Action5proは発売当時と比べてFirmwareで機能追加や挙動の修正など別のカメラになったと言えるほどよくなってます。
最初はいろいろ問題がありました。
手ブレ補正の挙動がおかしい、バッテリーの持ちはいいいのに待機中に減っていく、常時点灯が消せなくなったとか。
手ブレ補正は特に酷くて車載では使えないくらいでしたが大幅に改善されました。
バッテリー問題はそこまで気になりませんでしたが微妙に減っていく現象は出てました。それも改善されて1週間程度では残量の変化はなかったです。
常時点灯は最初はよかったのにフロントモニターが消せなくなりました。
改悪のFirmwareだったのでフロントモニターに蓋をする方法で問題回避しましたがその後のFirmwareで戻りました。 普通に考えたらわかると思うのですが・・・
そして今回はトーンの切り替えです。
少し試した感じではかなりいい感じでHDR処理で不自然に感じていた塗り絵調が改善されました。
でも16:9でしか撮影できないのが残念です。
この16:9は普通に撮影すれば問題などありませんが、ジムニーでの車載は扱いにくくなります。
ジムニーは車高が高いのでドラレコの位置に設置すると普通車のルーフが見えます。
でも車体サイズに対してボンネットが長いのでボンネットの映り込みがあります。
画角にもよるけど映り込みを避けようとするとやや上向きにする必要があります。これが問題です。
超広角で上向きにするとパースがつきます。
高い視点なのに下から見上げるようなアングルになるのでとても違和感があります。
それと露出です。
見上げる形=空の割合が増えます。
天候や順光逆光でも違いますがかなりアンダーになることがあります。
これらを改善する方法はボンネットの映り込みを少なくするために、取り付け位置を車体の前方にするかもっと高い位置に設置するのがベストです。
前方に設置するのはグリルのところに付ける方法を考えましたが、車体が全く写り込まないと臨場感が無くなってしまいます。
高い位置はルーフしかありませんがボンネットを避けるようにするとただ広く写ってるだけの映像になってしまいます。
そこでシフトレンズの応用です。
4:3で撮って下側をトリミングすればカメラはほぼ水平かわずかに見下ろす形になってパースがとても自然になります。
さらにボンネットの映り込みがとても多くなるので空が占める割合はかなり少なくなります。
これによって露出変化が少なくなります。
編集でクロップするだけで視点の高さの違和感がなく露出の変化が少ない映像になります。
とても気に入って普段でも4:3で撮っておけばティルト操作を編集で作り出すこともできます。
でも今回のトーン調整は4:3では使えません。
これはどちらか選ばないといけません。
映像的にはトーンをビビットにした方が見やすい映像というか標準はパステル調の塗り絵みたいになります。
D-log MやHLGも試したけど記録時のHDR処理は車載ではとても有効なので活用したいです。
そこでできるだけ同じ条件で比べてみました。
同じ時間帯で晴天が続いているので退社後の通勤路です。
4:3のクロップは以前と同じで露出の安定性やパースも自然でもうこれでいいじゃんっていうくらいです。
ところが色彩や発色、エッヂの処理がとても目立つのでのっぺりした安っぽいHDRの映像を見ているようです。
トーンをビビットにすると発色の違和感はかなり改善されてます。
やっと普通のカメラで撮ったような立体感を感じますがこれは標準が酷すぎると思います。
他のカメラと合わせるならD-log Mで撮れば違和感は少なくなりますが色調が大きく違ってなければそれほど気にならないです。
それが気になる状況ならそもそもAction5proは使いません。
とりあえずこのビビットのトーンはかなりよくなったと思うので16:9にしてアングルは我慢しようと思います。
パースの変化は我慢できるとして露出はやっぱり影響が大きいのでしばらく様子見です。
それと歪曲補正は周辺部の歪が大きくなるのでRock Steadyの広角で撮って補正なしにしようと思ってます。
ドラレコっぽくなるけどこれはこれとして使ったほうがいいかもしれません。
下手にαなどと合わせても違和感しか残らないしそもそも気にならないと思います。
あとはワイドコンバージョンレンズを試そうと思います。
解像度的に不利ですが水平維持でももっと広角にできるし超広角でさらに画角を広げられます。
車外に設置する場合だと広いほど遊べます。
それからそろそろPocket4が出てくるんじゃないかと期待してます。
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