2022年5月10日火曜日

Mac Studio & display を使ってみて 〜その3〜

 今回は消費電力の話です。

iMac5k初代モデルはスリープ時でも数W〜50Wくらいで変動していました。

この原因はBluetoothでした。

そこでスリープ時にBluetoothを無効にしてスリープで運用してました。

iMacのアイドル時は50W台でしたがGPUに負荷をかけるとすぐに上昇します。

それでもブラウザ程度では50W台のままだったので、7年半前という事とPCがモニター別で100W台だったのでかなり少なくなったという印象でした。

Mac Studio アイドル時に約20WでStudio displayが照度半分より少し下で23Wくらいでした。 最大照度では60W弱でした。

少し下がってる程度でしたがYoutubeで8k60pの動画を再生しても20〜30Wであまり負荷にはなってないようです。

負荷はこれから検証していくとして、スリープ時の挙動を確認してみました。

スリープ直後は11Wになって本体のファンはしばらく回りっぱなしになってました。

1〜2分くらい?でファンが止まっても11Wでしたが、その後また1分くらいで5W→1.5Wで安定しました。

モニターと合わせればアイドル時&スリープは劇的な変化ではありませんが、少しの負荷がかかる日常の作業ではアイドル時とほとんど変化がないくらい消費電力は少ないようです。

電力効率がいいというのはそれだけ無駄がないと言えます。

そもそもMac bookと同じ構成にできるのでバッテリーで駆動できる程度なので当たり前といえるでしょう。

PCだと超小型ベアボーンでノートPCと同じパーツで作られたものがありますが、それらと同程度の消費電力で下位のゲーミングPC並のスペック&M1最適化されたアプリなら爆速が得られるのでさすがに高価なだけはあります。

ファンの音は耳を澄ませば聞こえてくるのですが耳につくようなものではないし、噂されてたヒートシンクの振動もなかったです。

でも少し気になることがあります。

touchIDを無効にして自動ログインにしてますがスリープからの復帰でパスワードを要求されます。

もちろんスリープやスクリーンセーバーからの復帰でのパスワード要求も無効にしてあります。

touchIDは完全に無効にはなってないようで、システム環境設定のパスワードではtouchIDが効きます。

その辺りの関係なのかわからないのですが自動ログインは成功しているけどスリープからの復帰でパスワードという使いやすいのか使いにくいのかよくわからない状態でした。

それとスリープからの復帰ではtouchIDを有効にしても効かないのでtouchIDは無効にしたという経緯があります。

そこでSMCリセットを試そうとしたらM1 Macはリブートで同等の処理がされるらしいです。

というかSMCリセットがありません。

とりあえずシャットダウンしてコンセントも抜いてしばらく放置したあとにスリープを試したら直ってませんでした。

何が原因なのかわからず消費電力の測定をしたあとにもう一度スリープをして解除したらパスワードの要求が無くなってました。 

結局原因はわからずじまいでしたがこれでiMacと同等の使い方になりました。

Monterey自体にもまだバグはあるだろうし、Mac Studioも細かなバグが報告されています。

まぁそのうち完成度が高くなっていくと思います。

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