2021年3月12日金曜日

35GM 常用レンズに決定かも

 やっと35GMを入手できました。

どうやらレンズの前枠が簡単に外れてしまう不具合だったようです。

まず外観から。

ストアで試写した24GMとほぼ同じですごくコンパクトです。

SONYはグリップとマウントの隙間が少ないのでかなり絞った形状ですが、その違和感もなくて持ちやすいです。

フォーカスリングは135GMより抵抗感が少なくて軽く回ります。

少し軽すぎるような気がするのと50Zのような滑らかさはありません。 GMらしい作りです。

フードは円形で135GMと同様の作りです。 軽く回るしガタつきもなくロックできるので他のレンズでもこのフードで作り直してほしいくらいです。 

使用感ではAFは普通に速くて正確です。

50Zより確実に速くて静かですが、レンズが移動した時に手に振動として伝わってきます。 駆動時の振動という意味ではなく終端に止まった時にショックが来る、そんな感じです。

でも気になるほどのものではありません。 あくまで135GMと比べたら、ということです。

そして試写です。

試写はα7RIIIで室内と雨の屋外を窓を開けて撮りました。 サンプルは載せません。

35mmでF1.4という画角とボケのバランスがいわゆる「エモい」です。

解放でしか試してませんが解放からずば抜けてシャープ、しかも周辺でもほとんど落ちません。これは凄いかも。

色収差で軸上色収差はコントラストが高いところには出てきます。

それでも50Zに比べたらほとんど無いと言っていいくらい。

50Zもかなり少ないほうだと思いますが、1段絞るだけでほぼ見えなくなります。

135GMでも解放での軸上色収差は残っています。

まだ数枚しか撮ってませんがファーストインプレッションとしては135GMをそのまま35mmにしたような、50Zとは少し方向性が違う感じです。

それにしても解放でこの解像度は驚異です。

α7RIIIでも多少のトリミングを駆使すれば50mmは不要だと思います。 ボケ量はそううまくいきませんが・・・

周辺光量の低下はありますが控えめに言っても万人にオススメできるレンズだと思います。

ブリージングが大きめ、価格は高いですがEマウントで35mmなら最高峰のレンズだと思います。

どちらかといえばスチルでこれ1本で何でも撮りたい気分にさせてくれるような、そんなレンズです。

もちろん動画でも。 しかしA036はもう出番がないかもしれない・・・

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