ボール雲台にレベラーなんてほとんど不要なんですが、縦位置で確実に垂直が出せるのでメリットはあります。
でも最初に想定してのは使用頻度が少ないスライダーです。
カーボンパイプ製でハシゴ型と言えばいいのか普通のスライダーです。
メインで使用しているスライダーはMOZAのSlypodです。
これは一脚型でとても便利です。
ただし欠点もあります。
スタンドアローンでは使いにくくて自由に使うなら大型三脚が必須になります。
耐荷重はかなりあってジンバル+カメラでも十分耐えられます。
でも2点支持が現実的ではないので転倒しやすいです。
前後のスライドとか超ローアングルや狭い場所でもアングルが自由になるけど重量級の機材では制限が多いです。
それにスマホとの接続性が悪いです。 頻繁に切断されます。
スライダーは単純に水平や垂直、前後の動きだけでも価値はあるのですが、トラッキングできると上質な動画が撮影できます。
これを実現するには電動雲台を組み合わせたスライダーが必須になるのですが、スライダーとジンバルを組み合わせると近い動きを再現できます。
そのためにはスライダーを強固に固定する必要があり、そのために三脚に直結しようというのが今回のレベラーです。
でもレベラーにスライダーを固定するためにネジでやってたらとてもめんどうです。
しかも緩む可能性があります。
クイックリリースを使おうとすると結構な出費になるのと、独自規格がほとんどなので外した雲台をスライダーに乗せるのもめんどうになります。
ここで一番理想的なのがやっぱりアルカスイスです。
マンフロットの501PL互換でもいいのですがSlypodもアルカスイスなので統一するのがベストです。
でもレベラーに載せられるクランプはクランプネジが長くないと干渉してしまいます。
プレートも緩み止めがないとダメです。
プレートの方は安価プレートにネジ穴を切ってセットビスでなんとでもなるのですが、クランプは安価で良さそうなものは見つけることができませんでした。
そこでレベラー自体にクランプがあるものがあります。
専用クイックリリースや高価なクランプなどと比べたら安価で、先日購入したレベラーが無駄になること以外は完璧です。
クイックリリースが2セット+αで3万弱、KIRKのクイックリリースは1セットで3万弱wです。
これならレベラーを変えたほうが安いのでLEOFOTOのを注文しました。
プレートも専用品があったのでとりあえず一番使用頻度が高いLH-55用を発注しました。
これでクランプ側は不要になるしプレートはなんとでもなります。
4,000円ちょっとが完全に無駄になるけどあまり考えずにポチるとこうなるということです。
75mmボールが使える小型の三脚にビデオ雲台をという案もあるけど現実的にあまり使わないと思います。
他にもアイデアがあって最近高トルク型の電動インパクトと電ドラボールを購入しました。
これを利用すれば自作でターンテーブルが作れそうなので試してみようと思います。
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