2020年10月16日金曜日

DJI RS2 の仕様について

 重量だけ確認してポチったので詳細は見てません。

購入してから他の仕様などを確認するというのはRONIN-Sを使ってきたから、でしょう。

RONIN-Sは重量とバッテリーが長いことが不満です。

重量は言うまでもありませんが、重さに耐えるため木製グリップを付けて重心位置を下げています。

そのために保持する箇所が上がった形になるので意識的に腕を伸ばさないとバッテリーグリップの底が体に当たったりします。

一時期は本気で外部電源化を考えてましたが、コストに見合わず断念しました。

RS2の重量は500gくらいかるくなっており、カーボンアームであることを考えるとジンバル本体の重心位置はRONIN-Sより低いと思われます。

NATOレールを採用しているみたいなので、SmallRigなどの社外品オプションで自由にカスタマイズできそうです。

せっかく軽くなったのでグリップなしで運用するつもりです。 未定ですが。

他の仕様としてはフロントに横回転型のホイールがあります。

これでフォーカスやズームをコントロールできるみたい。

RONIN-Sもそうでしたがサイドにホイールを付けると必然的に片手で保持しないといけません。

総重量4kgくらいの機材を片手で、しかもフォーカスを確認しながらの操作はかなりの腕力が必要です。

持つだけならいいけどブレないように操作するのは至難の業です。

これがRS2だとグリップを握ったまま操作できるし、もう片方の手でサイドグリップなどを付けて握ればさらに安定&負担が軽減できます。

テザーでのコントロールはプレビューが出来なかったり、IBISがOFFになったりするので外部のフォローフォーカスでの運用がメインになりそう。

ですが今回は本体のみの方を選択しました。

ワイヤレス映像転送やフォローフォーカスはすごく興味あるのですが、α7SIIIのリニアトラッキングは結構優秀なのでタッチAFでカメラに任せた方がいいと判断しました。

EFレンズを使う場合はTILTAのNANOを使ってましたが、Eマウントのレンズが揃ってきたのでジンバルで使用することはないと思います。

この辺も結構問題で、ジンバルでしかフォローフォーカスが出来ないと三脚やスライダーでMFレンズは使用いにくいです。

ワイヤレスの映像転送はスマホがモニターに出来ます。

これはバッテリーや重量、モニターの照度などを考えると理想的です。

でも必要かどうかは別問題。

遅延も少なからずあるし、接続性など不安要素も多いです。

でもDJIならLightBridgeの実績があるので安心です。

いずれオプションで販売されたら購入するかもしれません。

このシステムはRONIN-Sだとスマホをカメラの上に搭載したトラッキングがスマホ不要で実現できるようです。

3DカメラでMFレンズもコントロールできるとか。

まだ詳しく調べてませんがスマホ不要でトラッキングができるなら自撮りとかワンオペでマルチカメラとか実現できそうです。

本体にはカラーのタッチパネル液晶が付きました。

RONIN-Sだとオプションだったものが内蔵になったわけですから大歓迎の仕様です。

回転軸の角度はRONIN-Sと同等みたい。 ヨー軸のみ360°のようです。

軸のロックが付いたのでバランス出しや運搬時に便利です。 これは流行りみたい。

それと一番よかったのがカメラプレートの前後調整がラック&ピニオン式で調整できることです。

調整幅にもよりますが一番調整しにくい所を微調整できるので便利だと思います。

次期モデルでは全ての軸でこの調整方法になれば革新的な進化になると思います。 たぶん他メーカーも真似して出してくると思います。

それとカメラプレートがマンフロットとアルカ互換両対応になってます。

これは以前SmallRigのオーダーで作って頂いたプレートそのもので、L型プレートなどでも直接固定できるようになります。

WEBILL-Sなども凝った作りになってましたがユーザーが求めるものはシンプルなものです。

やっと理想のプレートになったと思います。

本体サイズはかなり小さくなったみたいでバッテリーを外せることもあってコンパクトに収納できます。

あの発泡スチロールで実用性のなかったケースも変更になってます。

バッテリーは4S、これはモーターのトルクは電圧に比例するのでコントローラー次第ですが3Sより3Sの方が有利と言えます。

スラントタイプであることの問題や、スムーズモードの仕様がどの程度なのか到着してからテストしてみます。

気になったのは上下のバランス出しでプレートが動くタイプになっていることです。

軽量化するためだと思いますがWEBILL-Sがこの方法で酷い作りだったので少し心配です。

それとカーボンなのでクランプの強さも気になります。強すぎると割れる恐れもあります。

アルミなら凹んだりキズが付く程度でもカーボンは致命傷になることがあります。 これは三脚と同じです。

迷いましたが保険に入っておきました。 この辺はDJIなら大丈夫でしょう。

どんなに軽くなってもカメラとレンズは軽くなるわけじゃないのでそれなりの重量があります。

撮影中はよくても移動とか地面や床に置けない状況もあるのでストラップは付ける予定です。

この時のためにRRSの三脚用を購入しておきました。

取り付け方法はまだ未定ですがNATOレールもあるので簡単にできそうです。

10日くらいで発送とのことなので月末にはテストできそう。

α7SIIIと新型ジンバル、久しぶりにわくわくしてます。

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