2019年8月30日金曜日

フォローフォーカスを考えてみる

動画の撮影で困ることは露出とフォーカスです。

露出の方はHLGのプロファイルを調整しながら慣れも相まって少しは良くなってきています。

鬼門はS-log2だったなぁ。 HLGでかなり救われた気がします。

編集でも僅かですが救済できる方法を見つけたので、悪条件でなければHLGをメインにしようと思います。

HLGはちょっと色が濃すぎるというか、サチュレーションを上げただけではそのようにならないけどHLG→Rec709を見慣れていると派手な気がします。

iPhoneXsでの鑑賞だけですがHDRの効果は凄まじいので、今後もしばらくはHDRで出力していこうと考えてます。

もう一つの問題はフォーカスです。

FE1224Gはオートで全く問題なし。 というかMFで固定でもいいと思います。

それにAFでもE1018のようなフォーカスを見失うような事はありません。

A036はちょっと微妙です。

AFだとどこかに合うのはいいとして、タッチでロックしても精度はイマイチ。 これはFE135GMでも同じです。

この問題はAFだと仕方ないのでフォローフォーカスを考えてみることにしました。

まずRONIN-S純正のフォーカスから。

これはFirmwareが出た時に試してすぐに「使いもにならない」と判断しました。

いわゆるPCリモートなので遅延が酷すぎて動かすことはできるという程度です。

SONYのBluetoothリモコンも試しましたが、こっちはレスポンスはいいけど動いているのがわからないくらい遅いです。 ボタンでの操作なので速いよりはいいのかな?

次にRONIN-S用の電動フォローフォーカス。

価格は安いので試しやすいのは間違いありません。

問題はRONIN-Sでしか使えないこと。 これが一番の問題です。

使いたいのはスライダーが一番、その次に三脚で固定したとき、その次がジンバルです。

ジンバルでもフォーカスがコントロールできるメリットは大きいです。

しかしグリップが使えなくなることと、重くなること、そしてレンズ交換の頻度を考えると散策しながら移動しつつでの撮影はかなり制限を受けることになりそうです。

単体で使えるようにするならTILTAのNがいいかもしれません。

こちらはワイヤレスなのでスライダーでも問題ありません。

でもレンズ交換毎にセッティングとエンドポイントの設定が必要になります。

それとこの手のフォローフォーカスはエンドポイント関係でバイワイヤのレンズは使いにくいはずです。

レンズ側でMFへの切り替えができればいいけど、もし設定後にAFにしたりするとエンドポイントがズレてしまいます。

バイワイヤならエンドポイントは必要ないと思うけど、レンズ用のギヤがベルト式だとぶつかってしまいます。

それを回避するにはツアイスのギアを使わないと無理かもしれません。

そんな面倒なことならギア付きのMFレンズを使うのが一番ですが、手頃な価格で購入できるのはサムヤンくらいしかありません。

レンズの問題を回避できたとしてもジンバルで使うには問題が多すぎる感じです。

でもフルフレームならではのボケを生かすならフォーカスは大きな課題となります。

外部モニター必須なるとそれこそ重くて持ち上がらない可能性も考えると・・・悩むなぁ。

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