2019年9月5日木曜日

ギア付きシネレンズを考える

フォローフォーカスで必要になるのがギアです。

バンド式、リング状など素材も様々ですが、理想はレンズに付いていることです。

当然シネレンズとしてギア付きは存在するのですが、ライトユーザーが手を出せるような価格帯ではありません。

高価な理由はいろいろありますが、ギアの位置や回転角などが揃えてあったり、重さや大きさなども揃えてるとかブリージングが少ないとか動画に特化した仕様になっています。

つまりシネレンズを購入するなら同じメーカーで揃えないといけません。 1本でも非常に高価なのでとてもじゃないけど揃えることなんてできません。

シネレンズの定義は曖昧ですが、シネレンズっぽいものは意外と多く出ています。 もちろん大陸系から・・・

サムヤンからも出ていますがスチル用の光学系のままっぽいです。

ギアの位置は揃えてあるみたいですが、回転角はちょっとわかりませんでした。

super35mm用なら数万円で購入できそう、フルフレーム用だと6万円前後っぽいです。

シネレンズとしては破格なんですが、ギアが付いただけならちょっと高い気もします。

他にもSLRから出ていて、こちらのプライム?シリーズは重さや大きさも揃えられているそうです。

しかしこれらのいわゆる中華レンズは開放だとビンテージレンズと同等の非常に甘い描画、しかもフレアやゴーストが盛大に出ます。

ソフトフォーカスに近いレンズもおもしろいのですが、それだったら中古でスチル用のMFレンズを探した方がもっと楽しめそうです。

ピントリングがエンドレスで回転しないMFレンズであればギアはバンド式でも問題なく使えるからです。

NikkorとかFDとか動画に使うにはフォーカス固定かフォローフォーカスが必要になるので、ジンバルでは使いにくいです。

それが電動フォローフォーカスで実用になるならすごくおもしろいと思います。

理想はフォクトレンダーを電動フォローフォーカスなんですが、ピントリングが昔のタクマーのような凹凸のあるタイプなので工夫しないといけません。

でもアポランターがジンバルで使えるなら・・・これはいいかも。

とりあえずTILTAが届いて実用になるかどうか見極めてからレンズも遊んでみようと思います。


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