2023年12月24日日曜日

カメラ関係の話題

 今年目立っていた話題といえばNikon Zfとα9IIIだと思います。

Z8も今年ですがZ9の小型版なのでインパクトは弱いです。

でもZ9を小型化するのは簡単ではなかったと思うし、使いやすいサイズでしかも他と比べて高すぎるわけでもありません。

ブレイクしたという視点では間違いなくZ8がトップだと思います。

話題という点でZfを挙げてみました。

Zfcという準備期間があったのでデザインが代わり映えしないZfは個人的にはちょっと微妙です。

まぁでもフルフレームでF系のデザインにするとスペック的に無理が出てきます。

F系への敬意ではありませんがZ8くらいのスペックじゃないとF系のデザインは採用されないと思います。

でもZfはZ6の後継機種としても使えるほど良くなってるそうです。

しかしデザインを重視しているのでバッテリーなど少し無理が出ているようです。

ウケはいいし一定数は売れると思います。

でもこの先この路線で行くのでしょうか?

カメラはデザインも需要ですがどちらかと言えば機能に対するデザインであると言えます。

見た目だけカメラらしいデザインの方が好まれるとは思いますが、裏を返せば新しいデザインでは勝てないという意味にも捉えることができます。

車でいうと2000GTとかハコスカなど現代の基準でそのまま作ることができればバカ売れすると思います。

安全基準の違いでリトラとかは無理ですがハコスカはいけそうな気がします。

それでもそのまま作るようなことをしないのは過去の開発者たちへの敬意でもあるし、現在の開発陣に過去を超えることができなかったという結果にしたくないという事だと思います。

なのでCanonやSONYは社風の違いもあるけど絶対にZfのようなボディは出さないと思います。

SONYは元々過去の栄光というのがMINOLTAになるので出さないでしょうw

Nikonはこれからが正念場だと思います。

さてα9IIIです。

グローバルシャッター自体は動画用の業務機に採用されていました。

でもフルフレームでスチル用は世界初だと思います。

以前から噂されていた感度で不利なことや非常に高額なことを考えれば今まで撮れなかった写真が撮れる可能性があります。

ノイズに関してはα9IIと同等より少し落ちる程度で使い道を選ぶほどではなさそうです。

AIノイズリダクションなどソフトウェアが進化してるので普通に使う分には問題ないと言えます。

報道関係で即時性が求められる場面でも画質云々ではないので関係ないと思いますが、高感度性は報道関係なら最重要かもしれないので難しいところかもしれません。

ローリングシャッターが問題となるような撮影では真価を発揮するけど低照度で撮影することも多いと思われるのでα9IIIの1台だけで何でも撮れるというわけにはいかないと思います。

しかしローリングシャッターを完璧に無くすことができる技術が出たという点ではさすがSONYというところです。

これも今後どのように展開していくかでカメラ業界の図式が変わると思います。

それとちょっとおもしろそうなレンズが出てくるみたいです。

LAOWAの初AF対応レンズで10mmF2.8というものです。

AF対応になると電子接点が付きます。 これでEXIF対応になるので使い勝手が大幅によくなります。

10mmでAFが必要なのかは怪しいところですが、それより脅威なのはフルフレーム対応らしいです。

しかも出目金ではなくとてもコンパクトで前面フィルターが使えるそうです。

これってあのサイズで実現できるものなんでしょうか? というくらいコンパクトです。

予想できる範囲ではイメージサークルが小さめで歪曲を利用して画角を稼いで電子補正で実現というパターンです。

本物がどうか不明ですがMTF曲線も出てました。

かなり良好でさらに怪しくなってきましたw

APS-C用だったというオチはなさそうなので注目しているレンズです。

他にも中華レンズはかなり進化し始めているようです。

特にViltroxはもう国産レンズのレベルに追いついていると思えるほどです。

一番懸念されていたフレアやゴーストもかなり良くなっています。

ズームとか複雑な光学系ではまだ量産できるほどの精度が出ないのかもしれませんが・・・時間の問題でしょう。

特にSONYのEマウントだと純正とサードパーティで越えられない壁があります。

そうなるとシグマやタムロンと中華勢との戦いになるはずです。

高くなるほど信頼性の面で中華は不利ですが単焦点で安価なレンズであれば今後はおもしろいことになるかもしれません。

あと気になったのは三脚です。

少し前に三脚でおもしろいのがありました。

根本の展開部に伸縮のロック機構があるタイプです。 メーカーは忘れたw

三脚ほどアナログで原始的なものは無いと思ってます。

自動補正する三脚もありましたがそういう事ではないのです。

伸縮の手間は計り知れないほどめんどうです。

これにスライダーまで組むとアングル変更だけで時間が過ぎてしまいます。

使い勝手がよくなればトータルコストが下がるので期待してます。

それとやっぱりα7SIIIのファームウェアに期待してます。

ブリージング補正ができればバリアングル以外で不満なところはありません。

バリアングルはどうしようもないので次の機種まで変更できませんが外部モニターという方法もあります。

ブリージングは特に酷い35GMがどの程度使えるのか試してみたいです。

クロップされると50mmの代用に使えるのでさらに便利です。

しばらくカメラ関係の更新はできませんがすぐに必要なものもありません。

じっくり機材と向き合える期間と思うようにします。

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