2020年8月5日水曜日

シグマの新型85mm

明日ライブ放送で発表される予定のシグマ、ミラーレス専用 85mmF1.4の話題です。

シグマはフィルム時代まで遡ると互換レンズメーカーでタムロン、トキナーとシェアを争っていました。

初めて購入したレンズがトキナーで苦い思い出しかなく、それ以降純正レンズ以外は購入したことがありませんでした。

デジタル&ミラーレスになり、レンズメーカーの質も純正と遜色ないどころか純正を超えるものも珍しくありません。

レンズは数少ない日本の工業製品であり、価格を含めた完璧なレンズというものは存在しません。

明るさ、解像度や収差、大きさと重さ、そして価格。

このバランスと用途に合うかどうか、買える価格なのか、という基準で購入するかどうか決めています。

高価でもオンリーワンな(だった)SEL1224Gのようなウルトラワイドとか、やはり高価でしたがほぼ最高の解像度が得られる135GMはほぼ迷うことなく決めています。

ところが標準ズームと言われる売れ筋クラスとなると純正GMは高すぎ&重いし、F4は描画も価格もイマイチだったのでタムロンのA036を選択しました。(これは重さが決め手になりました)

プラナー50mmはできればシグマの40mmが欲しかったのですが、1kg超えという化けモノで重さがネックとなって購入まで至りませんでした。

シグマは一眼レフ用に下駄を履かせたミラーレス用でその場しのぎのレンズが多かったです。

今はまだ数は少ないですがミラーレス専用で徐々に揃いつつあります。

そしてここにきて圧倒的に軽くて小さい、そして明るくて価格は低めという、購入要素のバランスに優れた製品が出てくるのです。

肝心の描画はまだわかりませんが、あのシグマが描画を犠牲にしてまでコンパクト化するとは思えません。

でもカリカリの超高解像度とは違ってややソフト系だと予想しています。 ポートレート向けでしょう。

135GMで体感しましたがあまりにも解像度が高すぎると、人物で特に女性だと化粧の乗りとか肌のシミやシワなどが写りすぎてしまい、現像でソフト処理をしないと本人には見せられないような状態になります。

収差をわずかに残しつつ解像度も犠牲にしないレベルでコンパクトにした、そんな気がします。

この85mmが出てくると他のレンズも気になります。

まず14mmF1.8

これは大きさと重さ次第ですがミラーレス専用で出てきたら購入しようと思ってます。

15万くらいで買えたらいいなぁと。

そして35mmと40mmF1.4

35mmはF1.2が存在するのでF1.4がコンパクトタイプで出てくるとは思えません。 いずれ出るかもしれませんがすぐには出ないと思ってます。

純正ディスタゴンは設計が中途半端に古いのでGMタイプの噂もありますが・・・

40mmF1.4はシネレンズ版もあるのでミラーレス用で更新されるか分かりませんが、一般的な16:9や17:9の動画では50mmより使いやすく、35mmと50mmを兼用できると思ってます。

もしミラーレス専用で700g程度になるならプラナーを売って買い換えるかも。

50mmは85mmが出てきたことを考えると次に出てくるんじゃないか、または同時発表でもおかしくないと思ってます。

でもプラナーがあるのでこっちはちょっと様子見です。

それと20,24、28mmや105mm

全てF1.4がありワイドレンズはかなりコンパクトになりそうで、出てきたら24GMとの比較が楽しみです。 24GMは持ってないけどw

105mmはショートフランジバックが活かせるギリギリでしょうか。

後玉が近くなるので相対的に大きくなる→コンパクトになる可能性はあります。

でも劇的には変わらないような・・・出ても1kg切るくらいでしょうか。

今まで重くてスルーしてきたシグマがたった1本の発表で大きく変化する予感がします。

24-70mmF2.8も好評らしく、70-200mmも期待されているらしいです。

もう一つシグマを選ばなかった理由にリニアフォーカスではないというものがありますが、私の用途ならα7SIIIのリニアトラッキングで対処できると考えています。 最悪手で回せばOK

レンズを買うためには資金を何とかしないといけないし、コロナの影響はまだまだ続いています。

コロナ次第では撮影どころじゃなくなりますが、資金を調達したくなるような明るい話題でした。

今後が楽しみです。

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