2018年6月10日日曜日

TAMRON A036はAPS-Cレンズの代用に使えるのか?

APS-CレンズはSEL1018、E24F18Z、E50F18の3本をよく使います。

重さを揃えるために選んだレンズですがベストな選択だったと思います。

ボディがα7RIIIになって4kがsuper35mmとフルフレームのどちらでも撮影できるようになりました。

EFレンズを使うとMFになるので使えなくはないけど、特にジンバルでは実用的ではありません。

SEL1018を12mm×スマートズーム1.1で換算13.2mmで使ってみたりしましたが、ワイドの魅力はすごく高いけどフレアやゴーストが酷くてちょっと残念な結果になりました。

そこでワイドはこれ一本!と決めてSEL1224Gを購入しました。

手持ちのレンズから一線を画する圧倒的な解像度で12mmという異次元の画角はすごいの一言です。

しかしジンバルではSEL1224Gだけバランスが崩れてしまいます。

フルフレーム用のレンズでフードやフィルターで調整できそうな550gくらいで35〜50mmくらいを含む単焦点やズームを探すことになりました。

そこで見つけたのがサムヤンの50mmF1.4です。

焦点距離、明るさとも理想的ですが電子マウントでモーター内蔵となると品質面で不安がよぎります。

すると出てきたのがTAMRON A036です。

焦点距離、重さは理想的。 AF駆動音が小さいことを確認できた時点で予約したというわけです。

APS-Cの3本とSEL1224G&A036だとワイド側は確実にステップアップになり、標準域はズームになって利便性が上がるけどF値は1段以上暗くなります。

ボケ量は計算上ではほとんど同じなのでフルフレームであるメリットは少ないですが、日中ではF値が有利になります。

やっと本題です。

届いたA036をAPS-Cのレンズと比較してみました。

結果はA036の解像度や収差の少なさが明らかに上であること、E24F18Zはやっぱり価格に見合ってない描画だったことがわかりました。

ボケはA036の輪郭に少しクセがあるけど、フリンジが極小でとてもクリアな描画です。

ジンバルでは長さのせいで今の所イマイチですが、これはもうRONIN-S待ちで考えてます。

これで2本のレンズを揃えることができ、EFレンズもフルフレームで使えてAPS-Cでも4kが撮れるのでズームの代用になります。

かなりコストがかかりましたが・・・

あとは明るい単焦点と余裕があればアポランターを狙いたいと思います。 アポランターはちょっと無理かな。

価格と重さなら90mmF2.8のマクロもいいけど、さすがにジンバルで使うことはないと思います。

明るい単焦点はサムヤンなら理想なんですが、しばらく待ってシグマとかEマウント専用で出てきたら考えようと思います。

とりあえずTAMRONはとても実用的で購入してよかったと思います。

Firmwareの更新とかまだまだこれからだし、購入価格の8万台中盤は決して安価なものではありません。

撮影時の総重量も増えているし、もっと考えないといけないところもありますがステップアップとしてのTAMRONは正解でした。


0 件のコメント:

コメントを投稿