2021年10月21日木曜日

すっかり忘れてた DJI RONIN 4D

 少し前にディザー広告を見たような気がしてたけど忘れてました。

事前リークで形状はわかってたので驚くほどのものではないのですが、DJIもフルフレームなんですねぇ。

いずれ出てくると思ってましたがジンバル一体とはなかなかおもしろいアイデアです。

一体型だとレンズは筒形なのでレンズ交換でも前後のバランス調整だけで済ませることが可能になります。

そのためにはピッチ軸とロール軸と光軸上である必要があります。

箱型のカメラで両袖のジンバルであれば可能かもしれませんが、現実的にはミラーレスとかでバランス出しの手間がかかります。

レンズはDJI独自のようでさすがにLマウントアライアンスに参入とはいかなかったようです。

これがLマウントだったりしたらすごくおもしろかったと思います。

ジンバルは4軸でZ軸も稼働するみたい。

これはアナログではないと思うのですがシネレンズとか重いものでも対応できるのかな?

外部センサー使って制御してるっぽいのでジンバルとしては最高峰かもしれません。

これも一体型だと実現可能だと思いますが、汎用で作ったらとんでもない重さになりそうです。

そして価格。

90万くらいだそうです。

でっかいOSMOと考えると高いような、異次元の安定性が得られるなら安いのかもしれません。

でもやっぱり懸念されるのはレンズでしょう。

DJIのレンズは意外と高価なのでそれらを考えるとシステムを全て最初から揃える必要が出てきます。

マウントアダプターで使う方法もDJIが公言していますが、SONYのEマウントで組んでいる自分としては全く別のシステムになってしまいます。

あと調べてませんがジンバルはいいとしてもレンズやボディ側の手ブレ補正はかなり効いてきます。

ジンバルがあるから不要ではなく、微細な振動の抑制に絶大な効果がります。

ジンバルで大きな揺れがなくなるのでより微細なブレが目立つということです。

4軸も同じで3軸だと上下の揺れが目立つので、IBISがなければ細かなブレが目立つのではないかと思います。

それから一番の懸念事項はカメラとジンバルが分離できないことです。(ここも調べてません)

システム的を更新=全部買い換えになります。

ジンバルだけで撮影するならそれでもいいけど三脚に固定したりマクロレンズで三脚にガッチリ固定したりすることもあるので使い勝手は限定されそうです。

やはりマウントがLマウントとか、ジンバルから外してコンパクトな箱型カメラとしても使えるとかであればすごくおもいろいカメラになったと思いますが、現状であれば購入の選択肢にも入らない、そんな感じです。

しかしND内臓だったりするので今後は結構期待できるかもしれません。

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