2021年3月14日日曜日

35GMの試写とRavenEyeのテスト

 雨が止んだのでいつもの走井山で試写してきました。

グローブを忘れて手が滑る!

まずRavenEyeから。

意外にもActiveTrackはちゃんと追従します。

α7SIIIのリニアトラッキングよりもいいくらい。

α7SIIIでリニアトラッキング、同じポイントをスマホでトラッキングすればオービットがほぼ1発で決まります。

動きの滑らかさや感度、ヨーは動かすべきなのか動かさない方がいいのかまだわかりません。

まぁでもネタ的な機能だと思います。

超広角ならノーファインダーというかレンズの向きや手首の動きで調整したほうが確実かもしれません。

35mmくらいなら背面モニターを見ながらでもできるはず。

もっと長いレンズだと価値はあるかもしれません。

それより同時記録が結構使えます。

REC後のプレビューというか再生でチェックができます。

プロキシのような小さいファイルで色味は結構違うので当てにできませんが、ある程度のブレは背面モニターより確実に見やすいです。

でもアプリを落としてリンクを切ると再生手段がないので容量に余裕があればすぐに書き出したほうがいいかもしれない。 書き出しはほぼ瞬時です。

PCリモートでスマホからISOなどを調整できるけど設置位置を考えないとカメラ側でやった方が早いです。 なので使ってませんが、これでも同時記録が役に立ちます。

RavenEyeでフォーカスモーターのピント合わせは結局ピーキング頼りになるけど背面モニターよりは確認しやすいです。

とりあえずRavenEyeは”使える”と思います。

それよりフォーカスモーターが厳しいです。nanoは使いやすいんだけど・・・

35GMは動画でも解像感がすごく高くてとてもシャープです。

軸上色収差は少し目立つこともあるけどほぼ気になりません。 50Zと同等でしょう。

ボケも動画だと滑らかでいい感じです。

しかしシャープすぎるせいかやはりピントが薄いです。

滑らかにボケていくというより一気にボケるのでフォーカスがズレているのが35mmとは思えないほどシビアです。 開放で撮らなければいいんだけど。

AFで小刻みに動くとブリージングが大きいせいでエフェクトみたいに画面が動きます。

ネコには最適なレンズですが動画でAFだと瞳を認識しないので迷いやすいです。

人物なら大丈夫かもしれませんが、AFの動きではなくブリージングを含めた挙動が少し気になります。

フォーカスモーターがやや使いにくいところがありますが、MFを駆使して撮れば神レンズになり得ると思います。

スチルもα7RIIIで撮りましたが動画でもスチルでも理想に近い画角で一番のお気に入りになりそうです。

欠点を克服できるか、それが今後の課題です。



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