通勤でテスト撮影を繰り返してます。
アクションカムで気になっていたのは手ブレ補正の挙動です。
iPhoneは光学式、OP3はジンバル、Action5は電子手ブレ補正です。
挙動はiPhoneが完璧、これは信号待ちで止まった瞬間から動き出す直前をカットして繋げるとよくわかります。
iPhoneはほぼ完璧に繋がるのでトランディションでクロスディゾルブを使っても違和感がありません。
OP3は確実にズレるので信号待ちをカットすると別シーンのようになってしまいます。
Action5も同様で挙動はジンバルに似てます。
それから画角です。
広角で撮っておいてDaVinci Resolveで補正する方法を採用しようと思ったのは、この手ブレ補正の挙動によって水平が傾くことがあるのでそれを少し修正したい時があるからです。
OP3はコーナーにもよりますがズレることが多かったので編集で水平を修正してました。
でもこれだと少しクロップされるので画角が狭くなってしまいます。
ワイドレンズは微妙だったので使いたくないし・・・Action5のRockSteadyで広角だと12mm相当になります。
歪曲を少し残すくらいまで補正すると14mm相当になります。
違和感が少ないし超広角特有の周辺部が伸びるのも抑えられます。
浮遊感やスピード感を出すなら低く設置して歪曲が無い方がいいけど、ジムニーで高い位置に設置するなら歪曲が少し残ってたほうが違和感が少ないです。
毎日テストして全部のモードを試そうと思います。
というわけで今回は水平維持と広角で手ブレ補正OFFを試してみました。
水平維持はほぼ完璧ですが加減速でティルト方向に動きます。ほぼジンバルと言っていい挙動です。
ジャンクションのきついコーナーRから水平に戻る時にカクッと動くのも同じで、これならRockSteadyで歪曲補正した方がよさそうです。
でも唯一の利点はマウントが傾いても水平を維持してくれるところです。
特に車外に設置する場合はiPhoneでモニターできるとはいえ修正が困難です。
傾いたまま気づかず撮影していると後でショックです。
でもまぁ使わないでしょう。
手ブレ補正は細かな振動で確実にブレます。
共振でブレることもあるので車載には不向きですが手ブレ補正の挙動はなくなるのでブレが全然目立たなければアリかもしれない。
でも使い勝手を考えるとRockSteadyで歪曲補正か広角で撮ることになると思います。
あまり広すぎるとフロントガラスの反射が目立ちます。
DaVinciResolveの歪曲補正は比較してみたけど解像感は判別できないほどでした。
解像感はiPhoneの超広角より明らかに上でiPhoneは少し線が太いです。
トーンはOP3の方が良くてさすが1インチと言えるけどアクションカムで言われているダイナミックレンジはAction5の方が良かったです。
OP3はD-log Mでもハイライトは戻せないのでハイライトが飛んでしまうとアウトです。
Action5も同様で飛んでしまうと戻せませんが飛びにくい制御になってます。
高低差があり左右のカーブが連続するような峠や林道で開けている場所ならiPhoneが一番安定していました。
光学手ブレ補正なのでロール軸のブレを補正できない=変な挙動がないということです。
加減速でのティルト軸の動きもiPhoneが一番良かったですがiPhoneはアプリにもよりますが露出制御がダメです。
iPhoneでスポット測光の固定ができればベストなんですが車載では連続して変化するので固定ができません。
理想はOP3のカメラで画角が15mm相当で光学式手ブレ補正のアクションカム形状のものです。
まとも作ればコンデジくらいの大きさになるかもしれないし光学式手ブレ補正とAFはアクションカムには不向きなので、いわゆる動画専用の箱型カメラで出てくれないかなと思います。
一番可能性があるのはSONYなんですが出ないだろうなぁ。
RX0だったか近いところまで行きましたがどうやら失敗だったようです。
画角が狭すぎたのだと思います。
アクションカムのような強烈な手ブレ補正は不要なのでiPhoneと同等の手ブレ補正で十分です。
理想のカメラが出てくるとは限らないのでそれまでアクションカムを買い続けることになるのか・・・
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