2020年12月19日土曜日

アルカ互換からアルカ互換と501PL互換併用への道

 アルカ互換で揃えてきた三脚や雲台を501PLも併用することにしました。

その前に・・・クイックリリース系は有名なのがアルカスイスやマンフロットで主に三脚メーカーから出てきました。

その利便性は言うまでもありません。

でも統一しないとすごく使いにくくなるのも事実です。

コンパクトで互換品が多くて不具合の出にくいアルカ互換を使用しているのですが、その発端はストラップにあります。

ストラップは脱着できるようにPeakDesignのを使用してました。

ですが頻繁に脱着するのには向いてないしアンカーがボディに当たって音が出たりします。

そこで目をつけたのがQDスリングです。

元はアメリカ陸軍の銃火器に使用される(されていた)もののようで強度は抜群です。

純正なら精度もよくて片手で脱着ができます。

これをカメラ用に採用しているメーカーもあって有名なのがRRSです。

ストラップもカメラボディだけならPeakDesignでいいと思うのですが、ジンバル用にも兼用するとなると使い勝手ではQDが圧倒的です。

α7RIIIは専用のL型プレートでα7SIIIは汎用の小型プレートでQDストラップを使用しています。

これらのプレートはアルカ互換なので必然的にアルカ互換の雲台を使用していた、というわけです。

でも最近、三脚などで撮影していると結構ブレることがあります。

特に望遠レンズで目立つのですが三脚や雲台は特に問題ありません。

問題なのはレンズサポートが無いからです。

EF400mmF5.6LやEF100mmマクロUSMはMC-11経由なのでマウントのガタも大きいです。

そこでレンズサポートを使うためにアルカ互換のロングプレートを試そうと思いましたが、もっといいものがあります。

それがRONIN-SやRS2用のプレートです。Smallrigの3061もそうです。

簡素ですがレンズサポートがあって軽くカメラ側はアルカ互換なので全ての機材が載せられます。

これをそのまま雲台に載せるには雲台のクランプを501PL互換にすればいいだけです。

そこでAmazonで探して使えそうなのを購入しました。

使えそうと言うのは雲台がジッツオの1377Mで緩み止めが独自のピンになっています。

クランプ側にピンやセットビス用の穴を開けられるものが条件です。

2種類ほど見つけて片方は穴が開けにくそうだったのでNICEYRIGという中華メーカーのを選びました。

中華メーカーで怖いのは安価ものは鋳造なのがあります。 鋳造としては精度が出ていますが切削のモノとは比較になりません。

購入したのものは切削で¥3,700くらいでした。

サクッと裏側に穴を開けて緩み止めのセットビスを入れてグルーガンで止めておきました。

これでRS2のプレートがそのまま三脚に載せられるようになりました。

レンズサポートが使えるのでEF400mmだと・・・


マウントのガタはそのままですが動画なら触らないので問題ないと思います。

レンズの三脚座が小さくてプレートのゴムなどの影響でかなり揺れていたのがガッチリ固定されるようになりました。

そしてここからが本題です。

このようにレンズ側をガッチリ固定したかったのはフォローフォーカスを付けるためです。

先日nanoをセットできるようもしたので試しに使ってみました。

EF400mmはフォーカスリングが結構重めですがフォーカス送りで画面が揺れることもなく大成功でした。

ほとんど出番はないけどαボディだとMFのみで、撮影中はフォーカス送りで揺れていたのが解消できたことになります。

三脚込なのでなかなか持ち歩けないのが最大の問題ですが、車を横付けできるような場所なら価値はあります。

今後はBluetoothのリモコンも合わせて使えるようにしようと思います。


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