2022年2月25日金曜日

やっと形になってきたRS2

 木曜日に発注してあったパーツが全部届きました。

でもミスやら不具合が多発。

それでも何とか形にしました。

まずバッテリー。

FXLIONの50Whタイプを選びました。

小型で軽量、type-Cの入出力とtype-Aでの出力ができます。

これでRS2とα7SIIIとiPhoneに同時に給電できます。

でも一緒に購入したD-TAPケーブルが抜けやすいです。

フッ素樹脂テープを貼って様子見ですが・・・ケーブルが違ってたのに気づくのは木曜日でした。

バッテリーは液晶表示で各端子の電圧が見えるしモバイルバッテリー感覚で使えるのはいいです。

D-TAPの向きが前後に出るタイプなのが惜しい。 上下に出るとよかったです。

でもそんな事より価格が異様に割高です。

iPhoneやカメラ用のモバイルバッテリーと比較すると5〜10倍くらい高価です。

仕方がないとはいえこの辺が一般受けしないところでしょう。

そしてベースプレートはSmallrigの#3252ですがこれは大失敗と言うか認識不足と言うか問題だらけです。

RS2は初期のモデルでバッテリーグリップのロックが甘い製品があるようです。 現在は対策されたのかあまり聞きませんがロックレバーがほとんど回らず強く引っ張ると抜けてしまうのがあるようです。

私のは正常でしたがDJIはこれを仕様としたのです。

そしてこの#3552もレバーがほとんど回りません。

引っ張っても抜けませんがトップハンドルを付けて使うのはちょっと危ないです。

そのために抜け防止でTILTAと同じパーツが付属していますが、これを使うと片側のグリップが付けられなくなります。

そこで嵌合の切り欠けを削ってみました。

ロックレバーは結構凝った作りでリリースのボタンが機能するところまで慎重に少しずつ削りました。

少し動くようになったのでとりあえず改善されました。

でも後日もうすこし少し削ってレバーの操作性をよくする必要があります。

しばらくは純正バッテリーも併用するつもりだからです。

それから最悪だったのが電源の端子です。

これは私の認識不足と言うか商標の問題なのかわかりませんが、端子の仕様をよく見てませんでした。

#3552はTILTAと同じでLEMOの2Pタイプのメスです。

純正は4Pかもしれませんが形状はLEMOのようです。

ARRIとか業務機では一般的に使われている信頼性の高い端子ですが使ったことがないと勘違いしやすいです。

購入したケーブルはbmcc4k用のD-TAPでこれはミニサイズになるのかな? 端子側がメスだしそもそもサイズが違います。

許容電流の違いもあって本来のLEMO 2Pケーブルはほとんど80cm以下しかありません。

長いのを探しても見つからないし海外で使えそうなのを見つけましたが、端子がメスというタイプもあるみたいです。

価格もかなり高価だし送料もバカにできないのでケーブルを自作する事にしました。

手持ちのケーブルでやや細めですが車内配線用のがあったのでこれを使う事にしました。ケーブルの容量は#3552から出力しなければ大丈夫だと思います。

端子はLEMOのコピー品ですが作りは同じみたいです。

向きがあるのでテスターでチェックして通電を確認しておいてからバラします。

ハンダで結線してD-TAPは向きを変更できる構造なので逆側にしてこちらも端子をハンダ付け。

テスターで何度も確認して・・・ここで#3552の端子が単純なケーブルだけの配線ではないことに気づきました。

内部を見てみると基盤が1枚入ってました。

そしてケーブルが完成したので通電チェックです。

無事正常にRS2が起動しました。

ケーブルは1mちょっとです。

それから#3552にアルカ互換のプレートを付ける必要があります。

クイックリリースでミニ三脚を脱着する必要があるのでUlanziのF38というのを使用しています。

でもこれはネジ1本だけで止めるのでRS2だと緩んでしまいます。

そこで#3552のARIIピン?の穴を利用して3mmネジを接着してボルトの頭で緩み止めにしました。

そしてやっと使用できるところまで形になりました。

ストラップのおかげで保持がすごく楽、操作性もよくてストラップはほとんど付けっぱなしでいけそうです。

でもデメリットも多いです。

吊り下げなので自立することができません。

ちょっと床や地面に置いて休憩しようとするとiPhoneホルダーを外してミニ三脚と交換し、RS2をスリープにして反転させてやっと置ける事になります。

そのためのストラップですがレンズ交換でも一手間かかります。

それと今はトップハンドルがありません。

片手で持って走り撮りができないので様子を見ながら要対策です。

iPhoneのホルダーはアルカ互換のクランプにミニアームを使って付けています。

ここも暫定と言うかあり合わせなのでモニター用マウントを購入するかまた対策が必要です。

あと細かいところではセンタリングのダブルクリックだとセルフィーになってしまうので、センタリングはトリプルクリックになります。

そのクリックがやりにくいです。

ティルトフォローしながらティルトロックというのが出来ないわけではありませんが操作性が悪いです。 まぁ使わないけど・・・ジョイスティックも使わないからいいけど使いにくいです。

それとデメリットではありませんが通常時ではやや視点が下がります。

REC操作はいつものBluetoothリモコンなので問題ありません。

バッテリーが外部になってケーブルが邪魔になりますがUSB給電もできるメリットもあります。

それと最大のメリットはオペレーションのしやすさとヨーの挙動です。

すごく体感重量が減って指先だけで保持できます。

均等な両手持ちになってRavenEyeですが目の前にモニターがあります。

頻度が高いローアングルがやりやすい反面、ハイアングルはちょっと大変ですが下や上を向くのはソフトクリーム型より断然やりやすいです。

パンの操作性も吊り下げで使ったことがある人は知ってると思いますがかなり滑らかになります。

まだ完成ではありませんが理想に近くなりました。

かかったコストは見なかったことに、そしてモニターも何とかしたいのでこれから更に改善していきます。





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