2017年7月2日日曜日

ブラシレスジンバルをもっと使いやすくするために 〜レンズ交換編〜

ブラシレスジンバルは仕様上バランス出しが必要になります。

バランスが出ていないと振動やモーターの発熱、電源OFF時にガクッと倒れてレンズにキズが付いたりします。

実際にバランスを取ってない状態でどのくらい耐えられるか試してみると、意外にも200gくらいの差があっても撮影できてしまいました。

なばなの里でフィッシュアイのシーンも50gくらいズレた状態で普通に撮れています。

ですが上記のような問題も出てくるのでバランス出しは必須でしょう。

実は、というか最初からa6300を購入する前、H2の購入が決まった時にレンズ交換によるバランスの変化は想定していました。

トレッキングとか往復しないような移動撮影だと、頻繁にレンズ交換する可能性が出てきます。

それじゃあ高倍率ズーム1本でいけるかというと悩ましいところです。

カメラの購入条件にレンズの問題もあります。

BGでどのレンズを使うのか。

焦点距離やF値はもちろん、フィルター径や重量、そして価格。

購入予定のレンズをm4/3とEマウント、レンズメーカーも含めて調べた結果がa6300の購入となったわけです。

 ウエイトを追加するだけなら何でもできるのですが、重心位置をレンズの中心にしないと上下やロール軸のバランスが変化してしまいます。

円筒形にバランスウエイトを追加すれば、全長で前後の調整が必要になりますがジンバルのアーム調整は不要になります。

それの説明動画がこれです。



24mmはちょっと高価だったので迷ったのですが、明るく軽いレンズはほとんど選択肢がありませんでした。

50mmは軽いけど画角から考えても調整しやすいです。

16mm+フィッシュアイはGoproより画質が落ちるけどS-log2で撮れるのは大きいです。

 他にこの方法で使えそうなのはサムヤンの12mmF2.0とか、SONYのFE50mmマクロなどです。

サムヤンはフィルターを付けると超えそうだしフードも無理かもしれませんが、夜間専用ならいけそうです。

レンズが限定されるのでベストな方法ではありません。

私の場合はこの4本があればジンバルで使うには十分だといえます。

実際フィールドで撮影してみると、トリプルグリップとストラップ、ウインドジャマーとこのレンズ交換で非常に快適になってます。

撮影の準備や操作にかかる時間がかなり軽減できます。

でもシステムの入れ替えをすると無駄になるのが残念なところです。

あと最後の難関、NDフィルターは未だに案が浮かびません。

16mm+フィッシュアイ用のNDも準備しておきたいです。 これは専用でいいか。

a7S3で電子ND内蔵にならないかなぁ。 そうすれば12-24mmF4.0とセットで買うのに・・・でも3桁いきそうw

まぁSONYの新型とジンバルの新型に期待しつつ、価格によってはGH5という選択もいいかもしれません。

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