2020年12月22日火曜日

フォーカス用ギア

 電動フォローフォーカスで使用するレンズがバイワイヤだとハードストップが無いので無制限に回ってしまいます。

無制限に回るとTILTA nanoのようにコントロール側にハードストップがあると無限遠が出なかったり近距離に合わせることができなかったりします。

nanoの場合はエンドポイントの設定がマニュアルで可能なので使用するレンズの回転角がほぼ同じであれば少し余裕を見て設定すればレンズ交換で設定し直すことはありません。

手持ちのレンズはほとんどが200°くらい。 しかも全てフォーカスリングは無制限に回るタイプです。

普通のレンズギアだとバンド式で干渉する所があります。

無制限に回るレンズではここがすごく邪魔になるのと、バイワイヤのレンズだとAFへ切り替えたりすると基準位置がその都度変わるので使いにくいです。

でもRS2のフォローフォーカスはエンドポイントの設定がマニュアルではできません。

しかしコントロール側もエンドレスで回転するので、回転角速度=回転角度を変更できるので意外と普通に使えます。

最大の欠点はフォーカスリミットのような使い方ができないこと。

nanoだとマーキングディスクもあるし、エンドポイントとは別に設定できるので(回転角は変化するけど)スライダーなどの使用ではnanoの方が便利です。

ジンバルだと手持ちが基本だしフォーカスをコントロールする理由は、どちらかと言えばAFだと動いてしまうのを避けるのとMFではフォーカス送りがやりにくいからです。

そこでレンズギアはリング型のCool-Luxのレンズギアを使用しています。

フォーカスリングの径に合わせたものを使用すればズレないしエンドレスで回転できるので非常に便利です。

ツアイスからメタル製のが出ていますが非常に高価だし、他にも調整できるリング型はありますが厚みが大きいという欠点があります。

モーターからすればレンズギアが大きくなると微調整できるようになりますが、プレートやレンズサポートに干渉しやすくなります。

Cool-Luxもやや厚めなのでフードを逆付けすることはできませんし、レンズに付けたままだとカメラバッグ内でも結構邪魔になります。

しかも1個3,000円くらいと微妙に高いのです。

それがTILTAから1個2ドルという価格でリング型が出てきました。

リング型というよりベルトというくらい薄いのでギアのかみ合わせ精度は落ちるかもしれませんが、安価なので試さないのはもったいないです。 というわけでB&Hへ発注しました。

年末なので行方不明になったりしないか心配ですがB&Hなら安心です。

かなり薄いので付けっぱなしにしようと思ってますが、レンズ側のゴムが痛む可能性もあるのでSEL50F14Zのような金属製のフォーカスリングのレンズが理想かも。

まともに機能すれば薄くなることによってレンズサポートも使いやすくなります。

ついでに2個しか持ってないRRSのQDスリングアダプターも購入です。

将来的には重くなるけどカメラケージを導入するかもしれないのでそれに合わせてということです。

撮影には直接関係ないけど細かなパーツが使いやすく慣れば撮影も楽になります。

今後は夜間の撮影でも手間取ること無くレンズ交換ができるようなシステムを目指したいと思います。

今はすごくめんどくさい・・・

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