2017年6月11日日曜日

Pilotfly H2のグリップを考える

今更だけど・・・w

標準グリップと両手持ちグリップ、それぞれ長所や短所があります。

それらを踏まえて脱着式のサポートグリップを取付けていました。

でもこれも欠点があります。

そこで理想のグリップに近づけるためにまた改良してみようと思います。

まずそれぞれの利点と欠点から。

● 標準グリップ

・何よりコンパクト、片手で保持できインバートモードでの撮影も楽。
・Yawモーター直下を片手で握るのでYawモーターのトルクに手首が負ける。
・しっかり握る必要があるのでブレやすい。
・右利きなので右腕だけが疲れる。

● 標準グリップ+サポートグリップ

・コンパクト、両手で保持できるので片手のみよりブレにくい。
・左右手首の角度と高さやグリップの太さが異なるので、レンズの中心と体の中心を合わせにくい。 真っ直ぐ歩く時などは片手で撮ったほうが安定する。

● 両手持ちグリップ(吊り下げ型+トップハンドル)

・両手でバランスよく保持できるのでじっくり撮影する時はベスト。
・トップハンドルを付ければ片手で移動やローアングルも可能。
・目線の高さで長時間の撮影はかなりきつい。
・自立できないのでレンズ交換がやりにくい。
・目線の高さで片手撮影はほぼ不可能。
・手持ちのカメラバッグに入らない。

● 両手持ちグリップ(カメラが上)

・自立でき操作性はいい。
・一手間必要だけど反転させてトップハンドルを付ければローアングルも可能。
・重心が高いので重く感じる。
・カメラバッグに入らない。
・トップハンドルを付けてインバートモードにしないと片手での撮影はほぼ不可能。

そしてAmazonで物色して改良したのがこちら。

● トリプルグリップ

・片手で保持と撮影ができ、両手グリップと同様の操作感が得られる。
・テーブル三脚を付ければ自立できる。
・標準グリップがカウンターウエイトになるので持った感触では一番軽く感じる。
・ローアングルやハイアングルも自由自在でインバートモードでも違和感なし。
・分解できるのでカメラバッグに収納可能。
・外観はかなりゴツいので標準グリップより目立つ。

こんな感じです。

見た目がアレですが操作感は『これだよ!コレ! 探していたのは!』と思わず叫んだくらいですw(ウソ)

しっくりくる! これにつきます。

わざわざアルカ互換のクランプを使っているのはグリップの高さを少しでも上げたいのと、簡単に分解して収納しやすくするためです。

邪魔なら外せばいいし見た目ほど邪魔になることはなさそうです。

現時点での問題点は、左右にそれぞれ取付けている(内部で結合していない)ので少しだけタワみが出ます。

それと両方正ネジなので両端のグリップを持っている時は緩まないけど、片手だと緩む危険があります。

それとグリップをもう少し上げたいところです。 これは重心位置を下げるためです。

タワみと緩み止め、高さの調整は少しずつ改善&調整していきます。

今回使ったグリップはSmallRigの中でも安価なものです。

しかしクランプはかなり優秀で、肉厚アルミパイプゆえに軽い力でしっかり固定できます。

H2の両手グリップのハンドルとは全く精度が違います。カーボンだから仕方ないところもあるけど・・・

完成形ではないですがかなり理想に近づいたと思います。

両手持ちグリップと同様で両手で持ったまま歩くと上下動が出るんだけど・・・試し撮りしてみます!

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