2021年10月22日金曜日

α7IVの仕様から今後を推測してみる

 一番のライバルはα7IIIでSONYも次期モデルの仕様のバランスは難しかったと思います。

半導体の高騰もあるので価格が上がったことに関しては仕方ないところもあります。

スタンダードを売りにしたα7IIIからとてもスタンダードとは言えない価格になってしまったので不満を感じる人は多いみたい。

でもスペックはとても立派なものでα7IIIと比べたら価格上昇分を差し引いても十分満足できると思います。

ただこれはスチルも動画も撮る場合の話でスチルだけ、動画だけなら話は変わってくるかもしれません。

スチルの場合で気になるところは14bitで非圧縮RAWだと連射速度が6コマ/秒(5コマだったかも)に低下することです。

α7RIIIでもそんな事はなかったのでバッファの容量ではなく書き出しの速度が遅いのかもしれません。

私の場合はそれほど連射したりしませんが6コマ/秒だと今のレベルではかなり遅いと言えます。

というかα7IIIより劣っています。

AFは動画でも動物瞳AFが使えたりするので正常進化でしょう。

ペットとか撮る人ならSONYの中では最強のカメラになりそう。

ただ7kオーバーサンプリングの読み出し速度はやはりかなり遅いようです。

ローリング歪が大きいと近距離でのペットだとはっきり映像に出てくるので、この辺がスタンダードというか他機種に比べて劣っているところかもしれません。

ピクセルピニングのα7RIVや2400万画素のα7IIIと比べて明確に歪むのか?というところを今後のレビューで確認した方がいいかもしれません。

4k60pがクロップされるのも解像度を犠牲にしたピニングではダメだったということでしょう。

メニューダイヤルや露出補正ダイヤルの変更は今後のスタンダードになると思います。 絶対こっちの方が便利です。

電源OFFでシャッターが閉じるのは屋外でのレンズ交換で有利なんですが、目視でも見えるゴミに気づかないまま撮影してしまう事もあります。

どっちかと言えば閉じた方がいいし、たぶん選択できると思うのでこれも今後はメカシャッターレスのボディが出ても保護シャッターが付く可能性は高いです。

しかしゴミが付きにくい超音波式のアンチダストであってほしかったところです。

不要だと判断したのかケチったのかは不明ですがα7RVの仕様ではっきりすると思います。

ブリージングの補正は画質次第ですが今後全て搭載してくるかもしれません。

SONYのレンズはコンパクトなのに解像度は最高クラスなものが多いですが、ブリージングは完全に捨てていると思えるくらい酷いです。

AFが速くても100%確実なわけではないので、少し迷っただけでウォブリングが激しくて見るに堪えない映像になります。

これを回避するためにあまり動かない被写体であればリニアトラッキングとかMFにしてタッチとかで凌いでいます。

解像度がどのくらい落ちるのかわかりませんが超解像ズームと同等であれば気にならないと思います。

でもこれでレンズの光学系での補正をあまり考えないという可能性もあります。

Firmwareでα7SIIIでも使えるようになればいいのですが、この点はα7IVが他の全ての機種より優れているというかメリットがあるところです。

実機を見たことすらない状況で総評とは言えませんが、α7SIIIと比べて見ると価格なりの落とし所があるとも言えます。

すごく進化しているようで連射などで劣化しているところもあるのでユーザーが考える理想のスペックはやはり高額になるのは避けられないようです。

このα7IVから考えるとα7RVはセンサーが変更になれば1億画素も見えてくるかもしれません。

EVFはケチらないと思うのでα7SIIIと同等でしょう。

バリアングルなのかチルトなのかはα1からすればチルトの可能性が高いのですが、3軸チルトのような新型を搭載してくる可能性が高いと思います。というか要望です。

チルト vs バリアングルの声は届いていると信じたい。

α9IIIはメカシャッターレスになると思います。

積層型センサーはしばらくスタンダート機には搭載されないと思うので、α9系は超高速連写一直線だと思います。

2400万画素に抑えて30コマ/秒を超えてくるかもしれません。

α7系とα9系のAFは全く別物と言われた時期がありましたが、これが今だとどのくらい違うのか見ものです。

α1はさすがにしばらく更新しないと思うのですが、すでにα7IVの方が優れているところが出てきてます。

この辺がSONYのいやらしいと言うかすごいところで、比較的低価格帯でも最新の技術を投入してくる事です。

これがモデルナンバーが各機種でズレていて機能が一致しない原因です。

どっちにしろ無印α7系は特に欲しいと思うことがなかったです。

今でも同じで、結局特化するなら他機種を選ぶのが正解です。

その分かなりの出費をしないといけないし新しい機能が使えるかどうかで評価は変わってきますが、α7SIIに対してのα7IIIのような違いではない事は明らかです。

スチルに関しては今でもα7RIIIのバランスがとても良くてボディも小型で満足しています。

動画では8bitまでなのとピニングでのモアレが酷いのでスチル専用になってますが同時に使うことはないので問題ありません。

今回のα7IVも初めての購入であればすごくオススメできると言えますが、α7IIIを使っていて不満なところがあるなら次期RやSを選ぶのもアリだと思います。

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