2020年11月30日月曜日

Nikon Z50mmF1.2の発表を見て思うこと

 Nikon自体はほとんど興味ありません。

銀塩の頃、今から〇〇年前にバイトして購入した中古のF2アイレベルブラック。

TP2415で軟調処理してた懐かしい思い出です。

NikonはSONYやCanonに押されて少し苦しい状況らしいです。

しかしレンズはさすがの描画です。

Zシリーズではどちらかと言うと周辺まで均一な描画を目指しているようで色収差が少ないイメージです。

この辺もF1.8シリーズを最初に出してきた理由だと思いますが、戦略としてはもっと明るいレンズと購入しやすいコスパに優れたレンズに分けるべきだったと思います。

F1.8シリーズの価格はやや高め、ツアイスや他メーカーと比べて極端に高いわけではないですが最初に出てきたレンズなので高く感じるということでしょうか。

そしてやっとF1.2の50mmが出てきました。

Noctの58mmは別にしても今のラインナップでF1.2を出す意味はあったのかと。

50mmといえば昔は標準レンズでした。 今はズームが標準といえるでしょう。

その理由は価格です。

前置きが長くなりました。

RFもそうですがレンズの価格は年々上がっています。

台数が売れなくなったカメラに対して儲けを出すためにはレンズしかありません。

仕方ないとはいえオーディオと同じ道をたどっている気がします。

興味がないNikonでも価格は注目しています。

50mmのF1.2だとRF、F1.4でパナのLマウント、そして今回Nikonが出てくるとなると必然的にSONYも出してくる気がします。

この50mmF1.2~F1.4のフルフレーム用最新レンズはどれも28万くらいしています。

SONYは愛用している50F14Zが16万くらいでしょうか。

描画は同じクラスとは言えませんが、これがGMでF1.2だと同じくらいの価格になるのは明白です。

描画は開放から凄まじい解像度で周辺もバッチリだと思いますが、さすがに50F14Zが明らかに劣るというほどではありません。

重さも700g台ですがRFで950g,Nikonは1kg超えです。

こうなるとGMはもっと軽くなると思いますが価格差のメリットがあるかどうか、です。

すぐにGMの50mmが出てくるとは思えませんが、それまでにシグマが出してくるはずです。

85mmのようにコンパクトで軽くて50F14Zを超えるなら買い替えもあるかもしれません。

しかしGMは無理だろうなぁ・・・GMが出てくるとSONYのツアイスが消える日が来るかもしれません。

高いと思ってた50F14Zが安く感じる今日このごろです。

0 件のコメント:

コメントを投稿