2020年10月26日月曜日

六華苑を撮ったその後の感想

 六華苑で撮った映像を何度も見直してます。

映像的にはただ撮っただけで特に面白いところはありません。

60pになって滑らかになったなぁという程度です。

見直している理由は撮った本人だからこそ分かる現地の様子を知ってるので、α7SIIIの凄さを改めて確認しているということです。

15時頃だと建物が逆光になるのですがそのシーンは過去に何度か撮っています。

その時のグレーディングは・・・見様見真似だったのもあって見れたものじゃありませんが、その時の映像をグレーディングし直してみると誰が見ても分かるくらい違います。

シャドー部の階調や色調はもちろん、ハイライトも10bitによってバンディングせずにトーンを整えることができます。

それと4:2:2のおかげなのか草木の緑の違いが大きいです。

α7RIIIをS-logで撮ると葉っぱの色はプラスティックのような質感のない発色になります。

これは公式のα7cの動画を見てもそうでした。

これが好きになれずHLGで撮ったりしてましたが鮮やかになるだけで根本的な解決には至りませんでした。

ところがα7SIIIだと見事としか言えないくらいの発色をします。

α7RIIIだとダイナミックレンジ的に階調は戻すことが出来ても色調までは戻りません。

ただ低照度に強いだけではない、そんなカメラだと思います。

ただ、やはりISOが3200~10000くらいの間は非常にノイズが目立ちます。

他の感度が目立たないので余計に目につくのかと思いましたが、α7RIIIと比べても多いような気がします。

HLGでもそれなりに目立つのでもう少し条件を変えつつ試してみようと思います。

それとバッテリーは少し消費が早いですがα6300ほどではありません。

α7RIIIはバッテリーに関してはすごく持つので余計にそう感じます。

PD未対応のACアダプターから充電したらすごく時間がかかるので、PD対応のモバイルバッテリーを呼びに持っておこうと思います。

AFは気になるというわけではないですが、エリアがほぼ画面全体でワイドにしているとα7RIIIでは無視されるほど端にある被写体でも拾ってしまいます。

これが気になるのはワイドレンズの時です。

深度が深いので背面モニターでは気づかないけどフォーカスは合ってない事もありました。

12mmならMFにすればいいのですが、寄ってこそのワイドなのでタッチフォーカスを活用したいところです。

しかしタッチの認識はそこそこで人物とかはっきりしたものであればほぼ追従しますが、少し複雑なものになると認識していたのにパン操作などで位置がずれることがありました。

この辺はもう少し使って慣れないといけません。

あとこのタッチをするためには右手か左手のどちらかで操作することになります。 当たり前ですが。

RONIN-Sはグリップ付きで重いので左手でタッチしますが、腕力が不足しているようでプルプルしますw

的確にタッチするのは結構大変です。

不可能だと思いますが有線でもいいのでスマホとか専用外部モニターで背面液晶と同等の操作ができるようになれば最高なんですが・・・

そうなると一般的な一眼レフ形状のカメラではなく、正方型の業務用機のような形状になっていくと思います。

パナは角型GH5Sを出してくるようなので、SONYも中身はα7SIIIのままでいいので角型ボディを出したら売れるんじゃないかと思います。 EVFはなしで。

それからレンズ。

SEL1224GとSEL50F14Z、SEL135F18GMの3本で撮りましたが、室内と屋外が混在するような場所だとA036も持っていけばよかったと思いました。

今は前と違ってレンズ交換でバランス出しが必須になってます。

1224GとA036なら重さが同じなのでバランス出しが不要になります。

特に屋外で少し長めのレンズにしたいけどレンズ交換の手間があるので悩むところもありました。

ワイドで明るいレンズが欲しい所ですが、この状況で増やすのはあまりよくないかもしれません。

カメラバッグには手持ちのどのレンズを付けた状態のボディとレンズ3本は入るようになっています。

α7RIIIだとsuper35mmモードでクロップできたけどそれが使えないので機材の重さは軽くなることはなさそうです。

これも需要はないと思うけど35~60mmでF2.0のズームが欲しいです。できればF1.8で。

Planar50mmはカリカリすぎず色収差は少なくて現代的ではあるけどとても描画は気に入ってます。

しかしやっぱり少し重いです。

それと分かってはいますが3:2の50mmと16:9の50mmだとかなり印章が違います。

40~45mmくらいがベストかもしれませんが買い換えるような事はありません。





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