2018年7月22日日曜日

RONIN-Sのグリップを考える

半日の撮影をしてみて思ったこと。

”持ちにくい”です。

標準のバッテリーグリップはかなり太くて、見た目以上にトップヘビーなのでソフトクリーム型で持つと手首の負担がハンパないです。

重心位置がよくないので重さを軽減するためにH2で使っていたサブグリップを付けました。

ですが重心はまだまだ高いです。

それとヨー軸が地面と水平になるように前方に倒すような撮影になると頭が重すぎてサブグリップでは腕が痛くなるし、15mmロッドにクランプなのでグリップが緩むことがありました。

重心位置は多少調整できるのですが、サブグリップはアルミの塊なので見た目以上に重いです。

そこで早急にサブグリップのバージョンアップをします。

Tiltaのグリップが良さそうだったけど高さがダメなのでSmalrigの木製グリップです。

ARRI互換のロゼットなので緩みません。

しかしそのままだと幅が足らない予感。

写真から採寸したら高さ変更のボルトはM3っぽいので、M3ならRCパーツで何とかできそう。

問題は価格。

グリップ関係のパーツだけで25,000円以上かかります。

純正で両手持ちのグリップが出てくる可能性は高いけど、RONIN-Mくらいの大きなグリップになりそうです。 それなら要らない。

バッテリー内臓だと価格は3万程度にはなるはずなので待たずに進めました。

プライムデーの影響なのか到着まで5日ほどかかり、テスト撮影ができませんでしたが・・・

やはりそのままでは幅が足らないのでInfinitehobbyで購入したアルミポストを利用しました。

ネジはM3でバッチリ。

グリップは高いだけあって作りもよかったです。

ロゼットもステンレスでバッチリ噛み合います。

RONIN-Sへの固定はアダプターを作ろうと思ったけどそのまま付きましたw

持ってみた感じは『すごくいい』です。

グリップの形状が業務用カメラのコントロールグリップ?と同形状なので軽い握力で保持できます。

親指は上、人差し指も上がいいかも?

そして肝心な重心位置は拳一つ分下がることになります。

トップヘビーなのでこの効果は高いです。 体感重量はかなり軽く・・・なるかな?w

もちろん邪魔なら外せるし、トリプルグリップなので操作が必要な時も問題ありません。 持ちかえる必要があるけど。

とりあえずグリップは成功だと思います。

この手のカスタマイズは操作性に大きく影響しますが、裏をかえせば撮影スタイルによって違うということです。

片手でも両手でも撮影できて、インバートモードや地面に直置きにも対応できること、そして全体の幅が大きすぎないこと、振り回せるくらいの重心位置で持てること、です。

あとは移動に必要なストラップを付けられるようにして、カメラバッグのウエストベルトに補助用のアレを付ければ移動が楽になるはずです。

それにしても今年の夏は暑い! 暑すぎる!

↓の動画をスタジオ(自宅の和室w)で撮ったのですが、エアコンをつけずに撮影したら30分ほどで汗だくでした。

また室内でエアコンが効いた撮影スポットを探さないとw




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