2020年10月25日日曜日

六華苑で試すS-log3

 コロナの影響でなかなか目立った撮影はできていませんでした。

暑い時期だとマスクするだけでも大変です。

ようやく涼しくというか寒くなってきたので久しぶりに六華苑へ行ってきました。

14時に出発、車で5~10分くらいの距離なので何時でも行けます。

17時までなので暗くなるギリギリを狙いたかったのですが駐車場も17時まで。

堤防の所に停めたらいいけど釣りの人も居るので16時過ぎまでの2時間です。

このような場所で困るのがNDフィルターです。

室内、陰、そして直射日光が当たる場所もあるのでレンズがF4とF1.4かF1.8だとSTCのNDはやや扱いにくいです。

六華苑は過去に2回撮影していてα6300の時とα7RIIIの時です。

今回はα7SIIIで10bit S-log3です。

8bitのS-log3はLUTを当てて標準のガンマに戻してもよく言えばフィルム調、悪く言えば色調が濁った感じでノイズも多いです。

色調は好みもあるけどノイズに関しては露出オーバー気味で撮ってハイライト側を諦める方法でやってました。

それがα7SIIIだとノイズは少ないし色調も驚くほど違います。S-logが業務用機と同じになったとか。

ガンマやゲインなどを調整してもかなり自由度が高いです。

さすが10bitだけはあります。

しかし無茶すればやっぱりダメだし、そもそも撮った時点で失敗していればノイズだらけの映像になってしまいます。

それでも8bitに比べたら別次元というほど違います。

撮影は2時間程度だったのでひどく疲れたという事はありませんが、やっぱり重い!

これも来週にはRS2が届くはずなので緩和されると思います。

バッテリーはα7RIIIと比べると3割ほど消費が大きい感じでした。

1時間半くらいうろついて撮影データは80カットで30分くらい、バッテリー残量が50%でした。

前日にRONIN-SをのFirmwareを更新したのですが静止状態の時間経過で振動が出てました。

酷いものではなかったのでそのまま続行したけど、時間の割にカットが多いのはそのせいです。

50mmで少しYaw軸がフラつくような挙動もあったので調整した方がいいかも・・・もういいか。

太陽が画面内に入るカット、やや暗めの室内の窓から外が見えたりするので露出は結構難しいです。

DaVinciResolveでかなり調整しましたが気になるような酷いバンディングは出てないです。

以前だとシャドー部を持ち上げると階調は戻っても色調は戻らず、酷いと塗りつぶしたような絵になってました。

それがノイズは出てくるけど普通に戻るのがすごいです。

それ以前に日中屋外でS-log3がまともに使える事に感動していますw

次回の撮影はRS2のテスト動画になるはず。

いきなりなばなの里は無理があるので少し動作チェックをしながらテストしようと思います。




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