2022年12月13日火曜日

おもしろそうなレンズ

レンズは純正、国内サードパーティ、そして最近では中華レンズも増えてきました。

フィルム一眼レフ時代から互換レンズは多かったけど、フィルムの特性=ボディは箱という考えでレンズを使いたいためにそのマウントを選ぶという選択をしてました。

今のように連射も限界があったしAFなんてF3AFが出てα7000がヒットしてからだったので蚊帳の外って感じでした。

今はデジタルが主流になってレンズの持ち味である発色のウェイトはかなり少なくなったと思います。

もちろん発色の違いはあるけど補正できないリバーサルとは違って自分である程度補正できてしまいます。

そしてボディは解像度や動画の性能などで細分化されているので、昔のようにレンズが決まってからボディを選ぶということはなくなりました。

それでも使い勝手や性能から純正がベストだと思いますが純正にはないレンズが社外品で存在したりします。

その多くは中華に多いです。

逆に言えば純正やサードパーティと競合するレンズだと現時点では勝てないから、という意味になります。

その代表が韓国ですがサムヤンでした。

サムヤンの初期?は85mmF1.4で2万円台という破格で売られていました。

性能はそれなりですが他のレンズも含めて低価格というのは武器になります。

それがAFや低分散ガラスなどの使用で価格が上がってしまって今はサムヤンの魅力はほとんどありません。

純正に比べたら半額くらいで購入できるのもありますが、同じ価格ならF値が暗い純正レンズを選んだほうがいいと思います。

そしてサムヤンに続くのが中華レンズです。

メーカーは多くてほとんどが単焦点の標準域か超広角です。

ズームも出てきてますがまだまだのようで電装関係もちょっと怪しいところがあるので狙い目はMFの電子接点を持たないレンズがオススメになりそうです。

単焦点だと非常に明るいレンズも多くて描画はソフトフォーカスと言ってもいいくらいのレンズもありますが、使い方によってはおもしろいレンズが多いです。

EFで古いレンズを使ってますが中途半端に古いので描画も中途半端に悪いです。

オールドレンズを選ぶ楽しさもあると思いますが程度の違いやマウントアダプターなどを考えると名前の魅力しかないような気もします。

さて、そんな中華レンズですがすごくおもしろそうなのが出てきました。

AstrHoriというメーカーで他の中華と似たようなラインナップでしたがティルトやシフトレンズがあります。

ティルトは見た目には本格的ですが中身は普通のレンズっぽいので最大角まで動かすとフルフレームのイメージサークルに足りておらずAPS-Cで使用することになりそうです。

そして他のメーカーからもティルトレンズが出てきました。

TTArtisanで50mmF1.4のティルトレンズです。

これもガウスタイプでイメージサークルは普通だと思うのでフルフレームだとケラれが出ると思います。

しかし価格は3万円台でオールドレンズの50mmF1.4として考えれば並程度の中古品と同等で購入できてしかもティルトで遊べます。

普通の50mmF1.4として考えると描画はかなり甘いと思うので他のレンズと合わせて使うには無理が出てきそうです。

あとティルトの特性からマクロ域で使用するとその効果が最大限に発揮できると思ってます。

絞らずに全域にフォーカスを合わせたりできるのがその甘い描画のせいでティルトマクロレンズの代わりになるものではありません。

でもこの手のレンズは純正では出て来ないので中華ならではかも。

すぐに購入するかはまだ決めてませんがかなり遊べるレンズ、というか遊ぶしか使い道がないようなおもしろいレンズです。

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