2024年3月29日金曜日

最近のカメラ関係の情報

 α7SIIIのFirmwareが一番の気がかりだったので他の情報はどうでもよかったのですが、ちょっとおもしろい事がありました。

その前に新製品の情報です。

シグマから50mmF1.2が出てきました。

F1.4の時は純正と被ってしまって、より小型軽量で高いけど純正に軍配が上がった感じです。

そして今回は描画性能に重点を置きつつ軽量化にも配慮したレンズとなってます。

純正より少し軽くて細いので小さく見えます。

肝心の描画は開放からシャープで周辺も悪くなさそうです。

直接比較したサイトを見たわけではありませんが中心部の解像度は純正と比べて同等かわずかに上でその差はかなり少ないとのことでした。

周辺部はGMの方が良さそうでボケもGMの方が柔らかいようです。

ここまで来ると好みで選べばいいのでどっちが上とかはどうでもいいのですが、問題は価格です。

GMは実売28万くらいかな? 価格改正で少し高くなってしまいました。

そしてシグマは24万台で実売は21万台っぽいです。

価格差は十分にあるのですが最安値付近だと数万の違いになるみたいです。

そうなると純正を選ぶ人が多いと思います。

それに20万を超えるならF1.4GMという選択ができます。

35mmF1.2は1,500ドルで国内も15万弱、現在は13万台で購入できるようですが、50mmF1.2は1,400ドルで国内は24万、為替の影響をモロに受けてます。

国内では厳しくても海外なら非常にコスパが高いレンズになりそうです。

まぁでも私の場合だと断然F1.4GMを選ぶと思います。

軽くて小さくなるのはいいことですが、ほとんど差がないレベルでわずかに明るいだけなら軽さを重視する場合はより軽い方を選びます。

軽さよりもっと口径食が少ないとか純正より高価で大きくなってもシグマはそっちの方向を狙うべきだったと思います。

しかしLマウントとしてはパナより良いと思います。

それからタムロンの28-75mmでZマウントの2型が出てきました。

これはちょっとびっくりです。

OEMで1型のZ純正レンズが現行モデルで出ています。

それがタムロンとして2型を出すとなるとZ純正は旧モデルでは無いのに一気に不利になります。

純正とサードパーティでSONYのような差別化があるのか不明ですが、このクラスのレンズなら影響は無いと思います。

まぁどっちでもタムロンが儲かるけどNikonは複雑な心境になりそう。

まだ発売されてそれほど年月は経ってないので新型に移行は無いと思われます。

画質的には広角側は新型、望遠側は旧型に方が良さそうですが他の要素も考えると新型一択になると思います。

純正は割高で2型のZもEマウントより高価ですがほぼ同じになるみたいです。

OEMレンズは純正のラインナップの隙間を埋めるためなのでサードパーティが本格的に参入してくればどっちでもいいような考えだと思います。

それにしてもOEMとサードパーティで魅力を感じるのがサードパーティの方という不思議な状況なので今後がおもしろい事になりそうです。

ここで今まで蚊帳の外だったCanonも動きそうな気がします。

カメラはマウントが共通化されておらずマウント=カメラが決まります。

レンズはアダプターとかでレフ機用は使えるのが多いけどミラーレスだとカメラを売らないとレンズが売れません。

Canonの方針は会社を守るためには最高ですがユーザーから見れば不満も出てくるはずです。

SONYのFirmware問題のようにある日突然状況が一変するかもしれません。

そのくらい危機感を持たないとNikonにやられそう。 楽しみです。

0 件のコメント:

コメントを投稿