオールドレンズの救いの神になると改めて思いました。

次はやっとEマウントです。 E1018から。

α6300と同時に購入しました。

換算15~27mmとワイドならこれ1本でしょう。

コンパクトで軽くF値固定で価格も高くはないです。

描画はそこそこ、悪くはないのですがフードを外すと使い物にならないくらいゴーストやフレアが出ます。

周辺部はかなり流れるけどワイドなので許容できるかってところです。

13mmならフィルターとフードを外せばギリギリフルフレームで使えます。

ただ12mm×デジタル1.1倍の方がよかったです。

換算13.2mmは15mmとは比較ならないくらいの画角ですっかり魅了されてしまいました。

でも画質はさすがにちょっと我慢できないということでFE1224Gを購入したきっかけになりました。

使用頻度は低いですが今後のボイディが全く不明なので売らずに残しておこうと思ってます。

次はE50F18

Eマウントの中でも安価なレンズです。

なんとも言えない描画をしますが結構シャープな方だと思います。

ISもあるので使い勝手はいいです。

購入してから同じのを貰ったので2本あります。

ボディの同時比較ができるし安価なので売らずに2本残してあります。

MFでは何回転するんだっていうくらい回さないといけません。

これも寄れるレンズです。

次はE24F18Z

重量を揃えるために選びました。

ツアイスで確かに色乗り、色彩コントラストは高いです。

ただ名レンズと言われるほど描画はよくないです。

中心部はいいけど周辺はかなり酷いです。

換算36mmなので使いやすいし、動画では夜間によく使ってます。

そこそこ寄れるのでα6000系には売れているんだと思いますが、正直5万でも高いと思います。

次はE16F28

50mmF1.8と一緒に貰ったレンズです。

パンケーキで換算24mm、描画は悪いほうだと思います。

RX100M3と比べるとRX100M3の方がよかったです。

マウントはアルミでかなりチープです。

一緒に魚眼コンバーターレンズも貰いました。

対角魚眼としておもしろいのですが、描画はGoproの方が圧倒的に上でした。

Logで撮れるので活用しようと思いましたが体積的にもGoproでいいやって感じです。潜れるし。

もう一つのワイドコンバーターはかなり画質がよくなるらしいですが、わざわざ購入してまで試す価値はないと思って見送りました。

次も貰ったレンズでE55210

外観はチープなキットレンズに相当します。

ところが描画はびっくりするくらいいいです。

しかもISの効きがすごくいいです。

コンパクトで軽いですが開放F値が暗いのであまり活用できていません。

APS-Cでもα7RIIIなら高画質な4k動画が撮れるので活用したいと思ってます。

次はFE1224G

一度でも15mmと13mmの画角差を見てしまうと後戻りできません。

重量でかなり迷いましたが超広角ならコレ!ということで購入しました。

キャッシュバックを含めて20万弱ととても高価なレンズです。

描画はさすがに周辺部では流れますが全体を見ると非常に優秀だと思います。

古いEFやAPS-Cのレンズと比べてパッと見で差がわかります。

ゴーストも少ないし寄れるし描画に関しては何も文句はありません。

でも出目金でSTCのNDが使えなかったら購入してなかったかもしれません。

それと埃などが付着するとゴーストや影となって映り込むことがあります。

取扱は慎重にしないといけません。

次はタムロンA036

人生初の予約して購入した歴代2本目のレンズメーカー製です。

初めて購入したレンズがTokinaの35-70mmF3.5です。

記憶ではF3.4だったような・・・調べてみてもF3.5しかヒットしませんでした。 36年前だしな・・・

レンズの価値観を決めたレンズで、二度とレンズメーカーは購入しないと誓いました。

そのくらい酷かったです。

コレ以降ズームも敬遠してて17−40mmまでずっと単焦点でした。

それが予約までするとは・・・

描画は思いの外よくて・・・じゃなくてかなりいいです。

周辺部も悪くないけど周辺落ちは大きめです。

かなり寄れるし何よりフリンジがほとんどないのでとてもクリアです。

線が細くさすが現代レンズです。

発色は純正に比べると黄色っぽいです。

補正すればいいけど動画でも補正が必要なほど違います。

これもα6300でハーフマクロのように使えるのでとても重宝しています。

このクラスのレンズがもっと増えればフルフレーム市場はもっと活性化すると思います。

フィルム時代と違って発色が補正できるのが大きな違いです。

使用頻度は極めて高く、文字通り標準ズームとなっています。

出始めから1年経ちますがまだバックオーダーを抱えているそうです。

価格低下もしていません。

できれば6万くらいだと迷わず購入できるので、他のレンズが増えてきて価格が下がることがあればもっとオススメできるレンズになります。

最後はFE135GM

これはもう語るまでもない、極めて高解像度な一本です。

これで70−200はほとんど使わなくなると思います。

100mmマクロも食えるかなと思いましたが、至近距離でのフォーカスは難易度が高くてこれはちょっと無理がありそう。

85mmF1.2Lとは距離感が違うけどこっちは寄れるのでもっと違う活用ができます。

ボケ量は開放から使えるので圧倒的です。

ほんとなら先にプラナーの予定でしたが次はどうなるのかな?

もう少し寄れるといいんだけど・・・

画角と明るさならシグマ40mmF1.4なんだけど重さがあり得ない。 それに下駄は嫌。

Batis40mmF2.0はなんかすごくクセがあるみたい。

一段絞ればいいらいいけどそれならA036でいい。

FE35F14Zはディスタゴンの35mmとなると・・・京セラで使ってたけどあれほどクセの強いレンズはなかったです。

光学系は違うけど避けたいのが本音です。

となるとシグマのミラーレス専用を待つのが一番かもしれません。

あとは24GMだけどちょっと広いので用途には合わないなぁ。

Canonを見てるとSONYでよかったと思えるくらい高価です。

噂されている35mmのGタイプが本命になるかもしれません。

あまりレンズが増えると持ち運べなくなるからほどほどにしないと。


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