2018年6月23日土曜日

α7RIII ピクセルシフトマルチ撮影を試す

α7RIIIの余分な機能w ピクセルシフトマルチ撮影を試してみました。

42Mの画素数だし大判印刷でもしない限り必要ないんじゃないかな・・・そんな気分でのテストです。

α7RIIIの場合は手持ち不可でカメラ内部での結合が不可能なのでかなり扱いにくいです。

三脚が必須→普段持ち歩かないから試すこともなかったです。

撮影はブレ防止のためか電子シャッターになります。

瞬時に撮影されるので固定できれば三脚は必要ないかもしれませんが、リモートレリーズなりリモコンは必須だと思います。

そして撮影したのがこれ。


これはそのまま結合しただけの書き出しです。

iMac5kのモニター上では気持ちクリアになったかな?という程度で差が判りません。

等倍にしてみると・・・


↑これは結合する前の1枚を等倍で書き出したものです。

マルチだと

かなり差が見えてきました。

シングルの方は色情報の欠落?から解像度が犠牲になっているのが判ります。

そして3倍だと・・・



上が通常撮影、下がマルチです。

エッヂのシャープさ、解像度、擬色っぽいところ、ノイズ、全てにおいてマルチが勝っています。

α6300とα7RIIIを比べた時と同じような、画素数が違うのを比べたようです。

正直ここまで違うとは思ってなかったですw

でも・・・相当拡大して比べて判る差だし、被写体が動かないものでないと撮影できないので使用範囲は限られてきます。

超大判の印刷とかトリミング前提で撮りたいときなどは使えることがあると思います。

それより今回のレンズはTAMRONのA036でF4に絞っての撮影でしたが、この場合レンズの性能をα7RIIIでは出し切れていないという印象を持ちました。

ボケや周辺減光、歪曲などL版でも判るものではなく、解像度だけで言えば単純な42Mではまだまだカメラ側の進化が必要だと思います。

それにしても凄まじい解像度です。

どちらかと言えば20Mくらいのカメラに搭載して高解像度モデルを食った方が効果的のような気がしますが、機会があればまた試そうと思います。

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