2019年9月24日火曜日

歴代のジンバルたち

初めてのジンバルは空撮用で自作のサーボジンバルでした。

NAZAの機能で使えたので、家に転がっていたアナログサーボを使ってティルトのみの1軸で作ったのが最初です。

すぐに2軸にしてベルト駆動化したりしてましたが、墜落で大破して修復不可能に。

その頃ちょうどブラシレスジンバルが購入できるようになり、Open SourceのをRCTIMERで初めての海外通販で購入しました。 2013年です。

このジンバルはアルミ鋳造で個人で自作したような内容、その分加工はしやすかったです。

ほとんど情報がなく調整も難解でしたが、サーボジンバルとは比べ物にならないほど安定した動画が撮れるようになりました。

そしてすぐにTAROTからGopro用のジンバルが出てきました。

これは設定も楽で極めて安定していました。

当時はまだ3軸はZ15以外での市販品はなかったはず。

Alexmosがβですが3軸対応になりつつありましたが、フォローの仕組みがまだまだで敷居は高かったです。

その後Alexmosも3軸(2軸+1軸)を市販し、導入することになりました。

ジンバルはTAROT改造で半自作の3軸でした。

3軸でもまだ8bitでしたがやはりAlexmosだけあって設定もやりやすく、ほぼ完成に近づいたと思います。

ですが今度は剛性が、それと機体そのものが、さらに電圧が、と機体を自作することになって、ジンバルも初期のRCTIMERのを大改造して自作しました。

さすがに自作だけあって市販品にはない安定感、Goproではこれ以上は望めないと判断してRX100M3を載せるべくまた改造をといったところで法改正。

タイミングはよかったと思います。

やはり墜落の経験があったことや、現状でも山や海、田舎でしか危なくて飛ばせません。

大自然相手の空撮はすばらしいですが、誰でも撮れるようになってくるとつまらないと感じ、空撮は辞めることにしました。

そして地に足を降ろして氷隙を購入させていただきました。

16bit化と3セル化してRX100M3を載せてましたが、モーターにすぐガタつきが出て3回ほど交換して使ってました。

そして時代はエンコーダー。

まだ市販で完成品はなく、改造または自作がほとんどだったと思います。

手を出そうかと思いましたが、カメラも4kへのあこがれが強くてDJIかその他でエンコーダー付きのジンバルが出るのを待ってました。 これが2016年なのでたった3年前ということに。

2月くらいにPilotflyからエンコーダー付きのH2が出てきました。

ソフトクローム型では有名なNebulaやBeholderも出そうでしたが、決定打は4セルだったこと。

実際に後発組はほとんど3セルでした。

カメラはレンズを含めた、購入しそうなレンズの重さを考慮してα6300にしました。

α6300+H2はこれまでの映像とは比較にならなほど安定し、4kということもあり上質なものでした。

今でも見劣りするようなことはないです。

ですが細かな振動や走ったときの安定性を目指していくと、H2の剛性が気になるようになりました。

モーター軸がグラグラでAlexmosのバグというか仕様でどうしても満足できなくなってきました。

それとAPS-Cは動画では標準とも言えるけど、やはりフィルム時代から慣れ親しんだ被写界深度と画角が欲しくなってα7RIIIを購入しました。

ボディを購入したのはα7IIIが出る直前で(仕様が確定してから)その頃にはRONIN-Sが出てくるという情報があったからです。

DJIはZ15の衝撃があり、ジンバルとしては第一級のメーカーですがそんなに好きではありませんw

RONIN-Sは予約購入で現在も愛用しています。

FeiyutechやZHIYUN、MOZAなどベースは同じ?ようなジンバルも多数出てきています。

品質は不明ですがDJIのレベルだと他メーカーは厳しいかもしれません。 特にPilotflyはw

Feiyuは昔から品質はそこそこ良いけどソフトウェアがダメ、それに撮るとイマイチというのはGoproの頃からの印象です。

ZHIYUNは樹脂系ボディだと思いますが、アイデアはいいけどあまり興味がないというか機能のほとんどを使わないので候補から外れています。

MOZAは初期から3セルでDJI以外では一番興味があります。 お手頃だし。

でもRONIN-Sから買い換えるほどのものではありません。

軽いのも欲しいけどGopro8+ジンバルくらいまで軽くないと意味がなさそう。

α6600+ジンバルなら今の半分くらいの重量になるし、撮れる動画は大差ないはずですが動画のついでにスチルも撮るとなると2台に分けるより1台で全てという方が合理的です。

ジンバルとしてはGopro8を購入したとしたら考えようと思いますが、iPhone11proの13mm相当というのはGoproさえ不要になるかもしれません。

ジンバルはデジタル制御ですが原理は非常にアナログです。

パラボラアンテナのような巨大な球面のセンサーにレンズが動くようなカメラが出ればと妄想していますが、360°カメラの進化を待ったほうが早いかも。

しばらくはこの3軸ジンバルが主流になると思いますが、普及しだしてまだ数年というハードウェアです。

ソフトウェアの進化は早いので、もしかするとジンバルが不要な時代がすぐに来るかもしれません。

次はやっぱりアームベストかなw 思いっきり逆行している気がする・・・

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