2024年6月27日木曜日

Nikkor Z35mmF1.4 発表

 当初はS-LineでF1.2だったようですが先に非Sとして出てきました。

価格を見るとF1.8Sより同等か安いくらい。

レンズの格差はF値が絶対的で安価なものほど暗いというのが通例でした。

でもSONYの50mmのようにコンパクトにする目的で逆転現象があります。

今回は大きさや重量はF1.8Sと大差ないので明確に描画の違いと受け取れます。

最近のレンズは開放からとてもシャープで1段絞る程度でピークに達する現代的なレンズが多くなりました。

それが昔のレンズのような開放ではやや甘くて絞ると解像度が上がっていく自然なレンズだと思います。

その手のレンズはオールドレンズでなくても一眼レフのレンズであれば存在するし安く使えますが、AFなどを考えると最新のレンズでその効果が得られるのはとてもいい事だと思います。

いずれF1.2Sも出てくると思うので棲み分けができるしピーク解像度での明るさを考えるとF1.8Sも無駄になることはありません。

懸念事項はF1.2Sは買えないけど明るくて最高クラスの描画が欲しいという人たちです。

F1.2Sは安くても20万以下にはならないと思うし、下手すると40万近くになる可能性もあります。

35mmF1.4は準標準域で50mmのような使い方もできるし近接では50mmでは得られないパースが付きます。

F1.2はまだ出てないので何とも言えませんが20万くらいでSONY GMのようなレンズもアリだった気もします。

10万くらいで最近のレンズとしては安価に感じますがF1.8Sと迷うことになると思うので難しいレンズだと思います。

でもこのF値ではなく描画違いでランクを決めてくるの好感が持てます。

50mmや85mmもこのシリーズで出せばひとつのブームが来るかもしれない。

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