2019年5月8日水曜日

RF85mmF1.2Lを見て思うこと

BR光学素子を採用した85mmが出てきました。

MTFも85mmとしては素晴らしいもので最先端のレンズであることは間違いありません。

BRはEF35mmF1.4LIIに採用されていて、RF85mmはサンプルを見るまでもないと思います。

さぞかし高いのだろうと価格を見てみたら36万弱!!!

・・・昔のNikkor300mmF2.8が36万だったような。 200mmF2.0だったかな?

さすがにこの価格だと良くて当たり前というのが正直な感想です。

金銭感覚は人それぞれ違うので性能比で考えたら高くないと思う人はいるかもしれませんが、日本人の平均月収を見たら高すぎると言っても言い過ぎではありません。

かつてSONYもGMが出てきた頃は高いと言われてましたが、ZやRFと比べたらお値打ちに感じてしまうほどです。

実際のところボディがSONYに追いつくのは数年かかると思ってます。

その間に新規マウントでレンズでの差を確保してボディが追いつく頃にはあっさり逆転している、そんな図式が見えてきます。

でもこれだと世間で言われている二極化に拍車をかける原因になっていくはずです。

高性能=高価格、低価格帯はスマホに任せてミラーレスや一眼レフは大昔のカメラのように大学生初任給の数カ月分といった価格になっていくかもしれません。

それにしても高いなぁ。 ちょっと勢いだけでは買えない価格になってしまったようです。

85mmは好きなレンズで高校生の頃はNikkor85mmF1.4を使ってました。

就職して京セラ85mmF1.4に乗り換えて、その後憧れだったFD85mmF1.2Lを購入しています。

その後はデジタルになって興味が薄れてしまいましたが、1Dmk2と共にEF85mmF1.2Lを購入して今も使用しています。

フィルム時代のレンズで昔の印象とはかけ離れた甘すぎる描画ですが、さすがにRF85mmは買いません。というか買えません。

車のように年々高くなっていくのは仕方がないところもあるけど、ほとんどの人は安くてよいレンズを求めていると思います。

レンズメーカー製を含めて安くてよいレンズが豊富に揃っていたら、そのマウントを選びたくなるのではないでしょうか?

シグマやタムロンにがんばってもらわないといけませんw

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