2020年11月16日月曜日

SmallRig 2714 クイックリリースアダプター

 ジンバルで撮影していて不快に感じることの一つにミニ三脚が邪魔というのがあります。

RS2はコンパクトになってRONIN-Sほどではありませんが、撮影時に不要な場合は外しておきたいです。

この手のアダプターは結構出ているしH2の頃はアルカスイス互換でやってました。

Zhiyunのを試したのですが2mm×3本で止まっているという恐ろしい構造だったので今は使ってません。 ロットによる精度の違いもあったのでAmazonで酷評しておきました。

さて、SmallRigから出ていたアダプターが届きました。

画像ではちょっと解りにくかった構造が理解できました。

と、その前に画像ではオスネジが黒いです。まさかネジまで切削のアルミ製?

SmallRigはLINEアプリでチャットができます。 もちろん日本語で大丈夫です。

そこでネジの素材を聞いたらステンレスとのこと。 

それなら安心ということで購入したわけです。

開封して構造を確認してみたら、丸い棒状になったオス側を締め付けて固定しているようです。

締め付けているメス側にはL字状のスリットがあって下側が空いています。

オス側の突起が入るようになっていて回転させると抜けなくなります。

回転させるとボールが入っているのでそこでパチンと位置が決まります。

その状態でレバーを倒すとロックされます。

メス側は一体で簡単に壊れるようなものではなさそうです。

オス側も軽いしレバーの強さも調整できます。

スリットに合わせて挿入してから回転させるので少し手間がかかりますが堅実な構造です。

これでミニ三脚問題も解決! 

・・・あれ? オス側の裏を見るとネジが怪しいです。

どう見てもアルミの削り出しっぽい。

そこでネジの頭をヤスってみました。

・・・アルミやんけ! ダメじゃんw

アルミのネジの強度はそれほど低くありませんが、それはメス側の場合です。

オスネジは折れるという危険があります。

ミニ三脚を脱着するだけなら十分使えるし上からの荷重だけなので問題ありません。

危ないのはブリーフケースモードの時です。

ミニ三脚をグリップにして斜めに全荷重がかかります。

載せている機材総額が数十万ということを考えると怖くて使用できません。

そんなに高いものではないし直送なので2つ購入しましたが大失敗です。

もちろんLINEでステンレスだから購入したけどどうしてくれるん? って言ってやりましたw

返品対応しますとのことでしたが、面倒なのとネジの頭を少し削ったのでもういいやと。

いちばん大事な所なのに。 しかも問い合わせているのに。

ワンオフで作ってもらったプレートの成れの果てが縦横2本止のアルカ互換クランプでしたが、これも構造的に挟んでいるだけという問題作でした。

評価は高いようで製品のバラツキかもしれませんが、今回の件も含めてイマイチだなぁというのが正直な感想です。

ミニ三脚だけで使おうかと思いましたがやっぱりやめてアルカ互換クランプに戻しました。

一緒に購入したケーブルクランプはよかったですが、思ったより厚くて目的には使えないかも・・・これは仕方ありません。

それとサービスで付いてきたLED照明が結構よかったです。

LEDは49灯で単三2本、光量が10段階調整できます。

電源を入れると中間の明るさになりますがちょっとしたアクセントに使えます。

Amazonで探してみると似たようなのが1,800円くらいでありました。

2,000円台で充電式になったり64灯になったり・・・買ってまでは要らないなw

iPhoneのライトよりは少し明るくて少し均一になるので夜間の屋外で機材などを写すときなどは使えるかもしれません。 コールドシューと三脚ネジ穴が付いてるのも○です。

しかし今回のアダプターはやられたなぁ。

広報の人もまさかアルミとは思ってなかったようで現物の確認をしてなかったみたいです。

でも現在オーダーメイド品で2714に似たクイックリリースを製作中だそうで、完成したらサンプルを送ってくれることになりました。

オーダーメイドなので欠点は無くなってると信じて待つことにします。






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