2021年7月23日金曜日

シグマ Art 105mmF2.8DG DN マクロ

 マクロレンズはEF100mmUSMをMC11経由で使用していました。

購入してから15年現役で使いづらいところはあるけど特に大きな不満はありませんでした。

寄れると言うだけで解像度は現代のレベルではかなり劣りますが、絞ることが多いので気になりませんでした。

でも動画では完全MFになり、しかもフォーカスリングの回転ピッチが非常に粗いので至近距離では触れただけで動いてしまうほど操作性が悪いです。

そこで候補に上がったのが純正90mmとコシナのアポランターです。

純正であればOSSもあるしAFも使えます。 クラッチ機構のフォーカスリングが微妙ですが距離メモリが付いている数少ない純正レンズです。

純正であればフォーカスモーターを使用したフォローフォーカスが可能です。 でも利点はここだけです。

アポランターはMFで繰り出し式になります。

マクロでAFはほとんど不要というか使い物になりませんが、50cm~1mくらい離れた被写体だとAFが生きてきます。

解像度はアポランター一択、操作性なら純正でしたが少し前にシグマから105mmのマクロが出てきました。

インナーフォーカスで操作性は純正90mmより純正に近い感じ。

解像度だけならトップクラスで価格は控えめです。

フォーカスリングは可変式なのでフォーカスモーターによるフォローフォーカスは使えないと思います。

それと全て三脚座がありません。 EFは三脚座があったのでフレーミングがしやすかったです。

三脚を使用したときのバランスも悪いので三脚座があればよかったと思います。

というわけで一番扱いやすそうで解像度番長なシグマを選びました。

金曜の午前中に届いて開封し動作確認だけしました。

シグマは初めてですが無骨なデザインで可もなく不可もなくと言ったところです。

操作性は純正と変わりませんが絞りリングのロックと絞りのデクリックのスイッチは逆がよかったです。

フォーカスリングは滑らかでAFは極端に遅いわけではなかったです。

でも動作音は大きめと言うか耳につくような常時ゴゴゴゴゴッという音がします。 内蔵マイクだとアウトなレベル。

それとMFは可変速なので精細なフォーカス送りが可能ですが、至近距離でもかなり回さないといけません。

可変速するための回転速度がやや大きめというか、大きく動かさないと判りにくい変化量という感じです。

さらにリニアトラッキングでロックさせようとすると見失うことが多いです。 

この辺の挙動が純正と違うような気がします。

まぁでもAFが使えるのはやっぱり便利です。

シンプルな外観で比較した純正やアポランターに比べたら使い勝手は一番よいかもしれません。

描画はまだ試してませんが週末にはテスト撮影できると思います。

これでやっとEFはレンズを更新できると期待してます。

あとはマクロでも使えるようなスライダーが欲しいところ。


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