2024年2月21日水曜日

シグマ 500mmF5.6と15mmF1.4 フィッシュアイ 発表

 発表されました。

昨今のレンズでこのクラスであれば描画性能が問題になるようなことはないと思います。

500mmは軽くて小型なので取り回しも良さそうです。

でも最短撮影距離は3.2mでちょっと寄れない感じ。

それと肝心な価格は公式で49万台という高価格です。

Eマウントとしては50万弱で競合するレンズは存在しないので妥当とも言えますが、200-600mmのズームと比べると正直微妙なところがあります。

まず価格です。 200-600mmの倍と考えると高いです。

描画性能は500mmF5.6の方が圧倒的にシャープだと予想できます。

最短撮影距離は200-600mmが2.4mだったと思うのでズームできる事を考えると使い勝手は悪いです。

望遠の単焦点は広角や標準クラスと違ってフットワークを生かさないといけません。

望遠は切り取る形になるのでズームの方が使いやすいです。

高解像度なボディと組み合わせてクロップやトリミングで対応できますが、純正レンズとは違うのでテレコンが使えないのと高速連写には非対応です。

野鳥やスポーツ、飛行機や鉄道など高速連写が必要になってくる被写体で解像度と価格差と使い勝手を考えると200-600mmと比べてかなり不利だと思います。

Lマウントであれば全ての機能が使えますが高速連写タイプのボディは存在しません。

これがもしZマウントやRFマウントでも出てくると話は変わってきますが、個人的には現時点でEマウント用としては実売40万台のレンズだと選択することはないと言えます。

それから15mmF1.4フィッシュアイです。

これは14mmF1.4と同等のサイズ感で市販品としては世界初のF1.4です。

これも描画性能が気になるようなことはないと思います。

魚眼なので使い所は限定されますが天体用途だけではなく、動画で夜間の車内から夜景を撮ったりする場合でもGoproなどのアクションカムと比べて絶大なメリットがあります。 もちろんデメリットもありますがw

価格は33万なので実売30万弱になると思われます。

500mmF5.6と違ってこっちは妥当な価格だと思うし、流星やオーロラのライブカメラとかで使う事も考えるとオンリーワンなレンズになると思います。

でも特殊用途なので購入候補にはなりません。

しかしシグマの立ち位置を最大限に発揮したレンズだと思うので、これからもこの方向で突き進んで欲しいです。

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